
今回は124議席を争うわけですが、もしここで与党が50議席を割るような展開になると参議院で与野党逆転もあるわけで、1998年の参院選は大人気の橋本龍太郎氏が総理大臣でしたがボロ負け。事前は60議席前後と言われていたのが蓋を開けると44議席で、橋本氏は1度も地元岡山入りできないほどの苦戦まま退陣を余儀なくされました。
公明党は前回の衆院選を見る限り当時代表だった石井啓一氏まで落選するほど創価学会の集票機能が低下していたので、組織の結束を強めるとともに巻き返しを図っていると思いますので前回同様の13議席は確保するでしょう。
ただ、小選挙区で選挙協力する以上は自民党支持者に比例区で公明党と書かせろと要求するでしょうから、世の中に事情をよく分かっている自民党支持者がいるのなら、その方々が公明党と書いて上積みが得られるかもしれません。
逆に自民党支持者からすれば、前回の衆院選のトラウマがあるので、背に腹は代えられないと「比例区も自民党」とアピールする可能性もあり、そうなると自民&公明の連立はギスギスしたものへと変わっていく可能性もあります。
参院選は7月とされているのですが、東京では都議会議員選挙も7月に予定されており、バカバカしいほど調整が難航していて日程がバラバラになりそうです。こんなもん同日選にすれば経費が劇的に下がるのに、無駄に税金使いますねー。
そんなわけで、6月から7月にかけて不在者投票会場を含めて約1ヶ月間も公共施設のスペースが使えなくなる予定で、地域の夏祭りやイベントなどに重大な影響を与えています。ちなみに私共の地区である荏原第一地区の品川区民まつりも同様で、例年7月(昨年は7/13)開催なのですが日程調整が不透明となっています。
今回の選挙で石破政権が結果を出すには通常国会で画期的な法案を通すとか存在感を見せる必要があるのですが全くもってそんなそぶりは見えず、逆に失敗しないように安全運転しすぎて何もしていないように見えます。「意外と総理になると石破って面白くないねー」って感じ。
大阪関西万博が成功すれば維新に追い風ですが、ド派手に失敗すると大変な逆風になる可能性もあり、兵庫県知事選挙でも分かるようにネットの影響が今までより大きくなる選挙戦だけに、どんなうねりがおきるのか予断を許さない状況です。
そんなわけで、コロナ融資の返済でヒーヒー言ってる状況なのに、すでに7月の選挙へ向けた準備に入りました。どうせ「資金集めパーティーは廃止」とか言ってたのに「サポーターの会」とか誤魔化してやりますよ。だってお金が無いと選挙できませんから。
とにかく地域住民に迷惑がかからないよう、とっとと日程調整をしてください。今の時点で調整できていない時点で死ぬほど迷惑ですけどね。おしまい。