利回り

2026年05月03日 06:08

スクリーンショット 2026-05-03 052930ゴールデンウイークに入って財務省が為替介入した(らしい)のですが、一時的に1ドル=160円超から155円台に突入したものの結構な勢いで戻って157円台となっています。

4月30日に財務省の三村淳財務官が、円安水準について「いよいよ断固たる措置を取る時が近づいている」「これは最後の退避勧告として申し上げる」と話したとの報道が出ていました。金融知識ゼロの私には全く意味は分かりません。

本来の意図としては「投機筋」なる謎の人々に「円安の助長をやめろ」と言ったつもりなのでしょうが、私の友人には投機筋って人はおらず、友達に投機筋がいるって人もいないので、実際の世の中に投機筋って人がいるかどうかは分かりません。

唯一私に分かるのは中学校の公民で習ったレベルの、「円が売られると円安/円が買われると円高」だけ。

日本の個人金融資産は2020年で2千兆円超と言われていて、それが5年で1割以上も増え過去最高になったとされています。だって新入社員でも積み立てNISAとかやる時代ですから、そりゃあ個人金融資産が増えて当たり前。

しかも私のような一般人であればあるほど、運用先は投資信託に依頼しがちで、それはネットに出て来る利回りランキング順になりがち。当然S&P500(アメリカの代表500社にまとめて投資する商品)やオルカン(世界中の株式にまとめて投資する商品)が人気です。

積み立てNISAは「毎月1万円から2万円づつ」って方が多いと思います。運用先は自分で選びますが、大半の人は金融知識ゼロなので利回りネット検索上位の海外投資になるのも当然。一般サラリーマンが毎月1万円から2万円もドルやユーロを買ってるのと同じですよ。

積み立てNISAに300万円置いてあり、これを平均1ドル=145円で調達できていたとしたら約20,689ドル。160円なら3,310,344円。それが155円になると3,206,795円になっちゃうので、財務官は「10万円も損するから避難しろ」と言ったのかなとも思いました。

積み立てNISA(やiDeCo)って仕組みを作ったのは政府でして、貯めている側からすればそんなこと知ったこっちゃ無く、自分のお金の運用先を自分で決めなきゃいけないので、利回りの良い商品を選ぶと海外投資になる流れは止められません。

しかも円安局面なので、ドル払い必須の日本人は155円台になれば円を売ってドルを買うのは当たり前。海外参戦しているレース関係者なんて為替相場とにらめっこですよ。つまり実需層は円高を望んでるけど円安要因を作り出す元凶でもあるわけです。

ここで本題ですが、「日銀が政策金利上げないままの為替介入って意味あります?」と思ってます。だって海外との金利格差が大きいわけで、日本で資金を調達して海外投資する(円キャリー)は増え続けますよね。個人資産も着実に海外へ流れる。

住宅ローン貸出残高は228兆円。対して個人金融資産が2200兆円以上。住宅ローンの金利が上がると月々の返済が上昇して困るって人々に配慮して、10倍近い人々の個人金融資産の金利を低くし続けるのはいかがなもんですかねえ。

こんなことを書いている私ですが、10年固定で利回り1.050%の期間が今月27日で終了します。今後の固定金利期間を決めないといけないのですが以下のようになっております。

・現在月々返済額 138,121円(1.050%)
・変動金利 142,798円(1.725%)
・2年固定 154,589円(3.320%)
・2年固定 154,589円(3.320%)
・3年固定 156,032円(3.510%)
・5年固定 157,944円(3.760%)
・7年固定 159,793円(4.000%)
・10年固定 161,421円(4.210%)

「そんなこと考えてるヒマがあったらレースやめて住宅ローンを返せ!」とか「倉庫にある減価償却済み機材を処分して住宅ローンに回せ!」とか言われそうですが、あちらは会社のお金なので回せないのですよ・・・。

これでも当初金利3.01%の10年固定で月々18万円超だったのを金利見直しで4.5万円ほど下げてもらったので、500万円以上も返済総額が減ったので、安心をお金で買うなら5年固定ですかね。そんなことを考えているゴールデンウイークです。

2026年02月02日 06:58

rimawari住宅ローン金利が上昇局面に入り1年以上が経過しました。変動金利で住宅ローンを組まれている方には「金利変更のお知らせ」みたいなお手紙がシレっと送られていることと思います。

史上空前の低金利と史上空前のマンション価格高騰が同時にやってきたので、史上空前の高値になったマンションを変動金利で購入した方も多いということです。

仮に5千万円を35年払いとした場合、0.5%で借りたのが1.25%になると月々の返済額は均等払いで129,792円から147,043円に上がっているでしょう。

とはいえ日本銀行総裁が植田氏に代わると決まってから、ゼロ金利政策解除は確実視されていましたが、2024年3月19日のマイナス金利政策解除を発表して以降も、金利の上昇は0.25%刻みの小幅に留まっていました。

ただここに来て不運急を告げ長期金利が劇的に上昇。さらに先日はアメリカの財務長官が「日本は市場沈静化させろ」的な発言をしており、どちらにしても政策金利を上げるのは必須という状況です。

普通の金融関係者なら「ここは0.25%刻みじゃダメで1%を超える金利上昇が必要」と思うところですが、そんな勇気は日銀には無いと思いますし、そんなことされたら変動金利で借金してる人々が一気に吹っ飛びかねなかったりもします。

とはいえ、日本銀行は2016年からイールドカーブコントロール(=長短金利操作)をするといって国債を大量に買い入れてます。でも長期国債の金利も上昇しているので、今後は日本銀行じゃなくても金融機関や生命保険会社が買いまくるでしょう。

財務省が1月8日に実施した30年物国債入札の最高落札利回りは3.457%。28日の40年債物国債入札の最高落札利回りは3.720%。利払い確実な国債でこんなに儲かるのが実情。

だそすれば、どの金融機関経営者や株主は「不確実性のある個人向け住宅ローン貸出にこれ以下の金利で頑張る必要は無い」と判断しますよね。というわけで、住宅ローン金利は4%までは行くのだと思います。だったら今から借りるなら国が利子補填してくれるフラット35一択ですよ。

私の場合はすでに22年前に35年ローンを組んでしまっていて、当初2年1.1%(優遇)、そこから10年固定3.1%、次の10年が1.05%で組んでいて、繰り上げ返済で完済が2年近く縮まってはいますが今年5月が最後の10年へ向けた金利見直しです。悩むー。

もう60歳目前なので借り換えも難しいから金融機関の言いなりになるしか無いのですが、金利の低いauじぶん銀行とSBI新生銀行は借り換えに応じてくれそうなので、これをネタに今借りているメガバンクと優遇金利交渉に行かないとです。

今は手元にあるバイクを売りながら必死で繰り上げ返済しております。住宅ローンのある皆さん、大変だと思いますが共に頑張りましょう!

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2026年01月21日 08:52

スクリーンショット 2026-01-21 073804最近メディアが話題にしてる「長期国債金利」なんですが、こんなもんを話題にしてるメディアやエコノミクスっていましたっけ?

2024年1月の0.7%が2025年1月に1.4%になっても「金利は上がらない」って言ってましたよね。それこそ住宅ローンなんて「ゼロ金利のうちに変動金利で住宅ローンだ!」なんて言ってましたよ。まんまとコノ言葉に乗せられてペアローン組んだ人も多いと思います。

日銀が政策金利を上げる方向性を示していて実際に上げてるんだから、長期国債も上がるのは普通だと思うのですが、急にコレを話題している報道やアナリストが出て来たことに疑問を感じてます。

まあ国債金利が上昇すれば買う人も出て来るでしょうから国とすれば国債発行しやすい環境になりますよね。今の個人向け国債って1月の3年物で年利1.3%、5年物で1.59%なので、日本円経済圏で暮らしてる人にとってはいい利回りです。

でも世界経済圏で考えれば、60歳まで引き出せないiDeCoで積みあがり続ける資金は金利の高い海外へ向かい、積み立てNISAの方々は金利ランキングで投資先を決めるのでコチラもオールカントリーやS&P500になる。となれば今後も日本円は負け続けること確定同然。

投資マネーを日本に落とさせるには国債金利を上げるのが一番だと思うのですが、何か間違ってるんですかねえ。長期国債金利が上がってるってことは、政策金利を上げろという世界から日銀や政府からの圧力でありメッセージのように感じます。

国債金利が上昇すれば国の金利負担が大きくなるわけで、それなのに食品消費税ゼロとか言ってる政党が与党になったりしたら財政状況はさらに悪化しますが、それ以外にも消費税全部ゼロとかバカみたいなことを言ってたりする政党があるので「なんだかなー」って感じ。

そんなことより今年5月で10年固定が終わってしまう私は、昨今の金利上昇で返済額が高騰する住宅ローン動向のほうが気になっております。

ちなみに現状の試算ですが、今年5月末時点での残債は1600万円。現在金利1.01%で140,236円の返済額が、10年固定金利2.945%になると154,128円になる予定です。変動にするか10年固定にするかチョー悩んでおります。

2026年01月09日 06:51

スクリーンショット 2026-01-09 054620写真は今朝の為替レートです。「1ドル=1ユーロ=100円」が標準レートだとすると笑えるレベルです。もう日本円が昔のレベルに戻ることは無いんじゃないかと思うほど。

カナダドルやオーストラリアドルって1ドル=80円、シンガポールドルは1ドル=70円のイメージでしたがとんでもない状態。タイバーツなんて1バーツ=3円といいつつ2.8円とかだったのに今や5円超え。もう海外旅行なんて行けないですよ。

これだけ円が安くなっても下げ止まらないってのは、円を必要とする人が少ないか、他の通貨を必要としている人が多いかなんですが、積み立てNISAが始まって勤め人が地味に投資資金を市場に流し込むのが当たり前になりました。

60歳以降に使えるようになるお金なのでこれが引き出されることは無いのですが問題は運用先。今はネットで運用利回りランキングなんてのが簡単に見られるので、「全世界(オールカントリー略称オルカン)」や「米国株式(S&P500)」なんてのが選ばれちゃうわけです。

利回りランキングで見たら誰が「国内株式」なんて選ぶんじゃ?って状況。毎月1万円とか2万円づつサラリーマンが積み立てNISAやってたら、当然ですがジャンジャン日本円が売られて海外に流れるわけですよ。

しかも米国株式以外の選択肢って普通の人が直感的に安全かもと分かるのは全世界ぐらい。「全世界が一緒に吹っ飛びそうには無さそうだからオルカンにしとくか!」ってな感じですよ。

もちろん、我々50代は何度も世界が一気に吹っ飛ぶのを経験してるので、そんな挑戦怖くて出来ませんが、私もITバブル崩壊前やリーマンショック崩壊前は同じ轍を踏みました。「年利回り10%!? じゃあそれやる!」でドッカン大爆破のハラホロヒレハレ。

「まさか今の時代にそれは無いでしょ」って?崩壊前はいつもそう。崩壊しそうな山は目の前にあれば見えるのですが残念ながら足元にあり、その山が少しづつ上がっているので山であることも気づかない。メカニズムは大地震と同じですよ。

崩壊しそうな山ありますよね。「AI革命」「EV革命」「スマホ革命」ってのを「AIバブル」「EVバブル」「スマホバブル」と言い換えると分かりやすいかもです。

私は広告代理店を「ミュージシャンになる」と言って辞めました。月10万円程度はスタジオミュージシャンとしての仕事で入りそうでしたし、他にもCMの作曲やバックバンドの仕事で10万円程度は入りそうだったからです。

時代は宇多田ヒカル/倉木麻衣/GRAL/L'Arc〜en〜Cielといったミリオンどころかダブルミリオン以上のアーティストも量産されていました。

そこにやってきた「iPod」と「Apple Music」の余震に気づかず音楽活動をバク進。「iPhone」「サブスク」の大地震で吹っ飛びました。今は口が裂けてもミュージシャンになるなんて言いません。

本当なら積み立てNISAやってる勤め人が国内で家や車を買ってくれれば良いのですが、住宅価格が高すぎる上に国際商品である自動車は日本円価格に直すと高すぎて手が出ない。当面何かバブルが弾けるまで円安が続くんでしょうね。

ちなみに、お米を例に挙げると25年間の変化は以下のような感じ。海外から見たらコメ価格が2倍になったといっても大して変わって無いわけで、何を騒いでるんだって感じなんですけどねー。まずは東京オートサロンを楽しんで来ます!

2000年)
1ユーロ98円/1アメリカドル107円/1シンガポールドル63円
コメ5kg2千円=20.4ユーロ/18.7アメリカドル/31.7シンガポールドル
2026年)
1ユーロ185円/1アメリカドル158円/1シンガポールドル123円
コメ5kg4千円=21.6ユーロ/25.3アメリカドル/32.5シンガポールドル

2025年12月30日 07:27

スクリーンショット 2025-12-30 060500昨日、会社の定期預金1200万円が満期になりました。利子は0.01%の3,050円。もちろんこれを担保に借金しているので右から左へ借金返済になるのですが、その利子も1%と格安。ただ受け取る利子の100倍ですがね。

バブル崩壊って1990年頃の話しです。この処理をユルユルやってたら97年から98年に大手銀行や証券会社が倒産しまくり、日銀がゼロ金利政策というのをやりはじめました。

でもその時の速水日銀総裁は何度も「私が採用しましたが異常事態です」と言い続け、早期にゼロ金利解除すると言っていたのですが、2000年のITバブルで解除され2001年のITバブル崩壊で復活。ゼロ金利という麻薬に日本中が侵され続けました。

金利がゼロなら借金する人は楽ですが、金持ちは貯蓄が減るだけとなり、日本は個人資産の大半が現金という国なのに金持ちが貯蓄を切り崩して生活する時代になりました。そりゃあ安物しか売れなくなります。

その昔、生命保険の利回りは6%以上ありました。私も新入社員時代に何も考えず加入させられましたが、今証券を読み返すと6.5%でした。離婚時に解約しちゃったんですけどね。毎月2万円の60歳満期だったのですが、今も加入していれば元本840万円なのに3千万円超え。満期時に3700万円以上が受け取れる仕組みになってました。

金利が低いなら貯蓄しませんよね。住宅ローン金利も7%以上だったのが1%を切る時代となり、私達の年代も金利が凄かった生命保険や定期預金を解約して頭金として住宅購入に走りました。

そこに「金融政策だけでデフレ脱却可能=リフレ」という安倍首相が2013年に誕生。日銀総裁も黒田氏というリフレ信者に交代し、すでにゼロ金利だったのをさらに金融緩和する方向になりました。これが「黒田バズーカ=異次元緩和」です。

現金を日本中にバラまけば物を買う人が増えまくり景気が良くなってデフレ脱却という目論見で国債を日銀が買いまくる作戦実行。でも金利が低いままなので金持ちはお金を使わない生活を継続。すでに10年以上もその生活してますから余裕ですよ。

安倍総理は大手企業に3%の賃上げを要求したので大手企業は下請けを叩きまくり原資を捻出。少子高齢化で社会保障費を上げたので3%の賃上げがあった大企業でも手取りは変わらず、中小零細企業の社員は手取りが減りまくる状態に。

さらに最低賃金を上げたので低賃金のアルバイトやパートで成立していた産業構造が崩壊。2016年には日銀が「マイナス金利」を打ち出します。

これで金融機関や生損保が大ダメージを受け、高い金利の商品を解約させて掛け捨て商品へ誘導する保険見直し会社が乱立。死亡時2千万円の保障は維持しながら解約返戻金を頭金にして住宅購入すればガン団信もついてるので最高!みたいなヤツ。

これで35年ローンでの住宅購入は30歳前後までしか無理だったのに、1千万円以上の保険解約返戻金を頭金として3階建てペンシルハウスを購入する45歳以上が激増してパワービルダーが台頭。

利回りが期待できないけど生保の満期現金のある60歳代向けには35年一括借り上げで安心みたいなアパート経営をやらせる企業も激増。そして気が付けばみんな現金が無くなり借金まみれになりました。

そんなこんなで安倍政権のリフレ政策と黒田バズーカが超空砲のまま終わったのですが、低金利シャブ漬け状態の国民はデフレ希望と低金利住宅ローンの呪縛から抜け出せず、ゼロ金利政策からの脱却が確実視されて新しく就任した植田総裁もマイナス金利解除から0.75%までの上昇程度で終わっています。

10年積み立て合計1200万円で3,050円の利子ってどうですか?何か買おうと思います?そりゃあ外債や投資信託しますよね。積み立てNISAなら誰かが勝手に運用してくれて利回り4%以上。20%以上もゴロゴロあります。

今の若い人は枠まるごとNISAでいいかも。間違っても銀行や郵便局に預けてはいけません。学資保険よりも圧倒的に利回りの良い商品が山ほどあります。

円安&デフレ脱却の基本は「まず利子をつける」ってことなんじゃないかと思っております。

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