電動スクーター

2026年02月25日 03:47

ICONe_pcホンダが新たな電動二輪車「ICON e:」を3月23日に発売すると発表しました。原付免許で乗れる電動スクーターとしては、やっとまともな商品が出て来たなという感じです。

現在は2023年8月に発売開始した「EM1 e:」という車種があるのですが、カタログ値では一充電で53km走れるとしているものの、満充電にしてもあっという間にバッテリーが切れてしまうという問題がありました。

それでいてナゾに車体/バッテリー/充電器がバラバラに売られ、価格は車体が156,200円(税込)、バッテリーの「Honda Mobile Power Pack e:」が88,000円(税込)、充電器の「Honda Power Pack Charger e:」が55,000円(税込)と合計30万円弱もするんですよ。

しかも採用している着脱式可搬バッテリー「Honda Mobile Power Pack e:」がシート下にあってメットインスペースが無く、さらに発火の可能性アリで昨年7月にリコールが出たりとなかなかに難しい車種でした。

新たに発売されるICON e:は価格が22万円(税込)で一充電走行距離が81kmと劇的に伸びました。しかも今回のはバッテリーの搭載位置が床フロアになったことで、ちゃんとシート下にメットインスペースがあるのです。

当然ですがバイクの安定性を考えても重量物が高い位置にあるより低い位置にあるほうが良いわけで、バッテリーがシート下から床フロアに変わったことで、劇的に走りも良くなっていると思われます。

じつはこの車種、2024年10月にインドネシアで発表され、ベトナムやパキスタンでも発売されていて、なんで日本だけ変なの売ってるのかな?と思っていたのですが、ホンダは日本でHonda Mobile Power Pack e:と互換性のあるGachaco(ガチャコ)という交換性バッテリーを普及させようとしていたので、無理やりそれが搭載できる車種を売っていたのだと思います。

このGachacoという交換性バッテリーですが、東京ですらほとんど普及していないので実用化には程遠い状態。もう普及をあきらめたのかもしれません。

個人的にはこの方式でメットインスペースのある原付二種スクーターが出て来れば買いたいのですが、まだホンダの原付二種電動バイクはHonda Mobile Power Pack e:を採用しているんですよねー。もうこの変なバッテリーパックをあきらめればいいのに・・・。

とはいえ、まずはホンダからもまともな電動スクーターが出てきたことに安堵。ただ東南アジアより遅れて発売される日本の位置づけにガッカリ。もはやホンダ二輪部門にとって日本は本社があるってだけで付録のような存在なのかもですね。

2025年11月27日 07:10

20251126_102851スクーター天国の台湾ですが、じつは驚くほど電動スクーターが普及してます。写真は警察車両ですがこれも電動。

このバイク「Gororo」といいてして、町中に「Go Station」という24時間利用可能なバッテリー供給所があって、月額定額制のサブスク方式で利用できる仕組みです。だからいちいち家や職場での充電は不要。ホンダなどが頑張ってる「Gachaco(ガチャコ)」の元ネタですな。

Gocoroスクーターのバッテリーはシート下に2個入っているので、どちらか1個が電池切れになったら充電済みのに交換すればいいだけなので、虎の子の1個だけが搭載されてるタイプとは安心感が違うので、急速にシェアを伸ばしている感じです。

それにしても、警察車両を電動にするって正しい方向性ですよねー。日本もバイクメーカーが積極的に交番の自転車を全部無料で電動スクーターにするプロジェクトを展開して、代わりに町中の交番にバッテリーステーションを置かせてもらえばいいのと思いました。

電動スクーターが普及してる国ってEV普及率も高いんですよ。まさに中国がいい例。あそこはEV普及を始める前に電動スクーターは免許不要で乗れる形にして爆発的な普及を実現しました。ちょうど上海万博前後だったので15年ほど前ですねえ。

GororoはiPhoneやアップルウォッチを鍵にすることもできるんですよ。もちろん自分の停めたバイクを探すのもiPhoneで可能。いろいろ進んじゃってますねー。日本も学ぶべきところを学ばないとダメだなーと感じております。

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