金沢

2026年09月27日 08:55

ChatGPT 画像 2026年9月27日 08_19_49昨日と今日は「富山まつり」。関西に住んでいた頃は、当たり前のように仕事で北陸へ行く機会があり、常に特急雷鳥(現サンダーバード)に乗って往復していました。

今回はレースで岡山にいたので、岡山駅から移動することになり、京都でサンダーバードに乗り換えることにしたのですが、なんと現在のサンダーバードはすべて敦賀止まりなのですよ。

もちろん敦賀へ行く人もいるでしょうが、関西と北陸を結ぶ特急だったことを考えると、せめて金沢まで行ってくれればいいんですがねえ。

これは2024年3月の北陸新幹線・金沢―敦賀間開業に伴うもので、それまで大阪―金沢間を走っていたサンダーバードは敦賀止まりとなりました。

それでも、敦賀で乗り換えれば新幹線でそのまま富山まで行けると思ったら、今回サンダーバードから接続する「つるぎ12号」は金沢止まり。金沢でもう一度乗り換えが必要でした。

ちなみに北陸新幹線そのものが敦賀―金沢で区切られているわけではなく、敦賀から富山まで直通する「つるぎ」も多数運転されています。ただ、敦賀―金沢間だけを走る「つるぎ」も設定されているため、今回は運悪くそれに当たったというわけです。よって今回は、京都―敦賀、敦賀―金沢、金沢―富山と3区間に分けて移動することとなりました。

そこで、北陸新幹線が金沢まで開業する2015年3月以前のダイヤを調べてみると、昔は大阪から富山まで特急サンダーバードが走っていて、京都駅からサンダーバードに乗ってしまえば、あとは富山まで乗り換えなし。所要時間はおおむね2時間35分から45分で走っていました。

今回、実際に乗った列車は以下の形で、京都から富山まで2時間26分でした。
・京都9:42発(サンダーバード)→敦賀10:35着
・敦賀10:43発(新幹線つるぎ12号)→金沢11:41着
・金沢11:49発(新幹線かがやき530号)→富山12:08着

昔のサンダーバード直通時代より10分以上速くなっています。でも、これって便利になったと言えるのでしょうか?

昔なら京都でサンダーバードに乗り、荷物を置いてしまえば、そのまま富山まで約2時間40分。ところが今回は、10分少々早く到着する代わりに2回も乗り換えなければなりません。

しかも敦賀駅での乗り換え時間は8分。なのに在来線ホームから上のフロアに上がって新幹線に乗り換える必要があり、この日は利用者が多かったため、敦賀駅の階段やエスカレーターは結構な混雑。乗り換えはかなりギリギリでした。

日本の鉄道に慣れている私でもそう感じたくらいですから、大きなスーツケースを持った外国人観光客や高齢者、小さな子供を連れた家族なら、さらに大変だろうと思います。

新幹線が開業したことで、京都―富山間の所要時間そのものは確かに短くなりました。
昔は約2時間40分で乗り換えなし。
今回は2時間26分で乗り換え2回。

「速くなったこと」と「便利になったこと」は、必ずしも同じではないということでしょう。

そして北陸新幹線は、最終的には京都を経由して新大阪まで延伸する計画ですが、敦賀―新大阪間については、京都市内のルートや駅位置、建設費、財源など、まだまだ多くの課題が残されています。2026年現在も検討が続いており、着工・完成までには相当な時間がかかりそうです。

さらに新幹線が延伸した場合、並行する在来線をどうするのかという問題もあります。実際、金沢ー敦賀間の北陸本線は新幹線開業と同時にJR西日本から経営分離され、現在はIRいしかわ鉄道とハピラインふくいが運行しています。

京都方面への延伸でも湖西線など既存の在来線がどう扱われるのかを心配する声がありますが、現時点で「湖西線が廃止される」と決まっているわけではありません。

いずれにしても、ルートが固まり、実際に大阪まで新幹線がつながるのはまだまだ先の話。それまでは当分の間、関西から北陸へ向かうたびに、「昔はサンダーバード1本で行けたのになあ」と思いながら、敦賀で新幹線に乗り換えることになりそうです。

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