2026年03月
2026年03月08日 06:21
朝鮮日報が韓国内にあるアメリカ軍のパトリオットミサイルが国外に搬出されていることを報じて1日半が経過しました。さすがに日本では報じていませんが、同じことが日本国内でも発生しているのは想像に難くないわけで、ウクライナ支援のため迎撃ミサイルを供出する中での対イラン作戦展開となり、西側諸国全体で迎撃ミサイルの不足が深刻化していると思われます。
日経新聞も昨日同様の事を報じていましたが、言わなくてもいい事を目をキョドらせながら言ってしまうトランプ氏が戦闘開始初期段階で「戦闘は4-5週間を想定、能力としてはそれ以上の期間も可能」と発言していたので、当時から弾不足が深刻なんだと認識して私は先日の記事を書きました。
パトリオットミサイルを国内でライセンス生産している三菱重工の生産能力は年間30発。理由はアメリカから輸入しているシーカー(目標探知機)が入ってこないためとされています。
中東各国の各アメリカ軍基地では、この貴重な1発6億円以上する迎撃ミサイルを大花火大会のように撃ちまくっていて、西側全体で丸腰になる日も近いという状況になっていると推測されます。
トランプ氏は「イランの制空権をほぼ掌握」と言ってましたが、イラン軍は西側から武器を買えず東側からも買っていないので最初から制空権の基本が地対空ミサイルになっていて、そりゃあ最初から無きに等しい制空権は掌握できるでしょといった感じ。
アメリカの潜水艦がイラン海軍の戦艦をスリランカ沖で撃沈した件も、自衛隊艦船も参加したインド海軍国際観艦式帰りの船を狙っていて、当たり前ですが式典参加だし他国の港に入るので武器は搭載しておらず、卑怯にもほどがあると言う攻撃だったりします。
3月21日(土)にアメリカ軍横須賀基地で開催予定だった基地開放イベント「日米親善よこすかスプリングフェスタ2026」は中止となりました。今後のアメリカ軍基地開放イベントは中止でしょう。
中東からの邦人救出用にモルディブで待機を命じられた航空自衛隊機は、当初想定していたKC767となり、昨日の記事に書いたC130ではありませんでした。こちらは先ほど2時半前に出発しています。
まだまだ当面は目が離せない状況が続きそうですが、さすがに安くて6億円のミサイルで中東花火大会をやり続けることがアメリカ国民に喜ばれるとは思えず、MAGA(マガ/Make America Great Again)を信じたトランプ大統領支持派層の動向が気になっております。
アメリカに製造業回帰の動きが生まれ、物価高が是正され、外国人に取られていた仕事がアメリカ人に戻って来るというトランプ氏の主張とかけ離れた行動ですが、何が目標なんでしょうね。
少女を大量に離島へ連れ去り夜な夜な乱交パーティーをしていたとするエプスタイン氏の件も、トランプ氏は「この島へいった人のリストを持っていて大統領になったら公開する」と言ってましたが、最近は「その話しはそろそろやめよう」なんて言ってるので、自分も参加してたんでしょう。
なんだかイロイロ不明な点が多い方がアメリカ合衆国大統領なので、カナダは51番目の州だとかグリーンランドはアメリカが買うといって件も含め、私には天才バカボンのパパにトランプ氏が見えて仕方ありません。そう「これでいいのだ」です!
2026年03月07日 05:47
イスラエルとアメリカのトップ同士が自身のスキャンダル隠しのために始めたと思われるイラン攻撃は拡大の一途。イランの最高指導者で聖職者の人物を殺害しといてすぐ終わるわけないですもんね。よく国際大会前に飛行機が欠航とかコンテナが届かないなんてことはあるのですが、今回のように何もかも分からず情勢分析からやる作業は生まれて初めて。AIさんのおかげで助かってます。どちらも無事に始まって良かった。
邦人救助機は民間機のチャーターでリヤド(サウジアラビア)&マスカット(オマーン)から東京へ飛ぶと発表されました。それとは別に自衛隊機1機をモルディブで待機させるとしているので行くのは写真のC130かもですね。
とはいえ昨日時点でリヤドからは結構な数のフライトが飛んでましたし、マスカットも少しは飛んでいるので、政府救援機が無くても国外へ脱出するのはできるでしょう。ちょっと記憶に新しいプチ情報だけ以下にメモ。
キプロス) EU加盟国
・イギリス空軍アクロティリ基地がイラン製ドローンの攻撃を受ける(3/2)
・イギリス軍が防空駆逐艦やヘリを派遣
・フランスが迎撃システムを提供
・EU理事会議長国として和平交渉に意欲的だったが意気消沈
トルコ) NATO加盟国/EU未加盟
・NATO防空網がイランミサイルを迎撃(3/4)
・トルコ国防省が「初めてNATOがこの戦争に直接巻き込まれた」と警告
・トルコ政府が「イランの地域戦争を拡大させる行動は容認できない」と警告
ギリシャ) EU&NATO加盟国
・空母ジェラルド・R・フォードが作戦開始直前にクレタ島から出航
EU)
・EU首脳が「イラン情勢は極めて憂慮すべき」と声明
スペインvsアメリカ)
・トランプ氏が「基地を使わせなかったスペイン嫌い」と言った
・スペイン国王が「戦争にノー」と言う
・トランプ政権報道官が「スペイン側と基地使用について合意」と発表
・スペイン外相が「全くのデタラメ。彼女は報道官で私は外相だどっちを信じる?」と発言
EUとかNATOまで絡み合って世界大戦的な様相を見せて来ました。すでに東欧はロシアvsウクライナをやっているので、ユーラシア大陸は本気で大変な状況になってます。
世界耐久選手権は3/28決勝予定だった開幕戦カタールが延期。3/22-23の公式テストも中止でしょう。F1は3/27-29鈴鹿のあとが4/10-12バーレーン、4/17-19サウジアラビアなので、代替開催地の検討も始まってます。日本で2戦連続とかなったら一大事です。
まずは落ち着きつつあるので一安心。
2026年03月06日 06:11
写真はイオンのネットスーパーグリーンビーンズのもの。神明のあかふじ いつものお米5kgが税別3千円を切ってます。ただ、このサイトだと一番安いのが欲しい方には政府備蓄米も税別1,980円で売ってるんですけどね。スーパーマーケットの店頭だとブランド米でも5kg税別2,980円ってのが出始めましたよね。これ3月の年度末に数字を作りたい会社があるのと、温かくなるとコメ貯蔵施設を冷やしておくのにお金がかかるらしく、一定量まで在庫を減らしたいという要望もあるそうです。
昨年の小泉備蓄米も残ってる会社があると思いますが、その前の江藤備蓄米も残っていると思われ、そこに昨年増産した分のお米も流れ込んでるわけで、生活者は価格上昇でコメ離れが進んだので、需要は激減しているでしょうから、値下がりするのは時間の問題だったと言えるでしょう。
お米屋さんは結構高値で仕入れた所が多いと思うので価格競争にさらされると厳しいかもですね。あと物価上昇率を2%以上に誘導したい日本銀行にとっても、物価変動要因の半分は食費なので、コメ価格下落は良くない兆候ですね。
イラン攻撃でガソリン/軽油/灯油価格が上がると思いますが、暫定税率撤廃で下がっているので、それを上回る上昇になるかは未知数ってところでしょうか。
我が家もめっきり炊飯器を使ってお米を炊く機会が減りました。週1回炊けばいい方。なんとかお昼ご飯はお米を食べるようにしていますが、外食しなくなって週の半分以上はテイクアウト弁当。飲食店でランチしてご飯大盛注文なんて一切しなくなっちゃいました。
ここ2年間のコメ不足で流通価格は上昇しましたが、同時にコメ離れが加速度的に進んだのではないでしょうか。今後の価格動向を注意深く見守って行きたいと思っております。
今回のアメリカとイスラエルによるイラン攻撃ですが、宣戦布告ナシの一方的攻撃なので、アメリカやイスラエルには今後の復興支援をサポートする必要性が出て来るでしょう。さすがにイラン国内における被害者数が増えて来たので、アメリカに同調できないという国々も出て来ていて、このまま長期に泥沼化させ「あの時はお互いさま」でごまかすか、早期に戦闘終結させ戦後復興支援基金等による支援体制を確立するかだと思います。
直近で高市氏とトランプ氏の会談が予定されていて、兵器を大量に買わされる、(石破政権下で約束済の)とんでもない額の投資実行の確約を取られる、(日本で絶対売れない)アメ車を売れと約束させられる事に加え、この復興支援基金への出資を約束させられるのでしょう。
当然ですがペルシャ湾で機雷掃海や安全航行支援(伴走等)も入るでしょうし、補給&輸送は給油用の燃料代を含めて日本負担をいつものように強要するのは間違いなし。当たり前のように人道支援という名の物/人/金もジャンジャン供給させられるでしょう。
そんなわけで、中東危機が発生するとアメリカが日本にいろいろ頼んでくるのでプレゼンスが上がり、日本の資源は中東依存が高いので自衛隊を派遣したり国費を投入する理由もあって国民の反対も少ないため、他国に比べ結構な大金が出せると言う不思議なポジションだったりします。
高市氏が「日本は地域全体の希望と未来を支援するためイランならびに中東各国の未来を築く"Operation MIRAI"として10億ドルの無償資金と最大20億ドルの円借款による支援をアメリカを通じて行うことでトランプ氏と合意しました」とか言えば5千億円程度の支援ならスルっと決まることでしょう。
あとはプライドの高いイランがアメリカからの資金を受け入れるかと、アメリカが簡単にイランへの経済制裁を解除するかだと思うのですが、高市氏のアメリカ訪問までに交渉出来そうな雰囲気がアメリカ政府側に全く無いのが気になるところです。
2026年03月05日 06:16
アメリカ政府から「中東にいるアメリカ人は全員国外へ退避せよ(Depart Now)」が出されてます。幸いエティハド航空/エミレーツ航空/フライドバイといった一部の旅客機は運行再開。各地で足止めだった人々もヨーロッパ各国/トルコ/フィリピン等には脱出できたようです。そこから目的地までは自腹で頑張れですけどね。カタール航空やロイヤルヨルダン航空や日系航空会社はまだです。
トランプ氏は「攻撃は成功した」「イランはもはや防空能力を持たない」「監視施設を完全に失った」「ホルムズ海峡のタンカーを護衛する」等と言っていますが、国防総省は「すみやかに追加部隊を派遣して戦力増強を図る」としていて、結構なレベルで予想外の展開になっている様子。
アメリカ政府にとって最も予想外と思われるのは、イランがアメリカ軍基地のある国すべて(バーレーン・イラク・カタール・クウェート・アラブ首長国連邦・ヨルダン・サウジアラビア)と港湾施設の利用を許可したオマーン、そして直接的な対立相手であるイスラエルへドローン攻撃を仕掛けていて、全9カ国でとんでもない数の迎撃ミサイルが消費されています。
迎撃ミサイルはイスラエルのアイアンドームで1発1億円弱、PAC3パトリオットミサイルだと安い物で1発6億円。イージス艦に搭載される迎撃ミサイルは1発30億円以上。これを150万円から300万円のドローン攻撃を防衛するために撃ちまくっているわけです。
当然ですが迎撃ミサイルなんて大量にあるわけが無く、この勢いで使い続けたら数日間で使い果たす国も出て来るでしょう。アメリカが1ヶ月に生産できる迎撃ミサイルは6〜50発程度。イランが1ヶ月で製造できるドローンは約200機でミサイルも100発は製造できるようなので、アメリカに残された時間は良く持ってあと一週間ぐらいしか無さそうです。
昨年イスラエルとアメリカの助けを借りながらイランを攻撃した時は、数日でイスラエル側の迎撃ミサイルが足りなくなることが判明。急にアメリカが無理やり停戦交渉開始。全く国家転覆もできず核施設の破壊もできず完全に失敗。
それでも停戦合意と同時にトランプ氏は「イランの核計画を完全に破壊した」とナゾの勝利宣言。当時イランがハッキリ勝利宣言を出してたし、今後も攻撃があった場合は報復すると宣言していたので、トランプ氏の勝利宣言は何の話しだろうと思ってたんですよねー。
20年以上前のブッシュJr.大統領時代にも大量破壊兵器がどうのこうのとか言ってイラク攻撃してたのを思い出しました。あれもフセイン氏は拘束できたけど核なんてどこにも無く、イラクは内戦でグチャグチャになって何千人も死者を出してアメリカ軍は撤退しました。
そもそも昨年の時点で迎撃ミサイルは最大4週間分しか無いって分かってたわけでしょ。今回は昨年と違ってもっと沢山の国にイランがドローン攻撃しまくってるので、もっと早く迎撃ミサイルは品切れになるでしょう。
イランは迎撃ミサイルが切れてから弾道ミサイルを撃つのかも。イスラエルに一発だけ撃ち込まれてるのですが、地下シェルターに逃げていた人々を全て吹っ飛ばす破壊力で、ネタニヤフ首相と国民に結構な精神的ダメージを与えている様子です。
すでに中東各国のアメリカ大使館は機能しておらず、エルサレムの大使館はホームページに「大使館は何もできません」「自分達で情報を集めて脱出してチョ」「サイレンが鳴ったら全部本物なんで上手く逃げてね以上」とか書いてます。
サウジアラビアやアラブ首長国連邦のアメリカ大使館も同じ状況でして、もうアメリカ大使館はアメリカ人を守れませんと言ってる状態。だってアメリカ大使館がイランの攻撃目標になることは間違いありませんから。
トランプ氏の言ってること分かります?昨年ミサイル拠点と核開発拠点は完全に破壊したと言ってたんですよ。ぜんぜん破壊されてない。今回も制空権を掌握したとかイランの防空能力は壊滅とか言ってますが、ミサイルもドローンも飛びまくってます。
しかもイラン国民に「今こそ立ち上がれ」と言ったかと思うと「外に出て抗議するつもりなら多くの爆弾が投下されている今は危険だからやるな」とか言う始末。もう制御不能状態なんでしょう。
間違いないのはイランが最初に攻撃開始したのでは無いと言う事。つまりイラン側からすれば自国を攻撃して来たアメリカ軍の拠点を攻撃するのは単なる正当防衛。それ以上でもそれ以下でも無いのですよ。
亡くなられたイランの最高指導者ハメネイ師は86歳。79歳のトランプ氏と76歳のネタニヤフ首相は、86歳の人を殺害するためだけにバカげた戦いを挑み、勢い余って政権幹部を皆殺しにしちゃって交渉相手がいないという最悪の状況。
交渉相手がいないんじゃ停戦なんて絶対無理なんで、最新のニューヨークタイムズには「イラン情報省工作員がCIAに停戦に向けた対話の用意があるとシグナルを送ってきた」なんて記事を載せてます。正しくは「CIAがイラン情報省筋とのラインで交渉窓口を築けるだろう」と希望的観測をトランプ政権の偉い人が言ってるだけだと思いますがね。
なんでも良いので、アメリカ人の方々はもうちょっとまともな大統領選んでください。こんな人がアメリカ軍や関税を使ってアホみたいなディールとやらを続けていると世界が滅びます。よろしくお願い致します。
2026年03月04日 07:01
先月末に破綻したイギリスの住宅ローン専門会社「マーケット・フィナンシャル・ソリューションズ(以下MFS)」の件ですが、当初は日本市場への影響は限定的とされていました。ところが昨日になって三井住友銀行(SMBC)にも懸念される債権があるとされ、一部報道によるとその額約1億ポンド(約210億円)とも出ています。ただ直接融資して無いでしょうから、いったいどんな金融商品に投資して関わることになったのかに注目が集まっています。
サブプライムローン問題をきっかけに発生したリーマンショックの記憶が新しいだけに、「信用度の低い客に多額のローン貸付をする金融機関があった」という事実は、「他にもやってるヤツがいる」という疑心暗鬼を生み、金融株下落につながっています。
世界最大のリスク債権はアメリカのクレジットカード債務残高。アメリカ人はなんでもクレジットカードで買い、毎月最低返済額(=当月分の金利)だけ返す生活をしています。その合計1.3兆ドル(約200兆円)以上。1人平均1万ドル(150万円)以上のカード負債を抱えています。
しかもこの金利が20%以上と高いのに当月分の金利しか払わないわけですから、要は一切返済しないわけです。
それでも金利だけを何ヶ月も払い続けていると貸出上限が緩和され、なぜかアメリカ人は「おっ!また借りられるようになってる!」とばかりに上限まで使い、もっと借りるためにさらに金利の高いカード(400%ってのもある)を作り、その金利負担を増やす生活を続けるのです。
今トランプ氏はこの状況に対し「クレジットカード金利上限を10%にしろ」なんて事を言っているのですが、このクレジットカード債権も金融商品化(Credit Card ABS)されているのですよ。しかもリスクが極めて少ない商品とされています。
ちなみにサブプライムローン問題の総額が約1.3兆ドル(当時のレートで140億円)。ですからアメリカのクレジットカード債務残高と同規模。
住宅ローンをユルユルで貸してるなら自動車ローンもユルユルなはずとなってクレジットカードもユルユルじゃね?なんてことになったら一大事だと勝手に懸念している次第です。
もしアメリカ人が改心してカード負債額を減らすと決めたとしても、元金150万円/金利30%/5年返済だとして月々48,530円で総返済額が2,911,800円。なんと支払利息は驚異の1,411,800円です。実際の平均金利はもっと高いと思いますけどね。
なんとなく対イラン攻撃で株価が下がってるように見えますが、実際はいろいろあるってお話しでした。なお私は日銀の基準金利上昇期待で銀行株を買ったのでダメージ直撃しております。しょんぼり。
私の場合、第二次世界大戦への日本参戦が宣戦布告ナシでの真珠湾攻撃でだまし討ちだったと教わって来たので、ちゃんとした国が戦争を始める時は宣戦布告する物だと思っていました。でもロシアのウクライナ進攻が何の予告も無く一方的だったように、アメリカとイスラエルによるイラン攻撃も何の予告も無く一方的でした。
ただロシアもアメリカも戦う相手を間違ったとしか思えません。というのもこれまでの両国トップが自制心で止めていられた相手に攻め込んでいるし、ウクライナもイランも大国が戦争にするには相手が大きすぎると思うのです。
ウクライナは東欧最大の工業国でロシア軍兵器や航空機の開発&製造拠点だし、イランはミサイルだって自国で開発&製造できてしまうレベルの国なわけで、大国に攻撃されたらビビって降参するなんて訳は無く、ガンガンにやり返して来ることが容易に想像できたはずですよね。
私の世代はイランvsイラク戦争を知っているので、アメリカが必死に武器と資金を供給したイラクですら先手を打って進攻したにも関わらず反撃され戦いは8年にも及び、最後は攻め込んでいるはずのイラクが毒ガス兵器を使用しての大量虐殺を仕掛けるほどに追い詰められました。
今回も簡単には終わらないでしょう。アメリカはイランに攻撃をして最高指導者ハメネイ師を殺害したわけですが、2月上旬から死ぬほどアメリカ軍が周辺に武力集結させていたのは分かっていたわけで、イラン国民は早々のうちに攻撃があると覚悟していたと思われます。
そもそも他の国とは何もかも違うのがイラン。アラビア語のアラブ諸国に対しペルシャ語。西暦は一切使わずイラン暦(太陽暦/今日はイラン歴1404年Esfand13日)。アラブ諸国/トルコ/イスラエルを全敵視して独自のペルシャワールドを構築。欧米の価値観とは全く違います。
さらにイランは革命の輸出作戦と称して周辺の親イラン武装組織に資金/訓練/兵器を提供し、レバノンのヒズボラ、パレスチナのハマス、シリアのアサド政権、イラクのシーア派民兵組織、イエメンのフーシ派といったネットワークを築いて来ました。
ここ数年で革命の輸出作戦ネットワークが超弱体化。いずれはイランとイスラエルが直接対決すると言われていましたが、広大な土地を持つイランに対しイスラエルは四国程度の面積。テルアビブとエルサレムに何発かミサイルを撃ち込めば結構なダメージになる国です。
しかもイランは大国意識が強く、アメリカに何を言われても屈する必要は微塵も無いというのがイラン国民全体の感覚。何を言われてもアメリカに奴隷のごとく屈し続ける日本人には全く理解できない部分だと思います。
今回もおそらく「ハメネイ師を殺られた以上は徹底的にアメリカと戦うしかない」という国民意識になっているでしょうし、政府批判をしていた国民たちまでもを反アメリカで団結させてしまったかもしれません。
アメリカの経済制裁でイラン経済が破綻していて、何も買えないという国民たちの怒りが昨年末の暴動という形で表面化したわけですが、諸悪の根源はアメリカだから徹底的に戦うしかないという感じになっていくことでしょう。
なによりも重要なのが「イラン人は超大国のアメリカと戦うイランが好き」と言う部分。「奴らを本気にさせてやったぜ!」って感じ。「ミサイル攻撃のみで陸上部隊が来ないなら余裕だからテロ国家呼ばわりされてるついでに世界中をテロ攻撃だ!」ってな感じかもです。
アメリカとイスラエルの両国トップは自身のスキャンダルから目線をそらすために今回の戦争を始めたのは誰にでも分かることです。そんなことのために大金を投じて自国の軍隊が持つ兵器の性能を開示してしまうなんて愚の骨頂ですが、現実が事実なので仕方ありません。
アメリカはベトナム(アメリカ側戦死者数58,220人)での泥沼化&撤退以降も、911ワールドトレードセンタービルテロ事件(被害者数約3千人)後のアフガニスタンやイラク(アメリカ側戦死者数約7千人)も泥沼化させ何も得られないまま撤退。第二次世界大戦で勝った時の幻想を追い続けて失敗を重ね続けています。
トランプ氏は昨年のイラン攻撃時に「イラン核開発計画の根絶に成功した」と言っていました。でも核開発能力も60%濃縮ウランも残存していたのでしょう。逆に追い込まれて核開発を急いだかもしれません。もし核弾頭を保有していたらイランが追い込まれた場合使うかもしれない。恐怖です。
戦争は宣戦布告ナシに始まる。そして始めてしまうと簡単には終わらない。そのことだけは良く分かりました。第二次世界大戦も、こうやって何年もかけて各国が巻き込まれ大戦に至ったのだということも体で感じることが出来てきました。
とにかく今週始まるパラリンピックやWBCがテロの標的にならないことを祈ると同時に、日本が戦争に巻き込まれないことを祈るばかりです。
2026年03月03日 07:21
先週末は東京マラソンで、ここは車いすの部もあったのでパラリンピック関係者や保護者の方々も参加されていたのですが、アメリカとイスラエルのイラン攻撃によってミラノ・コルティナ2026パラリンピック冬季競技大会への移動が難しい方々が出て来ました。というのも中東の各空港はヨーロッパ便の主要乗換拠点となっていて、安く早く行くにはエミレーツ航空/エティハド航空/カタール航空というのが当たり前になっていたからです。
ウクライナvsロシア戦争前はフランクフルト/ロンドン/パリ/アムステルダムへの直行便が飛んでいたので、これに乗る方々が多かったと思うのですが、今はこれらの便がロシア上空を飛ばず迂回するので時間がかかるため中東乗換え便を使う方が増えていました。
中国の航空会社はロシア上空を飛べるのでそれを使う方も多いですが、この中東経由は使用機材も新しいし乗換え空港もキレイなので快適。しかも価格もリーズナブルなんですよ。
開会式が6日なので選手は別としてご家族や裏方は昨日や今日出発予定の方が多かったのですが、中東経由が飛ばない事態となり、他の路線は全てエコノミーの片道で30万円から70万円と高騰していて、なかなかに難しい判断を求められてます。
裏方といっても代表団に含まれない方も沢山いまして、選手の障害度合いによっては特殊な用具係やかかりつけ医療スタッフ等が付いていく場合もあるので、これらは選手持ちだったり裏方さんの善意による自腹だったりするので、旅費高騰は深厚なダメージなります。
今週末はF1開幕戦がメルボルンで行われるのですが、先週末はピレリタイヤのテストがバーレーンで予定されていたため、タイヤスタッフとマクラーレン&メルセデスがバーレーンにいて、こちらはこちらでまあまあ大変な状況だそうです。
国際大会はテロの危険性もあり、とくにパラリンピックはオリンピックと異なり警備も厳重では無いので、アメリカ選手団やイスラエル選手団はピリピリしていることでしょう。本来なら同盟国である日本も危険だと思うのですが、日本代表関係者にその意識ありますかねえ。
ドバイ空港にはミサイルが着弾(動画)した(私が撮影した平和の時の同じB12搭乗口付近)らしいですし、クウェートではアメリカのF15戦闘機が誤射されて3機も撃墜されたとかで、かなり混迷の度が深まっているようなので、もしかすると来週のパラリンピック出張は中止かも(っていうか中止だろ!)です。
ちなみに一部フライトは運行再開しているので、本日中にはイロイロ判明すると思われます。
2026年03月02日 07:18
2022年12月登録のホンダステップワゴンスパーダ(ガソリン)を売却したのは昨年末のこと。新車価格360万円に21万円オプションの純正9インチナビが付いた車両を購入したのが2023年3月。ディーラー展示車だったのですが、当時は半導体不足で新車供給が全く追いついておらず、新車だと納車日未定ということで4ヶ月落ち展示車を365万円で購入しました。
約3万円のドアバイザーをディーラーで、イエローハットでETCとドラレコを約5万で付け、フロアマットはアマゾンで2万円で買いました。
ディーラーの点検パックを付けていたので6ヶ月毎に点検を受け、いよいよ車検というタイミングで下取り価格を聞くと「ネットの中古車買い取りサイトに出せばハイブリッドじゃないガソリン車は高く売れるかも」との情報を営業マンから聞き試してみると、各社350万円以上の値段が出て来ました。
結果的には写真の350万5千円の会社に決めたのですが、決め手は「フロアマット等はヤフオクで売った方がお得」って言葉と、「うちに売らなくても良いのでドコで決めたかだけ教えてください」というガツガツしない姿勢でした。
あれから1年ちょっと経過しディーラー営業マンに聞くと、3年乗っても新車価格と同じorもっと高く売れるという中古車バブルは終わりを迎えているそうです。特に主役だったアルファードやメルセデスベンツGクラスは相場が正常化し、値上がり期待で購入した方々は大変かもとのこと。
AIに理由を聞いてみると、面白い答えが出て来ました。
プレミアム価格になった理由)
・新車供給不足
・残価設定ローンの普及
・投機的購入者の参入
価格が下がった理由)
・生産正常化による新車供給の改善
・残価設定ローン満了による返却ラッシュ
・需要の鎮静化(右ハンドル)
ほとんどが理解できたのですが、「海外需要の鎮静化(右ハンドル)」となっていて、メルセデスベンツGクラスに関しては左ハンドルはまだ一定の海外需要があるような回答でした。確かに左ハンドルなら多くの国々へ輸出できますもんね。
ちなみに私が売却したステップワゴンですが、高値の理由はシートカバー&ハンドルカバーを付けていたこと、小さな子供やペットを乗せなかったこと、タバコを吸わなかったことの3点により車内がすこぶるキレイだったからだそうです。
ミニバンはファミリー層が乗るので、結構なレベルでお菓子の食べかすやジュースをこぼした跡などがあって汚くなっている場合が多く、ペットやたばこは臭いも付くので著しく価値が下がるそうです。そもそも私は年に1万キロも乗りませんしね。
買取会社の方は「このままオークションに流すのですが高値がつく理由は海外需要です」とおっしゃっていたので、あの車も今はタイ等の右ハンドル国で走っているのかもしれませんね。
アメリカとイスラエルがイランを攻撃した影響で、すべての中東便が運航停止になっています。私はロシアvsウクライナ戦争開始以降のヨーロッパ出張は、ドバイ/ドーハ/アブダビ経由にしていましたが、ちょっと再検討が必要な感じです。ドバイ空港は世界最大の国際ハブ拠点で、日本からヨーロッパやアフリカへ向かう方は、ここでの乗り換えを前提にプランを作る方が多いと思います。(写真はエミレーツのエアバス350エコノミークラス)
とくにロシアvsウクライナ戦争以降はロシア上空を通れる中国の航空会社を利用する方が増え、結構満席や満席に近い便の割合が増えたので、より一層中東経由の機会が増えました。しかもドバイ空港って広くてお店も多くて快適なんですよねー。
今回の件でイランは報復攻撃としてドバイ/ドーハ/アブダビの各空港を攻撃したとされています。実際に旅客ターミナルに着弾したとの報道もあり、「大丈夫そうだから行くか!」って感じでも無く、そもそもフライト自体がキャンセルになっています。
ホルムズ海峡に機雷でも流されたら船舶の航行は全面ストップ。機雷を流さなくても保険会社がココを通行する船の保険適用は戦争を理由に除外するでしょうから、実質的に海運各社は運行なんてできないでしょう。
これまでの湾岸戦争では勃発と同時に株価が下がり、解決と同時に上がると言う動きをしていたので、今回も株価が下がるのでしょう。あとはいつ解決するかですが、数日で解決するかもしれないし数ヶ月かかるかもしれないですねえ。
個人的にはパラリンピック(3/6-15)への移動を中東経由便で計画していましたが、一昨年の(バイクの)ルマン24時間レース以来となるフィンランドのフィンエアーに変更となりそうです。個人的には安いなら中東経由便でもいいのですが、フライトキャンセルの可能性がありますからダメでしょう。
今週がパラリンピック開会式なので、株価を含め今日中に色々情報を集めて決めないといけません。中長期的にはガソリンや原油価格高騰で新たなインフレ要因となって実質賃金のさらなる低下を招くって感じですかね。まずは今日月曜日を乗り切りたいと思います。今週も頑張りましょう。
2026年03月01日 06:30
昨年のイラン・イスラエル戦争は、6月13日にイスラエルが先制攻撃したことから勃発しましたが12日間で停戦合意。それ以降、攻撃したいイスラエルと核武装を急いで強靭な国際的地位を築きたいイランの間で緊張感が高まっていました。すでにイランはイスラエルに届くミサイルは開発済みで、あとは核弾頭さえ開発すれば爆弾1発でイスラエルを終わりにできるわけで、どうしてもそれをやめさせたいイスラエルは、とにかく今のうちに叩けるだけ叩きたいという感じだったと思います。
これを受けてイランメディアが「ホルムズ海峡は事実上閉鎖された」と発表しており、中東産原油に依存している日本には大きなダメージが予想されると同時に、日本からのヨーロッパ航空路線は、ロシア・ウクライナ上空を通れない上に中東も通れなくなって結構なダメージでしょう。
トランプ大統領は、イラン国民に「今こそ蜂起せよ」とメッセージを送っています。おそらく地上作戦を実施するつもりが無いのと、イラン国民が頑張ると信じ込んでるのだと思いますが、携帯電話網やインターネット網が断続的に遮断されていて、今回の攻撃でもっとつながらなくなるでしょう。イラン国民にトランプ氏のメッセージは届かないかもしれません。
イランの最高指導者ハメネイ師の自宅が破壊され黒煙をあげる様子を配信しているメディアも多数あり、同時にイラン側も反撃を開始している様子で、どうせ真実は分からないとは言え、少なくともここ数年私が使ってきた中東経由のヨーロッパ便は当面使えないでしょう。
週明けの株価が下がるのは確実かと思いますが、どの程度まで落ちるのかに注目したいと思ってます。









