オートバックス

2026年09月09日 07:09

スクリーンショット 2026-09-08 052057その昔、車に乗るには現金が必要だった時代がありました。高速道路や有料自動車道路を通るには小銭が必須で、それを払うため用の写真の「スプリングコインホルダー」を車に取り付けるのが当たり前でした。

今では高速道路に乗ればETC、駐車場もクレジットカードや電子マネーで払うのが当たり前となっていて、最近ではナンバーを読み取って駐車券すら発行しないところも増えていますので、ウソのような話しですが、昔は本当にそんな時代でした。

このスプリングコインホルダーですが、500円、100円、50円、10円といった硬貨を、バネの力で押さえて並べておく物です。これを運転席から手の届くところに両面テープなどで貼り付けておき、料金所が近づいてくると、そこから必要な小銭を取り出します。

今考えると、車内の見えるところにわざわざ現金を並べていたわけですが、当時はそれが当たり前でした。今なら、そんな見える場所に現金を置いてたら車上荒らしの標的間違い無しですが、昔は治安も良かったのでしょう。

そんな定番のスプリングコインホルダーですが、なぜか正式なディーラーオプション品は無く、オートバックスやイエローハットといったカー用品店で買うのが基本形でした。

この時代、カー用品店で買う絶対的No.1商品は芳香剤。カーサワデーやポピーといった定番商品から、聞いたことの無い商品に至るまで大量に種類が置いてあり、店頭の見本で臭いを確認しながら購入したものでした。オール阪神師匠が「車にポピー!」と言っていたCMが大量に流れていたことを記憶している人々も多いと思います。

その後、高速道路では「ハイウェイカード」が普及しました。プリペイドカードを買っておき、それを料金所で使うものです。5,000円券や10,000円券などがあり、現金を毎回用意しなくても高速道路を利用できるようになりました。

今のETCほど便利ではありませんが、それでも小銭をジャラジャラ用意しなくて済むというのは大きな進歩でした。

こうして書いてみると、ウソのような時代なわけですが、それが何十年も続いて来たわけです。だってETCの導入自体が2001年末で、日韓ワールドカップサッカーのあった2002年は、まだETC端末なんて普及してませんでしたからね。

私が導入したのはBMW520iを売却してスズキエブリィランディを購入した2002年末。オートバックスにスプリングコインホルダーを買いに行った際に、ETCが実質ゼロ円で付けられるというキャンペーンがあって、付けたのがキッカケでした。

それから20年以上が経過し、今やETCが当たり前になり、スプリングコインホルダーもいつの間にか車内から姿を消しました。考えてみれば、ほんの20数年前まで、車に乗るには「小銭を用意する」という準備が必要だったんですよね。

便利になったことは間違いありませんが、スプリングコインホルダーに小銭を補充して、カーサワデーを買って車に乗る。そんな時代も、今となっては懐かしい思い出です。

なんでこんな記事を書いたかというと、鈴鹿4時間耐久レースから帰って来た日曜日に、東名東京インター直前で、結構なオラオラ運転するアルファードとヴェルファイアの2台にあおられたんです。

というのも、猛烈な雨で視界が悪く、私のN-BOXは風にもあおられ時速70kmで走るのが限界と言った感じでした。実際に道路も時速50km規制でしたからね。

そんなわけで、片側3車線の道路の左端を走っていたのですが、車間距離を詰めてオラオラされまして、ぶっちゃけ「追い越せよ」と思っていたのですが、料金所へ着くと、ETCが付いている私の後ろから左にそれ、その2台は有人料金所へと向かったのですよ。

きっと由緒正しきETCやクレジットカードを作れない広域指定団体所属の方々だったのでしょう。もしかすると、そういう方々には今もスプリングコインホルダーが流行ってるのかもしれないと思った私でした。

2026年01月12日 06:30

auto昨日で東京オートサロン2026が終わりました。こんな昭和の時代を感じさせてくれるチューニングショーをまだ開催し続けてくれる主催者様には感謝しかありません。

晴海で開催されていた頃は「チューニングカーは暴走族と違うんだ!」的な感じで雑誌オプションの稲田大二郎編集長が頑張ってたイベントでしたが、今や国内メーカーがこぞって参加するほどの巨大なイベントとなっています。

とはいえ、私自身が車はノーマルが一番なんて言うような人間になっており、その昔は毎週でも行きたかったカー用品店のオートバックスやイエローハットも今や前回訪問がいつだったかすら思え出せない感じ。国内チューニングカー需要は激減しているのだと思います。

ただ海外需要が激増しているようで、今回は驚くほど海外からのお客様が多数来場されていました。AE86やシビックSiといった旧車をくいつくように見ている海外の方々を見ると、「それ壊しまくってたの私達です」と申し訳ない気持ちになります。

中古の86やシビックって50万円以下でゴロゴロありましたからね。中身は86と同じのカローラGTなんて30万円未満でも手に入ったけどなー。買ったら六甲山を走るだけ走って、車体がヨレヨレになったら(すぐなりますが)売って買い替えって感じでした。

トムスに展示してあった86はホワイトボディーから仕上げた物で、売るなら価格は1500万円以上だそうです。86の新車って130万円でしたけどねー。

昭和時代はヤンキーだったと思われる人々をこれほど見るイベントも少ないと思います。刺しゅう入りジャージ上下、刺しゅう入りジーパン、リーゼント&革ジャン、ブランドバック・・・といった方々を見るのも今どき珍しいですし、ブンブンとエンジン音をうならせた車が幕張の町を何台も走っている光景も微笑ましく感じました。

以前は結構な面積を占めていたカーオーディオメーカーは姿を消し、カーホイールメーカーも数社しか出展していませんでしたが、新しい世代のチューニングメーカー&ショップが所狭しと会場を埋め尽くしている姿に感動しました。

感謝の気持ちを込めてN-BOX用のステップガードとトレーマットをアマゾンで購入させていただきました。ささやかですが、カー用品業界の足しにしていただければと思います。本年もよろしくお願い申し上げます。

記事検索
QRコード
QRコード
月別アーカイブ