全日本ロードレースでハルクプロから参戦して2003年にGP125チャンピオン、2005年にGP250チャンピオンを獲得し、あっという間に世界へ挑戦した青山周平選手(31期・伊勢崎)が、戦いの場をオートレースへと移したのは2011年。そして昨日、とうとう1000勝目に到達しました。今年夏に14年を迎え15年目の活動を開始したばかり。史上最速での1000勝。それも千葉県出身だが船橋オートが無くなった今は伊勢崎オートが地元。そこでの3日間を全て1着で決勝進出しての記録達成。さすがです。
世界グランプリ挑戦中に契約金が支払われず生活に困って自宅の市原市にあるラーメン屋「麺や紅丸」でアルバイトをしていたのがライディングスポーツ誌に掲載された際、応援を兼ねてラーメンを食べにいったのが昨日のように思いおこされます。
お兄さんの博一さん同様にアルベルト・プーチ氏の指導を受け、ヨーロッパでの活動をしている中での不幸なシート喪失や契約金の回収不能といったことに陥りながらも、自らの力で新しい道へ挑戦し大きな金字塔を築いたのは素晴らしい事だと思います。
レース車両は所属したハルクプロに敬意を表してか初心を忘れないという決意の表れかハルク。これからも勝ち星を重ねてもらいたいと思ってます。なお、元SMAPのオートレーサー森且行選手は25期で6期先輩となります。