HIPPO大野の雑記帳

ヒポポタマス社長のお仕事&プライベート日記

2023年09月

ushiroji毎年春と秋にある交通安全運動。今年も微力ながら交差点での旗振りをさせていただいてます。本日最終日になりますが、最後までよろしくお願いいたします。

1年にたった20日間の交通安全運動。しかも学校がお休みの日は旗振りをしないし、仕事やレースがある日はお休みするので、年間で交差点に立っているのは10日程度です。大した日数ではないですが、それでも多くの気づきをもらうことが出来てます。

まず気になるのが信号無視の多さ。私の地元には写真の地図にある後地交差点という変則十字路があります。朝の時間帯に死亡交通事故も発生している危険な交差点なのですが、歩行者も自転車も信号無視の嵐なんです。

それでも地元ボランティアの私が交差点で黄色い大きな旗を振ってる時や、小学生の登下校時は、大人なら信号ぐらい守ればいいじゃないですか。ところが守らない人がいるんですよ。

交差点に対して上からと右行きは一方通行。下と左からは対面通行。上下から来た車の多くは左右方向に曲がるのですが、下から右に曲がる車は鋭角。上から左に曲がる車は鈍角。車は左折優先なのでスピーディーに曲がれるのは鈍角でかつ優先側の上から来た車です。

ところが下から来た右折車のほうが交差点には近い。鋭角なんでハンドルを多く切らなきゃいけないのに頭だけをグイっと突っ込む車が多かったので、車同士の交通事故が多発していました。

そこで道路管理者は上から来る車が左折する時に低速かつ鈍角で曲がれないようにするためのポールを立てました。その結果発生したのは、鋭角側の下から来た車両がブラインドになっている横断歩道の歩行者を巻き込む死亡事故でした。

逆に下から来た車にとっては左折時は鈍角。上から来た車は右折時は鋭角。青信号で交差点に進入した車両は、少し離れた場所に変則的に線が敷かれた横断歩道で青信号横断中の歩行者に遭遇することになります。そう交差点から加速して行った先に横断歩道なんですよ。

ただでさえ危ないのに黄色信号で加速しながら交差点に進入した車は、変則横断歩道にいる信号無視の歩行者や自転車に遭遇することになります。超危ないんですよ。

しかもこの道、カーナビだと朝の混雑時は左側から右側へは目黒通りから中原街道や山手通りへのう回路になっているので交通量も多い。制限速度は時速30kmですが、ほとんどの自動車は守ってません。だって道路幅が結構ありますから。

でも自転車や歩行者も縦横無尽に左右を渡ったり道路の真ん中を歩いたりするので、毎朝東南アジアや中国のような様相を呈しています。

そんな場所で旗振りする一人として提案ですが、交通安全週間ぐらい交通ルールを守って生活してみませんか?今日は最終日なので、交通違反取り締まりも積極的に行われてると思いますので、安全に配慮して生活していただければと思ってます。
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ippuu飲食店経営ってオーナーの夢や思い込みが先行して、開業から数年での閉店が相次ぐ業態だったりします。すべての業種の中で開業率と廃業率がトップなので、そういう業界なのでしょう。

ただ、絶対的に言えるのは「家賃の高い店は利益が出ない」ということです。そして「オープンにかけるお金は最低限にする」ということです。夢を追いかけても利益が出なければ破綻なので、そこは絶対条件。

その上で、コンビニのフランチャイズ説明会でも同じ話しが出ると思うのですが、「身内だけで回せる規模で始める」ということ。いきなりアルバイトが常時3名なんてビジネスモデルは確実に崩壊しますので、自分+手伝ってくれるパートナーで営業できる内容と営業時間にする必要があります。

損益計算書だとか経営計画書だとかメンドクサイ事を考える前に、家賃は安く!初期投資は最低限に!というのが基本かなと思ってます。

これは一つの例ですが、私の住んでいる武蔵小山の飲食店賃料相場(出典)を見てみると坪単価が約3万円。2022年度の駅乗降客数が48,334人で3万円というのは、圧倒的に乗降客数が多い目黒より賃料相場が高いので、普通に考えれば利益を出すのは至難の業です。

写真は2021年5月28日に武蔵小山パルム商店街の駅から結構離れた場所にオープンした一風堂さんの告知です。今年春に約2年で閉店したのですが、現在の物件情報を見ると約28坪で家賃が84万円超です。 やっぱり坪単価3万ですよ。

武蔵小山駅正面のタワマン3階にテナントとして入っていたセブン&アイがやっていた太陽のグリル。こちらは2020年6月開業(リリース)で今年7月閉店したのですが、こちらも物件情報を見ると約71坪で195万円超。路面店じゃないのに坪2万7千円超えです。

それに対し東武東上線の大山を見てみると(出典)坪単価2万円を切ってるし、2022年度の駅乗降客数は44,307人と武蔵小山より多い。賃料が月10万円未満の居抜き物件も出て来るんですよ。だったらこっちの方がいいでしょ。

チューハイ1杯500円で粗利450円とします。お客さんが1日平均10人来て2杯づつ飲んでくれたら9千円。他に食事やツマミで1人1千円使ってくれて平均500円の粗利を生み出してくれるとすればプラス5千円。1.4万円の25日間営業で35万円。これで家賃・光熱費・人件費を払う感じでしょうね。

「えー!月に30万円は無いと生活できないよー!」って方が大半だと思います。でも30万円も稼ぐのは正直難しいです。月15万円の生活費で生きて行ける体制にしないと無理。創業期は店の2階や裏に住める店舗が家賃も削減できるのでベストかもです。

朝から準備して11時から22時まで営業するラーメン店をやるとしても、1杯800円で粗利300円のラーメンを売って100万円の利益を出すには月に3333杯売らないといけない。25日営業なら毎日133人の来店が必要。席数20席でランチで満席2回。夜に満席4回。そんなに繁盛してる店あります?

飲食店って普通に客が一人も来ないボウズとかありますからね。仕込んだ食べ物だって廃棄が結構出るので思ったより原価率が高くなります。「原価率は価格の3割以内」とか簡単に言いますが、廃棄ロスを考えると原価率は5割を超えるのが当たり前だと思います。

そんなわけで結構厳しい飲食店経営。とはいえ当たればデカイのも事実。売り切れゴメンで破棄ロスゼロのワンメニュー店舗なら最高。60食限定の1000円ランチで当たれば、粗利700円なら昼だけで1日利益4万円超え。一度は当ててみたいと思っている私です。

like昨年9月に華々しくオープンしたのが焼肉ライク武蔵小山店。1人焼肉の店は「焼肉やる気 八条口店」で経験していたものの、実際に地元にオープンすると意外と行かないんですよ。

当初はコロナ前の2018年夏に新橋店がオープンした時に行ったのですが超人気で入れず、その年末にいきなり!ステーキのフランチャイズになった発表したばかりの幸楽苑HDがコチラに乗り換えると聞き、興味津々で体験しにいったのがコロナ禍の2020年夏にオープンした吉祥寺店でした。

1人焼肉はたった2回の経験ですが「お酒を飲まない方にはいいかも」って感じ。一人で焼肉できて楽しいってのは事実ですが、都心のランチはこのaumoの記事を読めば分かるように激戦なんで、まあ普通の焼肉店に行った方が落ち着くかなって感じ。だって、焼肉店は相席になりませんから。

というか、その頃の吉祥寺って2019年春に老舗・食肉卸販売業やまとグループ直営の1人焼肉対応「焼肉定食 やまと」がオープン。2019年末には牛丼の松屋が展開する「ステーキ屋 松 吉祥寺店」が、そこに沖縄から上陸の「やっぱりステーキ 吉祥寺店」が2020年6月オープンと、すでに各社勢ぞろいした中での開業でしたので、正直目新しさは無かったかなって感じ。

関西人なんで、関西ではホルモン焼きって一人で行くのも当たり前でして、ホルモン焼き屋だといろんな部位が食べられるのも当然で、立ち飲みホルモンなんかも結構な数あるので、1人焼肉に対してそんなに新しさを感じるってことは無いんですよ。

オリンピックの頃に恵比寿に「焼肉ライク恵比寿本店」がオープン。行こうかなーと思った事は何度もありましたが、結局行かないまま9月15日で閉店となってしまいました。2年ほどしかやってなかったなー。

同じタイミングで2019年6月末にオープンした赤坂見附店も閉店だそうです。まあフランチャイズで店舗は着々と増えてるし、リモートワークの定着で都心人口は激減しているので、都心から住宅街へと出店の中心を移して行くのは当然なのかも知れませんね。

ちょっと今日は、武蔵小山の焼肉ライクへ行ってみようと思ってます。

20220322006-bおかげさまで私は、昔の人々に成功体験があったおかげで、万博は大阪の花博で、オリンピックは長野と東京で経験させていただきましたが、なんのためにやっていたのか自分自身は分かっていません。

間違い無いのは、1970年の大阪万博と1964年の東京オリンピックに強烈な成功体験を持つお年寄りが多く、その人々がいまだに招致活動や誘致活動をしているだけだということ。そして、その多くは単なる浪費で終わるということ。それ以上でも以下でも無いのです。

数年後に迫った大阪万博は現段階でも当初予算から400億円以上も超過する事が確実視されており、バブルで大失敗した大阪の埋め立て地に、さらなる赤字をもたらすことが確実視されています。

だからといって今さら中止しちゃいけません。東京が過去に実施決定していた都市博を中止にして大赤字を作った実績がありますので、ここまで準備が進んだら開催はしたほうがいい。ただし、跡地開発を同時並行で考えないとお台場のように空き地だらけの埋め立て地が残るだけになると思います。

あくまで個人的な意見ですが、博覧会でも国際スポーツ大会でも同じですが、もっとコンパクトにしてサクっと見れる仕組みがいいと思うんですよ。その意味ではピョンチャン大会は良かった。

過去の成功体験で招致しちゃう老人がいるのは仕方ないとしても、実施計画の策定においては、今どきの若者を中心において、大阪を例に挙げれば70年の万博跡地や花博の鶴見緑地やUSJやWTCやATCを活用した立体的プランを構築すべきだと思ってます。

大阪に布施って町があります。鶴橋から近鉄で3分で着く場所です。この駅前商店街の空きテナントを部屋にしたホテル「SEKAI HOTEL FUSE」ってのがありまして、近所の食堂が朝食会場になってたり、お風呂屋さんが大浴場になっている、実在する商店街をテーマパークにした場所になってます。

こういうのが楽しいじゃないですか。行くだけで大阪が全部体験できるみたいな博覧会っていいですよね。入場券を買えば新喜劇も串カツもお好み焼きもたこ焼きも無料。ひっかけ橋も鶴橋商店街も通天閣も楽しめちゃう。そんな万博ならいいんですがねー。

今どきの若者ではないオジサンの戯言でした。実行委員会のみなさん、お声がけいただきましたら大阪に移住して終了まで頑張る所存です。本日は交通安全運動で旗振りしてます。よろしくお願いいたします。

ye以前このブログでも書いた流れるウインカーが嫌いって件なんですが、ああいうギミックって私の世代ではトラック野郎の装備で、デコトラに憧れた子供達に好まれたジュニアスポーツ車(参考記事)という自転車に装着されてました。

そんなわけで、いい意味でも悪い意味でも品が無いというかオモチャって感じの装備に見えちゃうんですよ。私だけかもしれませんが、同世代だと「トラック野郎にああいうのいたなー」って感じだと思います。あとはナイトライダー(Wiki)ね。

トラック野郎とかが後付けで装備してたんですが法律で禁止となりまして、約10年前の保安基準改正で正式に許可となって登場したんですが、いきなりアウディの最高級車A8が装着して来て「えー!安物のネオンサインみたいじゃん」と思った物でした。

ところがレクサスやトヨタの先代アルファードもアレを採用するようになったんですよ。それもデビュー時に付いてなかったのにマイナーチェンジで付けたりして、正直「改悪?」と感じたこともあったのですが一気に消えていってます。

個人的に思うのは、車のデザインする場合は灯火類で遊ばないほうがいいかなって気がしてます。というのも、時代の最先端技術を採用すると、次の技術が出て来た時に以前のが陳腐化しちゃうんですよ。古臭く見えるって感じ。

BMWのヘッドライトにあったイカリングとか、昔流行った黄色いヘッドライトやイエローバルブとか、後付けフォグランプなんてのも流行りましたが、やっぱり少し年月が経過すると古臭さの象徴みたいになっちゃう。オーソドックスがいいですよ。

ああいうのでデザイン的に遊ぶのは軽自動車の世界でいいんじゃね?と思ってます。そんなわけで、間もなく世の中から消滅すると思われるアイドリングストップも、ついてる車は数年後には「ダセー」ってなっちゃうんでしょうね。うちのステップワゴンは付いてますがね。残念。

musako交通安全パレード都内屈指の賑わいを見せる商店街として有名な武蔵小山と戸越銀座。私の住んでる場所なのですが、戸越銀座駅前の「たんと!キッチン」が9月末で、武蔵小山駅近くの「ご存知もんじゃの満月」が今日9月25日で閉店と発表されています。

武蔵小山商店街は、8月末に「大戸屋」が、7月には「DUCTCOFFEELAB」「いただき丼丸」「太陽のグリル」が、6月には「一風堂」「Lucky Rocky Chicken」「the 3rd Burger」が、5月には「シャン・ド・エルブ」と、結構な規模のお店が撤退しております。

戸越銀座商店街は、8月に「すし三崎丸」「いただき丼丸」が閉店。沖縄フードのお店「トリイナリ」さんは昨年3月にオープンしたのに今年3月に閉店だったので約1年の営業で閉店でした。同じ3月にはアイルランド料理の「巨人のシチューハウス」も閉店しましたね。

じつは、もともと武蔵小山って東急目蒲線という3両編成の路面電車みたいな電車が走り、駅前に庶民的な商店街と立ち飲み屋が広がる町でした。

それが目黒線になり、地下鉄の三田線・南北線と相直運転になり急行停車駅になり、再開発でタワーマンションが建設され、とうとう相鉄と直通運転するようになって、せんべろ横丁や立ち飲み屋は無くなり、住む人々も代々この地に住む方から家賃生活者や住宅ローンを抱えた層に変わって来ました。

そりゃあ外から引っ越して来た人がお金持ってるわけがない。商店街から宝飾眼鏡店・時計店・着物店・仏壇仏具店・布団店といった高額商品を売る店がどんどん消えてゆき、牛丼チェーン店やドラッグストアだらけになってしまいました。

飲食店が商店街のメイン通りに出てきたら終わりなんですよ。だって飲食店は昼と夜しか客が来ないし、居酒屋なんて夜しかやってないから昼はさみしい感じになっちゃう。だから大規模ショッピングセンターも飲食街やフードコートはメインの外に寄せてますよね。

ところが商店街って全体配置って視点が無い。各建物のオーナーがバラバラに賃貸募集しちゃうから、高い賃料を払ってくれる先に貸しちゃう。そんなことやってるうちに吉野家と松屋とすき家が近くに並んだり、タリーズとドトールが併存したりしちゃう。

飲食店舗は商店街より少し横に入った場所のほうがお勧めです。賃料も安いし、そもそも流行ってる店が結構あるんですよ。お笑い芸人とプロレスラーとミュージシャンがたくさん住んでる場所なので、そういう方々を相手にするお店も良いと思います。

オープンしてすぐ閉店しちゃうようだと金銭的なダメージも強烈だと思いますので、もしこのエリアに出店を検討されておられるなら、地域の方々に少しヒアリングすることをお勧めします。意外と大半の人々の財布の紐は固いですが、同時に意外と高級志向のお金持ちも多いので、どこを狙うかで大きく変わると思います。

それにしても、満月が閉店しちゃうのかー。最近お好み焼き食べに行ってなかったからなー。タレントさんもよく来てたけどなー。ちょっとセンチメンタルになっているランチタイムです。

・写真は昭和41年交通安全パレード(出典しながわWEB写真館)

okayama思い出の多い岡山の地から東京へ戻って来ました。レース結果は公式発表をご確認いただくとして、今年の夏は本当に忙しかったので、週末のMotoGP日本グランプリが終わったら、少し休みたいと思ってます。

1年・52週間のうち24週はボランティア活動で埋まってます。そこにバイクレースやイベント仕事を入れていくので、どうしてもダブルブッキングやトリプルブッキングになる。さすがに先週末のように鈴鹿のF1と岡山の全日本みたいな重なり方だと大変ですよ。

9月も第一週が全日本ロードーレース選手権の九州大会で、翌週が地域の祭礼と富士の6時間耐久が重なり、その翌週が品川区青少年委員会のボランティア活動と祭礼鉢洗いが重なっていて、そのあと岡山でしたので、今週末のもてぎで1カ月が終わっちゃいます。

8月は8耐にもてぎの全日本にボランティアのサマーキャンプで4泊5日のテント生活もありましたので、コロナ期間は金銭的に大変でしたが、コロナ明けはこれまた忙しすぎてまいってます。

モトバムの各ライダーは何度かの転倒もありましたが、傷んでる選手もいますが深刻なケガも無く自宅に帰って行きましたので、ご心配いただいている方におかれましては、まずは全員元気ですと報告させていただきます。

次の最終戦MFJグランプリ鈴鹿は、年間ポイントを獲得したライダーだけが出場できるレースとなっていて、岡山ラウンド開始時点ではモトバムには今年まだポイントの無い選手が3人いる状況でしたが、松川選手と青田選手がポイントを獲得し最終戦の出場権を獲得したので歓喜に沸く週末でした。

モトバムは勝つレースをやるだけでは無く、レースをしたいという多くの方々に実戦&実践を通じた経験をもとにパーツやノウハウを提供するチームであり会社ですので、こういうのは本当にうれしい事です。

こういった活動が出来ているのもお仕事をくださる皆様のおかげです。本当に感謝しております。今日からまたお仕事頑張りますので、みなさまよろしくお願いいたします。

20230923_112045過去に2回だけ岡山で開催されたF1。そのプレスレセプションを企画・構成・演出させていただきました。約30年前の話しで、私もまだ20代後半でした。

当時20代で国際的なレセプションの全体を仕切らせていただけたのは貴重な体験でした。マーティン・ウィテカーさんがメディアデレゲーション担当で、いろいろ英語で打合せさせていただきました。今もF1の世界で活躍されておられます。

94年のレセプションは日本で長らく活動されていたローランド・ラッツェンバーガー選手に参加いただきましたが、次戦のサンマリノで事故死。95年は誰も参加していただけないかと思いましたが、カール・ヴェンドリンガー選手が喜んで参加してくださいましたが、その年限りでF1のシートを失いました。どちらも残念な思い出だったりもします。

まあ何よりも残念だったのは、翌96年はITC国際ツーリングカー選手権が決定していたのにチケットが売れず中止となったことですね。幻のITC岡山キーホルダーの試作品が1個だけてもとにあります。桃太郎まつりでメルセデスのレーシングカー展示とかやったんですけどね。

今週鈴鹿ではF1日本グランプリが開催されてると思いますが、私はそちらをお休みさせていただき、思い出いっぱいの岡山に来ております。泊まりはF1でレセプションさせていただいた津山鶴山ホテル。いろいろな記憶がよみがえります。

96年からは営業として山田養蜂場さんの担当になり、当時本社工事中で仮本社が津山にあったので、山ほど通った場所でもあります。津山さくらまつりも参加したなー。山田養蜂場のある鏡野町には町勢要覧のお仕事をいただいたこともありました。

いろんな気持ちが込み上げてくる場所で、今日のST1000クラスは荒川晃太選手が一番景色の良い所からスタートします。参加する全選手が気持ち良く走れる1日になることを祈ってます。参加する皆さんはおもいっきり走ってください。

まずは早朝3時半から昨日のマルク・マルケスが3位に入ったスプリントレースを見終わり、世界1位vs2位の対決となったラグビーワールドカップを観ております。ただいま8対7で目が離せない展開のため、6時半目処にサーキット入りします。本日もよろしくお願いいたします。

kansenラグビーワールドカップはアルゼンチンがサモアに勝ちましたね。大変なグループになりました。そろそろ寝ようと思うのですが、その前にブログ更新。

私がここでインフルエンザ大流行中と書いた(コレ)のが9月14日の朝。何もしてなかった国立感染症研究所は翌日にはモニタリング開始。一昨日21日には東京都も注意報を発しました。流行り始めたのって9月1日なんですがね。

感染症対策ってもう忘れちゃいました?人が密になる環境ではマスク・手洗いって覚えてます?アルコール消毒液ってどっか行っちゃいました?病院を定点観測して客観的データに基づいて感染症の発生と流行を調査すると政府が言っていたのっていつでしたっけ?

夏休み明けに学校で感染症が蔓延するのは当たり前でしょ。コロナ患者が減ったといいますが、病院が調べなくなっただけで、ここ数年同様に7月や8月は大変な数でしたよ。医療関係者に聞けばすぐ分かることです。

政府や国立感染症研究所って大病院にヒアリングしてませんか?それじゃあタイムリーなデータなんて入ってくるわけがない。「紹介状なしで大病院を受診すると特別の料金(政府広報)」で伝えたわけでしょ。

普通大人の健康保険って3割負担だと思うのですが、これで大病院でPCR検査なんてしてもらったら、初診料5千円に検査費用3千円から8千円プラスなんで誰も受けませんよ。アマゾンで安い検査キット買って、陽性だったら静かに寝てるかマスクして仕事に行ってるって感じ。

間もなく学校内推薦の生徒が決まり、11月には推薦入試なんですが、ワクチン2回接種だとすでに打たないと間に合わない時期なんです。うちは学習塾もやっているので、その情報を保護者に流したいのですが、その前に学級閉鎖や学校閉鎖が相次いでしまいました。

屋内で人と密になる場合は感染症対策しましょう。換気もしっかりしましょう。屋外にいる時は気にしないで大丈夫。つい先日まで当たり前の情報だったわけで、今一度政府とメディア各社は感染症対策を繰り返すべきだと思ってます。

ボランティア活動でたくさんのお子さんと一緒の場面が多いのですが、先日の祭礼で夜店やった際も、手も洗わずに焼きそばやかき氷を友達と分け合って食べてましたからね。ありゃ感染しますよ。保護者も気を付けましょう。

本日の「スーパーバイクレース in 岡山」は9時のJP250から予選です。現地の皆さんはよろしくお願いいたします。YouTube観戦の方はコチラからどうぞ。

jiko2この事故をおこした車両がレース観戦のために路駐している動画(コレ)が出て来ましたね。この運転手は競技が行われていることも、交通規制が行われている事も分かってる。分かっていて車両を動かして正面衝突してる。

主催者側の発表や当初報道を見ると、「競技は片側規制だった」「選手が前の選手を抜こうと対向車線に出た」「吹上温泉に向かう車と正面衝突した」になっていたんで、選手側に非があるような発表でしたが、これは自動車側に問題ありでしょ。

そもそも、対向車線も規制されてる前提で運営車両は走ってますよね。中継や動画撮影していたNHKやHTBのクルーはどういう認識だったのでしょう。死人に口無しで、残った人々が保身に走るってのは良くない。

選手の命を奪ったのが運営側と観客だとしたら、この競技は継続できないですよ。しかも、それを隠して選手が悪いって話しにしようとするのは大きな問題だと思うのです。

運営側は、競技開始前にコース内に入っている車両には、事前に「競技終了まで動けません」と伝えるのが当然ですからね。コースサイドに駐車して観戦してることを許してる時点でダメだと思うのは私だけでしょうか。

次々と情報が出て来ると怪しいとしか思えなくなるので、持ってる映像はどんどん公開してもらって、問題点はどこにあって、今後は何を調整すれば次回開催できるのかを明確にしてもらいたいと思ってます。

最後に、プロ野球セパ両リーグの優勝決定やガーシーさんの件については全く情報も無いし、興味が無いのでこのブログでは何も言及しません。悪しからずご了承ください。本日から岡山国際サーキットです。みなさまよろしくお願いいたします。

LGBT-SOGI芸能界には同性愛者も多く、それを売りにしているデラックスな方もいたりします。これは表に出て来る人々だけでなく裏方にも多く、正直それについて差別なんてものは存在しません。

そんな環境で社会人生活の初期を過ごして来たので、「あそこの事務所は社長もタレントもそうだよ」とか、「あのヘアメイクさんはそうだよ」って話しは当たり前のように出ていて、今でいうLGBTQの方々の知り合いも結構います。

20歳から住んでいた「1558 Davie St, Vancouver, BC, CANADA」って場所は、バンクーバーのダウンタウンなんですが、ホモ&レズストリートとも言われ、目の前に広がるイングリッシュベイというビーチは同性愛者であふれかえっていました。そういう意味でも抵抗が最初から無いのかもしれません。

レズ、ゲイ、バイ、トランスジェンダー、クイアでLGBTQなんですが、最近は「SOGI」がよく出て来るようになって来ました。「Sexual Orientation and Gender Identity」なんで「性的指向と性自認」という感じでしょうか。

これ、結構正しいかなと思ってます。というのも、知り合いのオカマバーのマスターが、以前から「あんた簡単にホモとか言うけど、ホモでSMとかスカトロとかもいるんだから、単純な話しじゃないのよ」と言ってたんですよ。

そう、自分の肉体的性別と心の性別が異なってるだけで大変なのに、それで恋愛しようと思ったら相手を探すのも大変で、さらに特殊な趣向(指向ではない)もあって気持ちを合わせるとなると、超大変なわけですよ。

そんなわけで、最近はLGBTQの話しをする時は必ずSOGIもセットにしてます。「エルジービーティーキュー」より「ソギ」のほうが言いやすいんで、もしそんな話しをする場面があったら思い出してやってください。

今回の台風13号接近に伴う大雨は、台風が弱く本州上陸すらしていないのに大きな被害をもたらしました。そんな中で、また千葉県茂原市が水害にあったと聞き、正直「何度目だよ」と思ってしまいました。

調べると、ここ20年間で2013年・2019年に続き今回で3回目だそうです。今年5月末に開店したばかりのコメダはいきなり壊滅的ダメージをくらったとのこと。あそこって前回の水害でファミレスが浸水して撤退した場所なんで、そりゃそうなるわなって感じだったりします。

今年は静岡県や長野県や秋田県で浸水報道があった時に「昨年に続き2年連続」と言われていたのも記憶に新しいところ。確か福岡県久留米市は昨年の浸水時には「4年連続」とも言われていました。こうなると、もう自宅再建とか店舗再建なんて出来ないでしょ。

私は、こういう報道を見るたびに「集団移転ってできないの?」と思ってしまうのです。いつも水害があると「護岸工事に取り組む」とか「堤防を高くする」とかいって建設費だけ積み上げるのですが、すぐ「想定を超えた雨だった」といってまた水害発生ってのがパターンじゃないですか。

安全・安心に住める&働ける場所の確保って政治の仕事じゃないでしょうか。それって護岸工事なんでしょうか?そのへんが素人なんで分からないんですよねー。毎回、自衛隊が投入されて大変なことになるのを不思議だなーって思ってます。

bike交通事故のニュースなんですが、うーんCBRじゃないですか。毎日バイクによる交通事故死の報道に接するので、本当にバイクというのは、どこまで行っても自己責任の乗り物であることを感じます。みなさん気を付けてバイクを楽しみましょう。

・父親とツーリング中20才女子大生事故(読売新聞)
・バイクが橋の欄干にぶつかり橋から30メートル落下(山陽放送)
・大型バイクが大型トラックと正面衝突(北海道放送)

ter月曜日にB'z公式サイトで発表された「9月17日福岡PayPayドーム公演終了後の深夜、ステージセット解体中にセットの一部が落下する事故が発生いたしました。」についてブログを書こうと思っていました。

写真は簡単なトラスステージですが、これでも設営撤去は非常に危険です。しかし、現場スタッフの大半はコンサートスタッフと称するアルバイトで回すのが当然となっていますので、いろんな意味で安全対策には気を使います。

例えば30cmトラスの3m物(サウンドハウスHP)で重量が16kg。一般的なフルステージの間口は18mなので、袖部分も含めると幅が24m以上といった構造体になります。その一本だけで128kgですが、当然ながら縦にも横にも斜めにも部材が組み合わせられるので、とんでもない重さになるんです。

「深夜1時半頃にワイヤで吊っていた鉄骨が落下」とのことですので、吊っていたスリングが切れたとか、ワイヤが外れたとかなのでしょうが、私自身コンサートツアーを回っていた時代は、何度も危ない経験をしているので、安全第一を徹底しないとダメだなと感じました。

そんなことを書いている最中に日本橋3丁目のビル建設現場(コレ)で10階部分から鉄骨が4階に落下とのニュースが飛び込んで来ました。こんなのトラスじゃなくてH鋼ですからね。1m100kgぐらいだから20tとかの重さが落下したわけですよ。シャレにならん。

さすがにビル現場の落下事故はすでに亡くなられた方もいるようですが、少なくともケガで病院に運ばれた皆様方が快方に向かわれることを祈ります。

sekuharaジャニーズ事務所創業者による性犯罪行為についてはいろいろ議論されてますが、それ以外にも世の中にはセクハラ報道が散見されます。一番多いのは校長や教師が生徒に手を出したってヤツ。

近年はセクハラもいろいろ種類が増えているのは分かってるし女性スタッフに「彼氏いるの?」とか聞くだけでもNGだというのは理解できてます。

ただ、理解は出来ているのですが、なんでもかんでも言っちゃいけないと言われると、何も話すことがなくなっちゃうので、簡単に書けば「女性スタッフと2人きりにならない」とか「そもそもスタッフと食事に行かない」って感じになっちゃうんですよ。

コロナが開けて飲み会が徐々に復活して実感するのは、多くの人々がお酒を飲まなくなっていること。宴席や会合でもノンアルコールで済ます方が激増しているので、私も飲むのは地域ボランティアの打ち上げのみって感じになりました。

そういう自分になっての実感ですが、飲まなきゃセクハラしないだろうというのは分かるのですが、今度は飲む機会が少なすぎて、少ない飲み会ではしゃいでいる自分がいることを感じる事が少なくありません。

飲んではしゃぐのは良いと思うのですが、セクハラ発言しない自信が無いので、女性のいる食事会や飲み会を避けてしまっている私です。

通常の仕事ってのはお金で命令系統がハッキリしているので、少なくとも会議で決定した内容が覆ったり、忘れたなんて話しがまかり通ったりはしません。

ところが、ボランティアってのは全員が善意で行動するから大変です。みんな良かれと思って行動する。どんなに会議をしようが、どんなに議事録を作成しようが、過去の記憶や思い込みで行動する人が大量にいて、声の大きい人がスタンドプレイに走りがちです。

ボランティア活動に従事しだしたのが27歳ぐらいでしたので、当時は先輩達は何十年もやって来た経験があってすごいなーと思っていましたが、まあ1年もすれば「この人は毎回言う事が違うな」とか「昔話しばっかする人だな」なんてのが分かるようになって来ます。

若い人には理不尽な要求がつきつけられるのも日常茶飯事なので、結局有力な若手が辞めていき、Yesマン的な人材のみで構成されるようになり、最終的に高齢者の集いみたいになっちゃうボランティア団体を何度も見て来ました。

情報が一元化されたり、会議内容が記録されるのも嫌う人が多く、ほとんどの団体においてホームページすらなかったり、あっても「いつの時代に作ったの?」って感じで放置されている物も多い。

コロナが明け、数年ぶりに様々なイベントが開催されるようになりました。スポーツの夏合宿や大会、サマーキャンプ、祭礼、町内会旅行といった感じで、様々なボランティア団体が再稼働しています。

ここで問題となっているのが「コロナで全部中止の時代は良かった」と思う人々がいるのに、「イベントが再開できてうれしい」と思う人々もいるという現実。ボランティア活動は楽なほうが助かるという人と、ボランティアなんだから情熱を傾けてやろうという人がぶつかるわけです。

私の場合、仕事でイベント業もやってますが今はなんでもオンラインで買えるので便利ですよね。バザーをやるなら食材手配や容器手配(シモジマ容器スタイル)までオンラインでできるし、ラジオ体操で配るお菓子ぐらいならニッポーやおきんで簡単に買えます。ブルーシートや工具ならモノタロウもありますしね。

オンラインで買うのもいいですが、ワイワイと集まって買い物に行くのが楽しいのか、コストコや業務スーパーにもボランティア団体とおぼしき方々が集まってる姿をよく見かけます。手間ですが、そういう時間も地域コミュニケーションになるので、それもありですかね。

ボランティアは手間が少しでも減った方がいいし、余裕があるならコンプライアンスの時代なので、活動時の喫煙所を整備するとか、食中毒に備えて現場調理の食品をできるだけ排除するとか、環境や安全に配慮した活動を心がけるべきかなと思ったりもするんですよねー。

少年野球のユニフォームを着たまま居酒屋で昼から飲んだりタバコ吸ってるコーチの皆さんとか見ると、着替えてからいけばいいのにと勝手に思ったりする事もあったりするんですよねー。ボランティアに従事している皆さん、本日もがんばりましょう!

昨日、川崎学園の学園長であった川崎明さんお別れの会が岡山県倉敷市で開催され、多くの方々が弔問に訪れたそうです。

お亡くなりになったとの一報が入ったのは今年7月。川崎医科大学の創業者で、岡山で入院というと川崎医大でしょというぐらいの感じでした。1996年に父が入院した際も「個室がええじゃろ」とご配慮いただき大変助かりました。

今週は木曜日から全日本ロードレース選手権のため岡山入りするのですが、故人と関わりのあった飲食店に寄せていただき、少しお話しでもできればと思っております。川崎先生ありがとうございました。

prevent02先日長野県で、つつじの木を伐採中に誤ってチェーンソーで自分の首を切ってしまうという死亡事故(記事)が発生したそうです。このチェーンソーやマルノコの死亡事故って結構多いんです。

歯が首に当たったら出血多量間違いナシですが、首じゃなくても太ももには太い動脈があるので、ココをやったり手首を切っても危ない。この危険のポイントがキックバックです。

チェーンソーはガイドバー先端上側が「キックバックゾーン」と呼ばれ、そこが木材表面に触れた瞬間に反動がおきてガイドバーが上に上がってキックバックに至ります。

マルノコのキックバックは、ほとんどの場合が木材を切ってる途中でマルノコを止めてしまい、そのままその場所から切断を再開しようとして発生(事故例)するのですが、それを知らない方も多いのではないでしょうか。

こういう基本的なことって世の中で教わる機会がないまま現場で使用する状況に至ることが多いので、ちょっと気を付けないといけないのではないかと感じております。

1981ホンダが来年からスーパーGTの500クラスに投入予定の車両テスト(記事)を開始しています。その車は「シビック・タイプR-GT」で、これまでのNSXとは比べるのがおかしいほど普通の車両をベースマシンに選んできました。ただ、私の年代にとってはホンダの市販車改造レース車両といえばシビックなのです。

深く記憶に残っているのが当時の4輪レース最高峰だったF2と同時開催されていた「スーパーシビックレース」というワンメイクレース。ここにトップドライバーの生沢徹選手や黒澤元治選手が参加して激しいチョロQバトルを見せてくれてました。

なんと言っても決定版はF2解説者だった津々見友彦さんが車載カメラを搭載してレースリポートをしながら走ってくれたこと。これは恐らく車載カメラでのレース紹介を始めてやった事例ではないでしょうか。追突されて横転なんて映像もあり、最高の迫力を伝えてくれました。

その後ホンダは、伝説となっているグループAにシビックを投入。全日本ツーリングカー選手権の最小排気量クラスでマニュファクチャラーズタイトル7連覇という奇跡を成し遂げました。

ホンダにとっては大切な車種なんだそうです。初の4輪普通車で、世界ではじめてオイルショック後の厳しい排ガス規制や燃費規制を乗り越え、ホンダをバイクメーカーではなく自動車メーカーとして認知させてくれた存在。

そして大衆車でありながら、歴代タイプRを見ればわかるように4輪モータースポーツ入門車としても存在し続けて来ました。ガソリンエンジン最後のモータースポーツベース車としての存在でありつつ、今後の電動レーシングカーのベース車としてもシビックが選ばれることになるのでしょう。

個人的には、スーパーGTだけじゃなくル・マンやニュルといった24時間レースにもこのまま出て来て欲しいなーと思ってます。

sugo_chinsamu北海道放送の記事 「ツール・ド・北海道」死亡事故から1週間、後ろで衝突目撃の選手が証言「事故前に反対車線の走行も…規制コースで対向車来る発想なかった」 を読んでの感想です。

両側交通規制時間)10:40〜11:45
事故発生)11:37
通報時刻)消防11:43/警察11:51

事故を目撃した選手のコメントに「そもそも、反対車線に対向車が来るという発想が無かった」「通行規制コースを走るときは対向車が来るかもと思って走ってはいない」の2つがありましたが、まさにそれが全てだと思います。

自転車競技ってペラペラのシャツとパンツに小さなヘルメットだけなのに、下り坂って時速80km以上で走るわけですよ。その状態で対向車なんて来たら危なくて仕方がない。競技をやるなら全面通行止めですよ。それが出来ないなら競技をしちゃいけない。

写真はSUGOの最終コーナー立ち上がりのストレートです。ずーっと上り坂で、頂上でチンサム状態になってピット前というかグランドスタンド前になるんですけど、チンサムになるまでピット前の景色は全く見えないんです。

だけどストレートですからアクセル全開で行くしかない。当然走る側は「この先に万一のことがおきていたらフラッグで知らせてくれるはず」と運営スタッフを信じてアクセルを開けます。その先に障害物があっても衝撃的なのに、対向車なんて考えられません。

その昔、全日本ロードレース選手権でもブラインドコーナーを抜けたら救急車がいて、その横っ腹に突き刺さって大ケガをした選手がいました。事前に車両侵入を知らせる白旗は振られていましたが、まさかコースをふさぐ形で救急車がいるとは誰も思いませんから、結構な大騒ぎになったのを覚えてます。

今回の一件は、この競技運営自体に大きな課題をつきつけていると思います。安全はすべてに優先するという原則を守って、今後のレース運営を考える必要があるかもしれません。

infじつは日本中でインフルエンザが猛威をふるっています。私の住んでいる品川区でも大変な状況で、近くの都立高校では全生徒約1200人のうち200人以上が感染という状況。学校閉鎖目前です。

石川県の遊学館高校では在籍する1123人の生徒のうちインフルエンザの疑いがある生徒が224人にも上っているとの報道もあります。

厚労省は完全に油断していた状態(HP)で、国立感染症研究所は「インフルエンザ流行状況レベルマップ」すら作成していない状況。東京都もこんな感じ。すでに先週から危機感を発していた仙台市の報道(河北新報記事)を見る限り、全国的に大変な状況に陥っていると思われます。

まずはマスクと手洗いを心がけましょう。政府はアホみたいに組閣とかやってますが、密になったら集団感染しますのでご注意ください。

各地の記事リンク抜粋)
北九州市で季節外れのインフルエンザ流行 40校・園で休校や学級・学年閉鎖(西日本新聞)
長野県インフルエンザ流行期入り 新型コロナは減少(長野朝日放送)
福井県、早くもインフルエンザ流行期入り 地域別、年代別の感染状況は(福井新聞)
千葉県内 インフルエンザ感染の児童生徒急増 学級閉鎖相次ぐ(NHK)
9月の“流行”は2019年以来4年ぶり インフルエンザ 高知県内が流行期に(テレビ高知)
インフルエンザ異例の早期流行 広島(広島ホームテレビ)

jiko昨日朝9時過ぎ、静岡県三島市でバイクによる交通単独死亡事故(記事)が発生しました。ライダーの55才男性は自身で通報したものの亡くなられています。

どんなバイクでどんな事故だったかは分かりませんが、最近は友人たちとツーリング中に事故で死亡といった記事も多く見かけるだけに、バイクの装備品について個人的な意見を書きたいと思います。

交通事故の6割は自宅から500m以内で発生すると言われるのですが、私自身がバイクに乗るシーンを考えても家から5km以内はバイクが多く、家から50km以上ともなれば自家用車を使ってます。

とはいえ家からバイクで10分以内に到達できる場所だけでも山手通り、中原街道、第一京浜といった大通りがあり、五反田駅、目黒駅、大崎駅と山手線の駅が3つもある都心なので、安全を考えればフル装備で出かけるべきでしょう。

「バイクレース関係者だから少しの外出でもフルフェイスですよね」なんて思ってる方がいたらすみません。ごく近所は半キャップです。革ツナギなんて着るわけもなく、ライディングウェアやシューズを着用するのは、外出先で撮影されかねないイベント参加やツーリングだけです。

ダメなのは分かってるんですが、スーパーカブで近所に出かけるのに、さすがに胸部プロテクターやライディングブーツって感じじゃないんです。ゴムぞうりにジェットヘルでクリーニング屋へ行ったりしちゃうのが日常なんですよ。

運転は自己責任。ただしお金で買える安全はしっかりと用意した方がいい。そこまでは分かる。革ツナギ、脊椎パッド、胸パッド、フルフェイスヘルメット、ライディングシューズ&グローブ・・・全部持ってますよ。それも複数ね。

だけどTシャツ、半ズボン、ゴムぞうり、ジェットヘルで区役所やお買い物に出かけてる自分がいるのも事実。正直、フル装備してバイクで出かけるぐらいなら自家用車で出かけますよ。ここが自己矛盾になってます。

じつは簡単に着脱できるコミネの4千円未満で売ってた胸部プロテクターを買いました。これだけで安心感はハンパない。実際に身を守る効果は自分で感じる以上に高いのだと思います。もう少し出して背中も守るのにすれば良かったかもと思ってます。

とはいえ、こんな小さな物でもバイクから降りると邪魔なんですよ。邪魔と思ってる自分がダメなんですが、このあたりを上手く解決してくれるものがあればいいなーと思ってます。

ここ数日、バイクや交通事故に関する投稿ばかりですみません。今年は全日本ロードレース選手権だけでも5月に岩崎朗選手が、先月は谷本音虹郎選手が亡くなられました。さらに先月のアジアロードレース選手権では埜口遥希選手が死亡。

地方選に目を向けても5月の岡山選手権ST600ウォームアップラップで1人死亡。先月のSUGO選手権では250クラスのスポーツ走行で1人死亡。こんなことは今までありません。

一般道はサーキットとは比べ物にならないほど危険がいっぱい。だからこそ日常でバイクに乗る時の装備については、今こそ考え直すべきかなと思っております。

cbrフェイスブックに彌栄群(ミエグン)選手のお父様の「1000ccでサーキットを走ったりレースに参戦するのは国際ライセンス保持者のみにして欲しい」というつぶやきが載っておりました。素晴らしいご意見だと思います。

彌栄群選手は若くて速いライダーで、将来はきっと1000ccクラスにまでステップアップして来るのは間違いないと思います。そんな状況下で、一緒にレース活動をしているお父様がこういった形で意見を述べるのは、反発などもあり得るので大変悩まれた上でのことだと思います。

これについて、私個人の意見を述べさせていただきます。

私の高校時代は、市販車改造クラスにF3と呼ばれる2スト250ccや4スト400ccのクラスとF1と呼ばれる750ccクラスがあり、準レーサーのクラスに125、250、500がありました。ギア付きの原付50ccに大人も乗れるフルサイズの車種が多数あったので、それで乗り方を覚えた方も多いと思います。

それが今や、市販車改造クラスだとJP250の次がST600でその上にST(JSB)1000。準レーサーのクラスは4スト250ccのJ-GP3のみです。つまり250の次は600しかない。

鈴鹿のコースレコードを書くと以下のようになります。
・JP250 2'27.919(大久保光)
・J-GP3 2'16.178(山田誓己)
・ST600 2'10.776(荒川晃大)
・ST1000 2'08.106(國峰啄磨)
・JSB1000 2'03.592(高橋巧)

1985年の鈴鹿8耐でケニーロバーツが出した驚異的なタイムが2分19秒台。もちろん当時はシケインなんてありません。あれから速度を落とすために2つもシケインが設置されたにも関わらず、こんなタイムでみんな走ってるんですよ。

そして最高速度はというと、ST600で約250km/h、ST1000やJSBだと280km/h以上です。J-GP3で220km/hぐらいなので一気に速度域が上がるんです。

cbr1000rr市販車の600や1000は本来の馬力が出せないようになっています。ただ比較的簡単にフルパワー化できちゃうんですね。さらに、市販車改造クラス用コンプリートマシンってのを買う事もできちゃう。

昔はショップに「TZ250買いたい」なんて言うと「レース経験は?鈴鹿を何秒で走ってる?」と根掘り葉掘り聞かれ、最終的に「お前は街乗りのRZ250を買って練習しろ!」と言った感じて売ってもらえないものでした。ところが今やヤフオクやメルカリなんて物があるのでレーサーマシンが買えちゃうわけですよ。

そしてバイクの価格なんですが、ホンダの新車を例に挙げるとCBR600RRが160万円(税込)。CBR1000RR-R Fは242万円(税込)。その差は82万円なんですけど、まあ600のバイクに160万円を出せる人なら「同じ大型免許で乗るなら1000の方がいいな」って事にもなりがち。

そんな感じで1000ccのバイクを買ってサーキットへ走りに行く方がいるわけです。そう、これを書いてる私はそんなヤツの一人。JP250もJ-GP3も600も乗ってないのにイキナリ1000でコースイン。そしてビシバシ走ってる人々に交じって2分40秒とかでチンタラ走るわけです。危ないに決まってる!

ゴルフってプロが使う150万円以上もするクラブって買えちゃうじゃないですか。それでラウンドもできますよね。でも人を危険に陥れないからそれをやっていいと思うんです。

ところがバイクのサーキット走行って、どう見ても速そうな1000ccマシンなのにストレートで220km/hとかで走ってたら危ないわけですよ。普通は150m看板でブレーキングなのに200m看板の手前で減速とかしちゃったら、後ろから来た選手は追突しちゃうじゃないですか。

でもそんなバイクが売ってるわけで、簡単に買えるわけですよ。買った人はサーキットライセンスを取ればサーキットを走れるわけで、走る・止まる・曲がるの技術は教習所で教わったレベルのままサーキットをバビューンと走ることになる。そしてタイムが出たらレース出場って感じでしょうか。

昔ならショップやチームが「お前にまだ1000は無理だよ」とか言ってくれたと思うんですが、そういうハードルが無い今は、レースウイークの練習走行で基準タイムをクリアできない場合、予選参加できないような仕組みが必要なのかもと感じました。

先週末の鈴鹿サンデーレースは事故が多かったですよね。最後のナショナルST1000は大変でしたね。この動画の8時間21分あたりには再スタート時に1列目の選手がウイリーして後ろ側に転倒ってのも出て来ます。まあレースですからいろいろあります。

その昔、最高峰のGP500クラスにはごく僅かの限られたライダーしか走れませんでした。2スト500ccマシンだって市販といいつつ誰にも買えない物でした。今は誰でも買えるだけに、とんでもなく速い1000ccクラスをどう扱うかは本当に重要な事項だなと感じている私です。

今週末はもてぎロードレース選手権ですね。どんな白熱したバトルになるのかを楽しみにしたいと思います。皆さん安全にレースを楽しみましょう。

tour自転車のビッグレース「ツール・ド・北海道」初日に発生した交通事故は、中央大学4年生の五十嵐洸太選手が死亡するという痛ましいものとなりました。

レースは各所に設置された山岳賞ポイントをそれぞれ何位で通過するかでポイントが付与され、その合計で総合順位が決まります。事故は2つ目の山岳賞ポイントを超え2kmほど進んだ下り坂で発生しました。

先頭を争う2名の後方に4名、さらに後方に約20名、そこからしばらく離れた場所に事故にあった集団が位置取っていました。下り坂だったので自転車側は相当な速度が出ていたと思われます。

ブラインドとなっている右コーナーを曲がり始めた場所で五十嵐選手は対向車線を走って来た普通乗用車と正面衝突と報道されていますが、事故の詳細については現在も調査中と思われます。

普通乗用車が40km/hだとして自転車側が60km/hだと速度差100km/hなので相当な事故だと分かるでしょう。周囲にいた別の選手も落車。レースはそのまま続行されましたが、事故発生を受け先頭集団が約20kmほど走った時点で全ステージキャンセルが通達されました。

日本では、マラソンや自転車ロードレースの道路交通規制は「片側車線規制」が一般的です。つまり対向車は普通に走っている状態。これは対向車が運転を誤った際に大きな事故が発生する場合があると同時に、競技者が転倒したといった場合も深刻な事故に発展する危険性があります。

ですから、私自身は公道でスポーツ競技を実施する場合は「全面通行禁止」にすべきと思ってます。これは地域住民や自治体からの反発等があるのは理解できますが、競技の性質上必要不可欠な要素だと思うのです。

今回の交通規制案内を見ると、事故のあった区間は通行止のように見えますが、北海道警と主催者側はともに片側規制だったと言っているので、事故は片側規制だったから発生したのでしょう。

ただ、この事故は第4集団内で発生しているので、その前を走行していた3つの集団は対向車がどの程度走っていたかを知っているでしょうし、スタートからしばらくの区間や1つ目の山岳賞ポイントとなった全面通行禁止となっていた場所でも、複数の対向車がいたことが分かっています。

自転車のロードレースでは山岳区間だと車体がふらついて対向車線に入ることは普通にあり得ます。多重クラッシュだって珍しくない。ネット上には参考になる動画が多数あるので(YouTube動画例)(参考:自転車レースの下り坂動画)参考にしていただいて、今後の安全な大会運営に役立てていただければと思います。

今メモっておかないと忘れちゃうので、記録しておきます。

夜店の会
・祭礼2週間前 提灯付け・決起集会(全体スケジュール配布)
・祭礼1週間前 夜店備品出し・買い出し
・祭礼ウイーク
水曜日 夜店準備(駐車禁止掲示/周辺住民向け案内配布/夜店コイン準備/ポイの紙張り/会費領収書)
木曜日 夜店会場屋根(ブルーシート)張り
金曜日 神輿組立て(夜に町会巡行)/御霊入れ/売掛払い用シート配布/前夜祭
土曜日 子供神輿/神輿移動/夜店/宵宮
日曜日 神輿移動/子供神輿/本祭り/宮入/夜店
・翌週 鉢洗い

必要となる印刷物
・祭礼2週間前 全体スケジュール
・祭礼1週間前 買い出しリスト
・水曜日 会費領収書
・金曜日 売掛払い用シート
・土曜日 夜店告知ポスター/コイン集計表/奉納板サイン/当日タイムスケジュール
・日曜日 コイン集計表

コロナ前の土日スケジュール
土曜日
8:00 集合→テント組み上げ&夜店の荷物出し
9:45 子供神輿(10:00〜11:00)
15:20 神輿倉集合(大神輿をライフ前に移動)
16:30 夜店(16:30〜19:00)
    →終了後に備品をシルバーセンターへ
21:10 後地交差点集合(宵宮 渡御 22時迄)
22:30 絋月(宵宮打上げ 24時迄)
    →神輿倉当番は神輿番

日曜日
8:00 集合→荷物をシルバーセンターから出す
8:20 神輿倉集合(大神輿をライフ前に移動)
9:45 子供神輿(10:00〜11:00)
13:10 後地交差点集合(大神輿 本祭り)
16:00 後地交差点集合(大神輿 宮入)
17:00 夜店(17:00〜19:00)
    →終了後は20時まで片付け
20:30 全体打上げ(22時迄)

hondaMotoGPサンマリノGPにアレックス・リンスの代役として抜擢された高橋巧選手でしたが、トップから105%以内というタイムをクリアできなかったので予選に参加すること無く挑戦を終えたそうです。(記事)

近年低迷しているホンダですが、その中でも今年は最低の状況。そこでの緊急代役参戦。しかも高橋選手にとってミサノサーキットは初めてらしいので、かなり無理がある状況だったといえるでしょう。正直「無理じゃね?」と思ったのは私だけじゃなかったと思います。

可哀そうなのは、FP2で転倒して右足の親指を骨折しちゃったそうです。先週は全日本ロードレースの九州ラウンドで、再来週は岡山ラウンドですから強行スケジュールだし、骨折したまま全日本を走らなきゃいけないのは大変でしょう。

鈴鹿8耐で最多優勝回数だし、海外でWSBやBSBも経験してる選手なので、本来日本に帰って来て走るならJSBクラスでしょうが、なぜか今年はST1000クラスに参戦中。それも第一戦からずーっと決勝5位。表彰台は狙える選手なんですがね。

まずは帰国したら治療に専念していただき、来週は岡山国際サーキットに元気な姿を見せてもらいたいと思ってます。

kujira東京に来て驚いたことは紅白幕を多用すること。本来は賑やかしに使う幕で、そもそもは歳末大売り出し用だったらしいですが、東京では入学式・卒業式・成人式・運動会と多用されます。

ただ、その程度なら賑やかしなので分かるのですが、地鎮祭・竣工・祭礼といった神社が関わるような行事にも紅白幕が使われます。今日は私の住んでいる地域は祭礼の本まつりなんですが、どこも御神酒所は紅白幕となっています。

私はイベント会社に5年いたので、会社から絶対間違ってはいけない代表例として「紅白幕を皇族や寺社仏閣イベントに使用する」と教わったので、東京ではイベント会社でも紅白幕を使うし、ゼネコンまでもが使っているのに驚いています。

じつは今年1月にNHK「チコちゃんに叱られる!」でこの話題「なんで紅白幕はおめでたいの?」(内容)として取り上げられたのですが、そこでも「神聖な場所は黒白(鯨)幕」とされていました。実際皇居での地鎮祭だって黒白幕()ですよ。

でも東京では黒白幕は葬式ってイメージがあるそうです。葬式は白幕ですがね。祭壇の後ろって白ですよね。そして上から吊り下げられた水引幕も白。受付などで使用されるテントも天幕と横幕は白が基本。関西だと外に飾られるのも花輪じゃなくしきび(orしきみとも言う/説明)木を白布で包んだものです。

意外とよく使われるのが浅黄(あさぎ)幕と呼ばれる青白幕。歌舞伎の場面転換で使われる浅葱(あさぎ)幕も青ですよね。よく「幕が切られました」と言われますが、あれが浅葱幕。黒白幕のルーツになってるのが浅黄幕とも言われます。

関西の地鎮祭で神棚部分に使われるのは青白幕ですね。皇族だと園遊会(HP)はコレですよね。祭礼ってのは神社の行事なので、本来はこちらの幕が正しいと思われます。

お祭りをやっていて、多くの方々から「ウソだー」と言われたので書いてみました。普通に考えれば神棚のお供えに紅白の鏡餅は用意しませんよね。白餅ですよ。神聖な場所に赤白が似合わないのは普通に考えれば分かりそうですがね。

神棚にお供えする食べ物も日本国内で育まれた五穀豊穣の物なんですが、完全に間違った形で「果物と肉魚類」みたいになっていて、フィリピンバナナやサンキストオレンジやニュージーランドキウイがあったり、輸入物のスモークサーモン&ビーフジャーキーなんてのも見かけます。

サンタクロースもコカ・コーラの広告で赤白サンタを描いたら世界中で赤白が普通になってますので、いずれは皇族や寺社仏閣も紅白幕を使用する日が来るのかもしれませんが、少なくとも現時点では祭礼には(お金があれば)青白幕を使うのが正しいかと思います。

なお安さを追求するなら紅白幕。中国製の紅白幕をアマゾンで購入して祭礼に使用すれば、アメリカ・中国・日本が揃うグローバルなお祭りになるとも感じるので、なんでもいいから無事に誰もケガしないままお祭りが終わることを祈っております。

zalaネットニュースで見た「新横浜のホテルで殺人事件」という記事をググっていると、偶然TBS NEWS DIGの動画が出て来ました。動画冒頭にホテル名がドーンと出ていました。

見るからにラブホテル。9月7日の18時過ぎにチェックアウト時刻を過ぎたのに出て来ない部屋があるのでホテル従業員が確認に行くと女性の遺体が見つかったとなっており、一緒に入った男性が先に帰ったとされているので、犯人の図星はついているのでしょう。

神奈川県警は「死因を脊髄損傷と断定した」と発表していますので、相当なレベルでの暴行が行われたことは間違い無いでしょう。

このホテルと思われるサイトを見ると、平日フリータイムが19時までになっているので、チェックアウト時刻を過ぎたのに出て来なくて不審に思われたってことは、もっと短い時間で利用契約をしていたんでしょうか。

旅館業法の宿帳に関する議論は何十年も続けられていますが、想像を絶するレベルのザル法状態であるのは誰もが知る所です。本来は「宿泊=寝具を利用しての施設利用」なので、宿泊だけでなくラブホテルの休憩やホテルのデイユースでも宿帳が必要なんですがね。

しかもこの宿帳って記入の義務は無いらしいのです。宿帳が置いてあればいい。だから無人チェックイン機なんて物があるわけですよ。サラリーマン時代は先輩から「ポイント貯めてるからこのカードで宿泊してくれ」と言われて先輩名義で宿泊したことも多々ありました。

有名人は本名で宿泊しないの当たり前ですしね。ラブホテルを使うのに本名・住所・電話番号を記入するヤツもいないでしょうしね。これこそいずれはマイナンバーカードと暗証番号が無いと宿泊出来なくなるのかもですね。

これ、当時このホテルを利用してた人は全部容疑者なんですかね。突然職場や自宅に警察が来て「あなた7日の午後にラブホテルにいましたね」って言われたら怖すぎる。

マンガ喫茶の無い営業マン時代はよくラブホテルの休憩でサボってましたけどねー。今の営業マンはサボる場所が豊富でいいですね。世の中いろいろあるなあと感じております。

tour昨日開幕した自転車ロードレースの国際大会「ツール・ド・北海道2023」が、スタートから数時間で中止になりました。理由は交通事故によるものです。

レースは旭川市総合防災センターをスタートして約2時間半が経過した午前11時50分ごろ、上富良野町の片側一車線の道道で道道で発生したもので、中央大学の男子学生が先行車両を追い抜こうと対向車線に出た際に普通乗用車と正面衝突したとされています。

ここからは私の個人的な意見なのですが、公道だろうが林道だろうが一般の人々が立ち入れる場所を使って開催されるレースは全面封鎖しかあり得ません。日本はマラソンなどでも片側交通規制とか短時間の交通規制が多く導入されていますが、危険しかないと感じています。

昨年のラリージャパンでもコース内に軽トラックが侵入したことでステージキャンセルが相次ぎました(記事)。良かった点は誰もケガをしていないこと。岐阜県や愛知県の山中で高速で走るラリーカーと軽自動車が衝突したら、きっととんでもない重大事故に発展したことでしょう。

全面封鎖はネズミ一匹も入れない覚悟が必要で、従事者がボランティアであっても命懸けでコースとコース内にいる選手を守るのは当然だと思うのです。そして主催者は、すべての人や車が侵入できる場所に簡易ではない強固なバリケードを設置するべきだと思っています。

この写真はカリフォルニア州ロングビーチのIndyレースですが、大げさじゃなくIndy Carを走らせるなら、公道でもここまでのフェンスやバリケードが必要ってことだと思います。

自転車のロードレースでは、そこまでのバリケードは必要無いでしょうが、交通を遮断するバリケードが工事用の簡単に折りたたみできるA型バリカで、そこにボランティアスタッフが2名程度といった状態の場所だと、やはり競技参加者の安全確保が万全とは言えないかと思います。

今回は、歴史ある大会ですし一昨年はオリンピックの自転車ロードレースを開催したことで、連盟や競技団体も相当なレベルの経験とノウハウを蓄積したと思いますので、あくまで不幸なアクシデントであったのだろうと推測しています。

事故に遭われた選手の回復を祈るとともに、このような事故が二度とおきないよう安全対策に配慮いただきたいと思っております。

地上波放送を全く見なくなったので、ジャニーズ事務所の件が話題になっているのは知らなかったのですが、昨日は地元の祭礼準備で地域の方々と一緒に行動していたので、大きな話題になっていると知りました。

ググってみまると、ジャニーズ事務所は藤島ジュリー景子社長が100%株主のまま退任し、後任に東山紀之(56)氏が社長となると記者会見で発表したと書かれていました。私自身が事務所と関係のあった1990年代前半はそれが既定路線だったので、そうなっただけですね。

私が東山紀之氏とお仕事したのはハウス食品工業のバーモントカレーのCMだけ。とはいえお仕事自体は電通関西支社のお仕事でしたので、私は撮影時のパシリをしていたにすぎませんがね。

当時、東山さんとジュリーさんは交際していると噂されていて、東山さんが未来の社長だよとは聞かされていましたが、その頃のジャニーズ事務所は歌番組が全部無くなって倒産寸前でしたので、そんな話しをしていられる状況ではありませんでした。

社員全員が社会保険に加入しておらず国民健康保険で、タレントの給料も月10万円に満たない人も多く、六本木のジャニーズ事務所には悲壮感しか漂ってませんでしたが、大阪でも吉本興業が「新喜劇やめよッカナ?キャンペーン」等を展開中で、業界やべーなって感じでした。

そんな中、1995年の阪神大震災を契機に広告代理店に転職してしまったので、多くの事務所は「あの子やめちゃったんだー」って感じだったかもですね。小柳ルミ子さんや千堂あきほさん等の事務所独立問題を抱える方々ともいろいろお仕事させていただいてました。

今回の問題はジャニーさんが所属する子役タレント達に性的被害を与えていたとのことで、私がジャニーさんと接点のあった10回ほどの場面で、言い寄られるとかタレントを部屋に連れ込むなんてシーンは全くありませんでした。Kinki Kidsのデビュー前とか関わってたけどなー。

まあ新生ジャニーズ事務所は元カレ&元カノでやっていくそうで、お互いの足りてる部分と足りてない部分は分かりあう関係でしょうから、所属タレントの未来に傷がつかないよう、上手く舵取りをしていただければと思います。

最後になりましたが、ジャニーズ事務所は良くも悪くも業界の常識にとらわれない事務所です。他の事務所を経験したというタレントやスタッフも皆無で、普通じゃ考えられないことを平気で言ったり打診して来たりしますが、それも含めて普通になればいいなーと思ってます。

ファンと事務所で一丸となって素晴らしい事務所運営を目指してください。

oka今知ったのですが、しゃべくり漫才で長らく活躍されてきた「おかけんた・ゆうた」のゆうたさん(写真左側)が、先月23日に脳内出血で亡くなられていたそうです。

若い頃から実力派で、水戸黄門のテーマに合わせてどんぐりころころの歌詞で歌うとか、年齢に関係なく受ける様々なネタを持つ実力派でした。ヨシモトはコンビ仲の悪いベテランも多く、少なからずと出番の危機がありましたが、何度も高度なおしゃべり術で長い時間を引っぱってもらい、事なきを得たことも多数ありました。

知らなかったのですが、ここ15年は腎臓病等で人工透析が必要な状態だったそうです。透析患者は脳や心臓の血管が詰まることが多いとされますが、おかゆうたさんもそうだったのでしょうか。

「嫁にもろてんかー?おっきがるにー!」のネタで人気の若井小づえ・みどりさんという女流漫才コンビがいまして、前社長の大崎さんにはめられてコンパもやったことがあって、2人ともとてもシャイで可愛い方でしたが、小づえさんがくも膜下出血で急逝されました。

そんなことがあったので、その年か翌年におかけんた・ゆうたさんが上方演芸大賞を受賞したのを覚えています。その頃のゆうたさんはふっくらとした姿だったんです。ところがここ数年は激ヤセしていたんで、何かトレーニングでもしてるのかと思ってました。腎臓病だったんですね。

亡くなられて分かったのですが、私より5歳も年上だったんですね。私がタレントさんと関係があったのはイベント会社に勤務していた1989年から1995年末までのたった6年間で、その後は広告代理店に転職してプロデュース側に行ってしまったので、私の記憶の中ではどのタレントさんも当時のまま。

ベイブルースの河本さんはイベント会社勤務時代に25歳で急死。非常階段(シルク・ミヤコ)のミヤコさんは転職直後に37歳で亡くなられました。東京に来てからも元ぴのっきをの清水さんや、まさと・亀山の亀山房代さんが亡くなり、いまだにみんな若々しいままになってます。

「トリの師匠がまだ来てないんで、袖でOK出すまで引っ張ってもらっていいですか?」といったリクエストに「1時間ぐらいやったら全然大丈夫です」と言ってくれていた時代が懐かしいです。故人のご冥福をお祈りいたします。

広島市に本社を置くホーユーが各地で請け負っていた給食事業を停止させている問題は、企業が破産申請へ向けて手続中と報じられているので、解決することは無いでしょう。

私が先月のブログに書いた「入札仕事をやめたわけ」のとおりで、入札って最低価格ですから仕事のクオリティも最低になるんです。そんなの請け負い仕事をやるプロの立場としてのプライドが許さないので私は全面的に排除しました。自治体相手なら取りっぱぐれはないけど、最低限の仕事なんてやりたくないですからね。

給食事業も入札でしょ。人間が食べる物を入札で決めるって失礼な話しですよね。指し値で呈示してメニュー提案をもらって試食会をやって優秀な業者が選ばれるならいいですが、一番安い会社に決めてるってことは味なんて議論する意味無しって事ですよね。

食材費が高騰してるのは誰でも知ってますよ。玉子1パック100円が300円超えてますもん。マヨネーズだってケチャップだって劇的に値上がりしてる。ガソリン代だって1リットル200円ですよ。なのに去年や一昨年の入札価格で仕事したら赤字になるのは当然です。

信用不安がメディアに出た時点で売り掛けで取引してくれる会社なんてないでしょうから、現金払いでしか仕入れできないわけですよ。現金が無いから破産すると言ってる会社に現金取引なんてできませんので、まずは全ての資産を処分して従業員の給与を確保するのが先ですね。

せいぜい30人から100人しかいない所に1食400円以内の食事を提供するって地獄ですよ。職場のランチだけなら400円×100人×20日=80万円。これで食材費を払って給食のおばさん3人も雇ったら赤字なの当たり前じゃないですか。

50人の寮に3食なんてもっと地獄。1日1000円×50人×30日=150万円。こんな金額で朝の5時から夜8時まで毎日働く人を探すわけでしょ。セントラルキッチンで作って宅配してる弁当屋さんでもこの価格は至難の業。ましてや現場調理なんて難しすぎますよ。

まあ昼飯ぐらい食べなくても死にませんから学校給食については次の業者が決まるまで我慢すればいいじゃないですか。公務員の寮は残念でしたで終わりでいいし、大混乱とか書いてるメディアも大げさですよ。

道路工事だって入札でしょ。だから交通誘導員とか工事業者にボロボロのがいるわけですよ。どんなにキレイな舗装をしても工事一発でメチャクチャになっちゃう。だって一番価格の低い工事業者に発注してますから。

これを機に、国会議員の皆さんには入札で何かを決めることの是非を検討してもらいたいと思ってます。そして、入札で決めれば何でも安く上がると思い込んでる国民にも目を覚ましてもらいたいと思います。

被害状況)
学校や学校寮での食事提供中止
・広島・岩手・茨城・千葉・静岡・兵庫・京都・大阪・岡山・福岡・佐賀・長崎・宮崎

警察学校や消防学校での食事提供中止
・秋田・愛知・島根・徳島・香川・鹿児島

自衛隊での食事提供中止
・沖縄・北海道

hoyu昨日、何気なく聞き流した「広島県内の高校7校で寮生の食事がストップ」というニュースでしたが、中国新聞の記事を見ると「提供業者ホーユーが近く破産申請」となってました。それって全国規模の一大事ですよ。

「広島市内の業者が経営難で給食をストップ」なんて話しじゃない。中国地方だけでなく鹿児島や沖縄といった西日本エリアを中心に東京や神奈川にも営業所を持ってます。調理員は夏休みが終わる直前の8月末から会社と連絡取れないとのこと。

各地の報道を見ていると、食事が止まっているのは「陸上自衛隊・那覇駐屯地」「鹿児島県・警察学校」「神奈川県・厚木合同庁舎内食堂」「大阪府立吹田支援学校/摂津支援学校/守口支援学校」「静岡県内支援学校5校」「宮崎県内県立学校6校」「盛岡となん支援学校」等となっており、自衛隊は石垣島や宮古島でも止まっているようです。

官公庁等を中心に給食サービスを提供してるので、給食のおばちゃんから「会社と連絡取れないのでお休みさせてください」的な連絡しか行っておらず、そのうち各所で大騒ぎしてるので「あれ?うちもホーユーじゃね?」って感じで騒ぎになって来てると想像されます。

落札結果を検索すると続々出て来ましたが、これからドンドン問題化するんでしょうね。一部無料で表示できる部分のみ抜粋して記しておきます。

海洋研究開発機構・むつ研究所(青森県)給食業務
JRA福島競馬場食堂運営業務
陸上自衛隊 西部方面隊 宮古島駐屯地 給食業務の部外委託
陸上自衛隊 西部方面隊 与那国駐屯地 給食業務の部外委託
陸上自衛隊 西部方面隊 竹松駐屯地 給食業務の部外委託
岩手県立千厩高等技術専門校寄宿舎賄業務
山口県福祉総合相談支援センター(一時保護所等)における給食調理業務 一式
山口県消防学校給食業務
山口県立小野田高等学校定時制給食調理業務 一式
山口県立防府商工高等学校夜間定時制給食調理業務 一式
島根県立農林大学校調理業務委託
島根県立東部高等技術校 寄宿舎給食業務委託
島根県警察学校給食業務委託
福岡県庁・完全給食事業業務委託契約
鹿児島県 川内短大 学生寮及び学生ホール給食業務 他多数

tanimoto昨日、8月20日に開催された全日本ロードレース選手権もてぎラウンドのJSBクラス決勝において、大きなアクシデントに遭遇したと言われていた谷本音虹郎選手の死亡が、所属する「Team TATARA Aprilia」の公式インスタグラムで発表されました。

私自身は谷本選手ならびに所属チームと交流は無く詳しい事は分かりません。また、アクシデントについても動画等は公表されていないため実際に何があったかは知りません。分かっているのは観客の方の「決勝中に第1コーナーへ向け谷本選手がほぼノーブレーキで突っ込んだ感じ」というコメントだけです。

チームは全日本ロードレース選手権のST600クラスに長年参戦され、鈴鹿8耐の参戦経験もある井上哲悟氏が率いていると聞いていますので、しっかりしたチームだと思います。

谷本選手は最高峰クラスのJSBクラスに参戦するライダーですし、今年の鈴鹿8耐にも参戦しているライダーですので、間違って1コーナーにノーブレーキで飛び込むことは無いでしょう。何らかのトラブルが発生したことは推測できます。

レースはスタートから数周が経過していましたので、アクシデント直前までブレーキは効いていたと思われます。コーナーのブレーキングはフロントブレーキを使用するのですが、もてぎで1コーナー前にフロントブレーキを使用するのは最終コーナー。

そこからメインストレートをアクセル全開で走行し、1コーナーの飛び込みへ向けフルブレーキとなるのですが、そこでブレーキが効かなかったとすると、最終コーナーで前輪が暴れ、ブレーキディスクがブレーキパッドを押し込んだ結果、すぐにブレーキが効かない状態になっていたかも知れません。

走行中にフロントが暴れるとフロントブレーキのブレーキパッドが押し込まれ、すぐ効く状態では無くなります。こうなると、次のブレーキング前に何度もブレーキレバーを引いて、ブレーキパッドを正しい位置まで戻さなければいけません。ライダーは走行しながらいろいろなことをやっているのです。

再度書きますが、実際には何があったか分かりません。転倒車両のブレーキにも問題は無かったそうです。ただ、谷本音虹郎選手はかえらぬ人となってしまいました。故人のご冥福をお祈りいたします。

arakawa昨年ST600クラスでチャンピオンとなり、今年はST1000クラスにステップアップした荒川晃太選手。初戦のもてぎラウンドはトップから5秒以上離されての7位。次戦SUGOラウンドは6位。

上位には元ワークスライダーやGP経験者の渡辺一馬選手、高橋裕紀選手、高橋巧選手といった早々たる面々が並んでおり、元モトバムライダーで昨年のJSBクラスからスイッチしてSUGOラウンドは独走優勝した榎戸育寛選手もいて、今年は1000ccのバイクとレース運びに慣れるための1年と想像していました。

大きな転機となったのは鈴鹿8耐。ここでトップチームの一つである桜井ホンダの一員として乗せてもらえることとなりトップ10トライアルも経験。体格的に大きな2選手の体に合わせたマシンに自分を合わせ、その上で速く確実に乗るという経験をすることができました。

貴重な経験を経て乗り込んだ九州オートポリスの地。2日(土)の午前中に晴天の下おこなわれた予選では、その成果か予選2位を獲得。午後のレース1へ向け期待が高まりました。とはいえ鈴鹿8耐でチームHRCの一員として優勝した高橋巧や失格ながら2位チェッカーを受けた榎戸もいますので、トップを走るのは簡単ではないと思っていました。

そしてレース1スタート。1コーナーにトップで飛び込んだのは荒川晃大。そこに榎戸育寛、渡辺―馬、園峰啄磨が続き4人でトップ集団を形成します。

中盤以降は荒川と榎戸の2台による一騎打ちとなりトップが目まぐるしく入れ替わる展開。終盤はタイヤを使い切って厳しくなった榎戸を抜いた荒川がそのままチェッカーで初優勝。となれば良かったのですが、最終ラップで気合と根性で荒川を抜いた榎戸が2連勝を達成しました。

翌3日(日)は前日と同じ晴天ですが気温はかなり高め。そんな中でレース2がスタート。また1コーナーにトップで飛び込んだのは荒川。荒川、渡辺、國峰の3台がトップ集団を形成しました。

その後、6周目に渡辺―馬が先頭に立つと荒川と國峰を引き離す作戦を取ります。序盤でタイヤを使い切っていた荒川と國峰はそのペースについて行けず、その差は少しづつですが確実に広がって行きました。

残り2周となった12周目、トップ独走体制に入っていた渡辺選手がまさかの転倒。ここで荒川がトップに立つと、國峰の追撃をかわしてそのままチェッカーを受け、うれしい1000ccクラス初優勝となりました。

宿泊代も無くトラックの荷台に布団を積んで寝泊まりし、交通費を浮かすためみんなで乗り合いしてサーキットを往復するビンボーチームですが、モトバムとしても全日本1000ccクラス初優勝を遂げることができました。

レースってお金がかかるんですよ。タイヤはダンロップ様のご厚意によりレースウイークは前後で3万円を切る価格でご提供いただいているのですが、練習用は普通に購入するので倍以上かかります。(DUNLOP フロントKR149/リアKR133)で検索してみてください。これが何セットも必要。

消耗品はガソリン、オイル、ブレーキパッド、ブレーキフルード、チェーンといろいろ必要で、エンジンも2千キロ毎にオーバーホール。何よりも転倒すると修理代もかかります。

そんなわけで、勝てる体制が構築できましたので、まずは銭湯&トラック泊から抜け出すために交通&宿泊費の1000万円をなんとかしないとです。どなたかスポンサーの申し出をお待ちしております。ご声援ありがとうございました。

20230901_110308昨日まで九州はオートポリスへ行ってました。全日本ロードレース選手権の第6戦(HP)のためです。とにかく忙しかった8月が終わりましたが、9月も超忙しい感じです。

じつは8月9日に38度以上の発熱があり、そのまま熱が下がらないため8月10日と13日にインフルエンザとコロナの検査をするも陰性。朝は体温が37度前後なのに夕方は38度超えが続くも仕事は継続。18日に病院へ行くも「今そういう方多いです」と言われ薬をもらって帰宅。

21日に37.5度以下に下がったので再度インフルエンザとコロナの検査をするも陰性。23日にサマーキャンプの積み込みを実施し、24日から28日までサマーキャンプへ。帰京すると体調は以前より楽になっていると感じてました。

しかーし。29日夜からまた咳が出始めました。大自然の中だと調子が良かったので、きっとホコリ等のアレルギー反応なのでしょう。

いろいろ体調に問題はありますが、8月31日に訪問したお医者さんからドクターストップはかかってないので、旅客機にて福岡入りし、レンタカーで2時間かけてサーキットへ行って来ました。台風接近に伴い熊本便だと帰りが運休になる可能性があると思ったので福岡便を選びました。

不思議なもので、サーキットのある阿蘇周辺に行くと、また体調は良くなってました。少なくとも咳は止まってたんですよねー。

今週は戸越八幡神社祭礼。さらに今月は全日本岡山、MotoGPもてぎと続きます。死なない程度に頑張りまーす。素晴らしい1000ccクラス初優勝を見せてもらえたので、お仕事頑張ろうと思います。よろしくお願いいたします。

おかげさまで優勝できました。(記事) みなさまのご声援のおかげだと感謝しております。まずは福岡へ出て東京へ帰ります。来た甲斐がありました。

ichihujiコンサート等では舞台監督って方がいます。舞台監督はその名の通り舞台を仕切る責任者で、事前に会場図面を取り寄せ、そこに設置する物の落とし込み図面を作成し、バトンと呼ばれる吊り装置に何を付けるかを図示し、現地会館スタッフと事前打合せをします。

搬入搬出用トラックが何時に会館入りして、何時に会館を出るかも把握し、駐車スペースを手配するのも舞台監督の仕事。「10トントラック2台で前日22時現地入りして会館搬入口に8時半スタンバイさせます。当日は搬出後すぐ出発します。前夜の駐車場確保をお願いします」ってな感じ。

会館での搬入が始まると、イベンターさんや現地会館スタッフと挨拶をして、トラックを搬入口につけて荷物を降ろし、自分の手が30分ほどあけられるまで設営初期準備をします。通常の会館は床が木なので、まずそこに地絣(じがすり[Wiki])という物を敷くのが最初。

それが終わると楽屋割り。楽屋が何部屋あって、どんなサイズで備品がどうなってるかを見て、どの部屋に誰が何人入るかをイベンターさんに指示します。楽屋1(5名)「本人・マネージャー2・スタイリスト・ヘアメイク」、楽屋2(2名)「コーラス」、楽屋3(10名)「バンド」、楽屋4(11名)「音響・照明・舞台・映像・楽器」、楽屋5(0名)「チューニング」、主催者控室「イベンター回り」とかね。

それが終わると食事の確認。弁当なのか出前なのか現金精算なのかを確認し、「今日の昼は、本人回り5人は14時入りなので不要、バンドとコーラス12名は12時入りで弁当を、スタッフ11名も弁当でお願いします。本人の弁当だけ豪華にしてください」といった具合に指示します。

イベントを運営する側は、これ以外に会館スタッフさんと現地照明と呼ばれるツアー機材以外の照明機材を持ってくる会社スタッフ分のお弁当を手配し、さらに搬入出・もぎり・警備をやるアルバイトのお弁当を手配した上で、自分たちの弁当を手配することになります。

これが届いたら各楽屋に必要個数を届けるんですが、必ずその上に「音響3」「照明3」といった感じで役割と個数を書きます。できれば当日タイムスケジュールも同じ紙に「サウンドチェック14時〜/リハ15時/客入れ18時/開演18時半」と書いたりします。

舞台監督さんは、お昼ごはんの頃に一段落つくように動いているので、お昼前にお弁当の個数確認。「ホールさんと現地照明さんにもお弁当お届けいただいてます?」といった感じで確認が来ます。

もちろんお茶セットや小分けの味噌汁等の用意も必要だし、それを出すためのポットや急須やお茶も必要。私はそれら以外に自分があったらうれしいアイテムとしてフリカケやゴマシオを用意します。お手拭きやボックスティッシュもあればいいアイテム。

夜は出前なら出前リストを全楽屋に用意するのも必要だし、一気に注文が来たとして何個までなら何分で用意できるか各店に事前確認も必要です。いろいろ大変なんですよ。

今日はコンサート楽屋での食事手配を書いてみました。何気ないライブの裏でこんなことが実施されてるって面白いですよね。スタッフには物販ブースや駅からの誘導や駐車場係もいたりするので、実際にはすごい量のお弁当を手配してます。

「舞台監督さんってお弁当の手配依頼もやってるのかー」って意外だと思いますが、イベント屋さんもイベントの数だけお弁当を手配してます。

今週末はオートポリスのレース以外に、WANIMAの野外フェス(コレ)でセカオワ・関ジャニ・ワンオク等が集結してるので、お弁当のヒライさんは大忙しかもですね。もしコンサート等に行く機会があれば、裏ではそんなことが行われてるということを思い出してみてください。

泊まっているホテルにコンサートスタッフが何人も宿泊しているのですが、深夜3時頃から照明や映像等の調整を終えたスタッフが次々と帰ってきて、大浴場で会話している言葉を聞き耳しながら、いろんなことを思い出しました。

昨日のST1000クラスのレース1はシビレマシタ。コータが2位。モトバム卒業生の榎戸が優勝。泣けますね。本日もよろしくお願いいたします。肥後大津のホテルを出てサーキットへ向かいまーす。

katsu夏休みが終わり、秋祭りの時期がやってきました。以前は8月後半にもなると秋風が吹き、一気に気温が下がって9月はカーディガン等を着る時期でしたが、今や9月は真夏同然。湿度も高く、台風も多数やってくる難しい月になっています。

そこで問題となるのが秋祭り等での食事提供。ボランティアによるスタッフ向けカレーやそうめん等は定番でしょうし、屋台でやきそば・豚汁・かき氷といった物を提供するのも一般的ですが、管理や提供方法を間違うと食中毒を発生させる危険性があります。

地域イベントでの食中毒はイベント自体を残念な物にしてしまうだけでなく、地域内の多数の人々に健康被害を与えてしまう可能性もあり、下手すると人命を奪う可能性もありますので、細心の注意を払うことが不可欠です。

イベント会社の立場としてアドバイスできるのは、提供する食品選び、調理場所の確保、食材の購入&保存方法の確立、調理従事者の確定、適正な提供数の決定、衛生管理の徹底といった6点が挙げられます。

意外と知られていないのが野菜や食材を切る場所の確保。これは保健所で許可を得た場所であることが必須で、会場のテントで切るのは当然不可ですが、一般家庭で切るのもダメです。学校なら家庭科室か調理室(給食室)。それ以外なら飲食店かキッチンカーのセントラルキッチンになります。

じつは秋祭り等で提供できるメニューは決まっています。例を挙げると以下の通り。

1) 簡単で十分加熱提供可能な物
・焼き物類(焼きそば/焼肉)
・串物類(焼き鳥) ※生から焼くのはNG(半製品を焼くのはOK)
・揚物類(唐揚げ/フライドポテト)
・煮物類(おでん/豚汁)
・粉物類(たこ焼/お好み焼き/回転焼/たい焼き)
・めん類(うどん/ラーメン)
・丼物類(カレーライス)
注意) コメ類や麺類は危険です。夜店にすらありませんから分かりますよね。

2) 加熱不要で衛生的なもの
・かき氷
・アイスクリーム類 ※市販品を取り分ける場合のみ
・ソフトドリンク ※市販品を取り分ける場合のみ
注意) 酒類の提供はできません。国税庁および所轄税務署の管轄です。

ここで注意したいのは「食材の廃棄」です。必ず当日使う物が余ったら当日中に廃棄してください。「もったいない」とか「これぐらいなら大丈夫」は危険です。飲食業界では当たり前の原則ですが、ボランティア活動では守られないのが当たり前になっていて、非常に危険を感じます。

ぜひルールを守って安全・安心な食提供で楽しいイベント運営を図ってください。

それでは肥後大津のヒライでザ・かつ丼を食べてオートポリスへ向かいます。本日は各クラスの予選とJSB1000とST1000クラスのレース1。みなさまのご声援よろしくお願い申し上げます。

本日のYouTubeライブ配信

以前にもこの話題はブログで取り上げましたが、その時に書かなかった件を書きたいと思います。

有楽町駅前のビッグカメラって、元々はそごうだったんですよ。経営に失敗して撤退してビッグカメラになってるわけ。そしてそのビッグカメラは結構な繁盛度合いなんですよ。これをみる限り、撤退せず業態転換を図った方が良かったのは明らかです。

今回はセブン&アイがそごう・西武を外資に売却して、その後ヨドバシカメラに売却されるらしいのですが、私はそのほうがよっぽど良いと感じます。豊島区長が待ったをかけるような発言をしてますが、だったら公費で補助してやればいーじゃん。

今回のストは「雇用維持が不透明なままでの売却強行に反対」というものだそうですが、セブン&アイのままだと単純に閉店して終わりになりますよ。だってイトーヨーカドーなんて何十店舗もスパッと切り捨ててますもん。

まあ外資に売却されたので、ストと言っても単なるポーズなんでしょうが、さすがにそごう・西武はオワコン感がスゴすぎますよね。西武は池袋と渋谷、そごうは横浜と広島が元気な感じを受けますが、いかんせん建物が古すぎます。投資するにしても原資が厳しいですよね。

セブン&アイはそごう・西武を買収して大損したわけですが、それでもまだ10店舗が残ってるのは奇跡的だと思いますので、ここは新オーナーの下で大々的な方向転換とブランド建て直しを図ってもらいたいと思ってます。

sugo8月27日は、スポーツランドSUGOで年4戦開催される「2023 SUGOロードレースシリーズ」の第3戦でした。前日26日は特別スポーツ走行日となっており、多くの参加者がテスト走行されていたことと思います。

報道によると(記事)、「仙台市内に住む50代男性が最終コーナー手前で転倒して全身を強く打ち搬送先の病院で死亡」という痛ましい事故があったようです。これをヒアリングすると、250ccマシンのライダーが110Rと呼ばれるコーナーで転倒した事故だったようです。

110Rはアップダウンの激しいSUGOの中では馬の背と呼ばれるコーナーから一気に下って来てSPイン&SPアウトという左コーナーを曲がって右に切り返す場所で、高速フルバンク状態でコーナーにアプローチして、その先のシケインでフルブレーキングというポイントです。

今回の事故は、切り返すべき場所を真っすぐ進んでスポンジバリアにぶつかったようなので、相当な勢いがあったと思いますし、110Rはそもそもセーフティエリアが少ないので、コースアウトしたらすぐスポンジバリアと柵という場所なので、大きな衝撃を受けたであろうことは想像できます。

5月に開催された全日本ロードレース選手権SUGOラウンドでは、ブリーフィングで大会事前テストの事故で亡くなられた岩崎朗選手の所属チームから事故の説明があったそうです。今後の安全のために情報がチームを超えて共有されることは有益なことですよね。

悲しい事故ではありますが、事故から得られる教訓はたくさんあると思いますので、今後の安全対策にいかされることを希望すると同時に、故人のご冥福をお祈りいたします。

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