スクリーンショット 2025-10-16 041557昨朝7時40分頃に名古屋駅前で発生した交通事故は、各種報道でも大きく流されているのでご存じの方も多いかと思います。

事故現場は駐車場出入口であり名鉄バスセンターのバスが出入りする場所で、名古屋駅前の中心地です。これが朝8時30分前後だったらもっと多くの方々が被害に遭っていた可能性もあります。

今回運転していたのは71歳男性で、報道によると「人にぶつかっていない」と容疑を否認しているとされ、一部報道では「警察は認知症の疑いもあるとしている」とまで報道しています。

ここで私は以前から持っている疑念がまた出てきました。というのも、よくある高齢者の事故とされる物は、薬の副作用による意識障害によるものじゃないかと思っているからです。

2015年8月に池袋駅東口駅前で53歳の男性医師がおこした死亡交通事故は、21時半頃に駅地下駐車場から出てきて転回する場所を高速で直進して歩道に乗り上げ歩行者を次々とはねてZARAに突っ込んで止まったというものでした。

事故発生時は「駆け付けた警察官の問いかけに大声を出して暴れ負傷者を蹴ろうとした」との未確認の目撃者情報等も流れましたが、実際はアルコールや違法薬物は検出されず、本人は「歩道に突っ込んだ記憶がない」と言っているとのことでした。

2019年4月に東池袋駅付近で87歳の元官僚がおこした死亡交通事故は、直線道路を高速でしばらく直進しながら複数の衝突事故を発生させた後、赤信号を無視して横断歩道に突っ込んで母子2人が死亡したというもの。

報道では「杖をついていて歩行困難だった」とか「パーキンソン症の疑いとの診断があった」ともされていましたが、実際には何の問題も無かったようで、本人の当初主張は「記憶が無い」で後に「車に電子系統の異常が起きブレーキが効かなくなった」となりましたが、現在は老衰で死亡しています。

これ以外にも多数疑念のある事故はあるのですが、そのどれもが「また高齢者による事故」といった報道をされているのですが、そんなに高齢者の運転がダメなら65歳以上から運転免許を無効にすればいいじゃないですか。でも私はそう思ってません。

現実には運転技術は経験と共に上達するはずで、落ちてゆく視力はメガネなどで矯正し、落ちてゆく判断力や瞬発力は、技術と経験に加え絶対速度を抑えて多めの確認によってカバーできると思うのです。

それよりも私が疑っている高齢者共通のものが薬です。私は海外生活もしていましたが、こんなバカみたいに薬を飲む高齢者がいる国って日本だけですよ。しかも高確率で血圧を下げる降圧剤が処方されてるんです。そんなの副作用あるに決まってるし、下手したら血圧が極端に下がっちゃう可能性もある。

今後は重大事故をおこした方に処方されてる薬を調べ、事故をおこす可能性のある薬を見つけ出すとともに、そもそもの話しとして「薬を飲用している時は運転しない」という当たり前の原則を徹底していくべきかなと思ってます。

最後に「眠くならないかぜ薬のんでるから大丈夫」とか言って運転する方もいますが、かぜ薬を飲もうと思ってる時点で運転はやめたほうがいいし、眠くならないかぜ薬も飲んだら運転しないほうが良いと思ってます。

お亡くなりになられた方のご冥福をお祈りするとともに、お怪我された方々が1日も早く回復されることを祈っております。