
同様に自分自身の住んでる場所も、6歳から17歳が神戸、17歳から19歳が東京・荻窪、19歳から22歳がカナダ・バンクーバー、22歳から27歳が兵庫県尼崎市、27歳から31歳が岡山、31歳から現在が東京・品川と変化しているので、これと言って思い入れのある地元的な場所はありません。
ただ、おかげさまで関東風と関西風って物を両方体験する機会に恵まれました。「すき焼き」が有名ですよね。関東はすき煮って感じですが、関西は肉を焼いた所に水の出る野菜を入れて行って作るので全く違う。
80年代の漫才ブームでB&Bのネタとして知れ渡ったのが「うどん・そばの汁」。関西風の透き通った物に対して関東風は真っ黒。確かに私も秋葉原駅にあった立ち食いそばで黒い汁のそばを見たときは「おー!」と感動しました。
お肉は東京の場合「豚」ですが関西は「牛」なんですよ。肉じゃがもカレーもそう。昔の関西ではカツも大半が牛でした。これ以前は東京で嘘つき呼ばわりされる場面が多々あったなー。今はNHK「チコちゃんに叱られる!」で放送されて以降は常識になりつつあるようですがね。
うなぎの開き方が逆とか、関東は蒸してから焼くけど関西はすぐ焼くなんてのも有名ですよね。一覧にすると「関東=背開き・白焼き・蒸す・竹串」vs「関西=腹開き・蒸さない・金串」って感じですかね。
関西からお笑いの方々が次々と上京していた時代に話題となったのが「王将の天津飯」ですよ。あれも関東風と関西風がありまして、関東はケチャップの甘酢あんですが関西はダシ醤油あん。今は東京の王将でも天津飯を頼むと「甘酢」「京風」「塩」の3つから選べる店が増えました。
あと天津飯の中身なんですが、関西ではチャーハンが当たり前なんですが、関東だと白飯が当たり前だったりするんで、これも両者がビックリするポイントだったりします。
お雑煮も有名ですね。関東はすまし汁だけど関西は白みそ。モチは関東だと四角い焼き餅を入れますが、関西は丸餅を焼かずに入れます。あと関西は里芋が入ってます。
そういえば、昔は関西でカレー専門店に行くと必ずウスターソースが備え付けられていて、それをかけて食べるのが当たり前のようになってました。お金持ちは生卵の黄身をトッピングして、そこにソースをたっぷりかけて食べる。あれは超特殊な文化でしたね。(K2)
そういえば以前にも書いたかもしれませんが、お好み焼きって関西だとお店の方が焼いてくれるんです。「なんで東京だと自分で焼かされるんだ?」といつも不思議に思ってます。先日は梅田のゆかり(HP)でお好みランチ(お好み焼き・ご飯・味噌汁)を食べて来ました。
アカンまたブログが長くなって来た。ついついこうなってしまうので終了にしますが、関東風と関西風を経験させていただく機会に恵まれたことは、人生にとってとても幸運なことだと心から思っております。何か思い出したらまた書きます。
お前Jアラートの裏でこんなこと書いてたんか!って方には正直にすみませんと書いておきます。