
11日午後に東京都立川市の集合住宅で発生した火災が、雷の側撃だったのではとの話しが出ているとの報道を目にしました。火元に住む86歳女性が煙を吸って病院に搬送されただけで死者は出ていません。
この報道を見て思い出したのが約40年以上前に同級生のお父さんが亡くなられた悲しい側撃事故です。
その事故は六甲団地という団地で発生しました。現在は建て替えられてグリーンヒルズ六甲1号棟という建物になっているのですが、昔は4階建ての団地が何棟も建っており、事故のあった建物は片側1車線道路を挟んだ向かい側に、コンビニより小さな灘神戸生協のスーパーがある場所でした。
道路に面していた建物の横には電柱が立っており、そこにトランスが設置されていて電源を団地の建物とスーパーに分岐していました。その電柱に落雷があったのです。
その雷撃はそこで目の前にある建物内のテレビへと方向を変え、そこで偶然にも仕事が休みで自宅でテレビを見ていた友人のお父さんが犠牲になりました。
その際に避雷針の重要性を認識したのですが、当時も今も高さ20mを超えない建物は避雷針の設置義務が無いはずで、今も5階建て程度の建物だと避雷針が無い物も多いと思われます。
当時はエアコンは一般的では無くクーラーが付いていればいいほうといった感じでしたが、今はエアコンが当たり前なのでバルコニーに室外機がありますから、そこへの側撃はあると思いますので、周囲に植栽や電柱がある方は注意しないとですね。
事故当時は夕立と呼ばれていた落を伴う雨は、いつしかゲリラ豪雨と呼ばれるようになりました。でもメカニズム的には同じで、海水温が高い/大気が不安定/積乱雲/秋雨前線等があればいつ発生してもおかしくないだけに、自宅前に電柱や植栽がある方は注意していただきたいと思います。