自動車
2026年01月04日
日本の家電は遅れている。車は?
電子レンジや冷蔵庫がWiFiに接続されインターネットで調理メニューが出て来るなんてのが始まってから15年ほど経つでしょうか。2010年にはスマート家電なる言葉も使われるようになりました。写真はサムスンの冷蔵庫ドア。いまどきインターホンカメラと接続されたり、庫内カメラで中が見えるといった程度は当たり前。中に何かを入れただけでAIが中身を判別してくれたりもします。
ところが日本はそんなの全然一般的じゃないんですよ。2005年に堀江貴文氏がニッポン放送株を買い占めてフジテレビをネットと融合させようとした時は「社員は株主の物じゃない!」とかワケの分からない話しまで出て完全に潰され、民放への各種投資規制まで出来ました。
今や当たり前になったYouTubeやNetflixが見られるスマートテレビですが、2013年にパナソニックがスマートテレビのCMを流そうとしたら「電源を入れたら地上波放送が出ないとダメ!」と民放全局が拒否。そんなわけで徹底的にIT排除されました。
地上波デジタル放送完全移行の2011年に大型液晶テレビを売りまくって調子に乗っていた各メーカーでしたが、利益の先食いで販売不振に陥り、ネット対応のスマートテレビも地上波放送局のCM放映拒否で出遅れ、気が付けば海外勢に市場を完全に奪われました。
ロボット掃除機も狭い日本では普及せず、ある程度普及したといっても売れているのは海外勢のルンバのみ。ソニーのウォークマンはアップルのiPodに叩きのめされた後にスマホに置き換えられて万事休す。悲しい現実です。
それなのに冷蔵庫も掃除機もテレビも日本メーカーの製品は何のスマート化対応も無いのに価格だけ上昇しています。そりゃあ買い替えませんよね。スマホやパソコンだって誰が日本メーカーの使っとるねんぐらいボロ負けしてますしね。
日本の家電は遅れているという認識を持って、最低限のスマート化対応は各メーカーがやるべきだと思うのですが、電子レンジですらインターネットに接続する機種なんて無い状況。残念過ぎる・・・。
この日本家電メーカーにおきたことって自動車メーカーにもおきるかもですよね。そうなったら日本は簡単には立ち直れないわけで、昨年中国が日本に変わって自動車生産台数世界一になった今こそ官民一体になっての対応が求められるのではないかと思ってます。
誰か家電メーカーでも政治家でも良いので、私の朝起きたらウインドウズPCを起動してアンドロイドスマホを見つつYouTubeを見る生活を是正してくれませんかね。仕事中ひたすらマイクロソフトやアトビのソフトしか使わないのですが、この生活を日本メーカー中心にしてくれませんかね。
ギリギリ車とバイクだけホンダになってますが、このままだと気が付けば車やバイクも海外製品になってしまうのではないかと思っている私です。
gq1023 at 04:12|Permalink
2025年05月03日
日本政府の皆さまへ) クルマ等のパーツ選びで思う事
写真はアマゾンで検索して出てきたHONDA CBR1000RR用バッテリーの一つです。純正指定品番は「YTZ7S」なんですが、こちらは「YTX7L-BS」で製造国は台湾。タイ製の「YTX7L-BS」は14800円で出てます。もはや品番が違う時点で使っちゃいけないのですが、価格差が大きすぎるし互換部品なので使うわけですよ。しかも中国製の「YTZ7S」で探せば3千円以下でも出て来るんです。
自動車で言えば輸入車バッテリーはほとんどが韓国製。AC DELCOやVARTAやBOSCHでもアメリカ製やドイツ製なんてほとんど無いような気がします。
そこまでの価格差がある状況で、トランプ氏は貿易赤字を理由に関税をかけようとしていますし、製造業の国産回帰をめざしておられるようです。
ただ、今やアメリカのディズニーランドやディズニーワールドで売られるミッキーマウスのぬいぐるみですら中国産だし、アップルのiPhoneだってアメリカ製にして価格競争力を維持するなんてできるわけ無いのですが、世の中のことが分かっておられるのでしょうか。
GM車のパーツについてもアメリカやカナダの国際配送をしてくれるサイトに注文していますが、結構な勢いで互換パーツが出ていて、しかも純正パーツでもアメリカ製じゃない場合が多いわけですよ。
サンフランシスコからベイブリッジを渡ったところにある宝酒造の工場や、サクラメント近郊にあるキッコーマンの工場へも見学に行きましたし、MotoGPのアメリカ開催はトヨタの工場が近いテキサス州オースティンなので自信満々な感じで「BORN IN TEXAS, MUILT BY TEXANS」のステッカーが貼られたタンドラ等が多数走ってますし、サーキット内でも大々的に車両展示がおこなわれています。
日本企業はアメリカ生産にメリットがあると考えればアメリカに工場を建設し続けて来ているわけで、結構なレベルで投資を続けてきたわけで、アメリカ大統領が変わるだけで経営環境が激変するのなら、もうアメリカにあるすべての工場を廃止して、より人件費の安い地域への工場建設に移行するのではないでしょうか。
そもそも日本の閣僚や国会議員はこうした日本企業のアメリカ内工場の存在をご存じでしょうか。もし、それすらも知らないとすれば、各国が保護主義による関税合戦を開始することも避けられないかもしれません。
そうなると、私が3千円以下で購入できているCBR1000RR用バッテリーも、2万円以上するGSユアサの国産品を選ばざるを得なくなり、ユニクロやワークマンで買っている服やABCマートの靴だって万単位になるかもしれません。
この課題は各国で共有さえており、それを防ぐにはアメリカを外した国際的な自由貿易協定(Free Trade Agreement)を早期に構築するしかないというのが国際的な流れとなっていて、いよいよTPP協定文書の保管国のニュージーランドがEUとの協議を開始しました。
日本政府はいち早くアメリカとの関税交渉に乗り出していますが、逆に世界はアメリカから離れていく方向のようです。
確かにアメリカ人はたった3.4億人ですが、東南アジアはインドネシアだけで2.8億人。フィリピン/ベトナム/タイを加えれば5億人。ここにEUの4.5億人が加われば大きな経済圏となり、アメリカを切るという選択肢が出てくるのも分かります。
さらに将来的にはインドと中国で29億人、パキスタンの2.4億人やバングラデシュの1.7億人市場を味方につけることもありえるわけで、ドル経済圏から脱して日本円やユーロでの自由貿易経済圏をつくることも可能でしょうし、基軸通貨が金からドルへ移行したように仮想通貨へ移行するのかもしれません。
個人的にはバイクや自動車部品が今のまま安く世界から手に入ればいいだけなので、どうか日本がアメリカと一緒に世界中から切り捨てられないことを祈っております。
gq1023 at 05:57|Permalink









