hirei私の住んでいる品川区を例に挙げると、票数でいえば立民or国民 8万/自民 2万/公明 2万/共産 1万といった感じです。

前回の衆議院議員選挙では自民・石原ひろたか 55,882/立民・あべ祐美子 52,056/国民・おくもとゆり 29,335/維新・吉平としたか 24,634/共産・香西かつ介 11,315/参政・植木ひろたか 8,257といった感じ。

総理大臣が応援演説に来ても、自民党支持者なんて見にも来ないので、創価学会の皆さんが全力で動員をかけてやってる感を出すといった状態で、小選挙区で自民党候補が勝ったといっても、公明票を抜くと3.5万程度になってしまうのが実情です。

都市部はどこもそんな状況ですから、小選挙区で自民党が勝ったとか惜敗率で頑張って復活当選したという地域も、ほとんどが創価学会票のおかげなんですよ。そんなわけで、次回の衆議院議員選挙では自民党の大敗が確実視されます。

ぶっちゃけ、これまでも品川区に住む創価学会の方々は「なんで自民党候補者を応援する必要性があるんじゃい?」って感じでして、「小選挙区は石原、比例区は公明に」と言いつつも「石原は嫌いなんだよねー」と明言する方も多数いました。

政治と金の話しも全く自浄作用を働かせることが出来なかった自民党。しかも政権交代されても支援し続けて来た公明党を差し置いて、高市新総裁は国民民主との連立協議をしちゃったのですから、そりゃあ公明党からすれば「自民党にハシゴを外された」って感じでしょう。

公明党に近い菅元総理が応援していた小泉さんが総裁になっていたら状況は全く違っていたことでしょう。菅さん、河野さん、小泉さんの3名は揃って神奈川県の議員なので、創価学会票の重要性を認識していますからね。

とはいえ、もう袂を分かった以上は決まったことなので仕方無いとして、今後の首班指名で野党が結託して高市さんではない誰かを首相に押し上げるような事態になるのでしょうか。

世界中の通貨に対してボロ負け中のアメリカドルなのに、それよりも弱い円。トランプ氏の失政で1ドル=152円程度ですが、1ユーロ=176円ってことはアメリカが順調だったら1ドル=180円って可能性もあったわけで、ここに政治的不安定要因が加わるのはヤバいこと間違いなしです。

明日からの株価がどうなるか気になるところですが、ここまで日経平均が上がると、いつかは利益確定売りが出るのは当たり前だったので、この辺でリセッションがあるかどうかを様子見したいと思ってます。