HIPPO大野の雑記帳

私 Hippo(ヒッポ)こと 株式会社ヒポポタマス 代表取締役 大野剛史 のプライベート日記です。 Hippoプロフィール) イベント会社から大手広告代理店を経て、オフィスピル/商業施設内有遊スペースのマネタイズ事業をプロデュースしています。広告系コンサルやイベント制作も得意分野です。 全日本ロードレース選手権に参戦するモトバムレーシングを長年サポートしていて、現在もほぼ全てのサーキットに顔を出してます。

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スクリーンショット 2025-11-02 053952アメリカでショッピングモール(以下SC)が死の瀬戸際に瀕しているという話しをブログに書いたのが2012年6月。あれから10年以上が経過して、その波が日本にもやって来ている感じがしてます。

都市型の高層ビル低層階に商業施設を入れるパターンも岐路に立っており、全力で富裕層に振った麻布台ヒルズは一般人の中では話題にも上がらず、今年に入っても高輪ゲートウェイ駅直結のニュウマン高輪以外の新規ショッピングモールの話題は全くといっていいほど耳に入ってきません。

主役であるららぽーとやイオンモールですら2024年は国内の新規開業がゼロだったかも。今年になって4月にららぽーと安城が、今月になってイオンモール須坂とイオンモール仙台上杉が開業しましたが、こちらもあまり話題に上ってきません。

都心では自家用車保有比率が下がり続け東京23区内では4割を切っていて、現実には複数台持ちがいるので世帯で言うと2割以下しか自家用車を持っていない感じ。車が無ければ郊外型SCに行くわけが無いので、おのずと主要駅前商業施設しか行かなくなります。

そうは言ってもSC内のイベントスペースや広告スペースを開発してセールスするのが弊社の仕事ですから、生死にかかわる話しではあるのですが、だからといって現状に目をつぶって未来が明るいとウソぶくのは自分のポリシー的に無理なんですよねー。

BYDがイオングループと組んで新車展示・販売を特別値引きをつけて実施するそうです。面白い動きではありますが、逆の書き方をすると国産自動車メーカーや既存のメルセデス・BMW・VWといった海外大手がイオンに興味を持たなくなったとも言えるでしょう。

ただ、今回のジャパンモビリティショー2025ではBYDの本命であるハイブリッドエンジンを搭載した「SEALION 6」を日本初公開&先行予約受付を開始していて、これの実車と来年夏発売開始の軽自動車「RACCO」がイオンモールに展示されるとなると、相当な集客効果を発揮するとは思いますけどね。

大店法改正以降の大規模SC開業で中心市街地がボロボロになった地方都市だらけの日本。そこにやって来ているSC淘汰の嵐。将来は今のガソリンスタンドがそうであるように、簡単な買い物ですら車で30分以上走らないと行けない場所が激増するのはないかと思ってます。

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スクリーンショット 2025-10-31 044223ジャパンモビリティショー2025でトヨタゾーンに位置するダイハツに展示されている「K-VISION」というコンセプトカーがあるのですが、ほとんど妄想で勝手に書かせていただくと来年発売の新型車でしょう。だって市販前提レベルの仕上がりですから。

おそらくBYDから新型軽自動車が出て来る前提で新型開発が進められたと思われ、将来的にはEV化を見据えた全体構造としつつ、ストロングハイブリッドの「e-SMART HYBRID」を軽自動車用に新開発して搭載。

ただ、全高が1,680mmなのでスーパーハイトワゴンよりは低く、現行タントが1,755mm(4WDは1,775mm)なので、そこは「新型タントじゃ無いかも」と思わせるポイントだったりもするのですが、コンセプトカーにしては現実的な部分がプンプン。

まずドアハンドルが流行りのボディと面一のフラッシュサーフェスになっているヤツでは無く市販モデル同様の物が取り付けられ鍵穴まで付いてます。さすがに鍵穴が付いてるコンセプトカーって無いですからね。

しかも窓にはウインドウモールのゴムが入ってるんです。これもコンセプトカーにしてはおかしい。普通のモックアップなら窓なんて開閉しませんし、モールゴムなんて入ってませんから。

さらにインテリアが室内照明に関する部分まで現実的な感じで仕上がってます。ドアミラーもデジタルじゃなく普通のアナログタイプ。そこまで現実的に仕上げるデザインスタディモデルは無いよなーって感じ。

唯一違和感があるのは前後に通常の「Dマークエンブレム」じゃなく「DAIHATSU」と文字だけ光るパーツが取り付けられている点。これは軽自動車にはムダな装備かもと思っちゃいました。

もしかするとこのまま6cmほど全高が上がったモデルもあって、それが新型タントとして出て来るのかもしれませんが、間違いないのはダイハツはストロングハイブリッドモデルを今後出して来るってこと。いよいよ軽自動車もリッター30km超え時代になるかもしれませんね。

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seagalいま中国の自動車メーカーBYDが猛烈な勢いで人材募集(リンク)を行っています。本社は横浜駅近くですのでターゲットは社長交代やリストラ策で話題のあの会社だと思います。

BYDは今年4月に「2026年後半に軽自動車市場に参入」と公式に発表していて、現在中国本土で販売中の一番小さいサイズであるシーガルが全長3780mm/全幅1715mm/全高1540mmなので、これを軽自動車として売ることはサイズ的にできません。

軽自動車規格は「全長3.4m以下/幅1.48m以下/高さ2.0m以下」ですので、新しいサイズの車両を開発するのだと思いますが、この会社って電気自動車で有名になったのですが、ここ数年で完全にハイブリッド車中心の会社に変化しました。

今年はジャパンモビリティショー2025(旧東京モーターショー)が10月30日から11月9日で予定されているので、早ければここで新型軽自動車の発表と思いたいところではありますが、早々にネタバレとはしないでしょうから、ここは軽自動車コンセプトやデザイン案にとどまると思ってます。

最大の本命は来年4月24日のプレスデーから始まるAuto China 2026(通称:北京モーターショー)で、ここで1962年の東京モーターショーでホンダが初の4輪車を展示した時を思い起こさせる軽スポーツカー&軽トラックを出して来ると結構な衝撃度でしょう。

もちろん軽スポーツカーと軽トラックのプラットフォームは主戦場となる軽ハイトワゴン用で、こちらも同時発表され、自動車ジャーナリスト向け試乗会が(北京or横浜)で開催なら、来年後半発売開始へ向けた事前準備は完璧ではないでしょうか。

そもそもBYDは軽自動車参入より前に「2026年以降に日本でEVトラック発売」をリリースしていまして、軽電気自動車のトラックやバンを必要としているのは宅配業者さんですので、すでに三菱軽EV(ミニキャブ)を導入している日本郵便に対抗してヤマト運輸と提携なんてのが出てくるとさらにインパクト絶大。

フォーミュラEの東京大会は7月25・26日なので、ここで大々的に実車展示/ネットでの予約受付開始/全国ディーラー網発表。販売店へのデリバリーが9月から開始され、9月中旬から末にかけてBYD社長が来日して各種メディア対応をして、中華人民共和国の成立を祝う10月1日の国慶節が木曜日なのでココで販売開始かなーって勝手に思ってます。

ここまでアホなオッサンの空想によるローンチプランをお読みいただいてありがとうございます。でも、私がプロモーションやるなら早朝にボヤっと考えてもこの程度は思いつくので、ちゃんとギャラをもらう方々なら、もっとまともな企画を考える事でしょう。

まずは販売店がどうなるかですが、そこは今回の求人で日産・BMW系が多いと既存販売店が「BYDもやろうかな」となる可能性は意外とあるんじゃないかと思います。

応募期限は7月末となっておりますので、ご興味のある方は応募されてはいかがでしょうか。なんと職種によっては「各ポジションの選考は先着順」なんて記述もあるので、面白いなーと思っている私です。

最後になりましたが、お仕事のご用命もお待ちしております。

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