neko世の中でお買い物が大好きという方は多いと思います。だけど、そのためにいろいろな場所へ行って商品を比較・確認して買い物するのが楽しいという時代は終わりました。

私自身がそうなのですが、ほんの少し前までは郊外のアウトレットモールへ車で出かけるのは楽しみの一つでした。もう少し前なら大規模ショッピングモールへ行くのも大好きでした。そして今はどうかと言うと、全く行かなくなりました。

なぜならリアル店舗を回ってのショッピングは時間も労力も無駄に消費されるし、最安値もしくは最安値に近い金額の物にたどりつける可能性も低いから。

先日も自転車に使うM8のボルト&ナット4セットが必要だったのですが、以前ならホームセンターへ行って往復時間+店内で探す&買う時間で1時間は必要だったのに、今回はスマホでアマゾンアプリを立ち上げ検索。他サイズのネジも入ったネジセット311円の購入まで2分以内とかからず、しかも翌日配送ですよ。

ガラクタみたいな物を買いたければ中国の通販サイト「Temu」や「AliExpress」を立ち上げれば怪しいものやふざけた物まで多岐にわたる商品が閲覧でき。購入するのもオンライン決済。私はTemuの決済にペイペイを使っているので、決済情報を中国サイトに渡すこと無く安全にショッピングが楽しめてたりします。

この大きな理由はコロナ。あのステイホーム時代にホームショッピング中心のライフスタイルが定着し、それこそが「世界中から一番安いを最短時間で手に入れられる方法だ」と分かったからです。

フォーブスの記事によると、アメリカにおける小売店動向を見ると、2023年は新規出店数(5,751)と閉店数(5,473)が拮抗していたのに対し、2024年は新規5,970店に対し閉店7,325店と閉店が開店を大きく上回り、今年予想は新規5,800に対し閉店15,000と完全にリアル型小売業の終焉が見える年になるかもとしています。

トランプ大統領は自国産業を守るためとして各国に関税を課すとしていますが、これは輸入品原価を押し上げ、物価高騰を招くことでしょう。アメリカで造っているパソコン・スマホ・液晶テレビ・家具なんて無いのですから。

そして安い商品を求める消費者は世界中のネットサイトで安い値段の物を探し、その価格と自国価格の差の是正を求めるでしょうし、解消されなければ個人輸入へと突き進むことでしょう。

このブログには怪しい中国の通販サイトへの招待コードやリンクは張りませんが、世界中から一番安いを求める時代がドンドン進む2025年になるのではないかと思ってます。

そして3夜連続の新年会が終わり、必死にアルコールを抜こうと水を飲んで戦いつつ、時代の流れだから仕方ないという言い訳ブログを書きながら、今日も不用品の購入をしている私です。