
私が働いていた会社は営業仕事も受けていたので、90年代はこれらの皆さんとご一緒させていただく機会が大変多かったのですが、それぞれが全く異なるベクトルを向いていて、本当に感心することばかりでした。
コロッケさんは完全なるエンターテイナー。もはやモノマネの領域を超えた世界を追求されていました。
それに対して清水アキラさんはコメディアン。俺はもともとコメディアンだからという言葉を聞いた時は感動しました。
栗田貫一さんは全く違ってミュージシャン。ライブイベントは専属バンドが必須だし、サウンドチェックやリハーサルもしっかりやる。さらにゴルフが超ウマイというかプロ級です。
ビジーフォーさんはご存じのとおり、すでに当時からグッチさんとモトさんの仲が悪く単なるビジネスユニットとして成立しているだけだとの意識で移動や控室も一緒にならないよう配慮していました。
あれから30年が経過して思うのですが、皆さんまだまだご活躍で素晴らしい限り。その中でもモノマネを続けらてる方々は、すでに亡くなられた方のモノマネをされる場面もあり、もはや本人がいないだけに令和の語り部だなあと思ったりもしています。もはやルパン三世の声は栗田貫一さんが本物となってますからね。
先日、ツートン青木さんの息子さんで同じくモノマネタレントの青木隆治さんのインタビュー記事を読みました。その中で「例えば尾崎豊さんならどんな小さな動きまでも自分の中に取り込みたいと思ってこの世にある全ての動画を見ないと気が済まなくなる」等と書いてありました。
令和の時代に尾崎豊さんを歌い継いでいるといった気持ちを持ってモノマネに取り組まれている姿勢に感動しちゃいましたよ。
今回、事務所の片づけをしていたら清水アキラセロテープが出て来ました。公式グッズとして発売されてたんですよ。懐かしいなあ。今はすでに亡くなられた方々を偲ぶモノマネショーが企画できたらいいなーと少し思っております。
YouTubeで見つけた動画(音が出ます)