2025年12月

2025年12月31日 07:06

imf私は長野オリンピックが終わった1998年2月末で広告代理店を辞め独立しました。私自身が離婚したり大阪へ引っ越したりといろいろ激動したのですが、世界はもっと激動していました。

1997年11月3日に三洋証券(準大手)が破綻。同月17日に北海道拓殖銀行(都市銀行)が破綻し1年で清算と発表。同月24日には山一證券(大手)が自主廃業を発表。

この日本における金融不安真っ最中の11月21日深夜に韓国が「IMF(国際通貨基金)に救済金融を要請」と発表したのです。1998年に入ると新しいキム・デジョン大統領の下で徹底した緊縮財政と5大財閥の解体&再構築が開始。

それとともに日本では日本長期信用銀行と日本債券信用銀行がともに経営破綻し国有化。金融機関に置くのは危険とのデマが広まり、預金をおろして現金化する動きが活発化し、1999年に日銀は異例の緩和策としてゼロ金利を始め、失われた30年がスタートしました。

その頃ウォンvs円が0.12から0.9まで急落。1万円が8万3千ウォンだったのが11万ウォンになったので、超ラッキーと韓国へ良く行くようになりました。そして行って分かったのは、通貨がいくら下がっても国民生活への影響は大して無いってこと。

大手財閥が大変でも一般生活者は関係ないし、ウォンが安くなっても海外へ行かなければ気にもならないし、何より外国人が大量に来てチョー儲かるわけですよ。露店ではIMF危機記念グッズが販売され、私もTシャツを買ってきました。

そんなわけで、日本円が下がっても日本人は海外旅行さえ行かなければ大した問題は無く、円安で日本旅行がお得!って外国人が大量に来て消費しまくってくれるので、今は海外から日本へ来る方々へ日本の素晴らしさをPRする時期なのかもと思ったりしてます。

ちなみに韓国は2008年末のリーマンショックでウォン急落。そこから2012年までウォンvs円が0.7と1万円が14万ウォンとなっていて、日本人が韓国へ行きまくって日本人の韓国に対するイメージが爆上がりしました。

いよいよ2025年最後の日となりました。ポンドは198円が210円。ユーロは161円が183円。オーストラリアドルは98円が104円。見事に日本が世界通貨に負けまくった年でした。

景気後退が鮮明な中国元が21.3円から22.3円とほぼ横ばい。トランプで無茶苦茶になったアメリカドルが156円で変わらず。経済危機中のトルコリラが4.4円から3.6円なので、日本はトルコには勝ちました!良かった。

IMF危機当時の韓国における外貨準備高は60億ドル。それが40億ドルを切って救済を要請したわけですが、その反省もあって今は4千3百億ドルを超える規模となっています。

対する日本の外貨準備高は1兆3千7百万ドル以上。バカみたいに外貨を保有しており、それもドルやユーロが100円の時に買っていてボロ儲けしてるわけです。まだまだ日本は捨てたもんじゃない!人生山あり谷あり、円相場も株価も山あり谷あり。

せっかくの機会だから世界の人々に日本へ来ていただいて、ラーメン・回転ずし・牛丼チェーン・100円ショップ・・・等を回ってもらい、清潔で安全で素晴らしい国であることを知ってもらう機会にしましょう!とか言うポジティブな私に来年はなりたいと思ってます。

2025年12月30日 07:27

スクリーンショット 2025-12-30 060500昨日、会社の定期預金1200万円が満期になりました。利子は0.01%の3,050円。もちろんこれを担保に借金しているので右から左へ借金返済になるのですが、その利子も1%と格安。ただ受け取る利子の100倍ですがね。

バブル崩壊って1990年頃の話しです。この処理をユルユルやってたら97年から98年に大手銀行や証券会社が倒産しまくり、日銀がゼロ金利政策というのをやりはじめました。

でもその時の速水日銀総裁は何度も「私が採用しましたが異常事態です」と言い続け、早期にゼロ金利解除すると言っていたのですが、2000年のITバブルで解除され2001年のITバブル崩壊で復活。ゼロ金利という麻薬に日本中が侵され続けました。

金利がゼロなら借金する人は楽ですが、金持ちは貯蓄が減るだけとなり、日本は個人資産の大半が現金という国なのに金持ちが貯蓄を切り崩して生活する時代になりました。そりゃあ安物しか売れなくなります。

その昔、生命保険の利回りは6%以上ありました。私も新入社員時代に何も考えず加入させられましたが、今証券を読み返すと6.5%でした。離婚時に解約しちゃったんですけどね。毎月2万円の60歳満期だったのですが、今も加入していれば元本840万円なのに3千万円超え。満期時に3700万円以上が受け取れる仕組みになってました。

金利が低いなら貯蓄しませんよね。住宅ローン金利も7%以上だったのが1%を切る時代となり、私達の年代も金利が凄かった生命保険や定期預金を解約して頭金として住宅購入に走りました。

そこに「金融政策だけでデフレ脱却可能=リフレ」という安倍首相が2013年に誕生。日銀総裁も黒田氏というリフレ信者に交代し、すでにゼロ金利だったのをさらに金融緩和する方向になりました。これが「黒田バズーカ=異次元緩和」です。

現金を日本中にバラまけば物を買う人が増えまくり景気が良くなってデフレ脱却という目論見で国債を日銀が買いまくる作戦実行。でも金利が低いままなので金持ちはお金を使わない生活を継続。すでに10年以上もその生活してますから余裕ですよ。

安倍総理は大手企業に3%の賃上げを要求したので大手企業は下請けを叩きまくり原資を捻出。少子高齢化で社会保障費を上げたので3%の賃上げがあった大企業でも手取りは変わらず、中小零細企業の社員は手取りが減りまくる状態に。

さらに最低賃金を上げたので低賃金のアルバイトやパートで成立していた産業構造が崩壊。2016年には日銀が「マイナス金利」を打ち出します。

これで金融機関や生損保が大ダメージを受け、高い金利の商品を解約させて掛け捨て商品へ誘導する保険見直し会社が乱立。死亡時2千万円の保障は維持しながら解約返戻金を頭金にして住宅購入すればガン団信もついてるので最高!みたいなヤツ。

これで35年ローンでの住宅購入は30歳前後までしか無理だったのに、1千万円以上の保険解約返戻金を頭金として3階建てペンシルハウスを購入する45歳以上が激増してパワービルダーが台頭。

利回りが期待できないけど生保の満期現金のある60歳代向けには35年一括借り上げで安心みたいなアパート経営をやらせる企業も激増。そして気が付けばみんな現金が無くなり借金まみれになりました。

そんなこんなで安倍政権のリフレ政策と黒田バズーカが超空砲のまま終わったのですが、低金利シャブ漬け状態の国民はデフレ希望と低金利住宅ローンの呪縛から抜け出せず、ゼロ金利政策からの脱却が確実視されて新しく就任した植田総裁もマイナス金利解除から0.75%までの上昇程度で終わっています。

10年積み立て合計1200万円で3,050円の利子ってどうですか?何か買おうと思います?そりゃあ外債や投資信託しますよね。積み立てNISAなら誰かが勝手に運用してくれて利回り4%以上。20%以上もゴロゴロあります。

今の若い人は枠まるごとNISAでいいかも。間違っても銀行や郵便局に預けてはいけません。学資保険よりも圧倒的に利回りの良い商品が山ほどあります。

円安&デフレ脱却の基本は「まず利子をつける」ってことなんじゃないかと思っております。

スクリーンショット 2025-12-30 045121群馬県を代表する流通「ベイシア」グループから生まれた作業服店「ワークマン」は有名になりましたが、北海道を代表するのが「ハミューレ」の展開する作業服店「プロノ」です。

店名が「プロのための・・・」となっていますので本気商品だらけ。とくに防寒は気合の入り方が異常で、バイク乗りなら冬用ジャケットはプロノでしょという感じ。先日の帯広出張でも到着して最初に向かったのはプロノ帯広東店でした。

プロノで一番お得なのは会社名のついているハミューレシリーズ。今回は超定番のストレッチダウンパーカーとガラススパイクブーツを購入。オンライン販売は瞬時に売り切れるので現地で買うに限ります。

先日の帯広は爆弾低気圧の発生で飛行機もJRも運行できず大混乱。まさかのばんえい競馬まで中止という状況でしたが、プロノで購入したダウン&ブーツのおかげでヌクヌクのまま六花亭本店や有名豚丼店を訪問することができました。

じつは出発前に事務所のある五反田周辺にある限られたアパレルショップであるユニクロと無印良品でダウン購入を検討したのですが、確かどちらも1万円を超えて1万2千円超。でもハミューレは10,989円だったんですよねー。今はユニクロと無印良品がともにセールしてるので1万円以下で買えますけどね。

ちなみに羽毛がどれだけ膨らむかを表す「フィルパワー(以下FP)」は、ユニクロと無印が750FPなのに対しハミューレは700。FPなんて900以上の商品も多数あるわけで、防寒性能はフィルパワーじゃないんですよ。一部大手はFP表示しなくなりましたもんね。

年末年始に北海道って方はぜひプロノへ寄ってみてください。ネットでは売切れのダウンも店頭在庫はあると思いますし、防寒手袋(ハミューレ防水防寒3DグローブHMU-2555)もぶ厚過ぎないのに防寒バッチリでスマホも使えるのでお勧めです。

私の場合、広告仕事をやる関係でブランドロゴが表面に入ってる服って使えないんですよ。だから日本のノースフェイスはNG。ド定番のマウンテンジャケットも30年以上前に買ったのを持ってますが、ロゴの糸をほどいてあります。

個人的にはロジャーエーガーのダウンが温かいと思ってますが、なかなか売ってる場所が少ないですからねえ。ちなみに普段スーツの上から着ているウインドブレーカーと思われがちのコートはスノボブランドのキスマークです。あれもロゴは全部外してありますけどね。

案件ではないしアフェリエイトでも無いですが偽物対策として下にリンクを張っておきます。

プロノ通販ページ

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2025年12月29日 06:45

nHONDA N-BOX JOY(以下JOY)が納車されました。結局選んだのはノンターボの中古車。2024年9月登録の走行距離約2千キロのディーラーデモカー。デビュー時に店舗に飾ったのと少し試乗車で使用しただけの物です。

悩んだのはターボorノンターボ。これまでN-BOXは2019年式と2022年式に乗っていたのですが、丸目が好きなのでどちらもカスタムは選ばずスピードも不要なのでノンターボでした。ですから走りはノンターボで問題ナシ。あとはターボとノンターボで何が違うかだけでした。

決め手となったのはシートの色使い。JOYは明るいチェック柄のシートが採用されているのですが、そのチェック以外のヘッドレストやひざ裏部分がターボは黒の合成皮革、ノンターボはグレーのファブリックだったので、革や合皮嫌いなのでノンターボを選びました。

ベース車両は色が2トーンの物で、メーカーオプションのリア右側パワースライドドア/リアシートバックテーブル/マルチビューカメラシステム付で2,237,800円(高い!)。

オプションは通常は「H」マークのフロントグリルが「HONDA」になってフォグランプも装備されるアクティブフェイスパッケージ(90,200円)は絶必として、9インチナビLXU-242NBi(259,600円)、ドラレコ(57,200円)、フロアマット(22,000円)、ドアバイザー(22,000円)、ETC(20,900円)、ドアハンドルプロテクションカバー(8,800円)で合計480,700円。

軽自動車なのに新車だと乗り出し280万円超えという車両ですが、1年3ヶ月落ちのデモカーということで、乗り出し約200万円で「Honda Cars 東京中央 蒲田店」からご納車いただきました。今回も営業の三桝さん、整備の山根さんにはお世話になりました。

旧型と比べて良くなったのは以下のとおり。
・ダッシュボード位置が下がって前方視界が劇的に向上
・左前ミラーの見やすさが劇的に向上
・ハンドリングが普通車みたいに変化

悪くなったのは以下のとおり。
・内張りが全部カチカチのプラスチックに
・収納が無くなりまくった
(旧型は運転席&助手席に箱ティシュまで入る場所アリ)
・センタードリンクホルダーが無くなった
・運転席ドリンクホルダーは小さい缶を入れると倒れる

JOYだけのポイントは以下のとおり。
・リアシートを倒した時にフラットになる
・リアシートバックに固い板が入っていて座れる
・トランクに収納箱がある
・トランク照明にスイッチがついている
・リアシートのひじ掛けが無い

少し乗ったら追加で記事を書くかも知れません。こちらは社用車ではなく自家用車なので、できるだけキレイに使って10年は乗り続けたいと思っております。

ホンダモビリティ南関東N-BOXキャンペーン

2025年12月28日 07:00

スクリーンショット 2025-12-27 051301コロナの頃に話題となったのが高級車カーシェアリング詐欺。カーシェアリング会社が高級車と信販会社を用意してくれ、オーナー希望者は自動車ローンの申し込み手続きをするだけで分配金がもらえるという仕組みでした。

融資実行された時にローン全額の1割が支払われ、その後は返済金額に加え自動車保険等の必要経費に加え広告料として5千円or1万円が払われると言う約束で多数が契約。

カーシェア利用者がいた場合は利用料金の5%が分配され、契約満了時(2年or7年)には100万円までの契約満了金があるとなっており、しかも新オーナー紹介で10万円以上/人の紹介キャンペーンによって、1人の被害者から数珠つなぎで被害者を拡大させていました。

こちらはカーシェアリング会社が破綻して発覚。調べると大して市場価値の無い車両を高値でオーナーに購入させ、カーシェア事業をやっていたかどうかも怪しい状態で、オーナーにはローンだけ残るかローンとボロ車が残るかのどちらかとなりました。

先日逮捕されて話題なのが高級腕時計シェアリング詐欺。「使っていない高級時計を預けるだけでお金が入る」との触れ込みでロレックスに代表される高級時計を預かると称して受け取りまくり売却。運営会社解散を表明してドバイへ逃走していたという話しです。

この事業って2021年にスタートしてるんですよ。ステイホームが叫ばれてた時期でしたしスマートウォッチが当たり前になって来たんで、高級ウォッチが行き場を失っていた時期でした。

そしてこの2021年は高級車カーシェア詐欺が発覚して大騒ぎになっていた時期でもありました。ちょっとしたヒントや詐欺実行へ向けた気づきになったかも知れません。

こちらは高級車カーシェアと違ってオーナーには新たな出費を求めませんので話しは簡単。そしてお貸しいただいたら売却すると言う単純な借りパクです。

どちらも数年数年しか回せない自転車操業システムで実際に数年で破綻しているのですが、その間に稼げるだけ稼いで手に入れたお金はオンラインカジノ等を通じて暗号資産化して債権者から回収できない仕組みになっているので、そういう指南氏がいるんでしょうね。

間違っちゃいけないのは、これらのオーナー側になった方々は何の違法性も無い被害者であって、犯罪者は事業者側だということ。「そんな話しおかしいじゃん!」と言うのでは無く、明日は我が身と思う必要があるかもと感じております。

ただ、どちらの事業も詐欺前提では無く真面目にやれば事業化もできたのでは?と感じます。世界でシェアサービスを展開する「Uber」ならシステムは持っているわけで、カーシェアや高級品シェアのマッチングサービスなら始められそうですよね。

自宅前に乗らないバイクがゴロゴロしてるんですが、誰かシェアサービスで使ってもらえませんかねえ。乗らずにカバーだけかけて置いてたら昨日の強風でビリビリに破けたので、今日は乗りもしないバイクにかけるカバーを買いに行きます。

2025年12月27日 05:06

4鈴鹿8時間耐久レース(以下8耐)の決勝前日に行われるのが定着していた鈴鹿4時間耐久レース(以下4耐)。私が高校生から20代前半までは市販車ベースの250cc/400cc車両によっておこなわれていました。

2000年代に車両は市販車ベースは変わらないものの排気量が600ccへと変更されます。その昔は8耐が750ccマシンでの戦いでしたので、4耐が昔の8耐レベルに激しいレースになったともいえるかも知れません。

実際に予選タイムを見てみると、1985年の8耐予選1位ケニーロバーツ選手が2分19秒台/2位のワインガードナー選手は2分20秒台なのに対し、2024年の4耐予選は国際ライセンス1位の千田俊輝選手が2分14秒842/国内ライセンス1位の冨江慧選手が2分17秒626ですから、昔は2輪専用シケインが無かった事を考えると大変なタイムアップです。

8耐決勝前日の土曜日に開催されていた4耐はいつしか単独開催へと変更。そこから数年後の2024年8月3〜4日を最後に4耐の歴史は幕を閉じたとされていました。つまり去年はあったけど今年は無かったという話しです。

そして今回、鈴鹿サーキットより「来年2026年9月4日スポーツ走行/5日予選/6日決勝で4時間耐久レースを開催する」と驚きの発表がありました。なんとあっという間に復活です。来年の8耐は7月5日決勝なので梅雨ど真ん中間違いなし。観戦するなら4耐が良さそうですよね。

これは私共600ccクラスに何台も若者が走っているチームにとっては一大事。ここに出場するかどうかを検討しないといけません。きっと大量に走行枠が設定されるので、ここに出ているか出ていないかでシーズン終盤戦のスキル差も相当な物になると思われます。

いやー、鈴鹿サーキットさんありがとうございます。そもそも8耐と同じ時期の開催はホテルを取るだけでも大変で鈴鹿参戦は結構なハードルでしたし、8耐やりながら4耐やった年もあって、それはそれでスタッフ全員が疲労困憊したので、ここに歓迎の姿勢を表したいと思います。

参戦車両はST600クラス準拠で決勝最大50台。30歳以下ライダーを入れたチーム構成で争う「8H(耐)チャレンジクラス」、年齢制限の無い「ファンクラス」、車両開発や環境対策中心の「Dクラス(順位に反映されない賞典外開催)」の3クラスだそうです。

ちょっと面白そうなので出てみようかなーって方は、ホンダ車でよければ各種ご案内可能かと思いますので、ぜひお声がけください。そして観戦される方は来年9月に鈴鹿サーキットでお会いしましょう!

2025年12月26日 06:52

スクリーンショット 2025-12-26 055858ほんの数年間の広告代理店社員生活でしたが、徹底されたのが「得意先ファースト」の姿勢。まだ「ソリューション」とか言われるよりはるか前の時代です。

新しい企業理念「“Total Communications Service”の提供」を象徴するコミュニケーション・エクセレンス・デンツウの頭文字を取った新CIが導入され、スーツ左胸に「CED」のバッジを付けることを徹底されました。

社名は有名でしたがロゴの知名度は低く「そのバッジ何?」と聞かれることも多数。何人かで集まってると「お揃い?」と言われたりもしたものです。

世の中的にはCM等を制作するクリエーティブや企画書等を作成したり市場動向を調べるマーケといった職業の方々が有名で、独立して活躍している著名人も多いので広告&プロモーション会社と思われがちですが、実際は広告主(電通ではお得意と呼ぶ)に張り付く営業マンが花形という徹底した仕組みになっていました。

常に「お得意社長の考えや気持ちに寄り添え」「お得意社長の常に横に張り付いてろ」と言われ続け、「たばこのフィルターでも火でもコンサートチケットでも必要と言われたら即調達しろ」とも言われていました。

その中で染みついたのが「お得意に必要無い作業だと思ったら電通の売上や利益を無視して行動しろ」と言われた部分。30歳の時ですが、年間10億円ほど売上があった作業をやめてもらい、メガバンク口座開設、企業CI・VIの導入、本社工場&物流センター建設といった事を進めてもらいました。

この得意先ファーストには「言いなりになるな」や「スルーパスはダメ」や「得意先の期待を超えてゆけ」が含まれており、同時に「報告・連絡・相談は絶対必要」なんだけど「いちいち人に相談するな」ってのも入ってたりする魅力的な言葉でした。

当時所属していた岡山支社長は「支社の売上はオール電通の0.36%。30人でこの数字は立派。だから自信を持て。同時にこんな数字はゼロになっても支社長が責任取ればいいだけだから気にするな。仕事なんかでクヨクヨしたり悩んだりするな。得意先ファーストでフルスイングしろ。この地域から日本一・世界一の企業を創り出せ!」と言ってました。

先日、参議院議員だった片山虎之助さんが亡くなられました。私の上司だった宮田さんが後援会をされていて素敵な思い出もたくさんあります。たった3年6ヶ月の岡山勤務でしたがF1を2回、政治では橋本龍太郎(岡山)政権が吹っ飛ぶ消費税導入直後の参院選や江田五月vs加藤六月戦争も経験。私にとっては非常に貴重な時間だったと感じます。

それもこれも全ては電通・電通西日本で働かせていただいたおかげだなーと思っているうちに思い出したのが「電通は得意先ファーストだ!」でした。備忘録としてのこしておきたいと思います。

最後になりましたが虎さんありがとうございました。いつも国会答弁は最高に面白く魅力的でした。ご冥福をお祈りいたします。

スクリーンショット 2025-12-26 0456040.25%の利上げを決定した19日の会見では慎重な発言に終始した日銀植田総裁ですが、昨日行われた経団連会合の講演では明確に「引き続き政策金利を引き上げ金融緩和の度合いを調整」と表明しました。

先日は30年ぶりの金利水準へ0.25%の利上げをしたにもかかわらず、市場から「どーせ0.25%刻みでしか上げられないんでしょ」と見透かされたかのように円安が進行。しかも欧州中央銀行が当面利下げしない方向性を打ち出したことで今後の動向が注目されていました。

多くの企業は今日が仕事納め。どうしても年内に19日会見で見せられなかった「今後利上げを継続する」との姿勢を打ち出すには最後の機会として、昨日の経団連会合が選ばれたのでしょう。

ココからは勝手な憶測ですが、高市政権(と片山財務大臣)は恐らく金利上昇に苦しむ痛みを許容して、円安と株安を回避すると言う戦略にシフトしたのではないでしょうか。でなければ前回会見から一週間で大きくトーンが変わる理由が見つかりません。

確かに政策金利を上げて困るのは変動金利で借金する方々に限定されるわけで、その中でダメージが大きいのは変動制で住宅ローンを組んでる方でしょうが、全国平均約6割といわれる持ち家居住者の大半は親からの相続かローン完済者。住宅ローン返済中の方でもフラット35利用者も多いですし、私のように10年固定等の一定期間固定利率を利用する方も多い。

政策金利上昇局面は昨年3月から続いているわけで、すでに変動でローンを組んでる人も金利が2回(or3回)上がっているわけで「急激な変化じゃねーだろ」って感じかも。さらに「変動金利の方も固定に移行できるじゃん」って考え方もあるでしょう。

これまで変動金利住宅ローンを抱える人々の見えない安心材料は「金利を上げたら住宅ローン破綻多発するから政府日銀は出来ないだろう」という物でしたが完全にあてが外れた感じ。確かに「変動金利ローンを組む=金利上昇リスクを抱える」のは当たり前で、そういう判断をしたのは利用者側ですからね。

今後は3月の春闘までは順調に物価上昇と賃金アップが推移して、そのあたりから小麦・コメ・石油価格の下落で物価が下がってしまい消費者に30年以上も叩き込まれた「安い物が一番」というノルムが再来してデフレに逆行ってのが2026年なのかもですね。

高市政権の支持率が高いので1月or3月での解散総選挙ってのもあり得るでしょう。次の利上げが0.25%なのかそれともサプライズを込めて0.5%や1%なのか分かりませんが、市場はすでに2026年中に1.5%到達を予想しているので、私個人としては住宅ローン3%を視野に入れた準備をしたいと思ってます。

2025年12月25日 07:51

スクリーンショット 2025-12-25 070811事務所兼社員寮を買おうと思ったのが約15年前。そこから1年ほどで東日本大震災が訪れ不動産価格は一気に下落「買ってなくて良かったー」と思ったのもつかの間で、原発停止で節電なんてやってる間に不動産価格は一気に上昇しました。

2018年には「東京オリンピックを境に不動産価格は下落する」なんて言葉を信じて待ったため、不動産価格冒頭の波に乗り遅れ、コロナで大借金を背負う羽目に。日経平均株価も1万円割れだったのに全部売却して株価高騰の波にも乗れませんでした。この私のパターンが普通の人じゃ無いでしょうか。

当たり前ですが経営者なので金融機関が貸してくれれば1億でも2億でも投資します。でもどんな不動産を見せても貸してくれないんですよ。それだけ金融機関による民間企業向け不動産投資には貸し倒れリスクがあるのでしょう。

でも労働者層の住宅ローンは自宅なので貸し倒れリスクが限りなくゼロに近い。しかも最悪でも不動産を差し押さえられます。企業向け不動産だと倒産時は他の債権者とバトルになりますが、サラリーマン向けだとそれも無いですしね。

ここ数年のマンション価格上昇を予測出来てたら、経済アナリストや不動産コンサルは山ほど物件を買って売却益を得ていそうですが、ほとんど全員が持っている不動産は自宅のみでローンも変動金利の35年ローン。そしてタワマンオーナーなんてほぼ皆無に等しい感じです。

最近「不動産投資をやろうかと思ってます」って相談を3人の方から受けました。そのうちの2人は買った車が爆上がりしたのでそれを頭金にという話しだったのですが、自家用車が爆上がりしたのならまた爆上がりする自家用車を買えばいいじゃん!で終わりました。

残る1人は消費者金融からの借金が100万円以上あったので一発アウト。考え方が浅はかだし、そもそも相談相手の私がここ15年間も不動産を買おうとして買えてないわけで、相談相手を間違ってますよって感じ。

とある大手不動産デベロッパーの方の話しを引用すると「不動産投資って不動産会社でも失敗するのにサラリーマンが副業で稼ぐなんて無理ゲー」だそうです。同時に「飲食店レベルで不動産会社って倒産するからね」とも言われました。

確かに1億円が2億円になる話しばかりならいいですが、実際に不動産売却を考える人は複数社に見積り依頼を出すでしょうから相場ギリギリの価格になるのは当たり前。そうなると売却益が出るかどうかも厳しくなるのは当然でしょう。

今や新築や築浅マンションを買うにも値上がりが見込める都心だと1億円以上必要なわけで、それを年単位で寝かせて値上がりを待つなんて出来る会社は大して無いでしょう。中古車店を営む友人も「値上がりを待つなんてあり得ない」といつも言ってます。

不動産って持ってる人はビルやマンションを何本も持ってます。そういう人に可愛がられ、運良く相場の半値以下で売ってもらえる話しがあり、そのタイミングで資金調達できるなら不動産投資も良い選択肢だと思いますが、普通の人って何十億円も資金調達できませんよね。

いまだに事務所兼社員寮の購入に至って無い私が言う話しじゃないですが、「投資にはリスクが伴いますのでやるのは自由なのでご注意ください」って感じですかね。現物主義の私は株や金のほうが良くね?と思っております。ちなみにただいまビットコインで大損こいてますけどね。おしまい。

スクリーンショット 2025-11-19 13241557歳の私が少年時代の神戸市立小学校では給食が全てパン。(神戸市で米飯給食が開始されたのは1982年/昭和57年) 私の学校には給食室は無かったので必ず冷たい食事で、しかも食事に使う道具は先割れスプーンのみでした。

じつは神戸市以外の全国各地では1976年/昭和51年から米飯給食が開始され、同時に箸で食べる給食による箸の持ち方矯正も開始されていたそうです。ただ神戸では一切行われず、結果として握り箸でしか食べられない子供の激増が社会問題化しました。

中学は神戸市立でしたが昼食は給食ではなくお弁当となり、お弁当だと自然にご飯となりそうな所ではありますが、当時の私も箸で物を食べるのが苦手だったその一人でして、できるだけおにぎりorパンで箸を使う機会をできるだけ避けておりました。

中学校には給食を持参出来なかったお子さんがパンを注文できる仕組みがあったのですが、こちらもパンのみ。それも食器を使わない菓子パンのみ。

高校は兵庫県立の学校で、お弁当を持参しない生徒向けの学生食堂があり、ここは数年前から社会問題化した箸の持ち方矯正の観点も含めカレーライス以外にうどん&ラーメンが提供されていたのですが、やはり食べられない生徒が多いことから当たり前のようにフォークが用意されていました。

まだコンビニも普及してませんでしたし、高校生の外食と言ってもケンタッキー/マクドナルド/ロイヤルホスト/喫茶店ぐらいで、箸を使うお店やメニューなんてほぼ無かった時代。そんな生活のまま高校を卒業し、その後さらに4年近くもカナダで生活したので、本当に箸と向き合うことになったのは帰国後の1990年/平成2年でした。

そういえば当時はバイクの3ナイ運動(免許を取らせない/買わせない/運転させない)なんてのもありました。日本のバイク産業って世界に誇れるモノですし、カワサキって神戸の会社なのにこんなバカげた運動でライダーを激減させてましたねー。

政治家の方々は何気なく給食の仕組みや使う食器やバイク禁止なんて事を決めているのでしょうが、それだけで多くの人々の今後が変わるし、国や国民の生活スタイルを変える可能性があるのを世代的に体感して来ました。

正直、今も箸で何かを食べるのは苦手です。だからといってフォークを出してくれとも言いませんし、ラーメンでもそーめんでも箸で食べてます。バイク免許も禁止されてたけど取ったし、今では大型二輪の免許もあって家にはバイクが何台もあります。

だから良いと言う話しではなく、政治家の方々には子供たちの施策や政策を考える際は、将来を見据えた筋の通った何かを作ることで、未来が明るい物になるよう頑張っていただきたいです。

2020年度に学習指導要領が改訂されました。すでに5年が経過、数年後には日本人の高校生&大学生が英語ペラペラになっているはずです。ただ、なってなかったら修正するのはいつで、どのようにするのかは今のうちに考えていてもらいたいと思ってまーす。

2025年12月24日 07:35

スクリーンショット 2025-12-24 065314昨日、不動産経済研究所から発表された2026年の市場予測によると、首都圏新築マンション供給戸数は2万3000戸で今年より2.2%増加だそうです。

年収の7倍までが適正価格で、65歳までに35年ローン完済と考えると住宅購入決定猶予は30歳まで。30歳で年収500万円なら購入可能物件価格は3500万円と考えると、首都圏といっても埼玉や千葉でもかなり郊外になります。

ただ、供給戸数2万3000戸は超がつくほど少ないわけで、実際には実需需要は新築から中古へと移行しているのでしょう。中古マンションなら35年ローン組める物件もありますし、中古戸建なら激安物件を20年ローンで入手って手もあるでしょう。

都心にタワマン建ちまくりって時代は終わって、タワマン欲しいって方は価格も高いけど買えばって感じになるのでしょうか。さすがに2億や3億もする物件を買える金持ちなら郊外に住むわけで都心に買うのはオフィス兼プライベートルームでしょうしね。

住宅ローン減税が中古も対象となることになったので、2026年は中古物件が激アツになることでしょう。とくに金利上昇局面なので、日銀金利上昇が反映される春や夏までにローンを固定で組みたいって方は激増するでしょうから、来年前半の動きに注目したいと思います。

小さい子供がいるといっても6歳児がいても15年もすれば21歳で家から出て行っちゃうでしょうから、10年固定で金利を抑えつつ金利上昇リスクもヘッジしながら期間内に売却し、その売却価格で住める小さい家に引っ越しつつ老後に備えるってのが良いのかもですね。

スクリーンショット 2025-12-24 055035円安が止まらないとの報道がありますが、ドル安も止まってません。為替に詳しい方々が「ドルが下がると円が上がる」なんて言ってきたことは仕事してる感を出すためのウソだったことが良く分かりました。

以前から「日本はアメリカと一蓮托生だからドルが下がれば円も下がるというセット下げが当たり前なんじゃ無いの?」と思っていましたが、以前はユーロ圏各国もアメリカと一蓮托生に見られていたので、ドル/ユーロ/円の間で資金を動かすなら円という選択肢もあり得たのでしょう。

アメリカ大統領が訳の分からない事を言い出したのに対し、これについて行くと表明した日本は訳の分からない国側に入れられ、金融危機だったギリシャや経済危機だったスペインが劇的に回復し、逆にドイツが没落・フランスが停滞したせいでEU域内の経済格差が縮小して、さらに安全保障政策で脱アメリカ的に切り替えたのも好感触要因だったかも。

私は年始に1ドル=160円時代が定着すると考え、3月中旬に1ドル=149円で約800万円をドルに移しました。おそらくドル決済がある企業はみな同じ行動をしたと思います。でも12月初旬まで150円を切る円高傾向でしたので決断失敗という感じだったんです。

とはいえ当初から「1ドルが140円から160円の間ならOK」ってイメージでしたし、日本の根幹を支える自動車産業は円が安ければ安いほど利益額が大きくなるので何の問題も無いでしょう。3月末の決算期に1ドル=150円周辺にいてくれー!と思っているかも。

何よりも「日銀は0.25%刻みでしか金利を上げられない」と世界中にバレたのが円安を決定づけましたね。金融トレーダーはとっくに年末年始のお休みに入っているので、実際に稼働するのは1月中旬以降だと思いますが、もっと円安に振れるかもです。

間違いないのは円安だから物価が上がってるってのは幻想で、日銀がノルム(=社会の雰囲気)と呼ぶ「消費者が値上げやむなしと思う空気を出している」から上がっているのが現実。これまで値上げを我慢して来た人々が堰を切って値上げしているだけだと思います。

今一番もったいないのは海外旅行へ行く事でしょうね。航空券もホテルも高い。出張ならまだしも旅行はヤバすぎ。昨年はバルセロナやルマンへ行きましたが、とうとう今年は1度も欧州出張しませんでした。無理っす。

問題は諸悪の根源ともいえる中国の減速。中国の巨大デベロッパーであったエバーグランデ(恒大)やカントリーガーデン(碧桂園)が破綻しても政府系だから絶対に大丈夫といわれた「万科」の社債返済が出来なくなりそうとのことで、いよいよ中国バブル崩壊が視野に入って来ました。

ピョンチャンオリンピックの頃は「東京大会以降はアリババとバイドゥが国際スポーツ市場を席巻してるんだろう」と思っていただけに、ここまで中国政府が民間企業を徹底的に叩きのめすとは思ってもみませんでした。

これだけは「習近平さんよろしく頼むよ」と祈るしかないわけで、日本政府も中国の危機回避へ向け、まずはパンダ10年借りる資金として何億円か投資してあげて欲しいと思っております。

なおこの記事はドン・キホーテで今年の年始に買った中国「CHUWI(ツーウェイ)」製パソコンで書いております。おしまい。

2025年12月23日 06:33

スクリーンショット 2025-12-23 061415昨日は会社の忘年会を開催しておりまして、家に帰って来たのが22時前でした。そこから夜警という火の用心の見回りをしている町会テントを訪問。

近所の中華料理店で軽く飲んでから、近くにある24時まで営業しているライフというスーパーマーケットで閉店間際の割引商品を買って帰って来たらご近所の方から「中延商店街で火災」との連絡。でも、さすがに飲み過ぎで動けず寝てしまいました。

朝起きたら商店街の酒屋さんがSNSに「うちの店が炎上しています」との衝撃コメントをアップされていました。普通SNSの炎上とはコメント炎上を指しますが今回のは本当の火災。NHKによると「5棟焼ける1人けが」だそうです。

ちょっと近所で火災が続きますねえ。先月は近所の空きアパートから出火とか、武蔵小山駅からほど近いラーメン屋さんでガス爆発もありました。続きますねえ。

うちの町会では先週土曜日から夜警をやっているのですが、私は今夜から参加させていただきます。みなさまよろしくお願いいたします。

負傷された方の1日も早い回復をお祈りしております。
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スクリーンショット 2025-12-20 091218国土交通省が発表した「令和5年度マンション総合調査結果」によると、分譲マンションの管理費および修繕積立金の全体平均は管理費が平米230.1円、修繕積立金が平米186.5円。月/戸平均は管理費17,103円、修繕積立金13,378円でした。

それが物価高騰や人件費高騰を受け激増中。何よりも深刻なのが修繕積立金で、長期修繕計画どおりの作業をするには積立金不足という事例が多数。月々の積立金を2倍以上に増額するのは当たり前で3倍以上の話しも珍しくありません。

管理費も同様で、単純に電気代が上がっているだけでも大変なのに管理人件費も高騰。公益財団法人東日本不動産流通機構の「首都圏中古マンションの管理費・修繕積立金(2024年度)」では、管理費が平米201円(2020年)から216円(2024年)に上昇したそうです。

修繕積立金と管理費は新築時が一番安く、徐々に上がっていくのが当たり前ではありましたが、さすがにここ2年ほどの上昇はキョーレツらしく、新築数年で長期修繕計画を見直すマンションまで出て来ています。

私がマンションを購入できなかった理由がこの管理費&修繕積立金でした。以前にもブログに書いたように自宅購入当時(2002年)は金融機関の貸出上限が信用金庫で年収の5倍・都市銀行で7倍。年収650万円の私の最大借入可能額は4,650万円。

金利3%で35年均等払いだと月々返済額が約18万円弱。年収650万円は月の手取り40万円程度なので、管理費&修繕積立金合計で2万円から3万円プラスで払うのは難しく、新築戸建てを購入する選択になりました。同じ床面積だと固定資産税もマンションの方が高いですしね。

今となっては15年目で壁・屋根の塗り替え200万と風呂釜交換20万円。20年目にはお風呂&キッチン交換で200万。420万円を20年で割ると月々1.75万円なので、築古でも長期ローンが組めるマンションのほうが売りやすくて良かったかもって感じもしますけどね。

マンション所有者にとっては大変な悩ましい問題であることだけは間違いないわけで、ここだけは戸建てにしていて良かったと思っている私です。

2025年12月22日 06:39

スクリーンショット 2025-12-22 053437今年は日本のデジタル赤字という言葉に注目が集まった年でした。

これ、結構前に山下達郎さんのラジオ番組に大瀧詠一さんがゲスト出演した際「内心忸怩たる思いはありながらもiPhoneをカーステレオにつないでアメリカのラジオを聴いている」と言っていたのが15年ほど前。あの頃には日本におけるデジタル赤字被害は始まっていたと思います。

携帯電話の機種を話題にする時、パナソニックを意味する「P」やNECを意味する「N」で通用したのはいつ頃まででしたっけ?日本製液晶テレビを信用して買ってたのって何年前の話しでしたっけ?今やパソコンもスマホも中国製/台湾製/インド製以外信用できない時代になりました。

私のデジタル赤字を計算してみたのですが、抜けがあるとは思いますがザっと思い出すだけでスマホ代金/Netflix(ベーシックプラン)/Apple Music/YouTube Premium/Amazonプライム/DAZN/Office365/Adobe Creative Cloud/Google Gemini・・・って感じで月々4万円超。

他にもMotoGP VideoPassや海外新聞等のコンテンツ料がかかっているので、全部合計すると5万円超え。会社で借りてる駐車場代より高いです。

もちろんこれを書いているウインドウズ/マック/iPhone/Androidと言ったパソコンやスマホも海外製品にアメリカのOSが乗ってるわけで見えないデジタル赤字はもっとあることでしょう。家のテレビや車載ナビにもAmazon Fire TV Stick刺してますしね。

私一人でこんなにデジタル赤字を垂れ流しているのに、トランプ大統領は「貿易赤字が深刻だ」として日本製品に関税をかけました。ホンマでっか?って感じです。

だからと言って腹立つからNHKと民放だけ見るぞー!とはならないし、マイクロソフトのウインドウズやOfficeは使いません!ともならないわけで、今後もデジタル赤字を流し続けるでしょう。

幸いにして自宅は住宅ローンで購入してるし、車やバイクは過去に各10台ほど購入しているので、日本国内消費にも貢献してるとは思いますが、毎月定期的に支払ってるのって光熱費以外だとauひかり/NTTひかり/プロバイダー費/スマホ回線料(au/mineo/ソフトバンク)ぐらい。

ノートパソコンは富士通ですが開ければWindowsが立ち上がり、起動後はOutlookとTeamsが自動的に起動。ブラウザのGoogle Chromeを開くとGoogle検索画面。ひどい有様です。

デジタル赤字を解消するには何からやれば良いのでしょう。脱パソコン?脱YouTube?そんなの絶対無理なわけで、それらの料金が上がって生活が厳しくなったら車とバイクを手放すぞとまで思っている私がいるだけに、この問題は深刻だと感じます。

こんなことを検討してる官僚もWindowsパソコンで作業してるわけで、なかなか解決策は出て来そうにありませんが、とりあえず年末なので、具体的に私のデジタル赤字総額を計算してみようと思っております。

2025年12月21日 06:32

abu世の中にアルファード/ヴェルファイアが大量に出回るようになって10年が経過しました。本当に悪い人からマイルドヤンキーに至るまで、まあまあガラ悪い感じのする車として定着した感じです。

最近は、売却時の価格をあらかじめ引いた「残価設定型クレジット」を使って借りる方が増え、ディーラーも数年後に必ず車が戻って来るし金利手数料も見込めるので喜んでこの方法を勧めるそうで、残クレアルファードなる言葉も出来て歌まであるとのこと。

昔からガラ悪そうに見えることに憧れる層ってのは一定数いて、私の中高生時代だと氣志團みたいな格好が流行ってました。若い人だと「気志團って仮装でしょ」と思うかもですが、あんな格好の同級生がマジでいました。それも結構な数。

当然ですが、ガラ悪そうに見えると先生には怒られるし、怒られなくても目をつけられるわけで、異性も「ガラ悪いの好き」って人だけにしか受け入れられないので、ガラ悪そうにするメリットは無いのですが、ここは好みであり生き方だから仕方ない。

そんなわけで、私はこの逆を行く「丘サーファー」というトレンドを選択しました。サーフィンしないのにサーファーみたいな恰好する作戦。派手な色のTシャツやボタンシャツにスリムのデニム or ハーフパンツ。靴はKSWISSかコンバースかサンダル。

時代とともにガラ悪そうトレンドは「気志團」から男も女も「平野ノラ」の肩パッドスーツ時代に入るのですが、この時代はガラ悪いのも悪くないのも肩パッドにルイヴィトンで、ガラ悪い人はハンドル付きの小さいバッグを持ってロレックスにポケベルって感じ。

その後も刺繡だらけジャージ/チーマー/ギャル男なんてのがガラ悪そうファッションとして次々出てくるのですが、私は一貫してビジネスはスーツでカジュアルは丘サーファーを貫き通しました。髪型もずーっとセンター分けの2ブロックor丸坊主で同じです。

この前提にあるのは「ガラ悪そうに見えない」こと。車はフォルクスワーゲンやBMW、時計はスウォッチやGショック、服はアウターにブランドロゴが無い物。カバンや財布はキタムラ等の知る人ぞ知るブランド。そんなのを選んでいました。

残念なのはカッコつけてるように見られないことなんですが、上下黒のレザーにシルバーアクセサリーで決めてハーレーって感じより、アロハシャツに洒落たステテコでスーパーカブってのが私のスタイルなんですよねー。40年もやってるので板についたのではないでしょうか。

今になって思うのは、ガラ悪そうでも悪くなさそうでもいいけど一貫性は大切だなーってこと。私はミニオンズが大好きなんで自家用車内がミニオンズだらけなんですが、高級感あるステップワゴンには全く似合いませんでした。ちょっと黒いミニバン自体が悪そうですしね。

そんなわけで、今回も「ガラ悪そうに見せない選択」として「HONDA N-BOX JOY」を選びました。人生3台目のN-BOX。ドノーマルで乗ります。先代と比べて内装は貧相になりポケットが激減しましたが、ホンダセンシングの自動運転技術が良くなりました。

日本中のサーキットにもこれで行こうと思っております。アルファードの方にオラオラされないように気を付けて運転しますので、よろしくお願い申し上げます。
katapa

スクリーンショット 2025-12-20 13344519日に日銀から政策金利を0.25%上げると発表があってから、なんだかんだと様々なメディアや評論家の評価が一通り出切ったと思います。

AIによると「日銀の金利が上がると、企業の資金調達コストが増加し、借入金利も上昇するため、設備投資に慎重になり、投資意欲が減退します。特に、銀行融資に依存する中小企業や、機械・建物など有形資産への投資が多い業種は影響を受けやすく、業績悪化や成長鈍化につながる可能性がありますが、手元資金や無形資産への投資が多い企業は影響が限定的になることもあります。」だそうです。

たかが0.25%程度の金利上昇で「設備投資意欲が減退」とか「経済に対するマイナスの影響」なんてあるんかいな?ってのが個人的な感覚でして、逆に銀行や信用金庫の収入が激増するし、利益が取れるならどんどん貸出そうって感じになるのでは?と思ったりしてます。

なによりもアベノミクス以降、日本の財政収支が劇的に良くなっていて、さらにインフレ移行で名目GDPも拡大。高市政権下での大規模投資で企業の成長を促すことに成功すれば財政状況はより改善することでしょう。

日本はどんどん財政を悪化させているとか借金を未来の世代に押し付けてるとか言う方々がいるのですが、最大の課題は令和7年度予算で国の一般歳出の約56%にも及んだ社会保障費であって、大した病気でも無いのに病院へ行っては薬をもらう国民が諸悪の根源だと思うんですよねー。

腰痛程度で病院へ行って電気をあててシップと痛み止めテープを各30枚もらう老人なんて治るわけないんだし、インフルエンザなんて病院へ行かなくても5日で治るのに病院に行って3日に短縮させるなんてバカげたことやってるわけで、そりゃあ財政悪化しますよねえ。

血圧の基準値を下げて国民総高血圧認定して山のように血圧の薬をばらまいてるのもアホ。加齢とともに血圧は上がるのが当然で、年を取ったら血圧は一定以上じゃないと低くなった時に倒れるし最悪の場合は死にます。高齢者が運転中に暴走するのって降圧剤のせいじゃないっすか?

日銀には来年もある程度金利を上げてもらって、中小零細企業の賃金上昇が実現するまで今の物価高騰カーブを維持して欲しいのですが、物価高騰理由の4割は食料品。これが来年も同じ上昇カーブを維持することはあり得ないしコメ価格は暴落確実。今はデフレ再来不安もあるのが現実。

個人的にはランチで外食利用する時、以前の心理的上限800円が1200円ぐらいになりました。でもこのまま1500円とか2000円になるとは思えないんですよ。最大のデフレ圧力は。日本には私のような安い物を買おうとする人の多さなのかも。

「どの医者も同じ料金のわけがなく名医は高い。美味しい物は高い。ブランド品は高い。そんな世界の当たり前が通用しない日本。保険医療は当たり前と思い使い放題。食べ物はコメですら1円でも安い物を求める。服は全部ユニクロ。働きもしない年金受給者は足りないとばかり言う。それが日本人の賃金と物価が上がらない理由です。」

なんて事を日銀総裁や総理大臣が言えるわけ無いし、評論家やアナリストも「私だって30年以上もデフレ社会にいるわけで経済予測なんてできません」なんて言えるわけが無い。「そもそも経済予測や成長育成ができてたら今頃大金持ちになってこんな人前に出る仕事してませんよ!」って感じですよね。

日銀金融政策決定会合発表を読み、それに対する評論家やアナリストの発言や記事を見て、ここ数日「いろいろ気苦労の多い大変なお仕事だなー」としみじみしております。お仕事おつかれさまです!

2025年12月20日 07:57

スクリーンショット 2025-12-20 064246昨日、日本銀行が政策金利を0.5%程度から0.75%程度に引き上げると発表しました。私の住宅ローンは変動金利なので返済額が上がる事でしょう。

自宅購入は2002年。ちょうど小泉総理が誕生したばかりの頃で、当時は政策金利ではなく公定歩合と言う言葉が使われていて、それが2001年に0.50%→0.35%→0.25%と下がっていき、9月には基準貸付利率が0.25%から0.10%へ。さらに量的緩和政策でジャブジャブお金が金融機関に投入されました。

それまで個人客や零細企業に見向きもしなかったメガバンクには「リテール重視」が義務付けられ、「家を買うなら今でしょ!」的な雰囲気が蔓延し、その恩恵を受けて私も住宅ローンを組むことが出来ました。

その際に組んだのは10年固定の35年ローンで金利は3.0%。当初5年0.5%金利優遇で2.5%というもの。変動金利を選ばなかった理由は単純で、当時の日銀速水総裁が変わったらゼロ金利政策は見直されると言われていたからでした。

ところが福井総裁に変わっても大きな変化は無く、2007年にSBI銀行が誕生した際に「住宅ローンの借り換えキャンペーン」をやっていたこともあり、それまで借りていたメガバンクへ相談に行くと「印鑑さえあれば変動金利に変更できて金利は0.5%になる」と言われました。

購入時は何も考えてなかったのですが、その時に示されたシミュレーションは以下のとおり。
・借入4250万円35年ローン(当初5年2.5%/以後3%) 返済総額6千7百万円超
・借入4250万円35年ローン(当初5年2.5%/以後0.5%) 返済総額約5千万円

「えー!いま変動に変えたら1千7百万円も得になるのー!」といった感じで印鑑を取りに帰り、変更したのを昨日のことのように覚えています。あれから18年も経ちましたかー。

長年この0.5%でしたが昨今の政策金利上昇を受け現在の金利は1.05%。来年5月末まで固定金利特約があるのでこのままですが、それ以降は1.3%に上がるのでしょう。将来の金利不安が出て来たので、今10年固定(金利2.64%)へ変更しようか他社へ借り換えしようかと本気で検討しています。

最終的な返済総額がいくらになるかは12年後まで分かりませんが、まあまあエライこっちゃではあるわけで、10年以内に35年ローンで住宅購入した方はもっと大変なことでしょう。たかが0.25%ですが固定金利に変えれば金利の安い所でも1.5%以上になるので悩ましいですねえ。

そんなわけで、今借りているメガバンクに相談するのが最初だと思い予約を入れました。小さなオッサンの小さな悩みを本気で聞いてくれるとは思いませんが、小さくもがいております。

スクリーンショット 2025-12-10 053301先月ブログに、私が乗っていたステップワゴンの買い取り価格が高くてビックリした話しを書きました。だって新車で乗り出し400万円ぐらいの車(ハイブリッドじゃないガソリン)が、買取に手を挙げた各社(3社)全て350万円超え提示。

理由は単純で「輸出相場」によるものだそうです。そういう意味では絶対に輸出されない軽自動車は相場が吊り上がらないと判断し、私は次の車は軽自動車にするという決断に至ったのですが、輸出が期待できる値落ちしない車両を買って、3年ごとに買い替えると言う手もあります。

ステップワゴンは東南アジアで人気が高く、来年からタイでの正規輸入が決まり11月から予約受付が始まってるそうで、それがハイブリッドのみなので新車で手に入らないガソリン車だと値段が高くなるのだそうです。確かに並行輸入のハイブリッド車なんて壊れたらお手上げでしょうしね。

マレーシアやバングラデシュは登録から5年以内。スリランカは3年以内の車両しか輸入車を受け入れないらしく、私の場合は1回目の車検まであと1ヶ月超のタイミングだったので高値がついたとのこと。中古車業界の常識らしいですが、全く知りませんでした。

ホンダヴェゼルの新車はスリランカ向け輸出が期待できるので特に高値だそうで、国内ホンダディーラーには「何のオプション装備も無いヴェゼルを売ってくれ」という人が押し寄せていた時期もあったそうです。世の中しらんこと多いなー。

タイで予約開始されたステップワゴンのホームページ(リンク)を見るとモデルはスパーダHEVで価格は1万7千バーツから。新車キャンペーンのローン金額が2万バーツとなっているので、オプション込みでそのぐらいなのでしょう。

タイバーツって以前は1バーツ=約3円でしたが今は円安で1バーツ=約5円。ということはステップワゴンは1千万円!確かに350万円の中古車を輸入して関税等(90%近く)を払っても850万円で売れれば利益出ますね。

そんな中古車の話しはさて置き、さすがにステップワゴンが1千万円という円相場はおかしいと思いますので、政府でも日銀でもエエから世界最弱相場の円をなんとかせーい!

今はトランプ氏がポンコツなんでアメリカドルもゲキ弱で1ドル=157円ですが、彼も来年は中間選挙だから普通の施策にしますよね。そうなるともっと円ドル相場もユーロに近づくわけで、1ドル=170円になったら海外出張全面中止だなーと思っている朝です。

2025年12月19日 07:14

ev日本でEV普及率が低い理由について、賃貸駐車場率の多さ/リセールの悪さ/充電インフラ不足/車両価格/航続距離・・・といった課題はよく挙げられています。

ただ、世界と比べて圧倒的に普及率が低いのは政治的指導力と大企業の努力不足が大半なのでは無いでしょうか。

2012年にホンダがGoogleとの協業を発表した時、「2015年Androidプラットフォームの自動車搭載」「Googleアシスタントで音声のみで各種操作を完結」などと言ってましたが、その発表が行われたサンノゼのGoogle本社に多数ある駐車場には、あり得ないほどのEVが並んでいました。

分かりやすかったのが普及方針で、「自分の車で通勤してもいいけどガソリン代は自腹だし車も傷む。EVなら無料で自分の車は傷まない。選択は自由」というものでした。

日本には多数の自動車&バイクメーカーがあります。その1社でも無数のEVを社員向けに用意してる会社がありますか?充電設備でさえ大した量は用意されていないのが現実。公用車だってガソリン車が大半。ハイブリッド車ですら義務化している自治体はありません。

広告マーケティング業界で昔から使われている「イノベーター理論」という物があります。全体の2.5%が新商品好きの「イノベーター」、13.5%がイノベーターに感化されやすい「アーリーアダプター」で、一般的に「オピニオンリーダー」「インフルエンサー」と呼ばれます。

この合計16%を超えると「アーリーマジョリティ」という普及を決定づける34%の層が動き出すとされ、広告をやる前のプロモーションではイノベーターとアーリーアダプターをつかまえるのが基本とされます。

ただ、EVプロモーションについては圧倒的にプロモーションが効いておらず、新し物好きのイノベーターの心すら掴めておらず、一部がテスラを買っている程度にとどまってます。

こんなの自動車メーカーが率先して社用車や通勤用車をEVにしていけばいいし、公用車はEV比率を義務付ければいいじゃないですか。いまEVが一番普及してるのって日本郵便ですからね。

世界では新車販売台数で16%を超えた国も出て来ました。そういった国々では一気に普及が進むでしょう。でも日本では全くといっていいほど普及していません。

だから「日本では普及しない」と断言する方もいますが、そう言われていた電動アシスト自転車もスマホも普及してますよね。絶対普及しないと思われたマイナンバーカードですら政治主導で持っている方が8割を超えました。

臨時国会が終わって次は通常国会です。日本は海外に物を売って生活してるわけで、日本国内だけで生活してる私達や大多数の政治家は海外に物を売ってる会社の利益をくいつぶしてるわけで、その主たる物が自動車やバイクである以上、それを必死に開発し売っていくことが大切なと思うのです。

テスラやBYDは先進的だけど人気なのはトヨタ。そんな時代はすぐに過ぎ去るかもしれません。今先進的なメーカーは来年はもっと先へ行くでしょう。老人票を狙っておこめ券を配るより、輸出産業の未来を考えるべきかなーと思ってます。

自動車&バイクを売って暮らしてる日本人が自家用車通勤すら出来ないってことに疑問も持たないことすら問題なんですけどねー。まずは無料駐車場整備や路上駐車の無料化なのかもしれませんね。
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secハラスメントの無い時代と書くと語弊がありますが、限りなくそんな時代を過ごして来た私は、毎年この時期になるとハラスメント講習なるものを受けます。

そのたびに驚くことの連続なのですが、簡単に書くと「相手がイヤと思ったらアウト」で「経営者はリスク対策保険に加入」というのが基本的な話しなのだと理解してます。

確かに下ネタを盛り込んだトークを一年中やってるのに注意や指摘を受けない人もいれば、小さなことでハラスメントとして訴えられてる人もいるので、基本的には相手に嫌がられないように発言&行動することが大切で、相手がバッチ来い!ってタイプならOKらしいことが新たに分かって来ました。

具体的に書くと、2018年途中から導入した「社員と昼食・夕食に同席しない」ってのは、あくまで昼食は休憩時間なので管理職は同席しないってことであり、夕食は業務時間外なら残業代を払わないなら行ってはいけないという指導を受けてのものでした。

ただ今は「社員から食事に誘われて行くのは問題無いでしょ」って感じらしく、「(22時以降の深夜残業にならない範囲なら)お酒を伴う食事も一定程度はOK」とのことで、今年は珍しく忘年会なんて物(飲み放題は付けてません)も企画してみました。

法律的に書くと「職場」「労働者」「強制or任意」ってのを注意する必要があり、勤務時間外の飲み会なら「実質上職務の延長=職場」で「任意参加形式の宴会=職場ではない」という感じでしょうか。

その昔は女性労働者に男性が「彼氏いるの?」とか「セックスしてる?」なんて聞くのは普通でしたし、服の上見える下着の色で「今日はセクシーブラ!」なんてことを言う輩も山ほどいましたが、さすがに今はアウトで一発退場。

「痩せた?」発言については後ろに「体に気を付けてね」といった形で体を気遣うコメントを足せばOKだけど、「痩せた?今日はキレイだね」だと「昨日まで太って汚くてすみませんねえ」と思われる危険性がある(そんなこと思うヤツいる?)のでダメだそうです。

その昔は、飲み会だけじゃなく昼食時や職場での会話でも女性から「居乳で肩こりがヒドイ」「今日は合コンなんで勝負下着」「下着の色あてて見て」なんて言われることは普通でしたし、私も宴会二次会のカラオケボックスで上司から「(ウケ狙いで)ケツ出せ」とか言われてやってました。個人的にはその程度なら今も良くね?と思ってますけどね。

講習では男性から女性へのダメな発言例として「スリーサイズは?」「安産型だね」「脱ぐとすごい?」なんてのが挙げられてました。極端だなー。この程度でセクハラと認識される人って、そもそも存在がキモイってレベルなんじゃね?と思ったのは私だけでしょうか。

私は横浜中華街で泥酔した某有名アイドル歌手に肩を貸して(担いで)いたら、写真週刊誌の中面見開きで「新恋人!」と報道されたことがありました。当時は毎日深夜(明け方?)までつきあわされてたのですが、いい時代だったなーと思っております。

業務連絡) 忘年会時の無礼講についてはお許しください。そして帰りはタクシーに押し込んで帰らせてください。

2025年12月18日 04:15

スクリーンショット 2025-12-18 040530先日もブログに書いたアルコール依存症からの肝硬変と診断されたご近所の方が「心療内科の先生と話すと落ち着く」といった話しをされていました。きっと先生とフィーリングが合うのでしょう。

心理カウンセラーとの方は患者さんの話しを聞くのが仕事ですし、精神内科に通院される方には結構大変な状態の方もいらっしゃいますので、「酒がやめられないんですよ」といえば「社会はストレスが多いですから簡単にやめられないのも分かります」といった感じでしょう。

私は広告代理店の新入社員研修で「広告会社の営業とはお得意様(広告主)の主治医として徹底したヒアリングで信頼(ラポール)関係を築き、状況が悪い時はカウンセリングし、常に寄り添って伴走するコンサルティングまでやる仕事だ」と習いました。後に知りましたが、これ心理カウンセラーへの教えだそうです。

心理カウンセラーは、まず患者さんと信頼関係を築くのが第一。それにはひたすらヒアリングしか無く、何を言ってるか分からなくても話しを急かしたり内容を確認したり要約したりは絶対NG。とにかく信頼関係が構築できてから次の段階へ。

信頼関係が構築出来たと感じたら徐々に普通の生活に戻す挑戦=カウンセリングへ移行。「カウンセリングは生活指導」だと思っているカウンセラーが間違いやすいのは提案しちゃうこと。「まず毎日同じ時間に起きましょう」なんてのは絶対ダメだそうで、自発的に「早起きからやってみます」と言わせるように持って行くそうです。

下手に指導すると時には信頼関係までぶっ壊れることもあるそうで、そうなったらヒアリングへ戻るとのこと。まあ大変なみちのりです。

あとは広告業界でのコンサルティングは「伴走」でしたが心理カウンセラーは毎日同じ人に張り付けないので「並走」。将来へ向かっての可能性や未来を語り合いながら今と向き合うといった感じでしょうか。時にはいろいろ目標が出来てきたらコーチングも併用するそうです。

アルコール依存症治療が心療内科の担当だとは知りませんでした。今はまだ心療内科へ定期的に通うことが出来るようになる練習段階だそうです。

この次の段階になると自発的に禁酒を決断するまでのカウンセリングになるのでしょうが、近所の飲食店で飲んでる姿を見ると「飲んじゃダメ!」とか言っちゃうんですよねー。ダメですねー。

とはいえ年末年始は地域の飲み会も激増しますので、どう立ち振る舞うべきかを心理カウンセラーや心療内科医の方に聞いてみたいと思ってます。

nikkei写真は昨日の日本経済新聞夕刊。世界中の大手コンサルがリストラを計画しているとの記事です。

理由は「AI」。コンサルに仕事を依頼するクライアント側からすれば「AI以下の人間は社員であっても不要なのにコンサルティングファームから来るAI以下の人間なんてゴミ」ってことであり、先日から私が書いているように私の仕事は消えて無くなるって事と同じ話しだと思います。

以前は聞いたこともなかったようなコンサル出身者が世の中に溢れています。気が付けば東大・京大・阪大・慶応・早稲田・・・なんて大学名よりもハクがある感じだし、以前はよく耳にしたボストンコンサルティンググループ・野村総研といった会社名も過去の感じ。

ゴールドマンサックス・モルガンスタンレー・マッキンゼー・アクセンチュア・マッキンゼー・ベイン・・・何を仕事にしているのかすら分からず、本社がどこで社員数が何人いるかも分からない会社が世界中の政治や金融や企業のコンサルをつかさどっています。

もちろんGoogle・X・アマゾン・Yahoo!JAPANだって無かったし、スマホや携帯電話も無かったわけですから、そういういろんな新興企業が出てくるのは分かりますが、時代を席巻していると思っていたそれらのコンサル会社が、もうAIに消されようとしているってスゴイですよね。

確かにコンサルってAIで代行できる部分が大半です。少なくとも過去分析は一瞬で出来る。(社会環境が激変しない場合の)未来予測も数秒。担当者によって加わる変なバイアスも排除することが可能。

できないのは人間が関わる部分で「クライアントと仲良くする」とか「クライアントの話し相手になってあげる」といった所。

AIが「Artificial Intelligence(人造知能)」から「Self Intelligence(セルフ知能)」へと発達したように、以前必要とされたIQ(知能指数)は「計算の速さや記憶力」でしたがAIに勝てるわけも無く終了。これから求められるIQとは「他人に受け入れられるトーク力や行動力」になって行くのでしょう。

誰もがAIを気軽に使いこなすようになれば、「いいヤツだけど仕事が出来ない」なんてことが語られる時代は終わり、「(誰からも嫌われない)いいヤツ」の評価が劇的に上がり、将来は「いかにしていいヤツに魅せるか」ビジネスが激増しているのではないかと思ってます。

正直リモート会議やグループLINE連絡が普通になって以降、リアル会議や飲み会等の遊び会に求める価値は上がりましたし、リアル会議だからこそ感じる嫌悪感(移動が面倒/移動時間がムダ/場所が落ち着かない/見た目がイヤ/臭いがイヤ)を排除して欲しいとの思いも強くなりました。

これから一番必要とされるのはAIに置き換えられない「人に好かれるビジュアルや話術」であり、「人から会いたいと思われない人は排除されていく」そんな時代になるのかもしれませんね。

2025年12月17日 06:06

スクリーンショット 2025-12-17 050553令和の米騒動などとメディアが大騒ぎして政府備蓄米放出までに至った米不足騒ぎ。増産を決断された農家もありましたが結果的に今は各所でコメ余りが深刻化。「コメバブル崩壊はいつ?」というカウントダウン状態です。

選挙が近い時はネームバリューの低い人を大臣にすることも多いですが、昨年10月の第1次石破内閣で農水大臣に就任した小里氏は就任直後の月内に行われた選挙で落選。11月には江藤氏が大臣に就任して備蓄米放出するも「私はコメを買った事が無い」発言で辞任。

今年5月には小泉氏が大臣就任すると備蓄米放出ルールを変更してスーパー等の流通へ直接卸す仕組みとしたため、江藤備蓄米がJAや問屋の倉庫に積み上げられたまま下流での取引が活発化したので在庫が積み上がりました。

そのまま今年のコメが出来上がって来たのですが、その頃には農水大臣が自民党総裁選真っ只中という状況で、しかも総裁選では高市氏に負けて現在は鈴木氏が大臣です。

あの小泉大臣が就任して数週間で店頭に並んだ随意契約による政府備蓄米の話しって今年の5月末ですよ。それから約3か月後の8月20日(引渡期限)には農水省が「随意契約による政府備蓄米の売渡しの今後の対応について」を発表しました。

その内容は「5/26,27受付分22万t(引渡20万t)」「5/30-6/10受付分6万t(引渡3.8万t)」「6/11以降受付分4万t」で、実際の仕入れ現場での備蓄米フィーバーは6月に入ったと同時に終わっていたことが分かります。これは2回目以降は大手が申込んでないという過去のブログ記事で書いた通り。

今後は高値掴みした問屋や流通がどうするかですが、さすがにコメともなれば場所だけ用意すればいいわけではなく温度管理や衛生管理も必要な上に、また時が過ぎれば稲刈りの時期が来るわけで、農家との契約数量が納入されてくる前には倉庫から古い米を出荷しないといけない時期が来ます。

そんなわけで早ければ春先にはコメ価格暴落となるんじゃないかと思うと同時に、年明けには新しいコメに備蓄米を混ぜた「価格調整米」といったものが出回るんじゃないかと思ってます。

個人的には農産物なら白菜やキャベツだって1玉100円未満もあれば500円超えの時もある。そこで一喜一憂しますかって話しのような気がするんですよねー。今はテレビに「白菜高騰」の話題が出てアキダイの秋葉社長のコメントをよく見ますが、これ毎年ですからね。

随意契約の備蓄米って8月末とか最悪でも引渡から1ヶ月以内といった売却完了時期の指定がありましたが守れなくなってるんでしょうねえ。そして新しいコメに密かに混ぜられて売られてるのでしょう。そっちのほうが問題のような気がします。

間違いないのはコメ価格が上がったのでコメを食べない人が増えたってこと。今から値下げしたところでコメ離れは決定的になってしまったなーと感じている朝です。
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swich今回新たに「TP-Link LS1016G」という16ポートのスイッチングハブを購入しました。購入するのは2023年に続いて2回目。1000Mbps=1Gbpsなので、本当にギガビットです。

2020年にコロナによるリモートワークの激増で脱オフィス化の流れが一般常識となり、私共も三田(田町)にあった事務所を閉鎖。しかし2022年に入ると再度出社化の流れが加速し、五反田に再度オフィスを出したのが2023年で、その際に購入したのが初回でした。

正直ハブでインターネットの速度が速くなると思っていなかったので、大した期待もせず1万円以下で買える16ポートハブだということだけで購入。ついでにLANケーブルもカテゴリー7で統一してみたらビックリ。

直前までの戸越オフィスではNTTフレッツ光の集合住宅用1ギガタイプで、しかもルータに付いてるWiFiを使っていたのですが、今回は駅前オフィスビルで超高速回線が利用可能な状況だったので、事務所内の配線を全て有線に変更しました。

今回は自宅兼本社用に導入。こちらは会社の電話&FAXがISDNだったので、これを光電話へ変更する際にインターネット回線も増設。この増設分を有線化するために導入した次第です。なお無線LANは別通信事業者の光回線でやってます。

まだまだ無線LAN関係ではTP-Linkを使うのをビビってる私ですが、「有線だったら安いしいいか!」って感じで使っている上に追加購入までしてしまいました。NECやバッファローのを使用していた時代が懐かしいと思ってしまうほど中国に毒されている私です。

2025年12月16日 07:54

スクリーンショット 2025-12-16 074119帯広で見たテレビ番組の話しです。14日の朝は大雪予報のニュースだらけ。そんなわけで何か面白い番組をと探していて出会いました。番組タイトルは「公団ちゃん 夢を駆ける」。スーパー耐久で話題の道路パトロールカーデザインのチーム密着物でした。

北海道岩見沢市で道路維持管理や除雪を行う建設会社「栄建設」が、人手不足解決の策としてモータースポーツに参入。結果的に何人もの若者が入社してくれたといった話し。映像の中には除雪車の走るシーンもありました。

その中に「面野一」さん(紹介記事)というドライバーが出てきました。十勝で自動車修理工場を営む傍らで十勝スピードウェイでレースをする中で縁あってスーパー耐久参戦。このチームは面野さんに引っ張られて成長して来たという話しでしたが、この面野さんは今年8月に病気で亡くなっておられました。

これらの内容が番組の放送中に流れた物なのか、私がテレビを見ながらスマホ検索して得た情報なのかは定かでは無いのですが、とにかくそれら断片的情報が頭の中にインプットされていたと思います。

この日は午後から大雪となり各所で立ち往生する車も出てきましたし各所で事故も多発していましたが、単なる訪問者の一人だった私は「雪国って大変だなあ」と傍観者的な立場でした。

宿舎に帰って窓から外を眺めていたのですが、宿の方がスコップで除雪をしていて、各所の駐車場や道路でもスコップ片手に雪かきしている方々がいました。

そこに黄色いパトライトを回しつつ超明るい投光器を光らせながら登場したのが除雪ブルドーザー。それを見た瞬間、脳の中で朝見た公団ちゃんの番組内容がグルグル回り出し、なぜか出て来た行動は「よし雪かきを手伝おう!」というものになりました。

お会いしたことも無い面野さんと公団ちゃんチームですが、動けなくなった3台の車の除雪&脱出を手伝い、傍らで超パワフルに除雪してくださっている3台のブルドーザーを眺めながら「いい番組に出会えてよかった」と心から思いました。汗と雪でびしょ濡れになりつつ感涙ですよ。

来年、スーパー耐久へ行ったら栄建設のSAKAE MOTOR SPORTSを応援したいと思います。そして番組はNHK ONEで12月21日まで配信(リンク)されているそうなので、よろしければご覧になられてはいかがでしょうか。内容はホッコリする感じです。

最後に、慣れない雪かきなんてことをテレビ番組に感化されてやったため、まだヒドイ筋肉痛の私です。

各種リンク
・NHK「“公団ちゃん”夢を駆ける 〜北海道・岩見沢〜
栄建設
広尾ボデー工業
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musashi私の住んでいる町には第一種市街地再開発事業として様々な開発が動いております。

とないえ、開発スタート後にマンション価格は大きく変わりましたし、物価高騰や人材不足による建築費高騰といった問題もあり、すでに高層マンションに建て替えられた時に立ち退いた住民の話しと、これから立ち退く方々の話しは全く異なる状況にある可能性もあります。

普通の人は誰でも「再開発地域に土地がある方は新しい建物の一部をもらえる」というのは分かるでしょう。自分が好むか好まざるかに関わらず建て替えられるわけで「既存物件の解体撤去費と新築分の建設費は新しく建てる側で負担してチョ」です。

自治体は開発事業者(デベロッパー/以下デベ)を公募するわけですが、その前から受託を画策するデベは建設受託を目論む建設会社(以下ゼネコン)とともに何年間もかけて地域の祭礼やイベントの手伝いをし、再開発組合の立ち上げに奔走し、実際に公募となった際には手をあげて開発受託というのが今までの流れでした。

でも今は数年にわたる事前活動をやったとしても、いざ公募って時にデベやゼネコン側で「採算が合わない可能性があるから手を挙げるな」という状況も出てきました。

以前は自治体主導の再開発ともなれば「従前資産に見合う床面積を自己負担なしで取得」というのが当たり前でした。でも今は「従前資産に見合う床を自己負担なしで取得」です。この違いは「面積」が入っているかどうか。

再開発前に「150平米の土地を持っていた方は新しいマンションにも150平米」というのが前者。後者は「150平米の土地は坪700万円=3500万円分だと30平米になっちゃうので厳しいでしょうから50%の75平米を大盤振る舞い」みたいな感じ。

土地を持ってる側からすれば半分にされて「何が大盤振る舞いじゃい!」って感じでしょうが、デベからすれば「駅前新築マンションに住めるだけありがたいだろ!」って感じでしょう。どっちもどっちです。

ところがここに同じ町内での開発ですから数年前の再開発の時は75%もらったとか100%だったなんて人が出てくるわけです。でもデベ側とすれば毎年刻々と状況が変わるんだから条件が変わって当たり前。

さらに追加として「新しい物件には管理費1.5万円・修繕積立金2万円・賃貸自転車置き場5千円・賃貸駐車場3万円の合計月々7万円負担が必要」とか言われたりして、すったもんだしたりするわけですよ。実際にはもっと高額な月負担になるんですけどね。

ここまででもトラブりそうな話しだらけなのに、今は再開発中止リスクってのが出てきました。住民側は再開発に合意したけどデベやゼネコン側が採算が合わないとして撤退する可能性があるってことです。

さすがに家の取り壊しが始まってから中止なんてのは聞いたこと無いですが、再開発される前提で家の修繕を何年間もしてないって方は多いでしょうから、突然の再開発中止にみまわれると自費での自宅修繕を強いられる方もいるでしょう。

とはいえ都心マンション価格の上昇は続いていて武蔵小山の再開発もまだまだ続く予定。先日は東京都建設局が「小山三丁目第1地区市街地再開発組合」の設立許可を出したとの発表がありました。

ここは東京で最も長いアーケード商店街とされる武蔵小山(パルム)商店街の駅側出入口に当たる場所で、駅から商店街入口に向かって左側はすでに高層マンションとなっていて、今回は右側の開発がとなります。

デベは三菱地所レジデンスと日鉄興和不動産、ゼネコンは大林組。2029年4月着工/2033年9月竣工予定とのこと。下のパース画にある後ろの白いタワー2本はまだ再開発組合が出来ていないけど今後予定される地域。いずれ武蔵小杉みたいにタワマン街になるのでしょう。

私は20代前半でバブル崩壊を経験し、地上げ後に開発が中止となって長年放置される廃ビルや、何十年もコインパーキングとして使われていた場所を見続けてきたので、今後も建築費高騰やマンション価格下落による開発中断・中止リスクの恐怖を知っているだけに、今後の動向に注目したいと思ってます。

追伸) 大雪で帰京出来てなかった私ですが昨日の帯広発JAL最終便で戻って来ました。フライトさせてくださった関係者の方々に感謝です。

mitsubishi

2025年12月15日 06:39

racco1世界中の自動車メーカーで、日本市場向けに軽自動車を本気で開発した会社なんてのはこれまで1社もありませんでした。せいぜい海外で販売している車両を少し手直しして軽規格に合わせた程度が関の山。

でも今回、中国BYDは軽自動車で一番人気の高い軽ハイトワゴン市場にピッタリ合わせた車種「RACCO」を開発し、先日の東京モビリティショー2025でデザインを公開しました。ただ、価格やバッテリー容量が公開されなかったので詳細は不明です。

不明と言ってもバッテリーシールが撮影されていて、224Vの160Ahとなっているので35.8kWhで、ホンダN-VAN eの29.6kWh(245km)や日産サクラの20kWh(180km)より航続距離は長いと思われます。

しかもバッテリー電圧が224Vと低いので、市中にある高電圧の超高速急速充電器の使用では無く、家庭用の単相三線電源から200Vを取り出して自宅車庫での給電を考えていると思われます。もしかすると自宅用給電施設を販売開始キャンペーンで無料プレゼントしてくるかも。

BYDはRACCOにはショートレンジとロングレンジがあると発表していて、普通に考えると35.8kWhがロングレンジなのでショートレンジは25kWhなのでしょう。ただ、35.8kWhがショートで50kWhがロングだと価格次第では驚異的な存在になることも考えられます。

軽ハイトワゴン市場は、普通車にハイトワゴンを持たないホンダが、N-BOXで上級軽自動車希望者からFREED購入者に至るまでの幅広い層を取り込む戦略を取っていて、ノンターボだけで安いN-BOX、ターボもあって上質なカスタム、遊び心のあるジョイと3方向展開で上質化を図って来ました。

当然、軽自動車が主戦場であるスズキ&ダイハツもホンダ対抗策として上質化路線を取って来たため、今や軽自動車といってもハイトワゴン市場は超高額車だらけ。先日フルモデルチェンジしたデリカミニは一番安いGグレードでも税込約200万円します。

ターボ付きなら300万円超えも珍しくない市場だけに、BYDがロングレンジで300万円を切る価格で登場し、新車購入者に給電設備無料設置なんてやったら、世界で最も電気自動車の普及が遅れていると言われる日本にも風が吹くかもしれませんね。

そんなこと書いておりますが、本日東京に戻れるかはまだ未定です。いろいろ各方面にご迷惑をおかけしますが、自然現象に伴うものですのでご容赦ください。帯広駅前で立ち往生車両の雪かきを楽しんでいたら全身筋肉痛になっている私です。

20251214_164457業務連絡)帯広出張しているのですが、大雪で帰京できませんでした。本日の会議はすべてリモート参加とさせてください。
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2025年12月14日 06:03

honda中国BYDが来年には軽自動車EVを発売すると予告しているのですが、これを開発した経緯について創業社長であるワン・チュアンフー(王伝福)氏は分かりやすく「日本の地方にとって救世主になるから」と言っていました。

実際には日産・三菱・ホンダから軽自動車EVは発売されていますが、どちらかというと先進性を
打ち出すアイテムに過ぎず、実用性メインでは無いように感じるのですが、ワンさんは「日本の地方の救世主になる車を作る」という明確な目標を定めているのがスゴイと感じてます。

地方に狙いを定めている理由に「ガソリンスタンドが消えて行っている」「自宅前車庫が当たり前」としていて、EVならガソリンスタンドは不要だし、自宅前車庫なら充電も自由自在。確かに分かりやすいターゲット設定だと言えるでしょう。

今月に入ってホンダが各ディーラーで「ホンダの電気自動車2泊3日試乗モニターキャンペーン」ってのを開始しています。仕組みは各社で異なるのですが、年内に申し込めば年明けに貸してくれるって感じのが多く、連休にお出かけって方にはうれしい話しかもしれません。

これ乗れば分かるんですけど、電気自動車って何の問題も無いレベルで完成してるんですよ。問題はリセールが悪いってことだけ。乗り潰す気になれば給油しないで良いってのはメリットでしかありません。ただ賃貸駐車場の方は充電設備が無いので厳しいでしょうけどね。

BYDがスーパーハイトワゴンEVで成功したら、ホンダはすぐN-BOX e:を出すんでしょうね。もしかしたら試乗キャンペーンはその布石かも。というか基本設計は同じだからすぐ出せるはずなんで、BYDより先に出すのかもですね。

そんな話しを書いてるのに何ですが「N-BOX JOY」購入しました。残クレアルファードでオラオラするのが流行りの時代に、現金一括購入のターボナシ軽自動車でチマチマ走ります。気が小さいので決してあおらないでください。

2025年12月13日 07:31

nagoya名古屋鉄道が社運をかけるとして発表していた「名鉄名古屋駅エリア再開発計画」について、昨日「無期限延期」ともいえる発表がありました。

すでにバスセンター向かい側にあった名鉄レジャックは2023年3月末に閉館して撤去され、一時的に「Meieki Parklet」という多目的スペースとなっており、来年2月には名鉄百貨店が閉店。有名なナナちゃん人形という巨大像も一時的に撤去されることとなっていました。

名鉄名古屋駅は巨大ターミナル駅なのに3面2線しかなく、しかも長さも不足しているので車両を停車させるために線路を湾曲させてホーム長を稼いでいて、ホーム足元には行先別&種別で並ぶ位置が書いてあり、それが分からないと簡単には利用できないという駅です。

しかもその上に建つ建物も老朽化が著しく、その周辺に発達した地下街もクネクネと曲がりくねっていて、近鉄名古屋駅や地下鉄名古屋駅とともに、リニア開業へ向けた再開発は必須ともいえる状況です。

そんなわけで再開発事業が立てられたわけですが、今回の事業開始に至る前の2017年にも大規模再開発事業を「2022年度着工&27年度中完成」として発表していました。

ただ、背中を押したはずのリニア開業時期が未定となり、さらにコロナで在宅ワークが普及。オフィス需要が見通せないと2020年11月に中止となりました。

再スタートしたのは今年3月。総事業費8880億円で2033年度以降にオフィスや大部分の商業施設を開業、40年代前半の全面オープンとしていました。ただ名鉄百貨店本店は予定通り来年2月末で閉店だそうです。なんで?

この再開発計画中止って日本中に広がっていて、私の家から徒歩10分の場所にある五反田TOCは全テナントを撤去させてサヨナライベントもやってコンパネで全出入口封鎖までやった後に再開発撤回。再度テナント募集をして現在は普通に営業しています。

中野駅前の「中野サンプラザ」もすでに閉館していますが、中野区から開発を受託した野村不動産らが資材高騰を理由に計画変更を申し出たため区側が協定を解除し中止に。JR九州は博多駅線路上に大型複合ビル建設を発表しましたが、建設費高騰で中止となっています。

ただ、既存施設の解体に着手していない場所はいいのですが、新宿駅の再開発なんてビル解体は終わっているのに施工会社が決まらず頓挫。周囲が全て取り壊された中に残された京王百貨店だけが姿を見せておりヒドイ有様となっています。

ただ一番ヤバイのは地域住民を巻き込んだ自治体主導による駅前再開発。地域住民の協力を得て駅前を整備する事業は次々おこなわれ、私の住む武蔵小山駅前にも2棟のタワマンが建ち、今後も何棟か建つ予定があります。

ところがマンション価格動向と建設費高騰の行方によっては、中野サンプラザのように開発受託事業者側が計画変更を申し出ることは考えられますし、解体&建設を請け負うゼネコンが見つからないといった事態も考えられます。

一番ヤバイのは全住民のうち数世帯を除いて合意が取れているといった案件。この数世帯の説得が遅れれば遅れるほど計画にかかるコストは増え、人口は減ってマンション需要は減っていきます。そして10年後に計画白紙といった事態も考えられるわけです。

都心はまだまだ建設ラッシュの様相ですが、コスト度外視での建設ラッシュであり、今さらオフィスビルなんていらねーだろという時代に何をやってるんだという感じ。1年以内に各所で名古屋駅同様の大規模開発中止が続々出て来るんじゃないかと思っております。

スクリーンショット 2025-12-13 062908これまで人のやっていたことがAIに置き換えられる。長年そういわれて来ました。私はそれを知っていたのに自分が消される可能性に気づいていませんでした。

YouTubeを見ながら「もう地上波の時代じゃない」なんて言ってました。でもGoogleは人が作る動画を学んでいたのです。どんな動画が好まれ何回再生されるかを、ありとあらゆる言語で学んだのです。

今やAIは過去の振り返りなら一瞬でやってのけます。私の培ってきた経験や体験など何の価値も無いかのように昔のことを教えてくれます。それもうる覚えでは無く正確に。

そして今や過去のことは数秒前であっても回答できるようになっています。消防車のサイレンが聞こえたら「品川区 火災」と入れるだけで分かる限りの詳細まで教えてくれます。

これを動画レベルで瞬時にやれる時代が到来しました。膨大な製作費を費やす必要はありません。これからはAIが多くの人々に好まれる動画を指定の分数で作成してくれます。

クオリティをあげたければ著名人を起用するも良いでしょうが、それも演技をさせる必要はありません。顔・体形・しぐさ・声を記憶させれば勝手にパイロット版動画の人と入れ替えてくれるでしょう。

私のやってきた様々な仕事はAIに置き換えられ、時代と共に消えた「人」仕事の一つになることでしょう。

私はすでにガラケーの時代を思い出せませんし、ガラケーに着信番号が出なかった時代も思い出せません。ということは、数年経過してAIがプロモーション&クリエーティブ業務の大半をつかさどるようになれば、私自身ですらそんな仕事をやっていたことも忘れてしまうと思います。

そんなわけで、備忘録として業界今昔物語を記させていただきました。5年後に「こんなことやってた自分もいたなー」と振り返っていられるのか、時代に消され野垂れ死んでいるのか、ここからが勝負の時だと思っています。(おわり)

2025年12月12日 07:38

スクリーンショット 2025-12-12 071719今年9月、ご近所の方の「アルコール依存症疑惑」についてブログ記事を書かせていただいたのですが、ご当人は検査へ行くのを遅らせたり長引かせたりしていましたが、最終的な検査結果は私の予想通り肝硬変でした。

肝臓は回復が早い臓器で、アルコール性肝炎なら一定レベルまでのダメージであれば3ヶ月の禁酒で若い元気な頃の状態に戻せるとされます。この元に戻る状態を「代償性肝硬変」、その限界を超えて戻らなくなる状態を「非代償性肝硬変」と呼ぶそうです。

ご近所の方は話しを聞く限りにおいては非代償性。肝臓のダメージがヒドイので、今後は一切お酒を飲んではいけませんという状態だと思われます。

先日2日続けて地域活動で食事をご一緒する機会があったのですが、どちらもお酒を飲まれてました。これがアルコール依存症の恐ろしさなのでしょう。

私はスケジュール表に酒断ち期間を書いていて、その期間は飲み会へ行ってもノンアルというか水orウーロン茶。理由は単純で、人間ドックで悪い数値が出てドクターから酒断ちの勧めをいただいたからです。当然単なるアドバイスで強制力は無いですが、普通は怖くてやめますよね。

さすがに何年間も止めても言うことを聞かないので最近は周囲の人々も止めなくなりました。ご家族も本人にかなり強く酒断ちを勧めておられますが難しいようです。

ことわざに「人のふり見て我がふり直せ」というのがありますが、この「反面教師」を参考にして、アルコール依存症に陥らないように、飲む時は杯数を記録するようカウンターを持ち歩くようになりました。年末年始は飲み会が多いのでみなさん注意しましょう。

スクリーンショット 2025-12-12 043227長年オートレース界で活躍された池田政和選手の訃報が入りました。「9日に病気のため52歳で永眠」とのこと。

2005年の鈴鹿8時間耐久レースに「オートレースTEAM HARC-PRO(監督:元SMAPのオートレーサー森且行選手)」というチームが参戦しました。ライダーはハルクプロ安田毅史選手とオートレーサーになったばかりの青木治親選手。結果は総合3位/JSBクラス優勝という見事なものでした。

この2005年のクリスマス12月25日にオートレースSG最高峰のスーパースター王座決定戦を制したのが池田選手でした。それも前年に続くだけでなく4度目の制覇。まさにスター中のスターだったのです。

昨年12月伊勢崎で開催された「サンケイスポーツ杯レジェンドカップ(GII)」で見事優勝。途中病気療養理由の長期休養もあったことからベテランの復活優勝として話題になりました。

しかし、そこから1ヶ月ほどの今年1月に入って病気療養を理由にお休みされ、今回の訃報となりました。長年船橋オートのスターとして活躍され、2016年の船橋廃止で川口へ移籍。川口オートから12月27日からの「スーパースターフェスタ2025」において正門脇に献花台を設置すると発表されています。

故人のご冥福を謹んでお祈りいたします。

bvw75私のやっているプロモーション&クリエーティブという作業領域は、時代の変化と共に劇的な変化を遂げて来ました。

AIの進化によって私の仕事の大半が消えて行くと思いますので、このブログでは何回(もしかすると何十回)かに分け、これまで消えて来た人がやっていた仕事をテーマにしたパシリだった私の昔ばなしを書きたいと思います。(8)
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(7)で動画撮影まで完了。これをフィルムで撮影した写真や動画は現像する作業に入ります。単純に現像所へ持ち込めば良い話しなのですが、ここも現像所によって仕上がりが異なり、ディレクターによっては担当者まで指定する感じ。

またスチールカメラマンには自分で現像する方もいて、撮影が終わっても気の休まる暇はありません。だって人が介在する場所にはヒューマンエラーがつきまとうからです。最大のエラーは頼んだ人がちゃんとやらないって事なのですが、大御所ほどちゃんとやらないので大変。

仕上がった写真は印刷会社等でスキャンニングしてもらいデジタルデータに、CM用の動画はD1というデジタルデータにしてました。ただ私の動画仕事の大半はD1より安いアナログのベータカムSPにして編集。(写真のベータカムSP用デッキSONY BVW75の価格が約800万円/格安のPVW2800で約250万円)

どれもパソコンでシャシャっと出来る作業では無いので、編集スタジオにもオペレーター以外に各種アシスタントがおり、音を付けるにもMAスタジオにオペレーターにアシスタントって感じ。

印刷にも版というのがありまして、4色の版を合わせてカラー印刷するのですが、色を調整する色校正という作業では、試し刷りした見本を見ながら「ここは赤ウキ取る」とか「空を青く」なんて形で赤字を入れます。

印刷会社では、これらの指示をもとに版のもとになる版下をカッターなどで加工したり、版の一部を薬剤で溶かして色調整をするといった製版の魔術師が多数いました。

思えばその昔はどこにでも人が介在していました。レタリング屋さん/写植屋さん/現像屋さん/貸衣装屋さん/印刷屋さん/編集スタジオさん等はほぼ毎日連絡を取ってました。今はほぼ誰とも連絡しませんし、その一部は消えていることでしょう。

世の中と一言で言いますが現実は厳しいものです。不要となれば躊躇なく切り捨てられるのが人。それでも私たちのプロモーション&クリエーティブ業界はまだ多くの人で成り立っています。ただ、AIの進化によって一気に淘汰される時代になったようです。

私はYouTubeが動画配信者に自由に企業案件のアップを許していることを疑問に思っていました。地上波だったら制作会社が勝手に企業からお金をもらってドラマの中に商品を登場させるなんて絶対にできませんから。

でも今回のGoogle Gemini3を見て確信しました。Googleには無数の自由に使えるYouTube動画があるのですよ。つまりどの会社のAIより動画生成で有利なのはGoogleだということ。(9最終回へ続く)

2025年12月11日 05:46

スクリーンショット 2025-12-11 040143その昔は音のレコーディングといっても記録するのはテープ。しかもこのテープがやっかいもので、普通にしていると熱で伸び縮みするし、機械の中でからまるし、時には切れるし、紛失もあり得ると言うシロモノでした。

私が音響屋さんのアルバイトを始めたのが1982年。すでにカセットテープは発売されており、ウォークマンもあったのですが、プロの現場ではアナログのオープンリールテープが基本。公開録音と称する街角ラジオ収録ですらテープ機材でやってましたし、なんとかレンジャーショー等の音も同様。

それこそ舞台ともなれば2台以上のテープ機材を用意して「1本目A氏登場BGM、2本目A氏ゲタ音、3本目A氏扉開ける音、4本目A氏扉閉める音・・・」といった感じで1つ終わるたびに巻き戻して次のテープに変えるということをやってました。

ここから急速に再生する音源はカセットへと移行するのですが、録音はそれから何年間もオープンリール時代が続き、90年代にDATというデジタル録音できるテープが出てくるまで続いていたと思います。

ただ、絶対にスタジオでないとお目にかかれなかったのがマルチトラックレコーダー。ぶっといテープに、16分割や24分割で記録可能な磁気ヘッドで録音する機械で、これによって各パートをバラバラに録音できるようになったのです。

例えばドラム/ベース/ギター/ピアノの4リズムとボーカル1名の5人バンドレコーディングだと、せーので一発録だとベースが間違ってもギターが間違っても全員で録り直しだったのが、各パートごとに録れるのです。

私の10代後半から30歳に至るまでの15年間は、マルチトラックレコーディングが16トラックから24トラックへ、さらにアナログからデジタルへ、テープからディスクそしてハードディスクへが波状攻撃のように襲ってきた時代でして、まあまあ勉強することが多く、勉強してもゴミになることも多い時代でした。

とはいえ、最新技術が次々登場するわけですから毎日がワクワクと感動の連続。16トラック機しか見たことの無い時に24トラック機を神宮前のビクタースタジオで見た時は「これがサザンの使ってる機材かー!」となによりも感動しました。

ちなみに当時も今もサザンの曲を買った事はないですし、私がスタジオへ行ったのはアイドルグループの録音立ちあいでしたので、24トラック機をチラ見しただけで実際のレコーディングは一般的な機材でしたけどね。

とはいえ大阪にも(少し遅れてではありますが)最新機材は入って来るので、東京へ行かなくても様々な感動は体験できるわけで、自分で仕事を取って来るようになると最新機材のあるスタジオを使うようにしました。なんてことはウソで、常に1円でも安いスタジオを使用してました。

そんなわけで、24トラックレコーディング機とお目にかかれるのは、CM編集の最終チェックで広告主様を録音スタジオ(MAスタジオ)にお呼びする時のみ(エエ機材のスタジオは後ろで見る人用の家具も豪華なんです)。それも24トラック機の4トラック未満しか使用しない感じでの活用でした。

もし死ぬまでにやってみたいことあるか?と聞かれたら、「24トラック機をフルに使った音楽アーティストのレコーディングを、何の責任も無くお金の負担も無い立場で、そこにいる全ての人々に自由に質問できる状態で見学してみたい」と思っております。

追伸) 先ほどの神宮前ビクタースタジオ訪問時、信濃町CBSソニーにしか無いと言われていた幻のヘッドホン「SONY MDR-CD900ST」を見たのは別の意味で衝撃でした。(後に市販化されていたことを知るのですが) そして今もこれが業界スタンダードとして生きていることにも驚きますね。

6041私のやっているプロモーション&クリエーティブという作業領域は、時代の変化と共に劇的な変化を遂げて来ました。

AIの進化によって私の仕事の大半が消えて行くと思いますので、このブログでは何回(もしかすると何十回)かに分け、これまで消えて来た人がやっていた仕事をテーマにしたパシリだった私の昔ばなしを書きたいと思います。(7)
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(6)でポラロイドカメラでのテスト撮影の話しまで書きました。このテスト撮影は業界用語で「ポラ」なんて呼ばれ、「プロだったらポラやってから本番シャッターだろ」ってな感じ。

アシスタントが「ではポラ行きます」なんて事を言ってバシャ!っと撮影するのですが、ポラロイドカメラにもカメラマンのこだわりがあり「(1回発光すると焼き切れる)閃光電球のストロボじゃないとポラはダメだ」なんて方もいました。

ポラ撮影されてもすぐに画像が見られるわけでも無く数分かけてじわーっと画像が出て来て、完全に仕上がってもボケボケ。しかも上手く撮れてない場合も多々あり、アシスタントが蹴られている場面もよく見かけました。

「振れば早く仕上がる」とか「手の中で温めると鮮明な画質になる」なんて事を言ってる人々もいたなー。

とはいえボケた小さなポラ写真であっても本番前の確認方法はそれしかありません。広告主・ディレクター・タレント関係者等で見つめて「よし本番!」ってな感じで撮影は進行。

動画になるともっと深刻で事前確認はリハーサルでしかできません。テスト撮影なんてのは無いのです。オートオーカスなんてありませんから、ピントも露出もズームも手動。

リハーサル時に今のカーナビの面積すらないモノクロorカラーの6インチor9インチモニター(SONYトリニトロンプレイバックモニターは反射対策でモニタ―上左右に日よけをつけるので余計周囲からは見えなかった)で動きを見て本番となるのですが、リハーサル時にモニターを見せたがらないディレクターも多く、誰も何も分からないまま撮影ってことも多くありました。

あと、動画撮影で大変だったのはフィルム・カセットテープ・バッテリーの交換頻度。どれも30分は持たないので常にどれかが切れるのですよ。「本番入ります!」なんて声がかかると「フィルムチェンジしまーす!」みたいな感じで止まる。

そして「フィルムOK」となっても「いま雲がかかってるので抜けるまで10秒!」とか言われ「あと3秒」で「モニターバッテリー交換します」なんて感じ。

当然それらを交換するアシスタントがいて、それらを充電するアシスタントもいて、カメラ1台にアシスタント2人以上なんてのも普通でした。何もかも有線接続でしたから、カメラが動く場合はケーブル裁きもアシスタントの仕事でしたしね。

今じゃiPhone1台で1日ロケだって出来ちゃうわけで、今の方には全く何の話しか分からないと思いますが、私はテレビカメラ用の大バッテリー(弁当と呼ばれた/小さいのは羊羹)20個とVision10という三脚の合計40kgを背負って5日間カナダ・ウイスラーを歩き回った経験もあります。そんな時代でした。(8へ続く)

2025年12月10日 07:20

inhure「インフレーション(以下インフレ)」と「デフレーション(以下デフレ)」って言葉は学校でも習いましたし、社会に出てからもよく聞くのですが、最近の話しは全く理解できません。

例えば、インフレには2種類あって1つは「需要(ディマンド)増加による物価上昇=ディマンドプル・インフレ」、もう一つは「生産コストアップによる物価上昇=コストプッシュ・インフレ」というヤツ。これって誰が言い出したの?単純に物価が上がればインフレで終わりじゃ無いの?

間違いないのは価格が上がっても消費者がついて来てるから物価上昇が続いてるわけで、売れなくなった場合は値段は下がるはず。問屋だって在庫がダブついたら安く売るし、賞味期限がある物なら投げ売りだってしますしね。

私は金融関係者や中央銀行の人や経済評論家が仕事やってる感を出すために次々と造語を作って言葉遊びしてるのが気に入らないんですよ。今や「インフレなのに経済が停滞(Stagnation)してる状況=スタグフレーション」なんて言葉まである。ヤメレ!

日銀は物価をコントロールする所ですよね。物価安定目標が2%なんだから、物価が上がりすぎれば利上げ、物価が上がらなければ利下げ。政府の意向なんて反映しないでいいんですよ。そんなの反映するから賃金も物価も30年以上も変わらなかった。

私の高校の先生は「世の中は常に物価が先に上がって企業・自治体が儲かってから給与が上がる。だから給与生活者は賃金が上がった時には物価がもっと上がってる状態になる。」と教えてくれました。私の高校時代ですから30年前の教えです。

物価ってのは消費全体の話しであって、米や卵の価格が2倍になった話しと日本の物価は関係ない。
・米が国民1人年間50kg×1.25億人=62.5億kg=10kg袋6.25億袋
・卵国民1人年間320個×1.25億人=400億個=10コ入り40億パック

米10kg9千円で5兆6千億円、卵10個350円で1兆4千億円の合計7兆円。GDP650兆円として合計約1%の話しですよ。残りの99%のほうが重要じゃ無いですか。

ガソリンの暫定税率を廃止にして価格を下げるとか、最低賃金を上げるとかも意味が無い。そもそもこの程度の物価上昇で、また物価を下げる施策を打ったらいつまでたっても給与生活者の実質賃金なんて上がらないでしょ。

日銀は以前から「ノルム(=社会の雰囲気)」が重要と言って来たんですが、コロナ明け頃からそのノルムが「なんでも値下げしろ」から「なんでも値上げするよねー」に変わったのではないでしょうか。

日銀だって物価を上げるために何度も利下げしてマイナス金利にまでしたけど物価は上がらなかった。ってことは金融施策や政府施策じゃない何かで物価が上がって来た。それもゆるやかな上昇なので、この上昇カーブを中小零細企業の賃金上昇につながるまで維持して欲しいんですけどねえ。

なにやら物価高対策で政府がおこめ券を配るとか検討してるそうですよね。でもお米は死ぬほど余っていて来年9月には暴落間違いナシらしいです。設備投資して今年から米を増産した農家はぶっ潰れますよ。

なんかいつも政府が金券とか配り始めると国がおかしくなるんです。家電エコポイントの時は大型液晶テレビが飛ぶように売れて需要の先食いで終了後に家電各社がドボン。液晶に全振りしたシャープは吹っ飛び、プラズマに賭けたパナソニックも大ダメージ。ソニーも単独でのテレビ事業を諦めサムソンと協業。三洋電機は消滅しました。

スマホだって1円で買えたのに、政府が「1円で客を釣るのはけしからん」とチャチャ入れたら今や20万円以上。しかも分割販売が当たり前になったせいで滞納や支払いがたびたび遅れる方が激増。そのせいで車や住宅といった高額ローン審査に落ちる人が激増して消費を冷やしてます。

国会議員や政府は国民生活の細かい話しに首突っ込まないでいいんで、毎年3%程度の経済成長率を10年以上維持する計画を立て、輸出型企業の育成を頑張ってもらって貿易黒字にして、輸出型企業が稼いだお金がジャブジャブ国内に回って国内の物価上昇を賃金上昇カーブが追い抜くようにしてください。

インフレと言いますが、たかだか1%から3%程度なら普通の物価上昇率。それよりも30年以上も物価と賃金が上がらなかったことのほうが問題なわけで、まずは現在の物価上昇を止めないよう、政府&日銀には正しい施策を取っていただきたいと思っております。

ちなみに私は31歳でサラリーマンを辞めた26年前の年収1150万円が最高でした。今や1千万円なんて遠く及ばない世界ではありますが、日本政府が用意してくれた平和という素晴らしい社会で暮らさせていただいております。何の文句も無いのに変なこと書いてすみません。

mamiya私のやっているプロモーション&クリエーティブという作業領域は、時代の変化と共に劇的な変化を遂げて来ました。

AIの進化によって私の仕事の大半が消えて行くと思いますので、このブログでは何回(もしかすると何十回)かに分け、これまで消えて来た人がやっていた仕事をテーマにしたパシリだった私の昔ばなしを書きたいと思います。(6)
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(5)で制作開始に至りましたので、今回はその続きです。

文字の紙焼きが上がって来るとポスターデザインやチラシデザインの原稿に貼っていきます。

同時並行でキャッチコピー等の大きな文字は「レタリングデザイナー」という手書きで文字デザインだけをやる方に発注。こいつも原稿に貼ります。

ここでクリエーティブディレクターやアートディレクターが「ちょっとコピーを斜めにしてみない?」なんて言い出すとまあ大変。紙焼きや仕上がったキャッチコピーを白黒コピー機で複写し、1文字づつハサミで切って貼る&はがすを何度もやって最終デザイン調整をするのです。

動画に入れる文字=テロップもテロッパーという機械に所定サイズの白黒反転させた紙焼きを入れて動画と合成する形でしたので、テロップも文字サイズとフォントを決めて発注が必要。

文字が下から上に流れたり右から左に流れるロールスーパーなんてのをやろうと思うと、行間まで決めてトイレットペーパーみたいになった紙焼きを写植屋さんに作ってもらう必要があり、結構な作業量でもありました。

当たり前ですが文字だけではクリエーティブ作品は完成しないので、ここに入れるための写真や動画も必須。

ポスターサイズが大きくなればなるほど画質が必要になるので撮影するフィルムも大きくなり、静止画のスチール写真なら通常の35mmフィルム(24mm×36mm)ではない4x5(101mm×127mm)以上が普通。

動画を撮るのもCMだと35mmまたは16mmフィルムが多かったですし、カセットテープで撮影できるベータカムという物で撮影する場合でも、カメラ一体型のレコーダーに入るテープの最長録画時間は30分。しかもカラー再生するには再生コンバーターという巨大な装置が必要でした。

ということで、撮影現場では撮影した物がどんな仕上がりか確認できないのが当たり前。確認できないのに何十人ものスケジュールを押さえてぶっつけ本番で挑むのが当時の撮影という物でした。

写真撮影といっても今のようにタレントを自由に動かしながら千枚撮影なんて出来るわけ無く、とっておきの1枚を得るために渾身のシャッター30回って感じでしょうか。

それも構図が決まってから本番シャッターを切るまでに仕上がり確認のため、数分で簡易現像可能なポラロイドカメラ(ブログ上下の写真/チェキみたいなヤツ)というのを使ってテスト撮影するのが基本。(7へ続く)
スクリーンショット 2025-12-10 051443

2025年12月09日 06:35

スクリーンショット 2025-12-08 1750591ヶ月ほど前に中国の自動車メーカー「ジーリー(Geely/吉利汽車)」の話しを書いたのですが、意外と日本では認知度が低いようなので、私の認識を書いておきたいと思います。

そもそもの話しですが、習近平に最も近い自動車メーカーとされ、今年はジーリ―単独でBYDを抜いて中国自動車メーカー1位になっているとされています。そんなわけでBYDは大幅値引きキャンペーンなどで躍起になってるわけです。

ジーリーが欧米で話題になったのは2009年の上海モーターショーに出品した「GE」。ロールスロイスそっくりのパクリデザインで話題を独占。世界中から批判の嵐が集中していました。

しかーし、翌年にはボルボを買収。一気に世界の自動車メーカーへと駆け上がると、マレーシアのプロトン買収でロータスカーズやロータスエンジニアリングを手に入れ、メルセデスベンツの筆頭株主にまでなり様々な車種の開発にも関与。

プレミアムカーブランド「Lynk & Co」や電気自動車メーカー「Zeeker」を設立。現在カーデザインの世界で世界最高と言われるシュテファン・ジーラフをデザイン責任者として引き抜き「自動車の最先端デザインはジーリーから」という感じになってたりします。

先日のジャパンモビリティショー2025で「Zeeker」が日本上陸を発表。7人乗り電気自動車の「ZEEKER 009」が佐川急便への商用電気自動車の大量納入で知られる「フォロフライ(京都)」より販売開始されているのですが、実際にはボルボブランドで侵攻してる感じ。

恐らく世界販売台数で言えばグループ全体で日産を追い抜いてホンダに肩を並べるレベルで、しかもエンジン車もハイブリッドも電気自動車もあり、社内にバッテリー開発や製造もできる体制があるので、なかなかに手ごわい存在だと思うのですが、一番すごいのは誰にも知られずここまで来ているという事実。

もしかして「ジーリ―が日産自動車を買収で世界5位以内を確実に!」なんてことになるんじゃないかと思っております。

雑な沿革)
1987年 自動車メーカーとなる
2009年 GEがロールスロイスの偽物として話題に
2010年 ボルボ買収
2017年 プロトン(傘下にロータス)買収
2018年 ダイムラーAG(メルセデスベンツ等)の筆頭株主に
2021年  シュテファン・ジーラフがグローバルデザインのトップに就任
2023年 アストンマーティン第3位の株主に

雑なリンク集)
・Geely https://global.geely.com/
・Lynk & Co https://www.lynkco.com/
・Zeekr https://www.zeekrlife.com/
・Polestar https://www.polestar.com/


スクリーンショット 2025-12-09 060610またもやられました!かわゆすぎます。

スクリーンショット 2025-12-09 030356私のやっているプロモーション&クリエーティブという作業領域は、時代の変化と共に劇的な変化を遂げて来ました。

AIの進化によって私の仕事の大半が消えて行くと思いますので、このブログでは何回(もしかすると何十回)かに分け、これまで消えて来た人がやっていた仕事をテーマにしたパシリだった私の昔ばなしを書きたいと思います。(5)
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(3)と(4)はプレゼン準備途中までを書かせていただきました。今回はプレゼンから制作現場序盤の話しです。

プレゼンは広告代理店さんとの共同提案もあれば自社単独の場合もあり、22歳から25歳までは単独提案中心。25歳から27歳は広告代理店の下請け提案が大半。そして27歳から31歳は広告代理店社員として提案する形となりました。

広告代理店さんと共同提案の場合、私がプロモーション&クリエーティブ担当と紹介される場合が多く、しかも企画書の書き手でもあるのでプレゼン時間の大半は私が話すので、時に私にも奇抜な格好を強要してくる方もいました。

簡単なのは金髪&丸眼鏡程度ですが、ブーツカットのデニムにアロハシャツなんて依頼もあったりして、相撲で若花田&貴花田ブームってのがあった頃は、着るだけでお相撲さんに見える着肉&ゴムかつらで全員参加なんてのもありました。

提案するだけなら簡単ですが、プレゼンで仕事を獲得すると実際に実行する必要があります。これがまた大変で、アナログ作業というより人海戦術の連続。

例えばポスターや映像に出て来る文字ってありますよね。今だったらパソコンで打つのが当たり前ですが、そんなものが無かった時代はどうしていたか。

なんと「写植屋」という業者さんに発注していました。文字の種類、文字サイズ、文字間隔を指定して発注し、印画紙に焼いてもらうのです。文字を縦や横に延ばす長体指示なんてのも出来ました。

どこにどのサイズで文字を入れるかを決め、そこに入る文字サイズを14級にするなら何文字で何行入るかを計算して合計文字数を決め、「コピーライター」さんに本原稿を書いてもらいます。

一行15文字までしか入らない場所に「用法、用量その他使用及び取り扱い上の必要な注意を」の文字を入れる場合、1行目を「用量,用法,その他使用及び取扱上」といった感じに調整するのもコピーライターさんの仕事。

目立つのは「キャッチコピー」ですが、ボディコピー、押さえコピー、その他こまごました文字に至るまでコピーライターさんとの調整作業がありました。

そして無事文字発注書が完成して写植屋さんに依頼するのですが、ここもアナログなので書き間違うと間違ったのが仕上がって来ます。

この紙焼き完成を待つ数時間も恐怖でしたが、出来上がりが間違っているとさらに数時間待ちなので、常にドキドキしていましたが、その待っている間も次の原稿発注準備があるので、まあまあ大変な感じでした。(6へ続く)


2025年12月08日 06:44

スクリーンショット 2025-12-08 063003今年はワンコ1人とニャンコ2人を失いましたが、縁あって新しくワンコ1人とニャンコ3人を迎えることになりました。全員知人の紹介による無償譲渡です。

それは良いのですが、4人とも今年生まれの赤ちゃんで何事にも興味津々。何よりも袋・鞄・空き段ボールの中に入るのが大好きで、その中にある物を引っ張り出して振り回したり嚙み潰したりを日々やっております。

その中でも大のお気に入りがBluetoothヘッドホン。見つけて引っ張り出してはワンコが噛んでバラバランにすると、ニャンズがそれを各所に前足パンチしながら転がしまくり、最終的に前足の届かない何らかの家具裏へ行くまで遊び続けます。

最初は結構な価格のヘッドホンを壊されたので、これに懲りてTemuで安いのを5個まとめ買い。着実に金銭ダメージは減りましたが、私の取り扱いが雑になったので破壊される数も増え続け、結果的に最初の1個とTemuでまとめ買いした3個が壊され、あと2個となりました。

幸いにして飲み込まれていないので良いのですが、こういう小さいヘッドホンはいつか誤飲しちゃう可能性があるし寒くなって来たので、防寒を兼ねてオーバーイヤー型の大きいのを買おうかと検討中です。

なお写真のニャンズは7月上旬の姿。今ではしっかり大きくなっております。
スクリーンショット 2025-12-08 062900

ohp私のやっているプロモーション&クリエーティブという作業領域は、時代の変化と共に劇的な変化を遂げて来ました。

AIの進化によって私の仕事の大半が消えて行くと思いますので、このブログでは何回(もしかすると何十回)かに分け、これまで消えて来た人がやっていた仕事をテーマにしたパシリだった私の昔ばなしを書きたいと思います。(4)
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(3)はプレゼン準備途中までを書かせていただきました。でもまだプレゼンには至りません。

手書きで書いた企画書とデザイン案(CMの場合は絵コンテ)が出来上がると、今度はそれらを簡潔にフローチャート化した1シートプレゼン資料を作成し大判出力するんですよ。だって大型液晶ビジョンもプロジェクターも無いですから。

唯一あったのは写真のOHPプロジェクターってやつ。透明のシートにマジックで書いた物をレンズで大きく広げてスクリーンに投影する機械はありましたが、プレゼン会場を暗くすると双方出席者が寝ちゃうし、機材も重すぎるのでほぼやることは無く、大きい紙で掲示するってのが当たり前でした。

とはいえプレゼン時は前日どころか当日朝まで作業してるのが普通で、大判出力屋さんに依頼する時間も無かったりすると、模造紙に手書きで書くと言う作業が追加されます。失敗したら修正液で消しながら書くの連続。

さらに各デザインもパネル化。A3を貼り合わせて大きくすることもできますが、それだと紙の継ぎ目が出来るので、原画にライトをあてレンズで巨大化させる箱を使って大きくして、それをなぞって書き写すのも普通。

野球場/競馬場/競輪場のイベント提案では模型まで作成していました。誰がって?私がですよ。だって誰かに頼んだらプレゼン内容が人にバレちゃうじゃないですか。

プレゼンにも演出が必要で、それなりに偉そうな人々が関わってる感じを出すため、ロン毛をくくってる人(私はチョンマゲと呼んでいた)や丸眼鏡/チョビ髭/鼻ピアス/白人等をモデル事務所に依頼して連れて行ったりしていました。(主旨が伝わらず加トちゃんペみたいなのが来たこともありますが・・・)

プレゼン時間は質疑応答合わせて20-30分間というのが多く、前後に他社が続いていることが大半だったので、プレゼンに至るまでも「何社競合か?」「自分達の前後はどこか?」等を聞き出して把握しておくのも重要。

直前のプレゼンが押し気味だと感じたら、自分達のプレゼン時間を7分削って「提案冒頭ではありますがお疲れのようですから5分ほど休憩しましょう」なんて提案をして注目度を高め、同時に喫煙所へ行ってプレゼンに参加する人との交流をして気を引いたりもしました。

提案時に人気だったのが最近の海外トレンド。インターネットが無ければ検索なんて無いわけで、海外で流行ってる物なんて知りえることも無いわけです。ではどうするかというと「自分で調べに行く」のです。

もちろん調査のためだけに海外なんて許されませんから海外撮影や海外でのイベント仕事を取るように頑張り、現場時はトレンド調査のために飛行機の乗換え地点を増やして各所で超短時間観光をして知己を高めてました。(5へ続く)

2025年12月07日 06:59

スクリーンショット 2025-12-07 061027とんかつ・かつ丼の全国チェーンに「かつや」という店があります。ここは一度行くと翌月末まで使用可能な100円引券をくれるのですが、ケチな私はこれを忘れたら店に入りません。

出張が続いたりして翌月末まで1度も行かない事態になると、100円引券が無いので誰かにもらうまで行かないと言うのが結構ありました。今はかつやアプリで常にクーポン保有状態になるので一安心しております。(ただ食券自販機がアプリクーポンのQRを認識しやがらないのですが・・・)

値引きというのは販促プロモーションの武器として使えるのは事実ですが、このように逆の効果を生み出す場合も多く、たびたびミスタードーナツが陥いる「ミスドクラブスクラッチの時しか売れない」「100円の時しか売れない」「100円&120円の時しか売れない」は逆効果の良い事例かと思います。

昨日、日経新聞にフォルクスワーゲン(以下VW)の折込チラシが入っていました。見ると在庫車一掃セールで車種によって35万円から55万円の値引きがある感じ。BYDは楽天スーパーセールで20%OFFをやっていて、こちらも車種によっては100万円を超える結構な値引き額となっています。

これ以前BMWの値引きがすごすぎる話しでも書きましたが、さすがにココまで値引いちゃうと定価で買う人なんていなくなるわけですよ。もはや定価がウソってレベル。

以前は自動車の大幅値引きって「限定1台」って書いたんですよ。あとは「抽選で各10名様にご購入サポート100万円/50万円/30万円が当たる!」とかね。ところが今は売れなさ過ぎて何台でも値引いちゃう感じ。これだと売る時も価値が下がっちゃうので買う人が減りますし、もっと安くなるまで待というって人も増えるでしょう。

トヨタなんて値引きしてくれても10万円以内の端数だけですし、値引きキャンペーンを待ってるとそのうち定価が上がっちゃうのでえらい差です。

こういう値引きプロモーションって誰が提案するんですかね?以前なら広告代理店のプロモーション(ストラテジック)プランナーでしたが、こんな爆発的値引きをチラシやウェブで大々的にやってしまうようでは1年間を通した販促施策があるとは到底思えませんし、複数年レベルでブランド価値を高めるなんて目線も無いのでしょう。

自動車の場合は「ロイヤルカスタマー」という「ブランド&商品に惚れ込み愛着と信頼を寄せる人」を育てる必要があり、これがF1やWRCといったモータースポーツをやる理由でもあったりします。

そこを育成するにはまず「買ってくれる人=カスタマー」が必要で、そこから「よく買ってくれる人=グッドカスタマ―」を作っていかなければなりません。それは今値引きして「安ければ買う人」を引き寄せるのとは真逆の発想が必要なんです。

VWにはビートル&ゴルフファン。BMWには2002&初代3シリーズファン。比較的低価格だが高品質でジャーマンクラフトマンシップが感じられる車を愛するというロイヤルカスタマーがしっかりいたのですが、今ってここに刺さる車が無いような気がするのは私だけでしょうか。

ましてやBYDともなると海の物とも山の物とも分からないわけで、そこをブレイクスルーするには「5年後50%買取保証(無事故の場合)」や「バッテリーを含めた主要機関10年保証(無事故の場合)」といったものが必要でしょうし、「電気自動車初購入の方にご自宅用充電設備無料設置」なんてのも効果があるでしょう。

ちなみに私はVWだとゴルフ2とポロ2(初代正規ディーラー物)に、BMWだとBMW520i(E28)とBMW528i(E39)に乗ってました。すべていい車だったのですが、高温多湿の日本で乗るには日本車が最高だし、日本車って新車価格が安いのに下取り価格が高いんですよねー。

値引きプロモーションは戦略的にやらないと、激しい買い控えを誘発したりブランド価値を棄損してしまうと思うので、うまくやったほうが良いかもと思いました。1年は52週間なので、まず52週間のマーケティングプラン作成が必要でしょうね。
(やっぱりブログが長くなってすみません。明日こそは短くしたいと今は思っております)


bitter私のやっているプロモーション&クリエーティブという作業領域は、時代の変化と共に劇的な変化を遂げて来ました。

AIの進化によって私の仕事の大半が消えて行くと思いますので、このブログでは何回(もしかすると何十回)かに分け、これまで消えて来た人がやっていた仕事をテーマにしたパシリだった私の昔ばなしを書きたいと思います。(3)
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(2)まではお仕事が決まってからの話しでしたが、そもそもお仕事が決まる前になぜか業界人だけプレゼンと称する提案作業があります。

今なら企画書をパワーポイントで作成してカラー複合機で出力して持参しつつ、ノートPCから会議室の液晶ビジョンに投影してプレゼンでしょうが、私の若い頃はモノクロ手書きが当たり前。

一部の先進的な人はワープロ(ワードプロセッサーの略)という日本語タイプライターみたいなのを使っていましたが、そんなの使えるのはデスクの若い女の子だけってのが普通。

コピー機はありましたがカラーコピーなんてある企業はめったに無く、FAX機のある会社でも普通紙ではなくロール紙。手書きの見積書や提案書をロール紙のFAXに送るんだから読解には超能力必須。

プレゼン資料を作成するにもデザイン案も文字も全部手書き。かっこいいデザイン文字を入れたいとなれば、文字デザインをするレタリング屋さんに依頼するのですが、仕事が決まる前のプレゼン時点では発注もできません。

パソコンもフォントも無い時代にどうしていたかというと、文字見本という冊子を見ながら手書きで書き写しておりました。マジで!文字組を作っては消すの連続。もちろんそこに入れる写真や挿絵も手書きさせられながら、プレゼンラフと言われる提案用デザインを作成していました。

先輩ディレクターがラフを作成している場所につきっきりで、「“輝く素肌!”を太明朝体の縦書きで書いて」とか言われるたびに書き、「コピー機で85%から110%まで1%づつ拡大縮小して」とか言われては地道に作業。

コンビニも大して無く(当時は目指せローソン5千店というCMをやっていた)あっても24時間営業が珍しい時代。夜中3時に突然「UCC3色缶のビター買って来て!」とか頼まれたら、どこに売ってるかも分からないソレを走って探していました。

プレゼン資料が完成しても、提案前に上司確認の際に「イメージがわきにくいから参考写真や参考事例をつけろ」なんて言われたらさあ大変。検索なんて出来ないので、事務所内の雑誌を切り抜いて糊で貼ってフォトコラージュを作成。

フォトコラージュはカラー出力しないといけないので、カラー出力機のあるカメラ屋さん/文房具屋さん/製図屋さん等でプリントしてもらってました。(4へ続く)

2025年12月06日 08:01

bus22歳から27歳まで大阪で業界人の端くれをやらせていただいていた私ですが、売上の大半を稼がせていただいていたのは住宅&オフィスビル業界。

マンション&宅地の販売企画やオフィスビルを中心とした再開発企画をやらせていただき、CM制作/映像制作/コンサート制作/店頭イベント/ディナーショー等をやりつつも、周辺の不動産価格を見つつ物件価格を決め販売計画を練るといったこともやっていました。

ちょうどその頃(1991年?)、豊洲で東京ガスの敷地が売り出されることになり、大手不動産デベロッパーの方と現地調査に来たのですが、そこで「東京の業界レベルは大阪の数十倍!」という話しを聞くことになります。

それまで芸能界や映像制作関係者からは「東京はスケールが違うからおいで」とは言われていましたが、そもそも雑誌社が東京にしか無いのでスケールは違って当たり前。ドラマだって時代劇以外は東京制作が一般的でした。

関西でタレントさんを使ってのロケと言うと、カメラを発注した先のプロダクションさんがワゴン車を出してカメラマンさん・音声さん・アシスタント(兼照明)さんが集合場所まで乗って来て、そこでディレクター/代理店担当者/私/タレントが乗って7or8人ってのが普通。

でも東京だとタレントにマネージャーがいて、さらにヘアメイクやスタイリストも付くんですよ。なんだかんだと無駄に人がやってくるので小さな撮影でもロケバス必須。ディレクターもアシスタントを何人か付けてたりして規模が大きいというより人が多すぎて関西風に慣れてる私にはウザイって感じでした。

ところが不動産デベロッパーさんのお話しは全然規模感が違い、関西での不動産市場が実需に基づくものが大半なのに対し、東京では投資筋・投機筋の資金流入が見込めるって話しなので魅力バツグン。東京転勤を会社に申し出ることになりました。

ところが、当時はジャニーという方の経営するタレント事務所が傾いていて関西に活路を見出そうとしており、関西の作曲家・作詞家への楽曲依頼や、AMラジオもある朝日放送・毎日放送へのテレビ出演等を積極的にやっていて、それのパシリも私の役割でした。

1994年には東京・恵比寿ガーデンプレイスや大阪・OAPタワー等が開業し魅力ある大型物件作業を手掛けさせていただく一方、住宅金利が史上最低を更新し続けマンション販売も活況。ジャニーの方は木村拓哉さんがトヨタRAV4のCMに出演契約が決まる等こちらも順調。

所得面でも評価いただいていたので、個人でApple社のパソコンを購入しクラリスドローやマックドローといったソフトで企画書作成。キレイな企画書が目新しかったこともありさらに企画書依頼も増加と順風満帆を超えパニックレベルで仕事が溢れかえっていました。

仕事が終わるのは22時以降が当たり前でしたが、それでも北新地や東通り商店街で深夜3時ぐらいまでは飲み歩き、そこからタクシーで神戸市東灘区の自宅まで帰るという日々。そろそろ東京転勤かなーと思っていた正月明けにその転機はやって来ました。

1995年1月17日5時46分 阪神・淡路大震災発生。住んでいた神戸はエライこっちゃになり、翌週末からSMAPのローソン全国ツアーもありましたし、2月&3月には様々な宅地やマンションの販売計画もある中での震災直撃。ここで劇的に人生感が変わる事になります。

そこから数か月後にはイベント会社から大手広告代理店へ転職し岡山支社勤務することで地方都市生活と言う新しい体験をするのですが、それを経て大阪で独立。さらに東京へ転居して20年以上が経過した今になって分かることがあります。

「東京の業界レベルは大阪の数十倍」は事実。でも関わる人数も数百倍。なので東京だと大きな案件に小さく関わることが可能です。それに対し規模の小さな都市に行けば行くほど不動産業界も広告業界も関わる人材は少なく、どんな案件でも一人で全部任せてもらえるメリットがあります。

おかげさまで大阪や岡山では大きな看板を背負って偉そうに仕事を仕切らせてもらえました。それもこれも絶対的組織の小ささの恩恵があったと思います。国際会議や博覧会やF1まで20代で仕切らせていただけたのは運が良かったとしか言いようがありません。

クソ生意気にも31歳で独立してしまいチャンスを与えてくれた皆様には迷惑をおかけしたと思います。コロナによるオリンピック延期&無観客で大借金を背負い、本来なら死にそうになってるはずですがまだ生きてます。

「東京の業界レベルは大阪の数十倍」は事実ですが、どの業界仕事をやるにせよ地方には全部を1人で仕切れるという魅力があります。ちなみに岡山ではカメラとナレーションまで自分でやったCMも制作しました。

岡崎や神戸から発信している有名インフルエンサー動画を見ていると「いい時代になったなー」と感じます。アイデアは無限大。どこに住んでいても発信は出来る。

得体のしれない夢を目指して東京へ行くぐらいなら、住んでいる場所で目の前の仕事を全部仕切らせてもらうことで人間力を育てて行くのもアリじゃないかと思っております。

最後になりましたが、私は「その仕事やりたい」と言っていただいた案件は一切ありません。諸先輩方がめんどくさいと思った話しを押し付けていただいただけです。これも感謝。
(また長文ブログになって来たので反省しております。明日からは短くします。)

t1私のやっているプロモーション&クリエーティブという作業領域は、時代の変化と共に劇的な変化を遂げて来ました。

AIの進化によって私の仕事の大半が消えて行くと思いますので、このブログでは何回(もしかすると何十回)かに分け、これまで消えて来た人がやっていた仕事をテーマにしたパシリだった私の昔ばなしを書きたいと思います。(2)

(1)で昔のCM撮影はフィルムだったので撮影した物を見るには現像が必要。しかも編集するためにはさらにアナログのベータカムやVHSに変換する作業の話しを書きました。そこでの変換本数は各20本と書きました。

でも撮影フィルムが20本あれば、編集用マスター素材のベータカムは予備1セットが必要なので倍の40本。編集前に素材確認するためのVHSはディレクター用に加えプロデューサ用や編集アシスタント用も必要で、これが3セットだと60本といった感じになります。

これがまた全力人力作業でして、撮影フィルムは紙袋1つで現像所へ持ち込めるのですが、これがビデオカセット100本になって来るので引き取り時は紙袋6つ。バイク便なんて無いので根性で運ぶのです。

戻って来たらパシリが素材確認。「R-1(1本目) 2分18秒シーン1テイク1・・・」なんて感じで全素材の中身を紙に書き記します。まずここは動画が全120分なら確実に2時間以上はかかります。

次はディレクターと同じ素材を見るのですが、NGカット等を飛ばしつつ見て、使えそうなカットは何度も見たりして2時間。

運が悪ければ「今確認した使えそうなカットだけ編集したVHSを作って今日中に送っといて」なんてことを言われます。

これをVHSデッキ2台つないでアナログ編集するのですが、今日中というのは翌朝までが今日中で深夜1時は25時。だいたい今日中と言われればコレが最悪の目標。

編集が25時に終わったら広告主・広告代理店営業・広告代理店クリエーティブ・プロデューサー・ディレクターといった方々用に5本程度ダビングします。1本20分なら100分。27時完成でディレクターの席に紙袋を届けたら仮眠。

数時間寝て翌7時に起きたらグチャグチャにした素材や台本を片付け、窓を開けて掃除機をかけて雑巾がけしたら立食いうどん店か喫茶店モーニングで朝食って感じでした。

とはいえ私は制作プロダクション社員ではなく、イベント&プロモーション会社の営業マンでしたので、ご依頼いただいた企業のプロモーションに新聞&テレビ広告があった場合だけ現場パシリをやるわけで、昼間はスーツで(正しくはいつ何時もスーツでしたが・・・)営業回りをやるわけです。

「仕事を取って来たのが私なのに一番下の作業まで私、ちっくしょー!」なんてことは全く無く、逆に「全部に関わらせてもらえるって幸せだなー」とまで思っておりました。超ポジティブ。(3へ続く)

2025年12月05日 07:54

saize昨日ランチでサイゼリヤへ行ったのですが、食事時間が注文から出るまで30分しか無かったので、できるだけ早く食べたい状況でした。

スタッフと合わせて2名で行ったのは11時半頃。12時10分には精算を終えて店を出たいのに、店内はガラガラだったのに通されたのは2名用テーブル。ただ、何の疑問も持たずいつものようにランチメニューから商品を選ぼうと思っていました。

サイゼリヤのランチメニューは大きな下敷き形状で、表と裏に同じものが印刷されているので、テーブル上に立てて持てば2人で見る事ができるのです。

ところがその日はランチメニュー無しの日曜日。通常メニューで注文する必要があったのですが、2名テーブルには1冊しかメニューがありませんでした。

でもミックスグリルしか頼まないしテーブルのQRコードをスマホで読み込んで注文するから大丈夫と思いQRにアクセスするとエラーが出て3分ほどロス。その後、利用人数の入力を経て注文メニューへ進むと「メニューブックから番号を入力してください」と出ました。

結局メニュー見ないとダメじゃん!ということでメニューを見始めたのですが、1冊しかないので注文は各自のスマホからできるのに、結局交互にメニューを見て注文するしかなく、同行者が注文してから私が注文するという形になりました。

私がメニューを見始めた時点で11時40分を過ぎていましたがミックスグリルを注文。1分ほどして「時間かかるんじゃね?」と思いすぐ出て来そうなミラノ風ドリアを追加注文。

結果的にはミックスグリルが11時50分に、ミラノ風ドリアは53分に出てきました。大して時間もかからなかったし、美味しいお料理ではありましたが、急いでいる時は2人で行くならメニューが2冊ある席を選ばないとダメですね。

先日も松屋の食券自販機がアカンと書きましたが、こういう間違ったDXってなんで導入されちゃうんですかねえ。システム開発する人って現場を知らないのでしょうか?そういえばヤマト運輸のドライバーも「システムがアホ」と断言してたのを思い出しました。

サイゼリヤについては、スマホ単体でメニューを見られたり、商品名から番号を検索できたら良いのになーと思った次第です。今後もしょっちゅう使わせていただくので、よろしければ導入検討をお願いいたします。

t1私のやっているプロモーション&クリエーティブという作業領域は、時代の変化と共に劇的な変化を遂げて来ました。

AIの進化によって私の仕事の大半が消えて行くと思いますので、このブログでは何回(もしかすると何十回)かに分け、これまで消えて来た人がやっていた仕事をテーマにしたパシリだった私の昔ばなしを書きたいと思います。(1)
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私が業界入りした頃はアナログ全盛期。そもそもパソコン自体が無いに等しい状態でした。アップル社からマックPCが発売されたのは1984年。ギリギリ(常にフリーズしたり爆弾マークが出てましたが)使えるようになったのは1991年の「Mac OS7」以降です。

その昔、印刷には「版」というものがあり、一部新聞社には「鉛版」も残っていました。テレビCMはフィルムで撮影が当たり前。それをVHSテープのようなソニーのベータカムというアナログカセットにダビングして編集し、放送用のCM素材もベータカムで納品していました。

メディア露出させるということは、新聞社やテレビ局に素材納品が必要。鉛版の新聞社には重い鉛の原稿を搬入。印画紙にデザイン原稿を焼き付けた「紙焼き(かみやき)」入稿可能な新聞社には、折れないように厳重に梱包して納品。CM素材は素材1本ごとにベータカムで納品。全新聞社&全放送局に紙焼きやベータカムを毎日送っていたのです。

当然ですが、大手広告代理店の新聞担当は鉛版や紙焼きが山のようにデスクに届き、テレビ担当にはベータカムがバンバン届くのですが、これを各新聞社やテレビ局に届けないといけないので、体育会出身者がズラリといて、毎日の素材入稿&返却作業をやっていました。

広告代理店の新聞&テレビ担当には完成した素材が大量に届くわけですが、その素材を作成するクリエーティブという担当もいて、そこではスポンサー各社の各素材があり、テレビ・ラジオ・新聞・雑誌・交通(電車・バス内)広告・折込といった各原稿制作がおこなわれていました。

これがまた大変で、写真や動画といってもフィルム撮影。ものすごい量の写真や動画を人間の目で見てピンボケや傷や変な物のうつり込みを見分けて外す作業がありましたし、そもそもそのフィルム管理も必須。

CMだと撮影した死ぬほど重いフィルム缶を東洋現像所(現イマジカ)等に持ち込んで現像してもらい、さらにベータカムに変換してもらうテレシネ作業をし、それに加えてベータカムは業務用機器が無いと見れないので、それをVHSに落としてもらう作業がありました。

動画の撮影フィルムが20本あればベータカムも20本。VHSも20本。間違えないようにフィルム缶に書いてある事を各テープに書き写すのも人がやっていました。(2へ続く)

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