ドル

2025年12月31日

円安は日本の素晴らしさを世界に広めるチャンスだ

imf私は長野オリンピックが終わった1998年2月末で広告代理店を辞め独立しました。私自身が離婚したり大阪へ引っ越したりといろいろ激動したのですが、世界はもっと激動していました。

1997年11月3日に三洋証券(準大手)が破綻。同月17日に北海道拓殖銀行(都市銀行)が破綻し1年で清算と発表。同月24日には山一證券(大手)が自主廃業を発表。

この日本における金融不安真っ最中の11月21日深夜に韓国が「IMF(国際通貨基金)に救済金融を要請」と発表したのです。1998年に入ると新しいキム・デジョン大統領の下で徹底した緊縮財政と5大財閥の解体&再構築が開始。

それとともに日本では日本長期信用銀行と日本債券信用銀行がともに経営破綻し国有化。金融機関に置くのは危険とのデマが広まり、預金をおろして現金化する動きが活発化し、1999年に日銀は異例の緩和策としてゼロ金利を始め、失われた30年がスタートしました。

その頃ウォンvs円が0.12から0.9まで急落。1万円が8万3千ウォンだったのが11万ウォンになったので、超ラッキーと韓国へ良く行くようになりました。そして行って分かったのは、通貨がいくら下がっても国民生活への影響は大して無いってこと。

大手財閥が大変でも一般生活者は関係ないし、ウォンが安くなっても海外へ行かなければ気にもならないし、何より外国人が大量に来てチョー儲かるわけですよ。露店ではIMF危機記念グッズが販売され、私もTシャツを買ってきました。

そんなわけで、日本円が下がっても日本人は海外旅行さえ行かなければ大した問題は無く、円安で日本旅行がお得!って外国人が大量に来て消費しまくってくれるので、今は海外から日本へ来る方々へ日本の素晴らしさをPRする時期なのかもと思ったりしてます。

ちなみに韓国は2008年末のリーマンショックでウォン急落。そこから2012年までウォンvs円が0.7と1万円が14万ウォンとなっていて、日本人が韓国へ行きまくって日本人の韓国に対するイメージが爆上がりしました。

いよいよ2025年最後の日となりました。ポンドは198円が210円。ユーロは161円が183円。オーストラリアドルは98円が104円。見事に日本が世界通貨に負けまくった年でした。

景気後退が鮮明な中国元が21.3円から22.3円とほぼ横ばい。トランプで無茶苦茶になったアメリカドルが156円で変わらず。経済危機中のトルコリラが4.4円から3.6円なので、日本はトルコには勝ちました!良かった。

IMF危機当時の韓国における外貨準備高は60億ドル。それが40億ドルを切って救済を要請したわけですが、その反省もあって今は4千3百億ドルを超える規模となっています。

対する日本の外貨準備高は1兆3千7百万ドル以上。バカみたいに外貨を保有しており、それもドルやユーロが100円の時に買っていてボロ儲けしてるわけです。まだまだ日本は捨てたもんじゃない!人生山あり谷あり、円相場も株価も山あり谷あり。

せっかくの機会だから世界の人々に日本へ来ていただいて、ラーメン・回転ずし・牛丼チェーン・100円ショップ・・・等を回ってもらい、清潔で安全で素晴らしい国であることを知ってもらう機会にしましょう!とか言うポジティブな私に来年はなりたいと思ってます。

gq1023 at 07:06|Permalink

2025年12月24日

円安が止まらない!?

スクリーンショット 2025-12-24 055035円安が止まらないとの報道がありますが、ドル安も止まってません。為替に詳しい方々が「ドルが下がると円が上がる」なんて言ってきたことは仕事してる感を出すためのウソだったことが良く分かりました。

以前から「日本はアメリカと一蓮托生だからドルが下がれば円も下がるというセット下げが当たり前なんじゃ無いの?」と思っていましたが、以前はユーロ圏各国もアメリカと一蓮托生に見られていたので、ドル/ユーロ/円の間で資金を動かすなら円という選択肢もあり得たのでしょう。

アメリカ大統領が訳の分からない事を言い出したのに対し、これについて行くと表明した日本は訳の分からない国側に入れられ、金融危機だったギリシャや経済危機だったスペインが劇的に回復し、逆にドイツが没落・フランスが停滞したせいでEU域内の経済格差が縮小して、さらに安全保障政策で脱アメリカ的に切り替えたのも好感触要因だったかも。

私は年始に1ドル=160円時代が定着すると考え、3月中旬に1ドル=149円で約800万円をドルに移しました。おそらくドル決済がある企業はみな同じ行動をしたと思います。でも12月初旬まで150円を切る円高傾向でしたので決断失敗という感じだったんです。

とはいえ当初から「1ドルが140円から160円の間ならOK」ってイメージでしたし、日本の根幹を支える自動車産業は円が安ければ安いほど利益額が大きくなるので何の問題も無いでしょう。3月末の決算期に1ドル=150円周辺にいてくれー!と思っているかも。

何よりも「日銀は0.25%刻みでしか金利を上げられない」と世界中にバレたのが円安を決定づけましたね。金融トレーダーはとっくに年末年始のお休みに入っているので、実際に稼働するのは1月中旬以降だと思いますが、もっと円安に振れるかもです。

間違いないのは円安だから物価が上がってるってのは幻想で、日銀がノルム(=社会の雰囲気)と呼ぶ「消費者が値上げやむなしと思う空気を出している」から上がっているのが現実。これまで値上げを我慢して来た人々が堰を切って値上げしているだけだと思います。

今一番もったいないのは海外旅行へ行く事でしょうね。航空券もホテルも高い。出張ならまだしも旅行はヤバすぎ。昨年はバルセロナやルマンへ行きましたが、とうとう今年は1度も欧州出張しませんでした。無理っす。

問題は諸悪の根源ともいえる中国の減速。中国の巨大デベロッパーであったエバーグランデ(恒大)やカントリーガーデン(碧桂園)が破綻しても政府系だから絶対に大丈夫といわれた「万科」の社債返済が出来なくなりそうとのことで、いよいよ中国バブル崩壊が視野に入って来ました。

ピョンチャンオリンピックの頃は「東京大会以降はアリババとバイドゥが国際スポーツ市場を席巻してるんだろう」と思っていただけに、ここまで中国政府が民間企業を徹底的に叩きのめすとは思ってもみませんでした。

これだけは「習近平さんよろしく頼むよ」と祈るしかないわけで、日本政府も中国の危機回避へ向け、まずはパンダ10年借りる資金として何億円か投資してあげて欲しいと思っております。

なおこの記事はドン・キホーテで今年の年始に買った中国「CHUWI(ツーウェイ)」製パソコンで書いております。おしまい。

gq1023 at 06:48|Permalink