HIPPO大野の雑記帳

私 Hippo(ヒッポ)こと 株式会社ヒポポタマス 代表取締役 大野剛史 のプライベート日記です。 Hippoプロフィール) イベント会社から大手広告代理店を経て、オフィスピル/商業施設内有遊スペースのマネタイズ事業をプロデュースしています。広告系コンサルやイベント制作も得意分野です。 全日本ロードレース選手権に参戦するモトバムレーシングを長年サポートしていて、現在もほぼ全てのサーキットに顔を出してます。

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kaihou毎月のように大量の会報誌が送られてきます。クレジットカード会員になってるから当たり前なのでしょうが、もはや雑誌なんて立ち読みすらしないようになった私にとってはビミョーな感じ。

生年月日を登録しているので年齢は属性分けされていると思われ、さらにJR東日本の50歳以上で入れる大人の休日倶楽部やイオンの55歳以上で入れるG.G.なんてのにも入っているので、ただでさえ高齢者向けダイレクトメールが来るところに高齢者向けカード情報誌も届きます。

これって読む方がいて売上増大に寄与してるから製作されているんだと思うのですが、そのまま捨てようにもビニール袋に包まれていたり封筒に入っていたりして、一度開封する必要があったりするんですよ。

当然ですが開封すればパラパラぐらいはページを開いたり同梱チラシを見たりもするわけですが、これが結構的外れな高齢者向け健康食品やマッサージ器の広告ばかりだったりするので、見るたびにげんなりさせられます。

あとは旅行系の企画広告も多いのですが、クルーズ船での旅とか日本一周だとか星野リゾートの旅みたいなのが多く、旅行費用も30万円から100万円超だったりして、「俺の属性はどんな設定?」と思っちゃうこともしばしば。

飛行機や新幹線の機内誌も同様で、暇すぎて手に取ってみるんだけど、単語力が無い私が感想を正直に書くと「こんなクソみたいな記事ばっかり良く書けるな」といった物も多い。そんなのにお金をかけるのってもったいないと思うんですよねー。

そんなわけで提案があるのですが、カード会社の顧客リストを持っていてDM発送をしている企業は、お客様の希望を聞いて、既存の雑誌社と組んだミニ雑誌を送る形にしてはいかがでしょうか。

「CAR and DRIVER VISA」「月刊オートバイ JCB」「VOCE meets AEON」みたいな雑誌なら読むと思うんですよねえ。しかも雑誌社の救世主になる可能性だってあるじゃないですか。

すでにサブスクで読める雑誌も多いですが、自動車&バイク情報やコスメ系って紙で見るとより魅力的だし、通販で売れる可能性も高いじゃ無いですか。VISAでの新車購入で最大20万円お値引きとか、基礎化粧品5点セットをJCBカードで年間定期購入お申し込みで3カ月無料とかね。

販促プランナーが無料でブログにネタを書いてたら話しにならないとは思うのですが、そんなことを思いながら毎週届いたDMを重ねて紐をかけて資源ゴミとして出している私です。

スクリーンショット 2025-06-20 065305その昔、大手航空会社が3社あった頃はジャル(日本航空)・ゼンニックウ(全日本空輸)・トウアコクナイ(東亜国内航空)と呼ばれていたのですが、いろいろあってそれぞれはジャル(JAL)・アナ(ANA)・ジャス(JAS)と呼ばれるようになりました。

全日空に今のトリトンブルーと呼ばれる塗装が出てきたのが1982年の創業30周年時で、少しづつ塗り替えられてはいましたが、私の高校時代はまだまだ写真のモヒカン塗装と呼ばれるデザインが大半でした。

1986年から国内線のみだった全日空が国際線にも進出。87年からカナダに住んでいた私は、アメリカの高速5号線から見えるシアトルのボーイング工場に新しいトリトンブルーに塗装された機体を見た時はワクワクしましたし、91年に試験飛行で飛んできた機材をバンクーバー国際空港で見た際は「いよいよANAも就航か」とゾクゾクする期待感がありました。

この塗装になって変わった大きな転換点は「アナ」と呼ばれるようになったこと。この決定的な変化によって、2つの航空会社が飛んでいる路線を語る際に「ジャル or アナ」と並んで語られるようになったのです。それまでは「ジャル or ゼンニックウ」でして、圧倒的にジャルのほうに格上のイメージがありました。

今やゼンニックウなんて呼ぶ人はいないでしょう。ほぼアナと呼んでいると思います。でも全日空関係者はかたくなに「エーエヌエー」と言い、こちらが「アナ」というと訂正されます。日本の名称を国際基準に合わせたいのでしょう。

こういった事例って他にもあって、日産はアメリカ等の海外事業で「DATSUN」というブランドを使っていて定着していたのに「NISSAN」を世界中統一ブランド化して現在の凋落が始まりました。

韓国の現代自動車も日本では「ヒュンダイ」で定着していたのに「ヒョンデ」と変更。これが国際的発音に近いと言うのですが、私は北米に住んでいた時から「ハンディ」という英語読みに慣れているので「ヒョンデが国際的読み方?」と疑問に感じますし、多くの日本人はいまもヒュンダイと言っていると思います。

そんなわけで、すでに定着している呼び方を変えるのって大変だし定着しないという危険もあるので、個人的には「ANA=アナ」で良くね?と思ってます。

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