2026年02月17日 05:27
日本の景気悪化を示す10月-12月GDP数値
「GDP=国内総生産」ってのは学生時代に習った常識ですが、日本国内を見るには大切な数字だったりします。なぜなら国内だけの完全ドメスティック生活してる日本人が圧倒的に多いから。私もその一人。日本人の生活はトヨタ等の大手が海外で儲けたお金頼りではあるのですが、そうはいっても国内も見ないといけませんからね。
昨日発表された25年10〜12月期GDP数値は年率0.2%。民間エコノミストの事前予想とも言われるQUICKの中心値は年率1.7%。驚くほど乖離があり、かなり暗雲立ち込めてるなと思わせる数字となりました。
何が深刻って個人消費の弱さ。YouTube等で出回っていたエコノミスト達のコメントは「賃上げが実現され消費者心理は上向きで最低賃金以上に時給も上昇し雇用も改善しているので個人消費は上向き」でしたが上昇率は0.1%。
住宅投資は今後の利上げ観測や建築コストの上昇観測もあって上振れし、特需とも言える4.8%を記録したのに、外需は輸出も輸入もマイナス0.3%で、トータル0.1%と衝撃の結果でした。
ちなみに東南アジア各国の数値を見ると、ベトナム8.4%/シンガポール6.9%/マレーシア6.3%/インドネシア5.3%で、観光業の伸び悩みで低いと言われるタイでも2.5%もあります。
昨年11月中旬から中国人ツアー客が来なくなったのでインバウンド景気は崩壊中。昨年2月にあった春節(旧正月)特需も吹っ飛んでますから1-3月期も期待薄。国内で日本人だけを相手に商売している企業や商店は、景気上昇どころか原価高直撃で賃上げも期待薄でしょう。
意外と株価はこれらを反映してまして、日経平均株価はグングン上昇してますが、ドメスティック企業の株価は振るわずで、まあまあ名の知れた企業でも国内中心展開だと下がってる企業も結構あります。
逆に言うと、名も知らぬ企業であっても「AIに集中投資」とか「マレーシアにデータセンターを設置」なんて発表をすると海外勢が買いまくって爆上がりしてたりするので、英語でのニュースリリースが手薄なドメスティック企業は今後も上昇しないでしょう。
デジタル赤字の激増も深刻。私も先週だけで動画生成AIに120ドルを追加課金しちゃいました。AIだけで毎月300ドル近くも払っているのにダメですねー。できれば日本国内に古い写真1枚で日本語を話す動画を仕上げてくれるAIソフトを作れるチームが誕生して欲しいと思ってますが無理ですかね。
こんなこと書いてる私ですが、気が付けば息子が日本ベンチャーの一角を担っていた大手家具チェーンを退職し、GAFAの一員となっている企業に転職していることを先日知りました。結構昨年はベトナム・ホーチミンでの2店舗出店頑張ってたんですがねー。
先日の衆院選では政治系アナリストの事前予想が大外れ。今回はエコノミストの予想が大外れ。これで海外勢は日経新聞や各種メディアの報道を全く信じなくなったと思いますので、本日の株価が急落しないかどうかドキドキしながら見守りたいと思います。









