暴行
2026年05月29日 05:34
最近、著名人が娘さんへの暴力で現行犯逮捕されたというニュースを目にしました。事件の詳細はわかりませんし、当事者にしかわからない事情もあるでしょう。ただ、そのニュースを見ていて改めて考えたのが「怒りをコントロールすることの難しさ」です。
カナダにいた頃、大学の先生から「プロジェクトで問題が起きたら、Get Angry はいい。でも Get Upset はダメだ」と教わりました。
当時は意味がよくわかりませんでしたが、今思えば「問題そのものに対して強い問題意識を持つのはいい。しかし感情に飲み込まれて冷静さを失ってはいけない」ということだったのでしょう。今でいうアンガーマネジメントに近い考え方だったのかもしれません。
私は若い頃に比べると、年齢を重ねるにつれて腹が立つ機会がかなり減りました。もちろん、理不尽なことに遭遇すれば不快になることもあります。しかし「怒る」というエネルギーを使うより、「まあ、そういう人もいるか」と流してしまうことが増えた気がします。
一方で、高齢になるほど怒りっぽくなる人もいます。これは単純に性格の問題だけではないようです。加齢によって感情のコントロールが難しくなったり、思い通りにならないことが増えたり、身体的な不調やストレスが重なったりすることも影響すると言われています。
そして私が気になるのは、「言葉で伝えるのが苦手な人ほど、怒りに頼りやすいのではないか」ということです。
自分の考えを言葉で整理して相手に伝えられる人は、まず説明しようとします。しかし、うまく説明できなかったり、自分の気持ちを言語化できなかったりすると、怒鳴る、威圧する、機嫌を悪くする、といった方法で相手を動かそうとすることがあります。
怒りは非常に強力なコミュニケーション手段です。相手を怖がらせることで、自分の思い通りにしようとする。でもそれは対話ではありません。単なる力による支配です。
ところが最近は少し時代が変わってきました。若い世代は、理不尽に怒られても黙って従うとは限りません。スマートフォンで調べることもできますし、AIに相談することもできます。
「それは本当に正しいのか?」「法律的にはどうなのか?」「他の人はどう考えるのか?」
そんなことを瞬時に確認できる時代です。怒られている現場を録音・録画するのも簡単。そのデータを元にネット上で意見を集めるといったことも普通です。怒りや威圧だけで相手をコントロールする手法は、通用しないどころか危険です。
結局のところ「アンガーマネジメント=怒らない技術」ではなく、「怒りに支配されない技術」なのだと思います。
私自身も偉そうなことは言えません。酒を飲むと気が大きくなり、普段なら流せることに腹が立つことがあります。だからこそ最近思うのです。怒りをコントロールできない人。そして酒をコントロールできない人。この二つが重なると危険だな、と。
酒は人を変えるのではなく、その人が持っている感情のブレーキを弱くするだけだと言われます。もし怒りのブレーキが弱い人なら、その危険性はさらに高くなるでしょう。
これは誰かを批判するための話ではありません。むしろ、自分自身への戒めです。年齢を重ねても、酒を飲んでも、感情に振り回されずにいられる人でありたい。そんなことを、ニュースを見ながら考えました。
最後に、この話しは「AIが悪い」みたいな記者会見になっていました。ただ、程度の身内のケンカでの警察沙汰は結構あるものですが、誰もが知る著名人を駆け付けた警察官が現行犯逮捕するほどってことは、結構な状況だったわけで、悪いのはAIじゃないんじゃね?と思っております。「失敗したら素直に謝れる大人にもなりたいな」とコチラも自分への戒めにしようと思いました。
カナダにいた頃、大学の先生から「プロジェクトで問題が起きたら、Get Angry はいい。でも Get Upset はダメだ」と教わりました。
当時は意味がよくわかりませんでしたが、今思えば「問題そのものに対して強い問題意識を持つのはいい。しかし感情に飲み込まれて冷静さを失ってはいけない」ということだったのでしょう。今でいうアンガーマネジメントに近い考え方だったのかもしれません。
私は若い頃に比べると、年齢を重ねるにつれて腹が立つ機会がかなり減りました。もちろん、理不尽なことに遭遇すれば不快になることもあります。しかし「怒る」というエネルギーを使うより、「まあ、そういう人もいるか」と流してしまうことが増えた気がします。
一方で、高齢になるほど怒りっぽくなる人もいます。これは単純に性格の問題だけではないようです。加齢によって感情のコントロールが難しくなったり、思い通りにならないことが増えたり、身体的な不調やストレスが重なったりすることも影響すると言われています。
そして私が気になるのは、「言葉で伝えるのが苦手な人ほど、怒りに頼りやすいのではないか」ということです。
自分の考えを言葉で整理して相手に伝えられる人は、まず説明しようとします。しかし、うまく説明できなかったり、自分の気持ちを言語化できなかったりすると、怒鳴る、威圧する、機嫌を悪くする、といった方法で相手を動かそうとすることがあります。
怒りは非常に強力なコミュニケーション手段です。相手を怖がらせることで、自分の思い通りにしようとする。でもそれは対話ではありません。単なる力による支配です。
ところが最近は少し時代が変わってきました。若い世代は、理不尽に怒られても黙って従うとは限りません。スマートフォンで調べることもできますし、AIに相談することもできます。
「それは本当に正しいのか?」「法律的にはどうなのか?」「他の人はどう考えるのか?」
そんなことを瞬時に確認できる時代です。怒られている現場を録音・録画するのも簡単。そのデータを元にネット上で意見を集めるといったことも普通です。怒りや威圧だけで相手をコントロールする手法は、通用しないどころか危険です。
結局のところ「アンガーマネジメント=怒らない技術」ではなく、「怒りに支配されない技術」なのだと思います。
私自身も偉そうなことは言えません。酒を飲むと気が大きくなり、普段なら流せることに腹が立つことがあります。だからこそ最近思うのです。怒りをコントロールできない人。そして酒をコントロールできない人。この二つが重なると危険だな、と。
酒は人を変えるのではなく、その人が持っている感情のブレーキを弱くするだけだと言われます。もし怒りのブレーキが弱い人なら、その危険性はさらに高くなるでしょう。
これは誰かを批判するための話ではありません。むしろ、自分自身への戒めです。年齢を重ねても、酒を飲んでも、感情に振り回されずにいられる人でありたい。そんなことを、ニュースを見ながら考えました。
最後に、この話しは「AIが悪い」みたいな記者会見になっていました。ただ、程度の身内のケンカでの警察沙汰は結構あるものですが、誰もが知る著名人を駆け付けた警察官が現行犯逮捕するほどってことは、結構な状況だったわけで、悪いのはAIじゃないんじゃね?と思っております。「失敗したら素直に謝れる大人にもなりたいな」とコチラも自分への戒めにしようと思いました。









