若い人は分からないと思いますが、現在の政界状況って自民党が割れない前提ですよね。でも私達のように選挙権を得てから35年以上も経過している立場で話すと、過去にも様々な形で自民党は分裂をしてきてます。
例えば前々回の総裁選に立候補していた河野太郎さんのお父さんである河野洋平さんは、1976年に新自由クラブという政党を設立して独立しました。ただ1986年に自民党へ合流し、結果的に自民党総裁にもなったのですが、過去の自民党総裁で総理大臣にならなかった唯一の人です。
あとは小沢一郎さん。自民党最大派閥のトップでしたが独立して新生党(後の新進党)を設立しました。非自民8党7会派による38年ぶりの政権交代の主導的立場でした。
ぶっちゃけ都市部の自民党議員にとっては公明党の選挙協力が無くなれば自民党で結束している必要性は低いわけで、首班指名選挙までに辞めればいいわけです。もっと言えば、小泉さんが「私は自民党から離脱する」と言えば、あっというまに50人は辞めるでしょう。
そのためには、維新の自民党との態度が明確になるまでは誰も動き出さないので、維新が自民党と連立政権を組むようなら独立することを考えるグループが出て来るでしょうし、そこが不明確ならギリギリまでビミョーな空気が流れるでしょう。
ただ、過去の経験から書かせていただくと、自民党分裂によって新しい連立政権が誕生する確率はかなりあると思ってます。
例えば前々回の総裁選に立候補していた河野太郎さんのお父さんである河野洋平さんは、1976年に新自由クラブという政党を設立して独立しました。ただ1986年に自民党へ合流し、結果的に自民党総裁にもなったのですが、過去の自民党総裁で総理大臣にならなかった唯一の人です。
あとは小沢一郎さん。自民党最大派閥のトップでしたが独立して新生党(後の新進党)を設立しました。非自民8党7会派による38年ぶりの政権交代の主導的立場でした。
ぶっちゃけ都市部の自民党議員にとっては公明党の選挙協力が無くなれば自民党で結束している必要性は低いわけで、首班指名選挙までに辞めればいいわけです。もっと言えば、小泉さんが「私は自民党から離脱する」と言えば、あっというまに50人は辞めるでしょう。
そのためには、維新の自民党との態度が明確になるまでは誰も動き出さないので、維新が自民党と連立政権を組むようなら独立することを考えるグループが出て来るでしょうし、そこが不明確ならギリギリまでビミョーな空気が流れるでしょう。
ただ、過去の経験から書かせていただくと、自民党分裂によって新しい連立政権が誕生する確率はかなりあると思ってます。