GM
2026年02月19日 08:07
NECのパソコン、ソニーのスマホ、東芝のテレビ、ユニクロの服。日常的に使っている日本ブランドに見える物の多くが中国製という時代となりました。日本の根幹を支えるといっても過言ではない自動車・オートバイ産業も中国依存度が高く、トヨタは人気車種アルファードのエンジンまで中国製。ホンダは最新オデッセイが中国からの輸入。日本製機材や日本のノウハウをガンガン導入している中国が品質と低価のバランスで他国を圧倒しています。
各国は「グローバル化」&「コスト削減」を合言葉にサプライチェーンを中国へと集中させ、中国はその富を軍事力増強に充てることで国力アップを果たして来ました。この環境下で切り出したトランプ政権の脱中国政策。言ってる意味は分からないでもありません。
ただそれで一番ダメージを受けているのがアメリカ企業で、アップルはiPhoneをはじめとする各種製品について部品の調達から組み立てまで他国に移転。ウォルマート等の流通も様々な製品仕入れ先の見直しと価格アップに見舞われています。
アメリカの巨大自動車メーカーGMもその一人。これまでも全部品サプライヤーに「中国以外の調達先を探せ」と伝達し、自社が展開していた中国内での合弁工場の縮小や撤退を実施。先月は、とうとう中国製SUVのビュイック・エンビジョンをアメリカ生産に変えると発表しました。
昨年夏の時点では、GMは「輸入関税を免除して欲しい」とトランプ政権に要望していましたが、これが拒絶されたのでしょう。2024年の生産台数25万台のうち4万台がアメリカ向け。アメリカ生産に切り替えて21万台を輸出するってのは現実的ではないですが仕方ないのでしょう。
中国BYDが日本で初めて発売したプラグインハイブリッド車の「シーライオン6」はなんと全部込みで4百万円を切る約398万円。これでサンルーフ/ナビ/パワーシート/ステアリングヒーター/シートヒーター/10スピーカーオーディオ等フル装備。
トヨタハリアーのプラグインハイブリッドは安いモデルで547万円。同様の装備になると上級グレードで626万円ですからシーライオン6は激安です。しかも今ならBYD車を買うと自宅充電設備が無料で付いて来るという大盤振る舞い。
こんなことが実現できる中国を切るという決断をするアメリカはスゴイと思いますが、同じことを同盟国にも求めて来るでしょうから、今後は日本企業も脱中国を強要されるのかもしれませんね。
それにしてもユニクロ製品も中国製はめっきり減りましたねー。GAPなんて中国製はほぼ無いかも。そんなわけで高品質の中国製品が手に入るうちに買っておこうと思っている私です。









