海外投資

2026年01月30日

ゼロ金利でも上がらなかった物価

スクリーンショット 2026-01-30 070213日本はやっとインフレになりましたが、これまで政府・日銀は必至で物価上昇する社会づくりのために金融緩和をやってきました。

市場に現金を大量に流せば経済が活発になり物価が上がる。逆に金融引き締めをすれば経済が縮小し物価が下がる。そんな義務教育で習ったような理論に基づいた手法だったと思います。

ただ現実には安い金利で円がジャブジャブ供給されたので、借りられる人は借りられるだけ借りて金利の高い海外に投資しました。円キャリートレードというヤツです。

一般人なんて使途自由のフリーローンを借りようとしても借りられるのは200万円程度。しかも安くても金利が5%はつくわけで、サラ金なんかで借りれば3%からとか書いてますが10%以上も普通です。

さすがに金利5%以上で借りて海外投資なんてやっても5%以上の利回りを確保するのが難しいので減る一方ですから、円キャリートレードやる人は最初からお金がある人か事業をやっていて融資が受けられる人になります。

生活のために金利10%で借金してる人と、投資のために金利2%未満で借金してる人が同じ国にいるなら貧富の差は広がる一方。しかも金利10%の人は最大200万円を国内で消費してるだけなのに対し、金利2%未満の人は1000万円から数億円を海外投資して増やしてる。

これを1999年から26年以上もやって来たわけですよ。それどころか2020年3月以降は「新型コロナオペ」と称してもっとジャブジャブにお金を供給しました。

弊社はイベント会社なので当時はまさに死にかけていたわけで、ありがたく貸していただきましたが使い果たし、逆に何の影響も無かった会社は借りるだけ借りて投資。当時の日経平均は1万円ですから、5倍になってる今どうなってるかは誰でも分かると思います。

やっと物価が上がったと言いますが500円ランチが900円になり、5kg2千円のコメが5千円、1リットル120円の牛乳が240円、10個100円の卵が250円になってるわけで、都心の5千万円マンションが1億円以上になってるのに平均2%の物価上昇と言ってる意味が分かりません。

「物価が2%づつ上昇するなら賃金を3%づつ上げれば実質賃金が増える」らしいです。月手取り25万円の方は来年は月7500円アップ。7年後に30万円を超えます。10年後には33万5千円超え。

ちなみにその理論で言えば250円の卵が毎年2%づつ値上がりすると7年後には287円、10年後には310円ですけどね。

もっとちなみに金利10%のサラ金でお金を借りて利子だけ返している人は毎年10万円の利子を払うので7年後には70万円、10年後には100万円を払って元金100万円は残ってるって感じ。今すぐ手取りが1万円増えれば毎月1700円弱は元金返済できるんだけどなー。

海外旅行者の爆買いをインバウンド景気って言ってましたが、日本でルイヴィトンとかエルメスを買いまくってるのは日本に落ちてるって言うんですかね。一蘭のラーメン2千円を安いといってるけど、300万円以上するバーキン買ってる人が数字を押し上げてるだけですよね。

念のために書きますが、海外ハイブランドが百貨店に落とす売上歩合も超少ない雀の涙程度ですからね。まあまあ厳しいのが現実です。

せっかく上昇しつつあった物価なのに、物価高騰対策とか言って値下がりを誘発しそうな各政党の主張を見ていると、また物価が下がって賃金は上がらないんだろうなーと思う月末です。本日も頑張って月末処理やりましょう!

gq1023 at 07:53|Permalink