
1年にたった20日間の交通安全運動。しかも学校がお休みの日は旗振りをしないし、仕事やレースがある日はお休みするので、年間で交差点に立っているのは10日程度です。大した日数ではないですが、それでも多くの気づきをもらうことが出来てます。
まず気になるのが信号無視の多さ。私の地元には写真の地図にある後地交差点という変則十字路があります。朝の時間帯に死亡交通事故も発生している危険な交差点なのですが、歩行者も自転車も信号無視の嵐なんです。
それでも地元ボランティアの私が交差点で黄色い大きな旗を振ってる時や、小学生の登下校時は、大人なら信号ぐらい守ればいいじゃないですか。ところが守らない人がいるんですよ。
交差点に対して上からと右行きは一方通行。下と左からは対面通行。上下から来た車の多くは左右方向に曲がるのですが、下から右に曲がる車は鋭角。上から左に曲がる車は鈍角。車は左折優先なのでスピーディーに曲がれるのは鈍角でかつ優先側の上から来た車です。
ところが下から来た右折車のほうが交差点には近い。鋭角なんでハンドルを多く切らなきゃいけないのに頭だけをグイっと突っ込む車が多かったので、車同士の交通事故が多発していました。
そこで道路管理者は上から来る車が左折する時に低速かつ鈍角で曲がれないようにするためのポールを立てました。その結果発生したのは、鋭角側の下から来た車両がブラインドになっている横断歩道の歩行者を巻き込む死亡事故でした。
逆に下から来た車にとっては左折時は鈍角。上から来た車は右折時は鋭角。青信号で交差点に進入した車両は、少し離れた場所に変則的に線が敷かれた横断歩道で青信号横断中の歩行者に遭遇することになります。そう交差点から加速して行った先に横断歩道なんですよ。
ただでさえ危ないのに黄色信号で加速しながら交差点に進入した車は、変則横断歩道にいる信号無視の歩行者や自転車に遭遇することになります。超危ないんですよ。
しかもこの道、カーナビだと朝の混雑時は左側から右側へは目黒通りから中原街道や山手通りへのう回路になっているので交通量も多い。制限速度は時速30kmですが、ほとんどの自動車は守ってません。だって道路幅が結構ありますから。
でも自転車や歩行者も縦横無尽に左右を渡ったり道路の真ん中を歩いたりするので、毎朝東南アジアや中国のような様相を呈しています。
そんな場所で旗振りする一人として提案ですが、交通安全週間ぐらい交通ルールを守って生活してみませんか?今日は最終日なので、交通違反取り締まりも積極的に行われてると思いますので、安全に配慮して生活していただければと思ってます。
