富士通

2026年06月18日 06:13

スクリーンショット 2026-06-18 054228富士通は2026年6月16日、会長が同日付で辞任したと発表しました。辞任理由については「女性に関連した不適切な行動が確認されたため」と説明しています。

私が使っているノートパソコンは富士通の世界最軽量と言われているモデルです。この報道を受け、富士通マークが見える部分にはステッカーを貼りました。海外の方はセクハラ事案に対して非常に厳しい見方をすることがあるためです。買い替えも検討しています。

この(元)会長は1959年頃の生まれで現在67歳とのこと。1982年入社というので、44年も勤務していた生え抜きの経営者です。2020年に社長へ就任し、2024年4月からは会長を務めていました。

6月29日開催予定の株主総会では取締役として再任される予定でしたが、不適切な行動が確認されたことで本人から取締役辞任と再任候補辞退の申し出があり、会社がこれを受理したとされています。社内外の女性に対する行為なのか、あるいは業務に関連したものなのかについては不明です。

富士通が単に「会長辞任」と発表するのではなく、「女性に関連した不適切な行動」と理由を明記したことから、会社として看過できない問題があったことは間違いないのでしょう。

現時点では具体的な内容は公表されておらず、インターネット上では様々な憶測も飛び交っています。しかし、事実関係が明らかになっていない段階で断定的な見方をするのは避けるべきだと思っています。

ただ、精神科医などの専門家が「飲酒した男性は性的な衝動や攻撃性が高まり、普段なら抑えられる行動を取ってしまうことがある」と説明しているのをよく耳にします。

一般論として、高須クリニックの高須幹弥医師は動画や配信の中で「酔った男性は女性から見るとゴリラみたいになる」と表現しています。ちなみに幹弥先生はまずお酒を飲まれません。

これは「男性が酒を飲むと本能が前面に出て、女性との距離感が異常に近くなったり、性的なアプローチが露骨になったりする。その姿は女性から見ると理性を失ったゴリラのように映る」という比喩的な説明かと思われます。

実際に医学的にもアルコールは前頭前野(理性や判断力を司る部分)の働きを低下させるため、結果として「セクハラ発言をする」「過度なボディタッチをする」「攻撃的になる」「リスク判断が甘くなる」などの行動が起きやすくなると言われています。これは大企業であれば管理職研修や役員研修でも学ぶ内容です。

ただし、今回の件について飲酒が関係していたかどうかは現時点では公表されていません。したがって、ここまで述べた内容はあくまで一般論であり、今回の事案との関連を示すものではありません。

しかし、企業のトップともなれば、自分の言動を管理することも重要な仕事です。酒席であれ私生活であれ、判断力を失って問題行動を起こせば、その代償は本人だけでなく会社全体が負うことになります。

近年は企業業績だけでなく、経営陣の行動やコンプライアンス意識も厳しく問われる時代になりました。44年間にわたって富士通でキャリアを積み上げ、社長、会長まで務めた人物がこのような形で退任することになった事実は、多くの企業関係者にとって重い教訓になるのではないでしょうか。

ちなみに私の先輩に「一般的な下ネタ発言アリ飲み会をやります」と口頭で予告しただけで処分された大企業管理職もいます。「昔はこんなの普通だった」なんてこともセクハラ・パワハラになる時代です。発言や行動には注意しましょうと自分に言い聞かせている私です。

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