トヨタ

2026年05月03日 07:19

スクリーンショット 2026-05-03 063256今日、とんでもないことが起きようとしています。なんと2012年の鈴鹿F1で表彰台獲得した小林可夢偉選手が、スーパーGTにそれもGT300で復帰するかもしれないのです!

今年は世界耐久選手権にTOYOTA GAZOO Racingから、スーパーフォーミュラにKDDI TGMGP TGR-DCから出場中。トップドライバーらしく、来週はスパフランコルシャン耐久が、翌々週には鈴鹿でスーパーフォーミュラというスケジュール。

そこに無理やりネジ込んだスーパーGT参戦。マジか!? それもトップドライバーが乗るには意外過ぎるGT300クラス。(スーパーGTは同じレースの中で超速いGT500と結構速いGT300という性能の違う2つのクラスが一緒に走るのが特徴)

乗るのは「TEAM ENEOS ROOKIE」で、本来はベテラン石浦宏明選手とトヨタ育成ドライバーの鈴木斗輝選手ペアで走るはずだったのですが、「運転免許試験不合格」という大失態を犯して走れなくなったそうです。

19歳の鈴木選手は運転免許を持っていたのですが、「免許取得から1年以内に違反点数が合計3点以上で初心者講習」の対象になったにも関わらず、公安委員会からの通知を受けて1ヶ月以内とされる講習を受けず再試験に。

再試験というのは普通に自動車免許を取り直すのと同じ一発試験。そんなの簡単に通るわけも無く、自動車免許を再取得できるまでレース参戦中止という判断が下ったそうです。

普通なら新人ドライバーが失態を犯せば次の若手が出てきてシートを奪うって流れになるわけですが、さすがトヨタのレーシングドライバー支援活動の一翼を担うチームらしく、別の若手を乗せるという判断をせずにベテラン起用となったようです。

実際には、GT300クラスをはじめて走るドライバーは、大会の1週間前までにルーキーテストを受けないといけないのですが、「まあ走れるでしょ」ってことで、今日の公式練習を見て決めると言う大人の判断が下り、急なドライバー変更も昨日の公式通知で公示されてます。

車は「Mercedes AMG GT3」で、先月KCMGからニュルブルクリンク耐久シリーズ第3戦に出ていた車両に近いと思われ、他のレースでも経験しているので大丈夫だろうとの判断ですかね。チームの顔ぶれも知り合いだらけでしょうから問題無いでしょう。

まずは今日の走行でルーキーテストをパスする必要がありますが、公式練習は10:30からなのでココで走れれば、そのまま午後の予選&明日の決勝出場となるでしょう。

それにしても大失態を犯した鈴木斗輝選手ですが、若いドライバーはどんな小さな失敗でもシートを失うことを意識して活動しないとですね。そんなわけで富士スピードウェイへ行ってきたいと思います。

ちなみに小林可夢偉選手は、明日夜の便でスパへ向かうとのこと。ご苦労様でーす!

2026年02月24日 07:15

スクリーンショット 2026-02-24 065431ここ数年、私の住んでいる武蔵小山周辺にもポルシェオーナーが多数出てきて、狭い道だらけのこの場所で何を苦労して周囲が見づらく運転しにくい大型スポーツカーに乗ってのだろうと思っていました。

とはいえオーナーに聞く機会も無くモヤっとしていただけだったのですが、昨年2月に近所の居酒屋でお会いしたオーナーに聞くと「フェラーリは売ってくれないけどポルシェは簡単に買えるから」と教えてくれました。

確かにファラーリは見ない!「なるほど武蔵小山に住んでるレベルではフェラーリは売ってくれないのかー」と思っていたのですが、昨年からの「ポルシェ赤字」という報道を見るたび「日本で必死に売ってるのかも」と思うようになりました。

ポルシェが発表している世界販売台数は2021年に30万台を超え2023年には32万台超。ただ昨年は28万台弱へと大きく減らしています。とくに中国市場の落ち込みが激しく、2021年の9.5万台超から昨年は4.2万台弱へと半分以下となっています。

対する日本は、2021年の7,009台に対して昨年は9,767台と絶好調。とはいえ増えたのが2,700台超でしかなく、中国の5.3万台減少分を補える感じではありません。

昨年度通期の決算発表は3月11日に予定されているのですが、昨年10月に発表された第3四半期単体決算は約9億6700万ユーロ(1,750億円以上)の赤字。中国が台頭する前は最大市場であり今も最大の市場であるアメリカでトランプ関税が発動されているので当然の流れとも言えます。

私レベルの凡人だと、ポルシェを買う人は2千万円が3千万円に値上がりしても気にしないんじゃないかと思うし、もう一台買えと押し込めば2台でも3台でも買いそうだと思うのですが、そんなに赤字になったりするもんなんですね。

ちなみに前述のオーナーさんは「右ハンドルだと売る時に買い叩かれるので左にした(左だと海外市場に売れるため)」と言っていたので、お金持ちでもリセールは考えるようです。だったらアルファード/ヴェルファイアかハイエースにすればいいのに・・・。

ちなみに2025年トヨタの日本国内におけるアルファード/ヴェルファイア販売台数は約12万台。ノア/ヴォクシーが約16万台。シエンタが約10万台。世界販売を入れずともミニバンだけで38万台も売ってるトヨタはスゴイと思います。

ポルシェにもパワーローンと称する残クレがあるそうで、据置率30%にして60回払いなら月々30万円以内でポルシェオーナーになれるとのこと。これが広まればバカ売れ間違いなし。頑張れポルシェ!

2026年02月19日 08:07

buickjpgNECのパソコン、ソニーのスマホ、東芝のテレビ、ユニクロの服。日常的に使っている日本ブランドに見える物の多くが中国製という時代となりました。

日本の根幹を支えるといっても過言ではない自動車・オートバイ産業も中国依存度が高く、トヨタは人気車種アルファードのエンジンまで中国製。ホンダは最新オデッセイが中国からの輸入。日本製機材や日本のノウハウをガンガン導入している中国が品質と低価のバランスで他国を圧倒しています。

各国は「グローバル化」&「コスト削減」を合言葉にサプライチェーンを中国へと集中させ、中国はその富を軍事力増強に充てることで国力アップを果たして来ました。この環境下で切り出したトランプ政権の脱中国政策。言ってる意味は分からないでもありません。

ただそれで一番ダメージを受けているのがアメリカ企業で、アップルはiPhoneをはじめとする各種製品について部品の調達から組み立てまで他国に移転。ウォルマート等の流通も様々な製品仕入れ先の見直しと価格アップに見舞われています。

アメリカの巨大自動車メーカーGMもその一人。これまでも全部品サプライヤーに「中国以外の調達先を探せ」と伝達し、自社が展開していた中国内での合弁工場の縮小や撤退を実施。先月は、とうとう中国製SUVのビュイック・エンビジョンをアメリカ生産に変えると発表しました。

昨年夏の時点では、GMは「輸入関税を免除して欲しい」とトランプ政権に要望していましたが、これが拒絶されたのでしょう。2024年の生産台数25万台のうち4万台がアメリカ向け。アメリカ生産に切り替えて21万台を輸出するってのは現実的ではないですが仕方ないのでしょう。

中国BYDが日本で初めて発売したプラグインハイブリッド車の「シーライオン6」はなんと全部込みで4百万円を切る約398万円。これでサンルーフ/ナビ/パワーシート/ステアリングヒーター/シートヒーター/10スピーカーオーディオ等フル装備。

トヨタハリアーのプラグインハイブリッドは安いモデルで547万円。同様の装備になると上級グレードで626万円ですからシーライオン6は激安です。しかも今ならBYD車を買うと自宅充電設備が無料で付いて来るという大盤振る舞い。

こんなことが実現できる中国を切るという決断をするアメリカはスゴイと思いますが、同じことを同盟国にも求めて来るでしょうから、今後は日本企業も脱中国を強要されるのかもしれませんね。

それにしてもユニクロ製品も中国製はめっきり減りましたねー。GAPなんて中国製はほぼ無いかも。そんなわけで高品質の中国製品が手に入るうちに買っておこうと思っている私です。

2026年01月24日 07:51

buhinトヨタがSNSで素敵な発信を始めました。「部品代を値上げしたいなんてトヨタに言いにくい。

思い返せばトヨタが起点でいろいろ変わりました。

印刷物における色校正廃止は、分かりやすく色確認のために走り回っていたデザイン会社さん/印刷屋さん/バイク便さん/アルバイトさんの仕事を失わせましたし、日本中がデジタル入稿へと舵を切りました。

今や印刷物の作業で紙の色校正なんてやらないのが当たり前。印刷だってネット印刷のプリントパックやラクスルが台頭して、あっという間にトヨタ風カイゼンが日本の常識となってしまいました。

安い人件費の国々と戦う競争力を維持するとしてトヨタが先頭を走って来たコストダウンの戦いは、多くの部品メーカーに世界と戦う厳しさを教えると同時に、生き残れるための努力とノウハウ構築をさせるキッカケになったかもしれません。

「儲かったら皆様にお支払いします」って大企業ありました?1円の値上げですら交渉の機会も設定されないのが当たり前の時代に、この姿勢は素晴らしいと思います。

そんなわけで儲かってる企業様はどんどんお取引先にも利益分配をお願いいたします。「いい国・日本をつくろうトヨタ」って素晴らしいですね。

2026年01月16日 07:05

cadi日本では東京オートサロンが終わったばかりですが、各自動車メーカーのトップはアメリカへ移動し「デトロイトオートショー」が開幕しました。

アメリカはバイデン政権下で電気自動車購入の税額控除を導入。さらに排ガス規制を導入していました。そんなわけで自動車メーカー各社はEV化対応を迫られ、日本メーカーだとホンダが2040年までにEVとFCVで100%にすると宣言していました。

ところが、トランプ氏の再選に大金を投じただけでなくSNSでの徹底応援までやったEVメーカー「テスラ」の創業者イーロン・マスク氏と対立して入閣させたのに退場させるという無茶苦茶なケンカの後、EVの優遇税制を撤廃。排ガス規制もやめました。

この1年間「Make America Great Again(MAGA/マガ)」を合言葉にトランプ氏が繰り出す奇策に翻弄されまくった自動車メーカー各社でしたが、阿吽の呼吸で「デカいアメリカっぽいガソリン車を全面に展示しろってことでしょ」ってな感じは伝わったようです。

今年デビューするキャデラックF1をはじめ、陸軍のM1E3エイブラムス戦車試作車や2027年型フォードブロンコRTRといった燃料を燃やしまくる車が主役のショーになっているようです。また巨大なV8エンジン搭載のピックアップトラック時代に逆戻りですよ。

とはいえ日本はトランプ氏から「アメ車排除のルールを撤廃してアメ車を買え」と言われているわけで、経産省や防衛省をはじめ政府関係者や日本車メーカー各社のトップは「どれだったら買えるかな」と大々的な視察に乗り出しているはずです。

アメリカの中間選挙は今年11月。それまでに日本はアメ車の購入を発表して販売にまでこぎつけないといけないのですが、M1E3エイブラムス戦車もまだ試作車段階なので、トヨタが今年から販売開始するアメリカ製のタンドラ/ハイランダー/カムリ以上の進展があるかビミョーだったりします。

EV化を宣言しつつ北米で完全に出遅れたホンダはGMから調達したEVを売ってましたが大赤字。今回の主役は「Hマークが新しくなるよ」程度となっています。ほぼ全量が日本からの輸入というマツダやスバルは売れてもトランプ関税で赤字でしょうから静観って感じ。

トヨタは日本でグランエースという巨大ミニバンを2019年に販売開始したんですが、日本ではデカすぎて全く売れず、2024年4月生産分を最後に製造終了したと2024年末に発表しました。あれが全長5.3m/全幅1.97mでした。

今回のタンドラは全長5.93m(ショート)/全幅2.03mで、ロングだと全長6.3mになります。もはやデカすぎると言うレベルでは無く、都心ディーラーのように工場が上層階にあってカーリフトで車両を運ぶ店舗だと車検整備ですら受け入れ不能。

日本でアメ車が売れないのは「デカすぎ問題」のせいだと思うのですが、会期中に新たな日本導入車種の発表があるかもと思って楽しみに情報を待ちたいと思ってます。

なお来週は楽器の祭典「ウインターNAMM」がアナハイムで開催されます。楽器も自動車&カメラと同様に日本が強い領域。会場はディズニーランドの向かい側で、車で15分も走ればナッツベリーファームもあるのでこちらも楽しいですよー。

2026年01月08日 06:50

tr昨日トヨタが発表した今年の世界耐久選手権レースへの参戦体制発表において、これまでのチーム「TOYOTA RACING GmbH」の社名が「TOYOTA RACING GmbH」に変わったとの報告がありました。

同じタイミングで「TOYOTA GAZOO RACING」が「GAZOO RACING」へ名称変更するとのニュースリリースも出され、こちらからはトヨタの名前が消えました。

「GAZOO」とは画像の意味で、当時課長だった豊田章男会長が1996年に立ち上げた中古車画像システムのことで、まだトヨタのホームページすらトヨタ&電通の有志で作っていた時代に、ネットで中古車を売ろうと言う画期的な試みでした。

当初は「GAZO」にするはずだったらしいですが、誰かが書き間違え「GAZOO」となり、一時はインターネットポータルのようにフリーメールアドレスを発行したり、ブログサービスを実施したり、物販のEコマースをやったりと幅広く展開し始めました。

中古車のネットオークションを始めたのもGAZOOでしたが、2005年の愛知万博でイメージキャラクターとなった「モリゾー&キッコロ」にちなんでなのか豊田章男氏がブログ名やレースの登録名に「モリゾウ(以下モリゾウ)」とつけるようになりました。

2007年にモリゾウが偉大なる草レースとも呼ばれる「ニュルブルクリンク24時間耐久レース」に参戦する際、会社から公式活動として認められずチーム名は「Team GAZOO」でドライバー名は「モリゾウ」となり、ここからGAZOO&モリゾウの逆襲が始まります。

この頃はトヨタはF1に「TOYOTA Motorsport GmbH」という会社が「Panasonic TOYOTA RACING」の名前で参戦していたのですが2009年を最後に一度も優勝できないまま撤退。

逆に草レース中心で活動していた「Team GAZOO」が草の根モータースポーツ普及活動の中で徐々に輝き始めます。

そしていつしかこの「GAZOO」に「TOYOTA」の名前が付くようになり、気が付けばトヨタワークス活動の代名詞ともなり、それこそ市販車のスポーツモデルに「TOYOTA GAZOO RACING」をイメージさせる「GR」が与えられるようになりました。

私は以前から「ガズーとモリゾウってトヨタに戦いを挑む反逆児じゃなかったの?」と思っており、どんどんエリート化していく姿に違和感を感じておりました。

トヨタは2017年にWRC(FIA世界ラリー選手権)へ復帰するのですが、ここに「TOYOTA GAZOO RACING(TGR)」の名前とカラーリングの車が多数走り、ワークスチームもプライベーターも開発車両もGRを名乗っていることにも違和感がありました。

それでも今も残り続ける「gazoo.com」というサイトは、様々なサービスが消えてスリム化したとはいえ自動車メーカーの枠にとらわれない記事を発信し続けていて、当初活動の志を見せてくれています。

今回の「TOYOTA GAZOO RACING」が「TOYOTA RACING」と「GAZOO RACING」に分かれるのはこの違和感を解決させてくれるものだと感じております。

「TOYOTA RACING」はワークス活動。「GAZOO RACING」はトヨタだけにとらわれないレース&自動車開発。「GAZOO SPORTS」はモータースポーツにとらわれないスポーツ支援。こういう棲み分けなんですかね。

個人的には明日からの東京オートサロンにGAZOOブースがあって、スバルやダイハツのGRグレードが並んでるだけじゃなく、メルセデスやBMWのGRチューン等も展示されてたらいいのになーとワクワクしております。

まずは200万円以下で発売されると噂の「ダイハツGRスポーツ」と、昨年モデルチェンジしたダイハツムーブの「ムーブGRコンセプト」、そして先日のジャパンモビリティショーで発表されたコペンの後継車K-OPENの「K-OPEN GR」に期待して幕張メッセへ行きたいと思いまーす。
tgrr

2026年01月02日 06:59

tngaトヨタにはTNGA(トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー)という仕組みがあります。ものすごく簡単に書くと車台共通化。どの車も同じプラットホームにすることで、商品力を高め、安全性を高め、原価を下げるというものです。

2012年に「もっといいクルマづくり」と言って構想が発表されたんですが、誰もがそんなの無理と真面目にとらえませんでした。それが今では超小型車からセンチュリーまでTNGA。GRヤリスなんてフロントはBでリアはCなんて組合せだったりします。

・GA-B ヤリス/シエンタ 他
・GA-C プリウス/カローラ 他
・GA-F ランドクルーザー/タンドラ/レクサスLX 他
・GA-K アルファード/センチュリー/クラウン/RAV4 他
・GA-L レクサスLS/MIRAI 他

もちろん車台だけじゃなくエンジンも同様で、Mエンジンは1気筒500ccなので4気筒2000ccのM20Aは通常のエンジン車用、後者のM15Aはハイブリッド車用といった感じでとことん効率化されてます。

これを世界中の車種に展開。世界共通パーツなので、どこかに問題が発生しても部品供給を途絶させることなく継続でき、何よりも開発費やパーツ代を劇的に安く抑えられるわけですよ。それを世界最大のメーカーがやってるという驚異。

高額で販売される高級モデル開発時に新たなプラットホーム開発を進行。それが完成したら縦&横に共通化展開させて開発期間を抑えつつ次々と新車種投入。ランドクルーザーなんてこの手法で300系/250系に加えレクサスモデルも投入。このプラットホームを活用して今年は格安のFJが登場するとされています。しかも旧来からの70系もありますからね。

これに対応するためテスラのようにメガキャストという1発でフレームをプレスする(普通は複数部分に分けて車台プレスする)といった大々的なコストカット手法を開発したりしてますが、事故後は修理交換もできないという課題があったり、製造には超繊細な温度管理と金型管理が必要で、販売不振時の生産調整すらも出来ないという恐怖もあったりします。

ホンダはトヨタに食らいつくのではなくトヨタがダイハツに担当させている軽自動車を全車車台共通化したNシリーズだけにして、これで普通車領域をできるだけカバーする戦略を取っています。小型車はFITとFREEDだけ。

あとはハイエースのフルモデルチェンジ時にTNGAの商用車プラットホームが一新され、ここからまた次々と新車が登場するのでしょう。トヨタの恐ろしさはこの組織力をBYDやテスラのように創業者がとっくに亡くなられている歴史ある企業なのに実現できていること。

新型ハイエースを予約しようとディーラーへ行ったら現行型のマイナーチェンジ版受付が開始されてました。新型が出るような話しはありませんとのこと。7型注文時に「現行型最後のハイエース」と言われて買ったのに9型が出るんかーい!いっぱい進化してクルーズコントロールまで付くようです。

今年はトヨタの進化にも注目しつつ、BYDがどの程度日本市場に入り込めるのかを見て行く1年にしたいと思います。

2025年12月07日 06:59

スクリーンショット 2025-12-07 061027とんかつ・かつ丼の全国チェーンに「かつや」という店があります。ここは一度行くと翌月末まで使用可能な100円引券をくれるのですが、ケチな私はこれを忘れたら店に入りません。

出張が続いたりして翌月末まで1度も行かない事態になると、100円引券が無いので誰かにもらうまで行かないと言うのが結構ありました。今はかつやアプリで常にクーポン保有状態になるので一安心しております。(ただ食券自販機がアプリクーポンのQRを認識しやがらないのですが・・・)

値引きというのは販促プロモーションの武器として使えるのは事実ですが、このように逆の効果を生み出す場合も多く、たびたびミスタードーナツが陥いる「ミスドクラブスクラッチの時しか売れない」「100円の時しか売れない」「100円&120円の時しか売れない」は逆効果の良い事例かと思います。

昨日、日経新聞にフォルクスワーゲン(以下VW)の折込チラシが入っていました。見ると在庫車一掃セールで車種によって35万円から55万円の値引きがある感じ。BYDは楽天スーパーセールで20%OFFをやっていて、こちらも車種によっては100万円を超える結構な値引き額となっています。

これ以前BMWの値引きがすごすぎる話しでも書きましたが、さすがにココまで値引いちゃうと定価で買う人なんていなくなるわけですよ。もはや定価がウソってレベル。

以前は自動車の大幅値引きって「限定1台」って書いたんですよ。あとは「抽選で各10名様にご購入サポート100万円/50万円/30万円が当たる!」とかね。ところが今は売れなさ過ぎて何台でも値引いちゃう感じ。これだと売る時も価値が下がっちゃうので買う人が減りますし、もっと安くなるまで待というって人も増えるでしょう。

トヨタなんて値引きしてくれても10万円以内の端数だけですし、値引きキャンペーンを待ってるとそのうち定価が上がっちゃうのでえらい差です。

こういう値引きプロモーションって誰が提案するんですかね?以前なら広告代理店のプロモーション(ストラテジック)プランナーでしたが、こんな爆発的値引きをチラシやウェブで大々的にやってしまうようでは1年間を通した販促施策があるとは到底思えませんし、複数年レベルでブランド価値を高めるなんて目線も無いのでしょう。

自動車の場合は「ロイヤルカスタマー」という「ブランド&商品に惚れ込み愛着と信頼を寄せる人」を育てる必要があり、これがF1やWRCといったモータースポーツをやる理由でもあったりします。

そこを育成するにはまず「買ってくれる人=カスタマー」が必要で、そこから「よく買ってくれる人=グッドカスタマ―」を作っていかなければなりません。それは今値引きして「安ければ買う人」を引き寄せるのとは真逆の発想が必要なんです。

VWにはビートル&ゴルフファン。BMWには2002&初代3シリーズファン。比較的低価格だが高品質でジャーマンクラフトマンシップが感じられる車を愛するというロイヤルカスタマーがしっかりいたのですが、今ってここに刺さる車が無いような気がするのは私だけでしょうか。

ましてやBYDともなると海の物とも山の物とも分からないわけで、そこをブレイクスルーするには「5年後50%買取保証(無事故の場合)」や「バッテリーを含めた主要機関10年保証(無事故の場合)」といったものが必要でしょうし、「電気自動車初購入の方にご自宅用充電設備無料設置」なんてのも効果があるでしょう。

ちなみに私はVWだとゴルフ2とポロ2(初代正規ディーラー物)に、BMWだとBMW520i(E28)とBMW528i(E39)に乗ってました。すべていい車だったのですが、高温多湿の日本で乗るには日本車が最高だし、日本車って新車価格が安いのに下取り価格が高いんですよねー。

値引きプロモーションは戦略的にやらないと、激しい買い控えを誘発したりブランド価値を棄損してしまうと思うので、うまくやったほうが良いかもと思いました。1年は52週間なので、まず52週間のマーケティングプラン作成が必要でしょうね。
(やっぱりブログが長くなってすみません。明日こそは短くしたいと今は思っております)


2025年11月20日 07:14

スクリーンショット 2025-11-20 061953最近気になっているのがメルセデスベンツ(以下ベンツ)やBMWの鼻が巨大化している問題。最初はベンツがあの丸マークを中央グリルに付けはじめ、小型セダンのCクラスにも3代目から装着されるようになりました。

当時はBMWがヘッドライトの中に丸い輪状にポジションランプを光らせる通称イカリングライトを装着していて、それが最新モデルの証だったので、旧モデルを新型のように偽装する純正品ではないサードパーティーのイカリングライトに交換するのも流行っていました。

最初はどちらも上品な感じだったのですが、どんどんオラオラ顔が人気となって行くにつれ、トヨタのアルファード/ヴェルファイアのほうがオラオラ顔となり、オラオラ顔勝負に挑むためかベンツはマークを巨大化しつつ車のアチコチに装着。BMWは鼻を極限まで巨大化していきました。

ベンツの新型Eクラスはテールランプもマークになり、コンセプトカーはヘッドライトやフロントグリルの格子柄までマークになっていて、デザイナーは「これからはバンバン使うぜ!」とまで言ってます。

負けじとBMWは「ヘッドライトの外周までは巨大化できるしもっと巨大にだってできる」的な事も言っていて、そりゃあそうなのでしょうが、対するアウディは中国で展示したスタディモデルから4つの輪を外してLEDパネルを装着。普段はAUDIの文字を出しつつドライバーが好きな文字を出せる仕組みを搭載して来ました。

この鼻自慢競争、私には良く分からないのですが続いてるってことは人気ってことですよね。どちらのメーカーもここ10年は中国市場が重要な位置づけでしたので、中国でウケるのがアイコンの巨大化だったのかもですが、気が付けば中国車メーカーが進化しちゃったので、ベンツやBMWは必ずしも金持ちの象徴でも最新技術の塊でも無くなってしまいました。

これ以前に日本でもあったんですよねー。国産車に空気清浄機の装着が当たり前となり、次に純正カーナビの機能が進化し、ドアミラーは電動で折り畳まれるのが当たり前に、さらにトヨタはドアミラーにワイパーを付けたり後席にマッサージ機を埋め込んだり電動トランク等を装備して行きました。

ドイツ車と全く違う戦い方をする日本メーカーだったのですが、ベンツとBMWは折り畳めるドアミラーを下手なりに装備したり、日本製ナビを装着するなど頑張ったんです。ただウインカーリレー音とかトランクの閉まる音とかドイツ車のこだわりは犠牲にされていきました。

でも国産メーカーはリアスライドドアを標準化。背の高いミニバンに旅客機のビジネスクラスみたいなシートを付けたり、軽自動車も背を高くして装備を充実させたりして、しゃがまないでも乗れる戦略でまた次元の違う戦いに行ってしまいました。

それでもBMWは株主が欧州系なので良いでしょうが、ベンツは中国自動車メーカーのジーリ―創業者と北京汽車集団(BAIC)だけで2割ぐらいに達しているので中国の意向は無視できないでしょうねえ。ただ、個人的には「鼻がデカ過ぎね?」と思っております。
benz

2025年06月01日 07:30

grトヨタが気軽にモータースポーツを始めてもらうための第一歩であるレーシングカートを作っていたことが判明しました。詳しくはこちらの「GAZOO記事」をご覧ください。

もちろん本気でといっても余興みたいなものでしょうが、とはいえ全世界にディーラー網があり、それらで販売すれば世界統一レギュレーションによるカート大会もすぐ開催できちゃうわけで、そんなことをやれば海外カートメーカーからの反発もあるでしょうから、当面は日本国内用なのでしょう。

そのためか、ノアに積めるようにするキットも同時に展示されているようです。いやー、ここから始めようなんてすごいし、エンジン開発で関係のあるヤマハがやっている領域も取りに行くトヨタのストイックさに驚きました。

ぜひ機会があったら乗ってみたいと思っておりますので、トヨタさん是非GT選手権の会場で試乗会をやってください。よろしくお願いいたします。

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