HIPPO大野の雑記帳

私 Hippo(ヒッポ)こと 株式会社ヒポポタマス 代表取締役 大野剛史 のプライベート日記です。 Hippoプロフィール) イベント会社から大手広告代理店を経て、オフィスピル/商業施設内有遊スペースのマネタイズ事業をプロデュースしています。広告系コンサルやイベント制作も得意分野です。 全日本ロードレース選手権に参戦するモトバムレーシングを長年サポートしていて、現在もほぼ全てのサーキットに顔を出してます。

タグ:肝硬変

スクリーンショット 2025-09-18 032616「アルコール依存症」とは「お酒の飲み方(量/状況)を自分で制御できない状態」とは分かっていましたが、祭礼準備から終了までの4日間で見た1人の知人の状況は驚くべきものでした。

肝臓は沈黙の臓器と言われる「相当なレベルまで痛んでいても自覚症状が出ない臓器」なのですが、この方はすでに顔は土色になり、1年以上も激しい腰痛を訴えていて、今年に入ってからは激やせして頬はこけ、最近は下腹が出て来たので腹水が貯まって来ているのでしょう。典型的な肝硬変末期の症状です。

酒をやめなきゃいけない状態なのは本人が良く分かっていて、ご家族も周囲の方々も飲むなと言ってるし、何度も直接「飲んじゃダメだ」とも伝えているにもかかわらず飲んでいる感じ。

木曜日は19時の作業開始時点で酒臭い上にろれつが回っていないのに「飲んでない」と言う。当然周囲はドン引き。

金曜日は私が会った17時の時点ではノンアルコールのレモンチューハイ缶を持ってはいましたが明らかに酔っている感じ。普通の医者なら果糖ぶどう糖液の入った物なんて絶対に飲むなと指導しますから、ノンアルでもレモンチューハイなんて厳禁のはずですがねえ。

土曜日は700mlのサントリー角瓶をソーダ割りで1本開けただけでなく生ビールも自分で注いで飲む姿が何度も目撃され、日曜日には周囲の誰もが何の指摘もしないようになってしまいました。

悲しいですねえ。アルコール依存症は脳の病気だと言いますから、我々が指摘した程度ではやめられないのでしょうが、病院に入院を勧められてもそれに応じないらしいので、そうなると医療従事者でもない私程度にできることなんて何もありません。

幸いにして星薬科大学や昭和大学といった医療系や薬科系大学が徒歩圏内にあるので、知人友人に知識のある方々が多いので参考意見はいただきやすい環境なのですが、どの方も同様に「すべての依存症で一番体へのダメージが大きいのがアルコール」と言われます。

とある方は「すべての依存症の中で人の命を一番奪っているのがアルコール」とまでおっしゃってました。理由は「合法のため摂取しやすい」「容易に死に至るほどのいさかいや争いを誘発させる」「脳・内臓に深刻なダメージを与える」からとのこと。

アルコール依存症の治療は精神科の領域なので本人が決断して受診するしかない。近所のお医者さんによると「肝硬変や糖尿病で禁酒を指導した患者さんの大半は通院しなくなる」とも言ってました。

つまり本人が改善したいと思って行動するしかないのですが、その本人が進んで酒を飲んじゃってるので、この先に待っているのは死しかないと思うので悲しくて仕方ないのですが、ご自身の決断次第なので今後を見守りたいと思っております。

スクリーンショット 2025-08-29 050703地域の60代前半の先輩が、ガンマGTPの数値が悪いのにお酒をやめないと言う話しを以前も書きましたが、その後にいろいろご家族の中で話し合って「週末だけアルコールを飲む」で決着したような感じになってました。

ガンマGTPの基準値は50U/l(以下単位略)以下。100以上になると脂肪肝が進み、200以上になると胆石や胆道がんで胆道が詰まっていると言われていますが、この方の場合は数年前に1000を突破しており、現在も300以上となっています。

私が3月から禁酒していたように、健康診断や人間ドックで悪い数値が出れば、ある程度の節制をすると思うのですが、さすがにガンマGTPが300超えともなると、肝臓の働きが衰えていてアルコールが分解されていないようで、様々な症状が外部からも見て取れるようになってます。

最初は満員の飲食店を訪れた際、先に座っていた方々に「お前ら俺を誰だと思ってるんだドケ!」と叫んだことでした。そして一度帰ったかと思うと1人で店に戻り、「俺を笑ったヤツはお前だろ!ふざけんな!」等と激高。もはやキチガイ沙汰です。

以前は温和で楽しいお酒を何時間も楽しめる方だったのですが、その後も飲むとトラブル連発。私は以前にも何名かこの症状を発している方と会ったことがあるので分かりましたが、恐らく肝臓から来る肝性脳症がたまに出ているのでしょう。

それから数年、気が付けば街中の人がそのことを知るまでに達しました。足の打撲が何ヶ月も治らないとか言っているので、恐らく肝性糖尿病による神経障害も出ているのでしょう。

これも過去に接した方々と同じで、一般的に病院での検査って空腹状態でやるじゃないですが、でも肝性糖尿病って空腹時血糖は正常値に近い方が多いんですよ。ただ、打撲が治らないなんて神経障害なので糖尿病も結構進行してるかもって感じです。

どのような検査を受け、どのような数値で、どのような治療方針なのかは分かりませんが、諸悪の根源はお酒であると周囲から見ても分かるのですが、どうやったら「週末だけ飲む」なんて解決策が出て来るのかサッパリ分かりません。

普通に考えるとアルコール依存症なんでしょうねえ。お医者さんが薬物中毒の話しをする時に必ず「一番悪い結果を招くのはお酒です」とおっしゃるので、合法だけど体に悪いアルコールは怖い存在なのだという認識を常に持つ必要がありそうです。

私共は一昨年12月にオリンピック/パラリンピックで皆様にお世話になった私より若いスタッフをお酒に起因すると思われる突然の大量出血で失っておりますので、先輩にはご自愛いただきたいと思っております。

20250623_045814~35月19日の食事制限開始から昨日で38日になりました。「最初の4週間だけ炭水化物ゼロが目標」と言われたのに、スケジュール管理が雑で5週間以上も抜いてしまいました。

そのことに気づいたのは先週からの便秘でして、主治医に問い合わせると炭水化物ゼロはあくまで目標値なので、ある程度は摂取しないと便秘は当然と言われ、さらにすでに5週間以上も経過してることも指摘されて発覚しました。何事も過ぎたるは及ばざるがごとしです。

4月8日の人間ドック受診時の体重が67.5kg。ここの病院は前回(5年前)と前々回(10年前)の数値が並べて表示されるのですが、身長が172.5cmから171.5cmに変わったものの体重はどちらも67kg台と変わらず。脂肪肝対策での第一目標体重は65kg台と設定されました。

このたび体重65kg台はクリアしたので、主治医から「ご飯を通常の半分」「お酒は2合(ビール中瓶2本)まで」の許可をもらいました。少しだけ普通の生活に戻れそうです。

その際に検査結果説明時と同じ「40歳以上の3割は脂肪肝で大半の人はエコー検査等をしないのでその事にすら気づかず生活している中、せっかく1回数万円かけて判明してるのに10年も放置しているのはもったいないので、60歳前の3ヶ月間だけ食事制限して肝臓を若い頃の状態に戻しましょう」と言われました。

いろいろYouTube等で見ても「肝臓の異常は正常肝/脂肪肝/脂肪肝炎/肝硬変or肝臓がんと4段階で進行するけど最終段階に至らないと自覚症状が無い」「肝臓は一定程度までの状態なら3ヶ月で健康な状態に戻せる」とされているので、これって医学会では常識なんでしょうね。

冒頭の写真が今回の肝臓に関する血液検査数値で、左から今年4月8日/5年前/10年前でどの数値も悪くないのですが、主治医の言葉を借りると「エコー検査で10年前から脂肪肝を指摘されてるので癌になっていてもおかしくない」「逆に数値異常が出ていたら深刻」と言われ、10年前にそれぐらい強い言葉で言って欲しかったなーとも思ったりしましたが、極端に悪い状況では無いようです。

お酒については数年前から1年の半分以上は摂取しない生活に変わっていて、忘年会&新年会シーズン終了後に数ヶ月禁酒するのも普通になっているし、今や飲み会でもノンアル派が半数以上なので気兼ねなくウーロン茶で過ごせるのは助かってます。

ランチもコメ価格急騰中なので「ご飯いりません」と言うとお店に喜ばれてるんじゃないかと勝手に想像しております。

ちなみに食事制限で効果てきめんだったのは血圧。血圧計を手首タイプと腕タイプの2種類用意して毎日計測しているのですが、上が130を超えることが無くなり、下も60から85の間でピタッと収まるようになりました。以前は上150超&下100超も当たり前でしたけどねー。

また時間があれば食事制限ネタをアップしたいと思います。

スクリーンショット 2025-05-30 062305プロレス「A-TEAM」のエース「橋本友彦(47)」選手が、肝臓がんの治療に専念するため、6月22日千葉・オリエンタルホテル東京ベイ大会を最後にプロレス活動休業との報道が出ています。

ご本人がフェイスブックページを更新したので書かせていただきますが、数年前に肝硬変で苦しんでいるとの話しは聞きました。そこから肝臓がんになっていたのは知りませんでした。

ラジオ波焼灼術による治療を受け、定期検査でいったんはがんが消えたこともあったそうです。しかし今回は肝硬変の状態が悪く抗がん剤など西洋医学的治療は困難と言われたとのこと。現在は可能性のある治療法を求めているそうです。

自分自身も4月8日の人間ドックでその日のうちに「胃が灰色で腫瘍もある」と画像を見せられ、結果表を5月6日に受け取り診断結果を5月19日に聞いて「えらいこっちゃ」となったばかりなので、他人事とは思えません。

私の場合は「がん一歩手前=がんではない」だったので、「体力を落とさないために過労やストレスに注意」「毎日1万歩をめざしてウォーキング」「炭水化物やお菓子を制限して糖質を減らす」「酒禁止」といった生活習慣改善の指示を受ける程度で済みました。

結婚式披露宴にも参加させてもらった仲で結構ショックが大きいのですが、6月22日の大会は都議会議員選挙や他の仕事も入っていますがキャンセルさせていただき、大会観戦に行かせていただこうと思ってます。

ketsueki先日の人間ドックから1ヶ月が経過したので病院での経過観察へ行ってきました。簡単に言うと「健康だけど要注意」だそうです。ドクターのお話しが分かりやすく心に染みました。

胃カメラで胃が灰色になっている部分があり腫瘍もあったけど病理検査では癌では無かった。せっかくお金をかけて検査してそれが分かったのだから、胃は癌の一歩手前だと理解して食べ物はゆっくり噛んで食べ、できるだけやさしい食生活をしてください。

エコー検査と数値で明らかな脂肪肝が認められるがガンマGTP等の数値はまだ安定している。これも肝臓はギリギリまでしっかりと仕事するので限界を超えないように注意が必要。こちらも肝硬変の一歩手前だと思って炭水化物とお酒をできる限り減らして生活してください。

と言われました。分かりやすく言うと「胃は癌の一歩手前で肝臓は肝硬変の一歩手前」だそうで、「お医者さんによっては癌は無いし肝臓の数値も悪くないという人もいるかもしれないが、すべての腫瘍を検査したわけではないので良かったですねとはお世辞にも言えない」と言われました。

そして「普通に生活している人はこの状態に気づかず命を落とすので、せっかくお金を払って検査を受けて気づけたことはチャンスだと思って節制してください」というお話しでした。そこで受けたアドバイスを共有させていただきます。

・毎日散歩する(犬や猫はジムに行かない)
・炭水化物を極力減らす(糖質を減らす)
・お酒は適量にする(1日7%の350ml缶チューハイ1本まで)
・お酒を飲むときは炭水化物をとらない
・お菓子を食べない
・食事はゆっくり食べる(唾液に分解酵素が入っているため)

まず1ヶ月程度は様子を見てから再度検査をしてみて経過を見ましょうと言われました。ちなみに今回の人間ドック結果表を生命保険会社の判断用に提示したところ「健康」とみなされましたので「ギリギリ健康=ほぼ病気」と思って生活していこうと思います。

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