HIPPO大野の雑記帳

ヒポポタマス社長のお仕事&プライベート日記

2023年02月

ogikubo1東京に引っ越して来たのが18歳になったばかりの1986年4月。人気アイドル歌手の岡田有希子さんが四谷のサンミュージック本社から飛び降り自殺する直前に引っ越しました。

引っ越した場所が荻窪と言う場所。上荻2丁目の風呂無し共同トイレのアパートで、当時は近所にお風呂屋さんがあって、アパートの数軒隣には黒塗りの運転手付き車両が連日やってくる有名なそば屋があるのに自分の家は月額2万円台という素敵な場所でした。

駅前にエグザスというスポーツクラブがあり、そこをお風呂代わりに使用していて、その向かい側のビルにあったのがバッティングセンター。荻窪駅を降りると金属バットの「カキーン」という音がするのが当たり前でした。

当時はヤマハRZ250RRというバイクに乗っていて、家からすぐ環八なので駅を利用することは少なかったけど、スポーツクラブのおかげでバッティングセンターの音に導かれて何度も利用しました。このビルには名画座であった映画館の荻窪オデオンがあって、映画好きの私はそこも何度も行きました。

このバッティングセンターが3月19日での閉店を発表しました。映画館は30年以上前に閉館してしまったので、とうとう私にとって思い出の荻窪を感じさせてくれるものが本当に無くなってしまう感じがしています。

荻窪といえばラーメン戦争発祥の地といわれるのですが、私は荻窪に住んでいる間は一度もラーメン屋に行きませんでした。ラーメンを食べに行くぐらいなら映画を見てバッティングセンターに行く若者だったのです。閉店の報を耳にして、そんな昔を思い出しました。

とても寂しい気持ちになったのですが、気を取り直して久々に荻窪へ散歩に行ってみようかと思っている私です。

20230226_095822ボランティアとして国立那須甲子青少年自然の家への一泊二日の引率に参加し、帰ってきて日比谷での抽選会の撤去作業から新規設営作業をして、とりあえず地獄のスケジュールが終わりました。ちょっと寝ます。起きたら月末作業頑張ります。

とんでもない風と寒さで福島県の合宿も日比谷も大変でしたが、多くの皆様に支えられなんとか実施できたことに感謝です。皆様本当にありがとうございます。従事された皆さん、参加された皆さん、お疲れさまでした。

toyota昨年のラリージャパンでは広報的な活動をされていた中嶋一貴さん。元F1パイロットで2021年までトヨタ世界耐久チームのドライバーとして活動された後に引退されました。

ところが、このたびTOYOTA GAZOO Racingの世界耐久チームのテスト兼リザーブドライバーに就任との発表がありました。理由は昨年のリザーブドライバーだったニック・デ・フリーズ選手がF1参戦することになったためとのこと。

そもそも中嶋一貴さんはこのチームを運営する会社の副社長という立場ですので、新ドライバーを今から入れるよりも簡単で現実的ということなのでしょう。しかも、すでにテスト走行済みでタイムは現役時と同等だったそうです。

現役復帰って結構なモチベーションアップが必要だし、体調管理やトレーニングも現役時代に戻すわけですから大変だと思うのですが、とても明るいニュースだと感じました。

ここ1年はトヨタイムズに出て来る動画で目にするシーンが多かったのですが、次の雑誌オートスポーツではその話題がドーンと出て来るのでしょうか。実際のレースシーンでの走行が見られることを楽しみに待っていたいと思ってます。

main2021年6月の食品衛生法改正で「漬物製造販売」は必ず許可を取得する必要が出て来ました。以前から許可を必要としていた自治体でも規制強化となり、許可不要で届出制だった秋田県などは「いぶりがっこが作れなくなる」と大騒ぎです。

そもそも漬物って保存食なので腐るとか傷むって概念が無かったんです。ところがここに浅漬けが出て来て話しがややこしくなりました。屋台などでもキュウリの一本漬けとかよく見かけますよね。あれがトラブルの元凶でした。

2012年8月に札幌市の食品メーカーが納入した「白菜きりづけ」によるO157集団食中毒事件では、高齢者施設で提供された関係で死者8名と深刻な被害に。しかもスーパーマーケットやホテル等にも納入していたため患者数は169名にも上りました。

2014年7月に静岡市・安倍川花火大会の屋台で売られた冷やしキュウリによって発生したO157集団食中毒は患者数481人という大規模なものに。この2例から一気に規制強化へと向かうかと思われたのですが、実際の制度づくりは難航します。

というのも「ぬか漬けも浅漬けと同じ規制にするのか?」とか「梅干し・奈良漬け・ピクルスはどうする?」といったものもありましたし、韓国で「中国製キムチから食中毒菌検出」といった話しもあり、いろいろな検討要素が加わって大変だったようです。

結果的に浅漬けだけじゃなく全部規制対象となり、食品衛生法改正以前に許可を取得していた方は来年2024年5月末まで猶予期間。それ以外の方は営業開始前の許可取得が必要になりました。

正直、飲食店を経営している方なら当たり前かもしれませんが、それと同等以上の製造場所が必要になりました。自宅の農機具小屋横でぬか漬けやってるなんて方はアウトです。トイレにも専用手洗いが必須となりましたし、包装する台は調理台と別で必要です。

確かに漬物って加熱するわけじゃないし、生で食べるので危ないって考え方は分かるのですが、今まで細々と作って来た農家さんは大変でしょうね。そもそも屋台のキュウリによる事故発生がほぼ無い事も奇跡のような気がします。

保存食にはいろいろありますが、確かに浅漬けは保存食として作られる物では無いので、その液に食中毒の原因となる菌がいたら培養プールになっちゃうわけで、そこに入れた食べ物を食べたら食中毒になるのは当然。

いろんな調理法や調味料が出て来るたびに法改正や規制強化しなきゃいけない国や自治体も大変だなーって思ってます。

mainimg昨日は、品川区のボランティア活動である青少年対策地区委員会(HP)の荏原第一地区メンバーで行く研修バス旅行でした。この団体は小学生のためになる様々な活動をしている団体です。

ここが年に1度ボランティアに従事するスタッフだけでのバス旅行研修を実行していて、子供さんを引率する場合のコツやポイントを学ぶ機会となっていたのですが、新型コロナによって活動も中止、旅行研修も中止となっていました。

そんなわけで久々のバス旅行研修となりました。さすがに年単位でお休みしてしまったので、今日の旅行は研修というより、日帰りバスツアーに行くことを思い出すって機会になりましたが、久々に楽しい時間となりました。

こんなこと書いてますが、明日の土曜日からは青少年委員として宿泊冬合宿の引率なんですけどね。コロナから一気に世の中が普通になって来ましたねー。そして本日からは日比谷地域グルメ抽選会(HP)で今から設営です。がんばりまーす!

nyuusatu東京オリンピック・パラリンピックに関する業務において不正があったとか報道されて久しいですが、私自身はそれについてどんな不正行為があったのかが分からないので、現状では何も言えないという感じです。

適正に運用されれば一番安く入札した会社に業務が発注されるわけですから、お得に業務が発注できると考える政治家やお役人がいるのは分からなくも無いですが、一番安い会社に発注されるってことは、毎回一番クオリティの低い物になるということでもあります。

単純に文房具や事務机を買う等なら入札がお得ってのは分かりますよ。でも頭を使う作業だったり、各種シンポジウムやスポーツ大会の運営といったものはクオリティを下げればトラブルもセットで発生するので、全くもって得策とは思えないのです。

じつは私共でも東京都の入札参加資格を有していたのですがやめました。理由は落札価格が安すぎるからです。もちろんクオリティを下げれば出来るのでしょうが、それは各社の考え方次第なのかなーって思ってます。

どこか別の大手企業が請け負って来た物を、外注先として一部を引き受けるのはやってます。ただ元請けは利益カツカツ状態でやるのは精神的に良く無いし、良い物をご提供しても「次回も入札参加してください」と言われるだけなら頑張る意味無いですからね。

入札制度については総務省がルールを決めてます(HP)。一般競争入札・指名競争入札・随意契約という3種類になっていて、細かくルールが設定されていて、普通の公務員はこれに違反しないように仕事を進めているということになっています。ただし入札業者間での談合や自治体担当者から落札価格が漏れるってのは日常茶飯事なんですがね。

今は物価高騰で入札不調が多いそうです。以前から建設業では納期&価格の両方で折り合いがつかない事例が多く見受けられましたが、最近は物品カテゴリーになるイベント等でも出てきているようです。

個人的には「一番安い会社に仕事を出す」なんて事自体が危なっかしいわけで、制度自体が穴だらけだと分かっているのなら、これを機に見直せばいいんじゃないかと思ってます。

笑福亭笑瓶さん急死との報道に接し絶句してしまいました。裏も表も無くテレビで見るままの方でした。私がお仕事でご一緒したのはかれこれ20年以上前ですが、信じられないぐらい周囲に気を遣う姿が思い出されます。

私が高校生だった頃、毎日放送で「突然ガバチョ!」という番組が放送されてまして、鶴瓶さんと長江健次さんが司会だったんですが、ここに鶴瓶さんの弟子役として笑瓶さんが出演されていて一気に人気者となりました。

私がお仕事をお願いした1990年から2000年あたりはすでに東京に住んでおられて、東京でレギュラー番組を持つ大物なのに、とてもやさしく接していただきました。

結構人気を博してから松竹芸能から太田プロに移籍されたので、何か複雑なことがあったのかと思いましたが、人柄で全く問題視されることなくスムーズな移籍だったとの話しからも、いい人ぶりが読み取れます。

在りし日のお姿を偲びつつ、ご冥福をお祈りいたします。

syutokou東京都内中心部には首都高速道路という自動車専用道路があります。コレは国交省が作った官邸資料で、様々な料金を昭和38年と平成13年で比較したものです。

あれから22年。いろいろあって距離で料金が変わる仕組みになりまして、うちの場合は荏原・戸越という出入口が最寄りなんですが、うちからモトバムに行く場合だと上野で降りるのですが、普通車ETCで640円(現金1950円)です。これ20年前も600円だったんで変化してないんですよ。

個人的にはこういう部分を値上げして行かないと最終的な賃上げには至らないと思ってます。国や行政がやってる部分をまず上げる。例えば高速道路の深夜割引なんてやめるべきです。だって単純に深夜に大混乱を発生させてるだけですから。

たまごって10個入りが1パック100円を切って売られていたのが今や250円を超えるようになりました。玉ねぎだって食用油だって値上がりしてます。賃金が上がる前提条件は整ったといえるでしょう。

あとは政府が覚悟を持って公務員の賃金を上げ、高速道路等の公共サービス料金を上げていくべき時期ではないかと思ってます。

mori19日放送の毎日放送「情熱大陸」をみました。「オートレーサー・森且行」という番組です。見るまでに2日間がかかりました。

すでに復帰の可能性があると聞いた上で見ましたがかなり勇気が必要でした。最初の情報は「2度と歩けないかもしれない」というものだっただけに、オートレース関係者から聞こえてくる「歩いてる」「リハビリやってる」という言葉は驚きの連続でした。

最後に仕事をしたのは1995年の「しようよ」という曲のPV撮影と、ジャニーズワールドというローソンだけで販売していたVHSビデオの第5巻撮影。当時いた協愛という会社で担当させてもらってました。

このジャニーズワールドというビデオが出る前のSMAPは全く売れておらず、歌番組が全部無い時代だったので、プロモーション機会すらない状態。そんな中でバラエティ番組にそれぞれのメンバーが出演して少しづつ知名度を上げて行ってました。

ただ、ビデオが発売されてからは一気に歌手としてのSMAPに脚光が集まり始めました。1994年には木村さんがトヨタRAV4のCMに起用される等、間違いなく人気アイドルの地位を獲得していました。

そしてビデオを独占販売していたローソンさんが招待企画を立ち上げます。「COOL COOL SMAP 1995」と題されたコンサートツアーは、1月29日の北九州厚生年金会館から2月末の大阪城ホールまで全国7カ所を回るものでした。

ツアーマネージャーとして手配の全てを担当させてもらっていたのですが、ツアー直前に阪神大震災が発生。東灘区に住んでいた私は直撃を受け、佳境を迎えていた招待券の発送も出来ない上に、交通がマヒしてしまったのにチケット変更もできなくなりました。

街中壊滅状態の中でなんとか大阪市北区にある会社にいけたのが震災翌日。会社に着くと残っている招待券を全部発送し、スタッフ&メンバーの交通移動を再確認し、ツアー車が走って行けない可能性のある九州と岡山のルート確認をしたのを覚えています。

ツアー初日は震災により欠席しましたが、2本目の2月4日岡山シンフォニーホールから現場に復帰したのですが、じつはその日に同じ会場でセ・リーグトーナメントという野球イベントのチケット販売を電通西日本岡山支社がやっていて、私はその縁で転職することになります。

1995年10月に広告代理店へ転職したのでそれっきりでしたが、当時はジャニーさんも常に帯同していたし、飯島女史は遠足を引率する先生のように出演者の子供達を指示指導監督されていました。懐かしい思い出です。

転職してすぐの1996年に森さんはオートレーサーになるとしてSMAP脱退を発表。脱退から3ヶ月後にはオートレース選手養成所で股関節骨折の大けがを負い選手生命絶望かとも言われましたが、手術・リハビリを経てデビューを果たしました。デビュー戦の1位は感動したなー。

2020年はコロナ禍だったので見に行ってませんが11月の日本選手権で優勝。アイドルで頂点を極めた人がオートレースでも頂点に上るなんてとんでもない人です。24年かー。でもその直後に生死にかかわる大事故にあってしまいました。

動画を見ての感想ですが、正直「昔と全く変わってない」って感じです。そしてもう歩けて、バイクにも乗れてて、安全確実にレースを出来る状態への回復を待ってる状態という事が分かりました。元SMAPという部分をしっかり出すドキュメンタリー番組は初めてかもしれません。

番組最後には中井さんの復帰について語っていて、人の事より自分を心配しろよとも思いましたが、何はともあれ元気そうで良かったです。カッコいいので、見逃したかたは2月26日23時までならティーバーで視聴(リンク)できますよー。

nihuda電通の同世代の方から「昔って荷物は駅に取りに行ってたっけ?」と先日のブログ記事の内容について聞かれました。

「駅に出しに行って駅に取りに行ってましたよ。そのサービスが廃止されたから電通本社が汐留に建ってるじゃないですか」と言ったら驚かれました。この話しって本社用地取得の際に当時の成田社長が語ってたと思うんですけどねー。

鉄道小荷物については、我々50歳代だと覚えているかビミョーな時期なんですよ。鉄道小荷物の最大年間輸送個数が1億1千万個を超えた1976年にヤマト運輸が宅配開始。一気に破滅へと追いやられ、10年後の1986年に廃止となりました。まだJRが国鉄の時代ですよ。

そんなわけで東京から全国に送られる大量の荷物をさばいていた汐留貨物駅が不要になって売却され、いろんなオフィスビルが立ち並ぶことになったというわけです。

私は田舎が愛媛のだったので、おばあちゃんの家に行く際に着替え等を鉄道で送っていて、到着したら伊予西条って駅に取りに行ってました。帰りは逆の話しで伊予西条から送る。だからこの鉄道小荷物の存在を知っているんだと思います。

主要駅だと駅のホームには小包が山積みなのが当たり前でした。方法は完全なる人海戦術で、列車が到着すると届いた荷物が投げ出され、代わりに積み込む荷物が投げ入れられる。今の感覚だと「あれは壊れるな」って運ばれ方でした。

荷物は梱包したら終わりじゃ無くて十字結束と呼ばれる紐結びをつけないといけない時代もありました。なぜならそこに針金で写真のような鉄道荷札を取り付けるからです。ただ、取り扱いが雑なのでこの荷札もよく取れるため、荷物にも同じ内容を書いてました。

確か最末期には荷崩れしない段ボール等は鉄道荷札が不要になって、不要であることが不安な人は別に荷札を買って来て取り付けてましたよ。主要都市ではオバQをキャラクターにした宅配鉄道便って宅配サービスもあったそうです。

昔は新幹線を使った「レールゴー・サービス」ってのもあって、当日中に大阪から東京に雑誌原稿や新聞原稿を送る際はよく利用しました。これは2006年まであったそうです。

ネット検索していたら、貴重な汐留駅の写真が掲載されたブログを見つけました。鉄道小荷物が廃止された直後なので寂しさの中に繫栄していた時代の残り香も感じられます。また昔話しを連投してしまいました。ただのオッサンなのでご容赦ください。

phs今年3月でPHSという携帯電話の一種みたいなサービスが終了します。家庭内のコードレス電話をどこでも使えるようにした形のサービスで、通話品質が高く・料金が安く・端末は小型でした。

一時はNTTパーソナル・DDIポケット・アステルと3社がしのぎを削ってシェア争いをしていましたが、ライバルである携帯電話も低価格化で対応。もともとコードレス電話なので高速移動時に通話が切れるという弱点もあり全社売上は低迷しました。

阪神淡路大震災の年なので1995年末あたりから一気に普及し始めましたが、なんと1998年にはNTTパーソナルが自主経営をあきらめバチバチのライバル関係だったNTTドコモに事業売却。翌年からはアステル系各社も経営から撤退し始めます。

その後はDDIポケットだけが「H(エッジ)」という定額通信サービスを始めたりして孤軍奮闘。今じゃ遅くて話しになりませんが、当時は「64kbps通信可能!」として話題でした。私もノートPCのスロットにエッジ入れてましたよ。

当時からパケット通信ができたりインターネットに接続出来たりして話題でしたが携帯電話の進化には追い付かず、2004年にアメリカの投資ファンド「カーライルグループ」に買収され、DDIポケットは突然「ウイルコム」という会社に社名変更されました。

激安の月々980円でウィルコム同士はかけ放題なんてプランがあったり、親端末の料金だけで5台まで子端末を付けられるとか意味の分からないプランが次々登場し、うちの会社は全員にPHSを持たしているのに合計基本料金が3千円未満という時もありました。

ただ2010年初頭に2000億円を超える負債総額で経営破綻。カーライルグループが2200億円を投資して5年ほどで破綻してしまいました。

その後はソフトバンクがウィルコムの全株式を取得して、それが後にワイモバイルになるのですが、今会社で使っている通話専用端末はウィルコム時代のPHS契約の名残でワイモバイル契約になってます。

今は大規模な病院で赤い医療用PHSと書かれたストラップを目にする程度となったPHSですが、目にするってことは使われてるわけで、4月からは医療用携帯電話ってのが出るのですかね?病院内での構内PHSは使えるのもあるみたい(記事)です。うちのPHSは携帯に移行しました。

シャープからはW-ZEROシリーズ(HP)なんて尖った端末も出てたんですがね。あれはカッコ良かった。仕事出来るヤツの持ってる武器って感じに見えました。

最初に会社から渡されたのはNTTパーソナルのPALDIO102S(グッドデザイン賞)という機種。「マルチメディア博・岡山」ってのをやるためにNTTグループ対応として渡されたのですが、100gを切る重量と極小の端末サイズに連続待ち受け500時間というとんでもない代物でした。

KDDIの面白くスゴク膨大な図鑑を見つけたので、よろしければ読んでみてください。当時の携帯電話やPC環境が簡単に書かれてます。当時の自分を思い出しながらプッと噴き出してしまいました。ちょっとノスタルジックな朝です。

busなぜ世界では常識となっているバスの天井非常口が日本には設置されていないのか?それは国会議員がアホだからでしょう。想像力の欠如。

日本の観光バスは左前方にドア。右後方に非常口がついています。これらについてですが、非常時どうやって開けるか知ってます?

左前方にあるドアですが、非常時はどうやったら開きます?あの圧縮空気でプシューってやるやつ。そして非常口はどうやって使うか分かります?非常口前にある座席はどうやって外します?分からないことだらけですよね。

通常のドアは運転席のスイッチを操作するかドア周辺にあるスイッチを操作します。非常口は目の前にある座席をペダルを踏むなどして倒した後、赤いボックスを開けると出て来るハンドルを倒せば開きます。ただし、開いても高さ1.5m以上あるので飛び降りる感じです。

ところがバスって一定の割合で横転するので横転したら左右のドアはまず使えません。車内幅が2m以上もあるのに開けられます?開いたとしてよじ登って出られます?

そうなるとリア窓が極小ってバスが普通ですから、フロントウインドウが割れていたら外に出られるかもって感じ。割れて無ければサイドウインドウも開かないとか上部の小窓しか開閉できないバスが多いのでギブアップです。

だから天井非常口って必須なんですよ。こんなの政府が決めればいいだけです。だって国交省に任せてたら普及してないわけですからね。野党が提案したって与党も否決しないでしょ。する理由がないもん。

旅客機で非常口を操作する事態ってめったにありませんが、バスはあり得るわけですよ。だったら旅客機にあるような非常口&ドアの開け方説明書は全席に設置しないとですよねえ。

普通のオッサンですら気付くことぐらい、せっかく通常国会やってるのなら決めればいいのにと思ってます。

h3_main_001昨日JAXAの新型ロケット「H3」試験1号機の打ち上げが中止になりました。12日の予定が13日になり、それが15日になってさらに17日になったので、種子島まで取材に行ってる記者達のストレスは相当な物だったでしょう。

ただ、共同通信の記者がやっちまいました。

中身を短く説明すると、JAXAの担当者に対し「打ち上げ失敗ですよね」と詰め寄り続け、「そうではない」と言われ続けたので、締めの言葉で「わかりました、それは一般に失敗といいます。ありがとうございます。」と言っちゃったという話しです。

この人が誰でどんな経歴かは省きますが、若田さんが宇宙ステーションから会見(記事)する日に種子島に行かされてるわけで、まあ宇宙工学に詳しい記者ってわけではないのでしょう。ちなみに若田さんはH3打ち上げ中止をポジティブに表現されてました。

今回の打ち上げ中止は、メインエンジン着火後に異常を察知した制御機器が正常に作動して補助エンジンを点火しなかったというものです。いわゆるフェイルセーフ(Wiki)が作動したってことですね。

異常があるまま点火して発射台ごと大爆発なんてことになったら大事件ですし、試験1号機なんで上手く行かない可能性を十分に考えた発射になってるので、まあこれはこれで良かったと思います。次は頑張れって話しですよ。

共同通信の記者さんは種子島で美味い物でも食べて帰って来てください。こちらも次は頑張れ!

このロケット、以前のH2Aと比較して推力1.4倍なのに打ち上げ費用は半額である50億円だそうですから、H3が安定的に打ち上げできるようになるとビジネス面でのメリットが大きいものです。(詳細)

ただ別の言い方をすると「コストダウンしてるから開発者は全員不安な新機種」とも言えるでしょう。攻めた設計になってるし、柔軟性を高めたことで打ち上げごとの不確実性も高まったわけですからね。

じつはこのJAXAロケット打ち上げですが広告の掲出が可能です。今回もし掲出してたら爆発的な露出になっていたでしょう。打ち上げ中止や失敗すると爆発的メディア露出が得られる可能性がある夢の広告といえます。

もし掲出希望の方がおられましたら、白い筒先部分にロゴマーク等を貼れますので私共にお問い合わせください。突然の営業ブログでした。

meguro東京の主要幹線道路である目黒通り。この道は明らかに道路幅が足りていません。片側3車線になっている碑文谷あたりは幅2mの車両でも車線内ギリギリです。

昨夜午後7時頃この目黒通りで大規模な車線規制が行われていました。場所は片側2車線で近くには新しいニトリや東急バスの車庫や目黒郵便局があるあたりです。理由は交通死亡事故。

報道によると、目黒方面から碑文谷方面へ西走していたタクシーが路肩に停車。後ろから走って来た自転車がタクシー右側を通り抜けようとした時に運転手がドアを開けたため転倒。後続のバスにひかれた自転車の方がお亡くなりになったということです。

ここで問題となるのが目黒通りの車線の狭さだと思いますが、事故現場は珍しく路側帯はある場所でした。タクシーが左側に停車するのは当たり前なのでこれも後続には予測できたでしょう。

普通に考えればタクシー運転手の後方確認ミスが主原因と感じますが、夜なので自転車のライトがどんな形状と光量だったかによっては気付きにくいでしょうし、自転車って車線の左端を走っているので、ドアから後方確認してもドアを開ける直前で右に走路変更してたら見えないですよ。

もし自転車が転倒しても後続車にひかれなければよかったわけで、そうなると後続のバス運転手が問題となりそうですが、自転車の転倒を見ていれば避けられたでしょうが、バスの前に別車両がいて、それが現場直前で右車線に逃げたら接触は避けられませんよ。

もし気付いて右にハンドルを切ろうとしても、そこに並走車両がいれば無理。事故の状況については警察の調査と分析が必要かと思います。

それにしても目黒通りは危ないですよ。東京都道なんで担当は東京都だと思うのですが、全線2車線にして路側帯の無い場所は路側帯を設けたほうがいい。4t車で走ってるとマジで車線内に収まらない場所が多数あります。

大変不幸な事故でお亡くなりになられた方のご遺族におかれましてはさぞ無念なお気持ちかと存じます。またプロドライバーである事故当事者の皆さんも大変な状況だと思います。このような事故をキッカケにして道路環境が少しでも良くなることを願っております。

520自宅周辺のボランティア活動に参加するようになって20年ほどが経過しました。活動される方はもともと品川区にお住いの方が多いですが、最近は地価高騰や駅前タワーマンション完成という中で、この地区に転入される方も参加してくださってます。

そんな中で顕著なのが車の選び方。昔から地元に住んでいる方は、どんなに不動産を持っていようが大半の方は自家用車を持ってません。持っている方もみごとに地味な車を選ばれてます。まあ自己顕示欲を出す場面も無いのでしょう。

それに対し新しく転入された方々には高級車が多い。細い路地だらけの町で、ポルシェなんて乗りにくいだけだと思うのですが、すごい台数が走ってます。

それに対し、昔から住んでる方々はお金持ちでも「あんなの高くて買えない」と言う。これは物理的に買えないのでは無く、お金がもったいなくて買えないってことなのでしょう。同じ値段払ったら軽ワゴンが10台買えるとか平気で言ってますからね。

人の価値観が違うわけですよ。ポルシェ買うぐらいならお祭りのおみこし修理費を払うって価値観がある。メルセデス買うぐらいなら少年野球の引率用に国産ミニバン買うって価値観もある。これは一緒に活動してるとジワジワ染みて来ます。

地域活動等のボランティア活動での飲み会に参加してくれるようになった方々にも、少しづつ染みているようで、それらの方々にはポルシェをアルファードに買い替えたりする方も出て来ました。我々に合わせてくれてるのか、先方が変わって来てるのか分かりませんがね。

べつに町中ポルシェだらけでもいいんですが、古き良き雰囲気だけはある程度残って欲しいと思ってました。それって地域の人々が愚直に活動を続けてるだけで染みて広がるんだなーってことを最近痛感しています。

おかげさまで来年度も各種ボランティアを継続させていただける運びとなりました。町会、地区委員会、青少年委員会、お祭りの会、お神輿の保存会といろいろありますが、引き続きよろしくお願い申し上げます。

追伸)高級車オーナーをディスっておいてなんですが、じつはE28型のBMW520iを買おうと狙ってます。この車じつは5ナンバー。6気筒M20エンジンなんでシルキーシックスが味わえるヘンテコ車です。魅力的ー!

pin_img1_1このブログでは何度かマイナンバーカードの仕組みに問題があると書いてますが、やっと政府が「2026年視野に新カード導入検討」だそうです。

まず経営者視点で言うと、マイナンバー導入時点で他の番号を廃止してくれないとムダ。雇用保険番号、年金番号、社会保険番号を書いた上でマイナンバーも書くわけですよ。社員のマイナンバーもそうですが法人マイナンバーもある。アホ番号が増えてるだけ。

生活者視点で言うと、カードに個人情報を山盛り記載しておいて、それを一部だけ見えないようにする透明袋に入れて渡しているのもアホ。この袋に入れてないと提示できないなら誰も持ち歩かない。あんなの財布のカード入れに入りませんよ。

そして暗証番号。署名用電子証明書暗証番号(英数字6〜16文字)、 利用者証明用電子証明書(英数字6〜16文字)、住民基本台帳用暗証番号(数字4桁)、券面事項入力補助用パスワード(数字4桁)の4種類を登録する必要がある。漢字多過ぎで中国語かと思いましたよ。

しかもこの番号、忘れたら住んでる役所に行かないと暗証番号の再設定が出来ない。今どきそんなのあり得ます?メールアドレスと携帯電話のSNSで本人確認できるでしょ。

しかも、その際はマイナンバーカードの他に1点の身分証明書が必要。身分証明書として使えると言ってるマイナンバーカードなのに、暗証番号再設定に別の身分証明書!? 頭おかしすぎる。

そして電子証明書の期限が5年で切れるのもアホ。世の中のキャッシュカードで「5年経過すると暗証番号は無効になります。身分証明書を持参のうえ窓口で暗証番号を更新してください」なんてあり得ませんよね。システム開発者だけじゃなく発注者もアホ。

今どきカードに書くのはローマ字表記の氏名と番号だけで十分でしょ。NFC対応スマホで読み込めるわけで、本人確認が必要な場面となる銀行や医療機関窓口や警察ではアプリさえあれば読み取れますよ。そもそも生年月日まで券面に書いてたら暗証番号バレちゃう可能性大。

カナダでは写真のソーシャルインシュランスナンバーが無いとアルバイトも出来ません。これを元に全ての雇用者が賃金を払うから国は容易に国民の年収が把握できる。タックスリターンと呼ばれる確定申告もこの番号でやります。それぐらい普及させないとダメでしょ。

私はなぜマイナンバーが人に知られると不正を働かれると心配している政府関係者がいるのか分かりません。そんなんだったら企業の総務・経理系の人は不正やり放題じゃないですか。こんな基本的なことすら分からない人は担当から外れたほうがいい。

免許証って暗証番号が入る仕組みになってますが入力を求められる場面は無い。保険証は暗証番号すらない。まさか病院で保険証代わりになるけど暗証番号の入力が必要とか言わないでしょうね。

お願いですからマイナンバーカードはGoogleアカウントやApple IDと連動させてくれませんかね。できればスマホに搭載して欲しいんですけどダメですかね。アホじゃない仕組みにして欲しいと願っております。河野大臣よろしくお願いいたします!
canada

kyodo今朝ビックリしたのが「成田空港で6年ぶりの強制執行」というニュース。どう見てもスッカリ完成している成田空港ですが、まだ何かやってるんですね。

まあ40歳未満の方々は成田闘争と言ってもチンプンカンプンでしょうが、私たちの年代は血だらけになりながらヘルメットにこん棒姿の反対派vs機動隊の戦いをテレビで見たことが何度もあります。

今冷静に考えれば新空港は浦安沖にあったほうが便利だったし、ディズニーランドは羽田にあったほうが良かったと思いますが、浦安案は地元住民の反対にあって頓挫。富里市案も同様の理由でNGとなり、現在の場所に小規模に変更され建設されたそうです。

手狭になった羽田空港の代わりを小規模に作るというのも変な話しですが、当時は何かと武装蜂起する集団の活動が活発だったので、計画を変更せざるを得なかったのかもしれません。当時の政治背景や社会背景は分からないので何とも言えません。

ただ、私がはじめて一人で海外を行き来するようになった80年代後半は、まだ成田空港開港から10年程度しか経過しておらず、反対派は各所にいて活発に活動をしていて、地上を車やバスで走っていると、反対派の幕や旗が見えたものでした。

旧成田空港駅(現東成田駅)はターミナルから遠くバス移動が必要でした。しかも電車を降りて空港までのバスに乗るまでに自衛隊やガードマンが山ほどいるゲートをパスポートや身分証明書を提示しないといけない。まあ物々しい空港だったんですよ。

その後、成田空港に新幹線が乗り入れる話しが消え羽田空港の拡張工事が開始。新幹線の駅になるはずだった成田空港直下の地下が京成とJRに配分され91年には現在の成田空港駅がオープン。もう反対派の存在なんて目にする機会は無くなってしまってます。

都心に住んでいると海外に行くのは羽田からが中心になっちゃいます。だって羽田からバンバン飛んでますから。昔は羽田から国際線が排除されてましたが、今は主要都市路線だと羽田にも便がありますから当然そうなります。

私が成田空港を使うのってLCCの国内線や韓国線を使う時ですね。ジェットスターでオートポリスに行くとか、チェジュ航空でソウル行くって時ぐらい。ヨーロッパやアメリカ出張は羽田便になっちゃいました。そういえばルマン行く時のタイ航空が成田便だったな。

まだ成田空港敷地内には様々な反対派拠点が残っているそうなので、羽田空港の本格的拡張工事が終わってJR東日本の羽田空港アクセス線が開業したら、「昔は世界における日本の玄関口として賑わった元国際空港」になっちゃうのでしょうか。

もうアジア各国に巨大国際空港が多数存在してますので、今さら成田空港を大々的に拡張する必要性は無いし、そんなことしても日本の地位が再上昇なんてしませんから、もう今のままでいいんじゃないでしょうか。

関西国際空港や神戸空港を見ても感じるのですが、あれらも伊丹空港の代替地として検討されたのに伊丹も残ってる。中途半端な空港開発ほどムダな物は無いと思っております。

honda日本には航空産業が育たないといった話しが良く出て来ますが、ホンダの小型ビジネスジェットはカテゴリーでの納入機数世界一を5年連続達成しています。

にもかかわらず、自衛隊や海上保安庁でホンダジェットを採用したなんて話しは聞かないし、日本人の中に「ホンダは航空機会社だ」という認識を持つ人も少ないのが現実です。政府は「あいつら勝手にやりやがって」と思っているのかもしれません。

ホンダが航空機開発に着手したのが1986年(歴史)。販売開始が2008年。量産開始が2012年。アメリカ連邦航空局FAAの形式証明を取得して納入開始したのが2015年です。それだけ時間もお金もかかるのが航空機開発なのでしょう。

航空機は揚力を得るために翼をつけているわけで、揚力を得るためには翼上面は平らにしたい。大きなジェット機が揚力の影響を受けにくい翼下面にエンジンを吊り下げているのはそれが理由です。

でも小型機でジェットエンジンを翼に下につけると離着陸時に接地してしまうので、ホンダジェット以前は機体後方に取り付けられていました。ただそれだとエンジン音が機内に直接入って来てしまう。

ホンダジェットはエンジンを翼の上に配置して静粛性を確保する構造を採用し、その上で揚力を確保して速くて燃費の良い機体を実現させました。見るからに斬新で新しいし、エンジン取り付け部が外出しされたので広い機内を手に入れています。

対する三菱スペースジェットは、2002年に経済産業省が募集した「環境適応型高性能小型航空機」提案に応募して開発がスタートしています。エンジンを翼の下に配置したオーソドックスな構造を採用しつつ低燃費を実現して2013年に初号機を納入するとしていました。

開発期間が短すぎるし見た目もそうですが技術に斬新さが無い。アメリカで何十年もビジネスをやって来たホンダですら販売開始からFAAの形式証明取得まで7年かかってますので、その難しさを理解せず軽く見ていたのかもしれません。

ホンダはアメリカでの知名度がありましたし多くのアメリカ人社員がいました。しかもスーパーカブをはじめとした量産ノウハウを大量に持っていた。

それに対し三菱重工はアメリカでの知名度ゼロ。量産ノウハウ無し。当初の社員は日本人ばかり。最初から勝てない勝負を挑んでいたように見えます。しかも肝心の機体にも視覚的インパクトゼロ。なんでこんなもんに国は何百億円も税金を投入したのか分かりません。

まず日本政府は現実を直視して、自衛隊や海上保安庁にホンダジェットを採用する所からやってみてはいかがでしょうか?そんなことを思ってます。

OITE大手回転寿司チェーンでのイタズラ動画が話題で、やった側がアホだとか、やられた側が厳しい態度を取るだとかメディアが騒いでますが、私は以前から問題が多いと思ってたしブログにも何度か書いてます。

例えばスーパーマーケットのバイキング形式って食中毒が何度も発生してますが、少し時間が経つと忘れ去られますよね。でも危ない物は危ない。もちろん飲食店のバイキング形式やトングで取るタイプのパン屋さんも同じです。

コロナ禍になって、店の入り口でアルコール消毒を求められたり、店内でもマスクで食事とか言われていたのに、牛丼チェーン店では紅ショウガや調味料がカウンターでシェアされていて、割り箸箱は触り放題でした。回転寿司も調味料や茶筒は触り放題。

テイクアウトだと小分けされたポーションの調味料やお醤油をくれるわけで、店内で食べる人だけリスクを背負わされるのはおかしいのですが、なぜか放置され続けて来た。アメリカのマクドナルドでケチャップが瓶じゃなくなったのって35年ほど前ですけどね。

町の飲食店で超汚い調味料容器が置かれてる所ってありますよね。見た目で汚いから使いませんが、大手回転ずしチェーンや大手牛丼チェーンの調味料だって同じでしょ。目には見えないかもしれないけど食中毒やコロナやインフルの危険はある。

別に難しい問題ではなく調味料は毎回片付ければ良いだけです。大手居酒屋チェーンの鳥貴族は卓上調味料ナシ。必要な人が注文端末で無料の調味料セットを頼むと届きます。安全性を考えればそうあるべきですよ。

個人的には牛丼チェーンや回転寿司のショウガは有料でいい。そもそも水・お湯・お茶は世界中で有料が当たり前。おしぼりは店で用意するのはやめていい。買い物袋有料化より、そっちのほうがエコだし清潔だと感じてます。

gaten先日のブログで「佐川急便に入ったら年1000万円は貯金できるらしいぜ」と書いた件について、30代の方から「そんな時代あったんですか?」と複数聞かれました。やっぱ若い方は知らないですよね。

これも若い方々は知らないと思いますが、ガテン系って言葉がありまして、これはリクルートが発行していた高所得が狙える労働系求人雑誌「ガテン」から来た言葉です。今もある(HP)のですが「高所得が狙える」が抜けちゃってます。

80年代後半に「3K」という言葉が流行りまして、これは「キツイ・キタナイ・キケン」を意味するのですが、同時に「カセゲル」を加えた「4K」って言葉もありまして、「うちの仕事は3Kだけど金がいいから4Kだ」って感じで使われてました。

私がトラックドライバーだった80年代後半は本当に稼げたんですよ。携帯電話なんて無いので無線で仕事を取るのですが、カニの時期だと兵庫県の香住漁港あたりでヤマを張って無線を待つとか、そんな感じで月に10本ぐらい仕事があると50万円は稼げた感じでした。

引っ越しバイトだって昔は1日1本。今は3本や4本も普通でしょ。しかもバイト代は8千円から1万2千円はもらえたし、昔は依頼者からチップをもらえる事も多く、さらにピアノ手当や金庫手当といった重い物を運んだ際のプラスαのある会社(サカイ等)もありました。

交通量調査って今も昔も同じ感じで手持ちカウンターをひたすらカチカチやる仕事でしたが、確かに3Kでは無いかもしれませんが、時間がぜんぜん過ぎないんですよ。12時間経過するのをただひたすら待つって感じ。苦痛でしかなかったなー。

建設作業員も稼げる仕事の代表格でした。昔は新大久保に人工出しが集まってて、ヒマな時は作業服を着てヘルメット・手袋・安全靴で行くと、ほぼ確実にその日の仕事にありつけて1万円ぐらいの日当がもらえ、慣れて来ると1.5万円もらえました。副都心線の工事に30回ぐらい行ったなー。

私のように50歳代半ば以上の方は稼げるバイトとして引越や土方をやった方は多いと思います。でも佐川急便のバイトをやってる人っていなかったんですよ。ただ、都市伝説かもしれませんが「一度行ったら稼ぎが良すぎて辞められないらしい」って話しはよく聞きました。

今、建設作業員やトラックドライバーになる人が少ないって話しをよく聞くのですが、単純に稼ぎが悪いからじゃないでしょうか。寮があって飯が食えて資格も取れて稼ぎが良いってのがガテン系だったんですがねー。

今や車持ち込みで佐川急便の配送を請け負っても月に50万円すら稼げない。150円×100個×20日=30万円。ここからガソリン代や経費を差し引く感じ。これでタワマン配送なんてやってたら駐禁切られて収入全部吹っ飛ぶ感じですよ。無理無理。

「大型トラックドライバー/月35万円以上」なんて求人じゃあ厳しいですよね。事故リスクもあるわけですから、ガテン系職場は月50万円以上が当たり前って感じにならないと、世の中が回らなくなるんじゃないかと感じてます。

hitsuji今月1日、世界の羊料理が高コスパで食べられる店として人気だったビストロひつじやが全店閉店となりました。自己破産申請の方向だそうです。

以前の代々木店時代から行っていて、コレド室町や日比谷シャンテのお店も愛用していたのですが、なかなかに厳しい状況だったようです。「ひつじの薄切りレアステーキ(ラムのたたき)」で飲むワインは最高だったんですがねー。

秋葉原って多数のケバブ屋さんがあるのですが、その元祖であり老舗のスターケバブが2月20日で閉店を発表しました。何度か私共のイベントやランチ現場にもキッチンカー出店していただいているのですが、さみしい話しです。

今月末に閉店するのがホープ軒本舗の大塚店。東京の背脂チャッチャ系ラーメンの元祖とされ、一時は都内各所にあったのですが、大塚駅前のこの店が閉店すると、創業の地である吉祥寺本店のみとなります。(神宮のホープ軒とは違います)

銭湯は都道府県が価格統制していて東京都の場合は大人500円(発表)。去年7月に480円から500円になったのですが、昨今の燃料費や電気代高騰で激しい赤字に陥っており、今月8日には明大前の松原湯が、3月末には町屋の野崎浴場や祖師ヶ谷大蔵のそしがや温泉21といった駅から5分圏内で行ける人気名湯が姿を消します。

電気代は冬だというのに真夏のエアコンギンギン状態を超える料金になってるし、業務用食用油や小麦粉もとんでもない価格にまで値上がりしていて、20万円以上する油の濾過機が飛ぶように売れてる状況です。

やっとコロナ禍から脱出しようという時の物価高。知人のラーメン店ではこの1年間で680円のラーメンを730円にして830円にして内税から外税変更で910円にしました。それでも厳しいそうです。店主も厳しいでしょうがお客さんも厳しい時代。

丸亀製麺が値上げを発表(記事)。マクドナルドは昨年初頭まで100円(税込110円)マックだったハンバーガーやチキンクリスプを昨年3月に税込130円、9月には税込150円、今年1月にはハンバーガー税込170円/チキンクリスプ税込180円としました。

この値上げはどんどん続くでしょう。とはいえそれは原料高と光熱費高騰の価格転嫁でしかありません。「従業員の賃金を1時間150円アップさせる(1日8時間×月間20日間=月額2.4万円)ための値上げです」といった企業が出てこない限り賃金は上がりません。

東京では激しい我慢比べの中で不動産価格の上昇も続いています。コロナ禍からの離脱を阻む物価高。所得が上がらないまま多くの人々は出費だけが増えています。この悪循環が終わるのはいつのことでしょう。

私自身もコロナ禍より圧倒的に外食比率が下がり自宅でのパックご飯や袋麺といった食事機会が増えてるだけに、今年の課題は賃金向上になるのではないかと感じています。年末の流行語大賞は値上げで決まりですね。

kinenダイヤモンド社の喫煙に関する記事を読んで驚きました。こんな長い文章が必要か?ってことです。個人的には「喫煙は害・禁煙は吉」と思ってますから。

非喫煙者の立場で書くと、喫煙者って近くに来れば臭いのですぐ分かります。分かるだけでなく、だいたいにおいて口も臭うし、服も臭うので、正直嫌悪感を覚えるんですよ。これ飲食店も同じ。喫煙者は気付いてませんが、強烈に臭います。

記事の中に「昨年11月、内閣府が、18歳以上の8割を超える人がたばこの煙を不快に感じているという調査を公表した」という部分があるのですが、そこでも書かれているようにビジネス界では「臭いで物が売れない&人が集まらない」という問題があります。

ただ、それ以上に私の場合で問題だったのは「職場が禁煙化して吸いたいのに吸えない」ってストレスとの戦いでした。もちろん喫煙所に行けばいいだけなんですが、仕事が無ければ外で喫煙しますよね。仕事があるからデスクにいるわけで、喫煙所なんて行ってられない。

その後は公共交通機関でも禁煙が当たり前になり、海外出張では飛行機に乗ってる間は10時間以上も喫煙できない時代になった。この環境変化は禁煙するには十分でしたね。今は無きマイルドセブンが230円の時代。今のメビウスは580円です。

私は周囲で喫煙されてもイヤではないですが、臭くなるのはイヤだし臭い息の人と話すのもイヤ。すでに店がたばこ臭いって所もあるので、そういう店は自分に臭いがうつるので行くのもイヤ。電子たばこって普通のより臭かったりしますしね。

たばこメーカーは臭いのしない煙の出るたばこを開発すべきだと思ってます。

nimotsuその昔は宅配なんて仕組みは無かったんです。全国配送できるヤマト運輸や佐川急便なんてのも無かった。家に配達といえばお中元とお歳暮ぐらいで、あとは生協さん・酒屋さん・八百屋さんって感じ。郵便小包や日通も駅に取りにいったんですよねー。

ヤマト運輸の創業者が宅配を考案。いろんな規制改革があって都道府県単位だった配送免許も自由化され、無線で仕事を探すトラック野郎もほぼいなくなり、貨物列車はどんどん駆逐され、大手配送会社が大型トラックで幹線輸送をバンバン実施。

今や大手宅配会社の手押し台車やリアカー自転車まで大量に走り回っていて、宅配の無い世界なんて考えられないぐらいにまでに達しています。

都心だと宅配事業者の軽トラックや軽バンがあふれかえってます。どんどん独立するし、どんどんフリーの労働者も参入しているので、まさに混とんといった状況。昔は稼げる仕事の代表格だったのに、今や過当競争の代表例です。

ところが、働き方改革によって2024年4月以降から配送員の年間時間外労働上限が960時間に制限される仕組みが、中小零細企業にまで実施されることになるのです。しかも、今年4月1日からは月60時間超の時間外労働の残業費がプラス25%から50%に上がります。

当然ですが人を雇っている運送業は厳しくなる。逆に仕事がある時だけフリーのドライバーを募集するといったビジネスに可能性が開けるわけです。飲食の世界ではUber Eatsがありますが、これがUber宅配といった感じに増えていくイメージですよ。

手が空いてる人が宅配をやるようになると、本業でやってる人は食えなくなるかもだし、営業用ナンバーなんて関係なくなる。そんなモグリ宅配人を大手配送業者が使わないという人もいますが、今までの体制で配送しきれなくなったら背に腹はかえられませんからね。

個人的には「佐川急便に入ったら年1000万円は貯金できるらしいぜ」と言われていた30年前に戻らないと労働者は増えないし、街で道路に出たら駐禁を取られるような仕組みがある限り、労働者確保は絶望的になるんじゃないかと思ってます。

telegramテレビを見ていないと、見ている人と情報が全く違うので申し訳ないのですが、日本での強盗事件を指示していた人がフィリピンの刑務所にいて日本に送還されたって話しが盛り上がっているようですね。

いろいろ検索したのですがイマイチ情報が以下のレベルまでしか分かりませんでした。

1)特殊詐欺事件の指示役グループがフィリピンで70人ほど摘発された
2)36人が現地で拘束されており他は日本に送還され警視庁が逮捕
3)警察庁長官は特殊詐欺被害額が60億円を超えると発表
4)警視庁は18年11月〜20年6月の約2300件分で被害総額約35億円と説明
5)リーダー役のルフィこと渡辺優樹容疑者(38)他3名が強制送還された

この話しと別で警視庁が発表しているのが「14都府県で計20件の強盗および強盗殺人事件があり、全てインターネットの闇バイトに応募した犯人だった」という話し。メディアはこれの指示役も同一人物かもとしてるのですかね?

ただ、特殊詐欺で少なくとも60億円も稼げる人々が強盗殺人まで指示しますかね。タンス預金が億単位であるような人のお金を取るなら、空き巣に入ったほうが簡単じゃないですか。そんなにオレオレ詐欺って難しくなったんでしょうか。

でも今どきタンス預金ってしますかね?財産がある人って地域密着型の信用金庫等金融機関に預けるでしょ。預金が億単位なら投資信託で回してますよ。そんなの強盗に入っても受け取れない。残りも定期預金。

お金持ちはキャッシュカードって持ち歩きません。お金を引き出さないからお金持ちなんですもん。手元に現金を置いていたとしても5万円がせいぜいでしょ。現金が欲しければ営業さんを呼べば即解決。だから実際に逮捕されてる実行犯も手に入ってる金額がショボショボ。

強盗なんてやったら懲役10年以上ですよ。強盗殺人なんて20年以上で無期懲役や死刑だってあり得る。インターネットの闇バイトでやるにしてはリスク高すぎですよ。変なバイトに手を出す人がいるもんだと感心しております。

それにしても実行犯のスカウト役が海外ってのもビックリしましたが、指示役も海外ってあり得るのでしょうか?そんなにリモートワークって普及してるんですね。

まあ、常にお金がスッカラカンのレース関係者には関係のない話しですが、ちょっと話題らしかったので書いてみました。

aolその昔、AOLというメッセージ交換ソフトがありました。今あるコミュニケーションツールは、全部これのパクリといっても過言ではないほど最初から完成していました。

2017年12月に完全に廃止されたサービスですが、それより10年以上前に事実上消滅していました。ただ、私は長野オリンピック終わりで広告代理店を退職したので、ちょうどその頃に登場したこのソフトは夢のようなものでした。

だって、世界中の人々と常に繋がれるんですもん。何か連絡が来ると「ユー・ガッタ・メール!」と教えてくれるんですよ。そうスマホ着信音の音源元ってコレです。しかも離席中は「出かけています」とか表示もできたんです。

チャットを最初に普及させたのもAOL。ファイルをシェアしながら会議するって今なら当たり前かもしれませんが、多くのマックユーザーは2000年以前から出来てました。マイクロソフトのMSNメッセンジャーやSkype登場以前の話しです。

昨夜、30代前半の技術系エンジニアの方が「コロナでリモートワークが普及して働きやすくなった」と話していたので、このAOLの話しをしたのですが、生まれた頃の話しですんで当然知ってるわけが無い。そんなわけで思い出してみました。

当時のインターネットって電話線でつないでいたので、通信容量が必要な動画や写真のやり取りは難しかったですが、声でのチャットもできたし軽いファイルの共有もできたんで、ある意味現在と変わらない感じで私は活用してました。

90年頃からAppleのPowerBookという重たい(電源込みの総重量約4kg)ノートパソコンを電話線で公衆電話につないで仕事してましたが、当初はパソコン通信でテキストメールしかやり取りできなかったので、AOLは本当にスゴイ革命だったんです。

コロナ以前からリモートワークを進めたり、勤務時間を11時から16時にして副業OKにするとか出来たのは、早くからこういうソフトに出会っていたからかも知れないと思いました。

そういえば、マクロソフトが今年4月に「Teams」にある現在の無料版を廃止して、新しく機能を減らした無料版を出すそうですね。ファイル共有やチャットが無くなるそうですから、無料版をお使いの方はご注意ください。

tomoe地元で長く愛されている鮨割烹「巴」(商店街HP)の大将であった廣井さんが亡くなられました。昨夜は通夜、本日が葬儀になります。大変ご高齢であるにも関わらず、いつもお祭りには半纏を着て昔話を聞かせてくださる素晴らしい方でした。

ここ数年はお神輿も出せず、さみしい思いをされていたかも知れません。ただ、葬儀にあたっては娘さんから「盛大に送りたい」とのお申し出をいただき、久々に普通の通夜へ参加させていただくことが出来ました。

忘年会や新年会といった行事まで完全に無くなっていた昨今において、お祭りの会やお神輿の保存会といった地域の人々が本当に久々に集う時間になったと思います。

とはいえ「4人以上の不特定多数の集まる酒を伴う場は2時間まで」という制限のあるお取引先も複数ありますので、私は約2時間ほどで退席しましたが、そろそろこういう場が復活しないとダメだなと実感できる時間でした。

ご遺族の皆様におかれましては、このような場を設けていただきありがとうございました。気を落とされる事のなきよう体にはお気を付けください。

また故人におかれましては大変お世話になりました。お祭りの打ち上げではお寿司の出前をご本人が届けてくださるのが恒例で、お祭りやお神輿に対する並々ならぬ思いが伝わりました。今後とも私共を見守ってください。

地域の力を再確認できたことに感謝。これからも出来ることしか出来ませんが、出来るだけ頑張りたいと思います。

SVF-thumb-1910x1082-894昨日、ソフトバンクグループの第3四半期(10-12月)決算説明会(IR)があったのですが、アホなんで発表内容を読んでも訳が分かりません。それどころかブルームバーグの記事を読んでも分からない。

昨年度
 第4四半期 売上1兆6406億円 利益マイナス2兆1006億円
本年度
 第1四半期 売上1兆5720億円 利益マイナス3兆1627億円
 第2四半期 売上1兆6104億円 利益3兆336億円
 第3四半期 売上1兆6932億円 利益マイナス7834億円

第1四半期から見ると9千億円強の赤字で、昨年1月から12月で見ると約3兆円の赤字。売上は安定しているので、あとはこの3兆円赤字の次に3兆円黒字みたいな四半期ごとの動きをどうするかだと思うのですが、いくら投資会社だとしてもこんなにブレます?

前回の四半期決算で孫さんは「しばらく出ない」と宣言したので、今回の決算発表は最高財務責任者の後藤芳光氏が中心となって実施。簡単にまとめると「海外会社のソフトバンクビジョンファンド(以下SVF)が投資で失敗した」って話しです。

あれって一時は7兆円ほど利益を出してるとか言ってたのに、今回は「第3四半期までの合計で投資損益は5兆円のマイナス」だそうです。SVF事業開始からの累計では66億4500億ドルの損失だから8600億円以上。えらいこっちゃです。

ただ「イギリスのArmを今年中に上場させるとドーンと儲かる」的な話しでした。お金持ちからすれば「じゃあソフトバンクは安心だ!」って感じなんですかね。インフレが落ち着けばまた株価は上昇すると思うので、投資が機能するってことなんでしょうね。

新規投資は極限まで減らしているそうですから、訳の分からない投資は減るのでしょうが、かわりにドーンと上がる投資先もいないわけで、いろいろ難しい綱渡りをしているようです。

私個人としてはSVFの投資先ってサッパリ分からないんですが、みなさんは分かりますか?分かる方と孫さんはすごいなーって思ってます。

stop世界で最も交通法規のワールドスタンダード化が出来ておらず整備が遅れている日本。わざわざ「止まれ」サインを世界の主流である8角形から三角に変え、無駄に混乱を増やしてたりもします。

何よりもダメなのが自転車の規制。歩道に自転車は当たり前。私の住んでる荏原警察署管内だと警察官が自転車で歩道を走ってたりします。逆走や一時停止無視なんて当たり前。歩行者の目線に突き刺さるようなLEDライトをつけた電チャリがあるかと思えば無灯火も多数。

電動アシスト自転車なんて認めちゃいけなかったのに認めたために、見分けのつかない電動自転車風バイクが大挙して街に登場。私の家の周辺だと謎の外国人がその電動バイクに乗ってスゴイ速度でUber配達やってます。

だからといって、これを規制するための審議を国会でやったとして、これの制限や取り締まりが来年4月から開始されたとしても、とっくに新しい物が生まれてると思うんです。

そんなの移動体端末による子供被害撲滅やオレオレ詐欺対策で分かってますよね。メディアで被害事例を報道すればするほど「おっ!その手があったか」ってな形で犯罪者側のヒントになって被害者激増ですよ。覚せい剤や大麻だってネット通販や海外直買だらけでしょ。

その最たるものがエロ本規制。「陰部モザイク」もアホですが、コンビニ等でみかける「成人向け図書ガイドプレート」や「成人図書の青テープ封印」などもアホ。ネットで検索したらノーカット動画が山ほどある時代に何の規制だよって感じですよ。ちなみに私は東京都のエロ本監視員(HP)です。

そんなわけで、現行法では時代の変化に対処できないのは当たり前ですから、近隣の皆さんとの結びつきを強めていくことで、地域としての安全や平和を高めていくことが、じつは今の時代に大切なことなんじゃないかと強く感じている私です。
seijin

kasai航空機マニアの反応(Aviation Wire)
NHKニュース(記事)
日経ビジネス電子版(記事)

注意)
これらの記事は、最新発表に対して書かれたものであり、各記者の意見が多く反映されていますので、報道を流布している各社の総意ではないことを理解してお読みください。

追伸)
先日、武蔵小山商店街で火災(参考記事)があったのですが、全く出火元でない店舗が「確定」なんて形で投稿されたりシェアされたりマトメ記事になっていたりしています。これらデマは、回転寿司チェーンでのイタズラ同様に損害賠償請求される恐れがあるのでやめた方がいいし、投降やシェアしちゃっても消したほうがいいかもなーって感じてます。
ちなみに地域住民はそのデマを信じて言いふらしてますので、その人々も同罪だと個人的には思ってます。
あえて出火原因と出火元については消防署と警察署と当事者ならびに被害関係者のことなので追及しません。どんな場所でもこのようなことが発生しないことが良い事だと思っています。

さらに追伸)
トルコのカフラマンマラシュでの震災についてですが、私はイスタンブールしか行った事が無く、文化圏も住んでる人も違うので状況は分かりません。ただ、イスタンブールでさえレンガを積み重ねた多層住宅が多かったので、地震が来たら倒壊してしまうのは推測できます。私にできることは募金程度ですが、できるだけ多くの人々が救出されることを願っております。

mitsuこのブログではとっくに終わった存在として何度か扱って来た三菱重工が開発して来た旅客機「三菱スペースジェット」について、いよいよ撤退するとの憶測報道が流れています。

公式紹介文タイトル)三菱スペースジェットは最高レベルの運航経済性と客室快適性を兼ね備えたリージョナルジェット旅客機です(HP)

素人のオッサンである私にまで「絶対に完成しない」とバレてる物を、いまだに完成済みぐらいの勢いで紹介してる姿勢もどうかと思いますが、コロナ禍で需要激減してる時ならまだしも、需要回復が顕著な今になって撤退ですか!?

2008年に全日空からの発注を受け開発費約1,500億円で初号機納入は2013年とされたこの案件。何も完成しないまま2014年10月に完成機ロールアウトと称して原寸大模型みたいなのをお披露目(お手盛り記事)。ノロノロ地上走行開始が2015年6月。

2015年11月に初飛行すると強度不足判明。アメリカで試験飛行用の耐空試験をクリアできたのが2018年末。コロナ禍の2020年10月末に事業凍結を発表するも「開発費は来年度からの3年間累計で200億円で過去3年間3700億円から20分の1に圧縮としていました。

当初の開発費1500億円でも収益化が見込めるかビミョーだったのに結果的に1兆円以上も使い、事業停止と言いつつ200億も使うと発表しているわけで、誰が見ても気が狂ってるのは分かったと思います。その点では大赤字だけど未来に可能性アリの楽天モバイルとは大違い。

2008年設計のモデルですからね。もう15年前なんで設計思想が古すぎて話しにならない。どれぐらい前かというと、日本でiPhoneが発売された年ですんで、世界中の人々がまだガラケーだった時代。もう思い出せないほど昔ですよね。

結局青いメガバンクのATMシステムと同じで過去を引っぱり続けてもムダなんですよ。腐ったゴミを捨ててないとダメ。ゴミの上にゴミ隠しを置いても下のゴミが腐って臭って来るからまた新しいゴミ隠しが必要になる。最後は全部がゴミ化。

実際には今日の役員会で撤退へ向けた提案が出され、そこで撤退が判断されたらそこから動き出すようですが、実際には「お前はもう死んでいる」って感じなんで、早く撤退したほうがいいのになーって思ってます。

paje三菱自動車って昔はパジェロってオフロード車で一世を風靡したのですが、時代がSUVブームだというのに今は日産傘下の電気自動車会社と言った感じです。

国内で売ってる車はSUVやSUV風の「アウトランダー」「エクリプスクロス」「RVR」「デリカD:5」「デリカD:2」「デリカミニ(5月発売)」といった感じのラインナップ。それ以外は軽自動車って感じです。

でも世界ではまだパジェロスポーツ(HP)って売ってるんですよ。しかもXpander(HP)ってミニバンやTriton(HP)ってピックアップトラックもある。しっかりオフロードの三菱は継続されてるんです。

しかも東南アジアで製造してるから製造コストも安い。だったらそれを日本で売ればいいじゃないですか。なんで日本人が大して興味を持ってない電気自動車会社を中心に販売してるのか意味が分からないんですよ。

日本でSUVと言えばランクルか三菱って感じで頑張ればいいのにと思っている私です。

ampimage香川真司選手のセレッソ大阪復帰が決まりました。出身は神戸市垂水区となってますが、中学入学時に仙台へサッカー留学。高校生になるとセレッソ大阪の練習にも参加。卒業と同時にセレッソ大阪入りした選手です。

誰にも知られてない入団2年目で北京オリンピック代表メンバー入り。さらにはA代表にも選出され、サプライズ招集という言葉が話題になったのが懐かしい思い出です。だって当時のセレッソ大阪ってJ2でしたから。

そこから1年ほどでドルトムントに移籍。ブンデスリーガーになるとドイツ中を驚かせる活躍を見せ2年連続でリーグ制覇。世界中に名をとどろかせ、名門マンチェスター・ユナイテッドへ移籍するとプレミアリーグも制覇。とんでもない衝撃でした。

そこからは調子を落としドルトムントに再移籍。再移籍2年前にまた輝かしい活躍を見せたのですが、監督が代わると出番を失う感じになってました。

数年前からは「セレッソ大阪復帰か!?」という報道が何度も出たのですが、2019年はトルコのベシクタシュJKに6か月間。その後スペインのレアル・サラゴサに移籍。2021年にはギリシャ・PAOKサロニカ入り。昨年はベルギーのSTVVでした。

そして今日、シンジは記念すべき復帰会見に挑みます。復帰といっても日本でプロ活動していたのは約3年。しかも1年目は出場機会ナシなので実質2年。海外で12年活動していたので、もはや来日会見と言った感じでしょうか。

日本代表の関西人と言えば「香川・本田・岡崎」って時代が長くありました。今だと「堂安・南野・鎌田」ですかね。本田と岡崎がいない今となっては、当時を今に伝えてくれる選手はシンジだけですからすごく楽しみにしてます。

そういえば関西出身でいえばシンジと同年齢の柿谷曜一朗選手も徳島移籍が決まりましたね。この動画は震えました。セレッソの下部組織から生え抜きで加入したのに、シンジの台頭と移籍組の乾に抜かれて腐りかけていた彼は、レンタル移籍先の徳島で開花。日本代表に欠かせない存在にまで成長した場所です。ここでの活躍も楽しみですよ。

いろいろありますが、今年はJ1・J2もしっかり楽しもうと思ってます。

syoku約10年前にTwitter上で流行ったバカな行動ツイート「バカッター」というのがありました。このブームに乗った迷惑系行為が多発。その中に飲食店やコンビニのアルバイトによるバイトテロ事件が発生しました。

コンビニや飲食店の冷凍庫等に入る写真が多数投稿されたのですが、その中でも東京の蕎麦店「泰尚(たいしょう)」での事件(参照)は、食洗器や冷蔵庫でのイタズラする写真がキッカケで営業停止から破産に追い込まれました。

すでに当時からイタズラ写真が出ると、その店がどこで投稿者は誰かを調べてネット上で公開する「晒し(さらし)」が横行しており、その中には不正確な情報や誤った情報を流す事例も多発。

1つのイタズラ写真から「店は葛飾区のコンビニでは?」「投稿者は21歳大学生か?」といった雑な情報等によって、当該店舗だけでなく疑わしいとされた店舗にまで被害が及び、何の関係もないのに犯人とされた人が多発するといった事態にも陥りました。

大手宅配ピザチェーンではバイトテロでの全店営業停止&食材総入れ替えといった安全総点検をせざるを得なくなる事例も発生。そのキッカケとなった加盟店が倒産したりもしました。詳しくは検索してまとめサイト()でもご覧ください。

あれから10年。舞台はTwitter&ニコ動からインスタ&YouTubeに変わりましたが、迷惑系写真や動画のアップロードはずーっと続いています。少し変わったのはやられた企業側の対応。

以前は「二度とこのようなことが発生しないよう注意」といった表現も見られましたが、今は「厳正に処分」が圧倒的になっています。簡単に書けば損害は投稿者に丸ごと請求するよって話し。

全100店のチェーン店で食材入れ替えが発生すれば全額+休業期間の営業補償費を請求。株価が下がれば下がった分を損失として参入。動画や静止画がある上に投稿者のアカウントは特定されているわけで、弁護士には損失額計算と犯人特定が簡単なのでいい商売でしょう。

今回のイタズラ被害にあった回転寿司チェーンって「はま寿司」「くら寿司」「スシロー」らしいので、大手ですから立派な弁護士がついていて損害賠償請求額も巨額でしょう。だって弁護士の着手金・法律相談料・調査費用だけで200万円は必要でしょ。怖い!

私自身はメッキリSNSへの投稿はしなくなりました。Facebookは見る事もなくなりました。きっとアメーバピグとかニコ動のように使わなくなって消しちゃうんでしょうね。

楽しいイタズラを思いついてSNSに投稿しようと思っちゃうかもしれない人は、スマホからアプリを抜いたほうがいいんじゃないかと思ってます。

ido私共の会社では、移動販売車への場所提供もおこなっています。ただし運用しているのは数か所。場所提供において都内の大手といえるのがワークストア・トウキョウドゥのネオ屋台村(HP)と、メロー(HP)になります。

これらは売上の15%から25%を手数料として支払い場所を貸してもらう形で、他にも場所代で出店させてもらえるコインパーキングや量販店、ランチ難民が多いエリアだと費用は不要なので移動販売車を派遣してくれって場所もあったりします。

通常の飲食店だと開業前に造作工事があり、廃業時には元に戻す解体・撤去・回復工事が必要ですが、移動販売車だと開業時には中古の車体を購入し、廃業時にはその車体が売れるので、参入障壁は低いと言えるかもしれません。

出店パターンとしては、平日がビジネス街でのランチ営業、土日祝がショッピングセンターやイベント出店って感じだと思います。最近は平日夜はウーバーや出前館向けのデリバリー専門ショップをやる方も増えました。

営業許可は各自治体の保健所で取得するのですが、東京都内で許可を得るには調理・水汲み・洗浄・廃棄・排水をおこなうキッチンとがセットになります。つまり駐車場代とキッチンの家賃がかかる。

当たり前ですが駐車場代は郊外のほうが安く都心は高め。拠点を郊外にすると現場まで1時間運転なんてことになるし、都心にすると結構な家賃がかかっちゃう。

当然ですが郊外からだとガソリン代と高速代も必要。首都高なんて使ったら、三郷南ICから霞が関ICで片道1,180円(ETC料金/現金だと2,990円)もしますからね。さらに往復の時間を取られることになる。

ランチ営業を例に1日の流れを挙げると、朝8時仕込み開始、9時出発、10時半ランチ現場搬入、11時半営業開始、14時半現場撤収、16時食材買い出し、17時調理器具等洗浄&廃棄物排水処理、18時〜夜の部。といった感じだと思います。

販売数量としてはランチで1日5〜100食と言った感じ。平均単価が800円ぐらいでしょうから4千円から8万円。多いのは仕込み量50食で平均30食で1日平均売上2万5千円って感じではないでしょうか。

ランチで50食以上売るにはスタッフが1人だと厳しいので2人以上となるので人件費もプラスが必要でしょう。ケバブ屋さんだと1人で50食以上回す店もありますが、かなり少数派です。

ランチで日銭を稼ぎながら土日のフードイベントでガッツリって方もいると思いますが、フードイベントは出店料もそれなりに高額なので、これは一気にハードルが上がります。土日は商業施設で30食2万円って感じが常識的な線かもしれません。

既存の飲食店と駐車場があってそこに移動販売車を駐車。店の仕込みと一緒に移動販売の材料を作って10時から夜スタッフがランチ現場販売とか、セントラルキッチンで一気に仕込んで移動販売車を5台以上稼働させるなんて方は上手くやってるなーと感じます。

SNSやYouTubeでファンを作って、どの場所にいっても大人気ってお店も増えて来ました。これは新しい時代ですね。決済方法としては現金店舗が大半ですがペイペイ決済は増えてます。スクエア(参照)等の本当は交通系タッチ決済が使えると良いんですけどね。お金のやりとりが減るのは時間勝負のランチ営業では強いです。

ザックリと今朝思いついたことを羅列してみました。最近は移動販売車やキッチンカーオーナーのYouTube動画も増えてますので、参入を検討中の方はご覧になってはいかがでしょうか。

いつも鈴鹿やもてぎのサーキットで竜鳳さん(出店場所検索)の牛串()を食べてるので、シーズン直前で楽しみになって書いてみました。今年もよろしくお願いいたします。

dispImageこのブログは2010年に書いたものです。当時は一流企業2社にデスクがあって、そこからメールアドレスも発行されてました。

ただ、Gmailも使えないし重いデータのやりとりをするストレージサービスも使えない。当時は競輪のお仕事をやっていたのに、各団体のホームページにすら「禁止理由:ギャンブル」なんて出て来て入れませんでした。

あれから10年以上が経過しましたが最近はもっとヒドイ状況に感じます。とくに重いデータのやり取りする際に、なんだかよく分からないロックがかけられていて、届いたメールと別に届くパスワードを組み合わせないと開けないヤツ。

あれ、同じメアドに届いてるんだからセキュリティ効果ゼロだと思うのですが、日本では当たり前のように使われてます。海外では絶対やりませんけどね。今やOneDriveやDropboxがありますから。バカですよね。

日本の銀行員っていまだに名刺にメールアドレスも携帯番号も記入されてないんですよ。バカですよね。この国のIT担当って大企業になればなるほどワールドスタンダードが分からないバカなんじゃないかと感じてます。

インターネットやや完備って頭の悪い仕組みをやってる会社は、普通につながるようにしたほうがいいのではないかと思っている私です。

okane東京の電車に乗っていると、ドア横等に「サラリーマンは副業で稼げ」とか「不労所得を得る方法」なんて書籍広告が常に出ています。しかもその価格が2000円未満。

私はそういう本を読んだことがないので内容は分からないのですが、そんな本で簡単にお金持ちになれるなら、みんな脱サラするだろうし、なんで苦労してまで事業を立ち上げる人がいるのか分からないって話しじゃないですか。

個人的にはお金儲けは多分に運に左右されると思ってます。ハウツー本を読んだら誰でも儲けられる話しなんて無い。ただし、何かビジネスをやろうと思ったら勉強は大切なので、そのために本を読むのは良いと思いますが、本を一冊読んだらボロ儲けなんてあり得ないですよ。

だいたい、お金持ちって税務署に目を付けられないようにヒッソリ暮らすものでしょ。外車に乗ったり大きな家に住んだりしない。儲かってますって書籍を発行するなんて絶対にやらない。儲けのノウハウを人に教える必要なんてゼロですから。

証券会社や銀行に勤めてる人がボロ儲けしてますか?って話しですよ。お金に働かせるのは簡単じゃない。株やFXや投資信託だって運用は難しいし、運が大きく左右する。

大手不動産会社の社員ですら不動産経営でウハウハなんて聞いたこと無い。約20年前の不動産価格が底値だった頃に都心物件を購入した人は稼げてると思いますが、今から買っても無理ですよ。マンションも戸建てもバカ高いですから。

じつはこういう書籍の広告だけ見て「こんな話って儲かるんですか?」といった質問をされることが何度かありました。私の答えは「本を読んでご自身で判断してください」です。投資にはリスクがある。事業をするのは大変なものです。

ハウツー本は一つの娯楽と思って読むのが良いかと思ってます。

kaitenテレビを見なくなったので知らなかったのですが、日経新聞に載っていた「回転ずし迷惑行為は犯罪(記事)」から大手回転寿司チェーン店でのイタズラ動画をアップした人がいて、それがネット上で炎上してると知りました。

すでにネット上には動画や静止画が拡散されまくっているので、顔やプロフィールまで晒されているのですが、そもそも大手回転寿司チェーンには構造的問題があったと思います。

今回は判別のつく年齢に達した高校生や大人が、回転レーン上の寿司にイタズラしたとか、卓上調味料の蓋を舐めたといった物ですが、もっと小さい子供が遊んでいるシーンは見た事がある人も多いと思います。だって回転してるだけで楽しいし触り放題ですから。

大手チェーンのあきんどスシローは「早急に警察と相談させていただきながら刑事⺠事の両⾯から厳正に対処してまいります」と発表してますが、それと同時に監視カメラを設置するとか、調味料はすべて個包装タイプにするとか、箸は袋入りの割り箸にする等の対応が必要かもです。

牛丼チェーンや回転寿司って、最初はカウンター席だけだったしその内側には店員が行き来できるスペースがあって、お客さんを監視できる構造だったんですよ。回転寿司なんて目の前で板前さんが握ってくれてましたからね。

ただスペース効率を極限まで上げていくうちに今の姿になって来ました。牛丼チェーンでも供給窓口提供型が増えましたよね。従業員スペースを最小にして客席を最大化する方式。ただ、そうすると従業員の目が客席に届かなくなるのは当然です。

悪いのは悪ふざけ動画を出した人々であるのは間違い無いですが、セルフサービス方式の飲食店は衛生面やイタズラ対策の視点で提供方法などの見直しが必要でしょう。それが解決しない限り一定期間の客離れがおきるのではないかと感じています。

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