LCC
2026年06月03日 18:40
台風がやってきて、東京は先ほどから結構な風雨になっております。事務所が五反田でして、ここは目黒川が氾濫するとえらいことになるので、台風が通り過ぎるまで自宅待機のため、ちょっとブログ記事をいくつか書きたいと思います。先日、全日本ロードレース選手権の事前テストで東京とオートポリスを往復する機会がありました。
オートポリスは大分県にあるサーキットですが、実際には熊本空港を利用する関係者が多い場所です。私も現地入りのため航空券を探していたのですが、直前までスケジュールが確定せず、予約できたのはかなりギリギリでした。
そこで各社の航空券を検索してみると、JALやソラシドエアは片道1万2千円から3万円程度。それに対してジェットスターは成田発着ではあるものの、片道約7,000円でした。
ちなみに私の家から成田空港への始発は(徒歩30分の)大崎駅4:45発/空港第2ビル6:12着で1,623円。羽田空港への始発は(徒歩15分の)戸越駅5:14発/羽田空港5:51着で541円です。
「ちょっと時間かけて成田へ行けば安くなるならお得だ」と思い、5月20日に熊本へ入り、22日の最終便で成田へ戻る予定で予約を組み、当初の往復航空券代は約1万5千円でした。
ところが天気予報が大きく崩れます。20日の午後から雨が降り始め、21日も回復が見込めないという予報。急遽予定を変更し、20日の15時になって、同日の最終便で東京へ戻る日帰り出張へと変更しました。
当初予約していた復路便は使わなくなり、約7,000円が無駄になりましたが、その日の帰りの便を新たに手配した費用や変更手数料などを含めても、最終的な往復航空券代は30,770円でした。
もちろん安い金額ではありません。しかし、直前予約で大手航空会社だけを利用していた場合の片道料金より安いのですから、本当にありがたい存在です。
日本で格安航空会社が身近になったのは、1998年にスカイマークが就航した頃からではないでしょうか。あれから多くの航空会社が参入し、また姿を消していきました。
特に印象に残っているのがスカイマークです。
2011年にはエアバスの超大型旅客機A380を6機発注。さらに2013年にはA330-300を10機導入すると発表し、2014年には運航を開始しました。
A330-300は巨大な機体に全席グリーンシートという豪華仕様。当時は客室乗務員の制服に超ミニ丈のワンピースを採用し、「航空会社らしくない」と賛否両論を巻き起こしたのを覚えています。
ただ、その後はA380導入計画が頓挫し、エアバスとの契約解除や違約金問題なども重なって業績が急激に悪化。翌2015年には経営破綻してしまいましたけどね。
それでもスカイマークは再建を果たし、現在も空を飛び続けています。そしてピーチ・アビエーションやジェットスター・ジャパンなど、多くのLCCが今も利用者の移動を支えてくれています。
レース遠征、イベントの下見、打ち合わせなど、移動が多い仕事をしていると、飛行機代の差は積み重なると非常に大きな金額になります。私自身もこの恩恵を何度も受けてきました。
実は近々ソウルでの打ち合わせも予定していますが、こちらも利用するのはLCCです。料金は往復で4万円弱。少し前なら国内線並みの価格で海外へ行けるなど想像もできませんでした。
もちろん、サービス面では大手航空会社に魅力がありますし、荷物や座席指定の追加料金には注意も必要です。それでも、移動手段として割り切って考えれば、LCCがもたらしてくれた恩恵は非常に大きいと感じています。
遠征先の選択肢を広げ、出張のハードルを下げ、思い立った時に行動できる自由を与えてくれる。私にとってLCCは、もはやなくてはならない存在です。
利用者としては、これからも各社が元気に飛び続けてくれることを願うばかりです。そして私自身も、上手に使い分けながら積極的に活用していきたいと思います。
みなさんはLCCって利用されていますか?良い活用法があればお教えください。
2025年08月16日 06:48
前回の台湾出張にはピーチというLCC航空会社を使用しました。決して価格で決めたわけではなく、羽田発着で朝一番に台北着の便を選んだらピーチでした。国際線なので窓口でのチェックイン手続きが必要。ピーチのチェックイン時間は120分前から50分前までとなっていたので、6時前出発の便でしたから始発電車でも間に合わず乗り合いタクシーのニアミーを利用。
じつは前々夜に予約したのですが、スカイスキャナーという航空券比較サイトで検索し、一番安い価格だったのが「サプライス!」というHIS系の格安航空券販売サイトでして、ピーチ公式より往復で1500円ほど安かったのでそれに決めました。
そこが落とし穴で、公式サイトから予約しないと追加料金を払っての事前座席指定がオンラインで出来ないことになってました。旅行代理店経由の予約は座席指定も旅行代理店経由じゃないとダメということなのですが買うまで気づかなかったなー。
チェックイン窓口で運命の座席は!? というと、LCC利用時に普段は絶対選ばない足元の広くない窓側座席でした。しかもすでに足元の広い座席も通路側座席も埋まっているとのこと。
片側3列席の窓側ってトイレ行く時は出るのが大変だし、そもそも飛行機も新幹線も窓側席って頭上は狭いし横に壁があるしで嫌なんですけど仕方ないと搭乗すると、使用機材はエアバスA320neoで座席は全席「電源ナシ」「モニターナシ」「リクライニングナシ」。
でもこのリクライニングですが、ピーチの説明によると「背もたれがあらかじめ15度に倒れた状態に固定されているプレリクライニングシート」とのことで、自分も倒せないけど前の人も倒して来ないので、じつは結果的に快適であることに気づきました。
昨年4月にドバイ経由バルセロナへ行った際は、出張決定が前日夕方だったしF1鈴鹿ラウンド決勝日の深夜羽田発だったこともあり座席が超満席。まさかの羽田ードバイ/ドバイーバルセロナがどちらも真ん中の刑なのに全席の人がフルで座席を倒して来て、トイレも行けない17時間を過ごしたのですが、それよりは全然マシ。
調べてみると、これ「近年の航空関連におけるマーケティング業界の勝利作品」であると分かりました。今やこれが新常識だそうです。
このシートは座席が固定されているので「安全」で、機内エンタメ/電源/リクライニング機構が無いので「壊れない」「軽量」、前後の間隔が変わらずしかも少し倒れているので「快適」、さらにCAさんは「離発着時の背もたれ位置確認不要」なのだそうです。スゴイ!
マーケティングプランナーの私としてはこういうことを考えないといけないのですが、飲料の試飲会とか新車展示をやる程度のことしか企画しておらず情けない・・・。
LCCや新幹線の普通座席はプレリクライニングシートでいいじゃん!と思ったことを忘れた頃に思い出しました。ちなみにこの体験は昨年6月のことです。遅くなってすみません。
2025年08月03日 06:19
今回の出張では最後のソウル・インチョン(仁川)−東京・成田間でジンエアーという航空会社が手配されていました。自分で手配する時はチェジュ航空一択で、日本企業に手配してもらう時はJAL or ANAになり、他の大韓航空/アシアナ航空/AirJapan(ANA系)/Peach(ANA系)/ZIPAIR(JAL系)/ジンエアー(大韓航空系)/エアプサン(アシアナ系)/エアソウル(アシアナ系)/ティーウェイ航空/イースター航空/エアプレミアといった航空会社に乗る機会はあまりありませんでした。
今回は「安い便でいいので午前中成田着で可能なら大型機」というリクエストでしたが、この文中にある「可能なら大型機」を叶えてくれたのだと思います。なんとジンエアーはLCCなのにボーイング777でした。それもほぼ満席です。
一時期はボーイング777って国際線の花形でしたから結構乗りましたし、先日もエミレーツで乗りましたが、さすがにJALなら半分以上が上級座席のあの巨大機体が全部エコノミー(全393席)というのはビックリで、それがほぼ満席ということに、韓国人における日本人気を強く感じました。
出発が8時頃でしたのでLCCじゃなければ朝食が提供されるのでしょうが、こんな巨大機で全席エコノミーなのに朝食なんて提供したらトイレ待ちの列で大変なところでしょうが、さすがLCCだけあって有料の食事やドリンクを注文する方も非常に少なくトイレ待ちは見受けられませんでした。
記憶ではAirJapanとZIPAIRもボーイング787を運用していたような気がしましたが、荷物を預けると有料なんですよね。その点ジンエアーは10kgまでは無料なので、それで選ばれたのかな?と思いました。
ちなみにジンエアーの機材は有料のインターネットサービスがあったり、座席にUSB電源やコンセントがあるとホームページには書いてありましたが、今回利用した777には電源もインターネットサービスもありませんでした。
なおGoogleフライトで今週8月9日午前発で調べてみると、一番安いイースター航空は6千円未満。ジンエアーは9千円程度でした。JALだと区間がキンポ(金浦)ー羽田になりますが26,751円でした。
ケチな私は「個人旅行だったらイースター航空にするな」と密かに思った事は、このブログ以外には開示しないようにしたいと思います。










