HIPPO大野の雑記帳

ヒポポタマス社長のお仕事&プライベート日記

2022年12月

tsuyama今年9月の全日本ロードレース岡山ラウンド時に、津山駅前にある「津山まなびの鉄道館」へ行ってきました。そこは夢の空間で、時空を超えて脱蒸気機関車という時代の努力が凝縮された場所でした。

私のような昭和40年代に入ってから生まれた世代は、蒸気機関車はすでに退役しており、そのかわりに非電化区間を走るためのディーゼルカーが大量に走ってました。小さい頃の私は鉄道マニアで、おばあちゃんのいる伊予西条や松山へ神戸から行くのが最高の楽しみでした。

小学生の頃から移動は1人or弟と2人でして、時刻表を見ながら移動するのですが、当時は新幹線の終着駅だった岡山駅で宇野線に乗り換え。宇野駅に着くと連絡船にダッシュしてデッキのうどんを食べるのが基本形。

そして高松駅に到着すると夢の国鉄型ディーゼルカーランドが眼前に広がります。徳島行き、高知行き、愛媛行きの急行や特急が何編成もホームに停車しており、ホーム上は荷物を運ぶカートとターレットが走る中で駅弁販売がおこなわれてました。

デジカメの無い時代ですので写真なんて撮れません。フィルムカメラは24枚とか36枚しか撮影できないわけで、とっておきの1枚を撮るために温存するためです。でも温存し過ぎて何も撮ってないって事も多々ありました。

当時は特急しおかぜ号より急行いよ号に乗るのが好きでした。というのも所要時間が大して変わらないのに、急行の方が安い上に停車駅が多いので楽しみが多いからです。

コロナ禍を経て感じるのは「ゆっくり地方で暮らすのもありかも」ってこと。なにも東京中心部の狭い道路ばかりの場所で無理して3ナンバー外車を乗り回すような生活はしなくていいんじゃないかと感じるようになりました。

いきなり東京撤退というのはあり得ませんが、少し落ち着いたら5日ほど休みをとって四国をふらっと旅しようかと思ってます。もう電化区間も多いし国鉄型車両も走って無いですが、その昔に思いをはせながら時間が過ごせればいいなと思っている年の瀬です。

hipanda2019年4月に日本へ本格上陸した中国の人気ブランド「HIPANDA(ハイパンダ)」の唯一の店舗であった「FLAGSHIP STORE 表参道」が来年1月2日で閉店と発表されました。

中国で約200店舗展開するストリートファッションブランドとの触れ込みで話題となり、2020年のクリスマスには、ラルク アン シエルのヴォーカリストHYDEとのタイアップアイテム(参照)を販売したりしていました。

けっこう尖った活動やってた(参照)んですよ。レーススポンサーもやってましたしね。まあ表参道自体が寂しい感じになっているので、他への移転を計画されているのかもしれません。

正直、日本のファッションはユニクロ・GU・ワークマンで8割を占めてる感じがします。都心で電車に乗っていると冬なのにアウターが同じ人が何人もいます。安い服を着ていることに恥ずかしさを感じないのでしょう。

私が若い頃はメンズビギのスタジアムジャンパーにルイヴィトンのバッグってのがカブリまくってましたが、それなりにお金をかけてる象徴としてのカブリアイテムでした。

でも今の日本ではファッションに無頓着であることを表に出しても問題なくなったのでしょう。お金が無いんだから服なんて買ってられるかって感じですかね。ファッション雑誌なんて今の若者は読まないでしょうしね。

年の瀬にさみしい話しで恐縮ですが、HIPANDA閉店の話題でした。

sugimoto26日のITmediaビジネスオンラインに「年末年始に食べたいごちそう」ってアンケート記事(参照)が出ていました。それによると1位寿司、2位カニ、3位すき焼きだそうです。

東京に出て来た23年前に驚いたのが、年末のスーパーに大量に並べられたすき焼き肉の大量陳列。私の人生に年末年始にすき焼きを食べる文化が無かったので、東京って変わったところだなーと正直思ったものでした。

ひょんなことから昨日その話しになって、東海地方のメディア関係者から「大晦日にすき焼きを食べるのは東海地方の定番でイオンの関東進出で広まった」と教えてもらいました。

ちゃんと口頭で教えてもらったことを疑うのはダメなんですが、半信半疑でGoogleに「大晦日 すき焼き 東海地方」と入れたらバンバン出て来ました(記事例)。そうかー、東海地方は年越しそばじゃなくすき焼きだったのかーって感じです。

あらためて昨夜スーパーマーケットに立ち寄って見たのですが、やはり都内のスーパーは明らかにすき焼きやしゃぶしゃぶ用のキレイに盛り付けられたプレートが激増してました。これは少なくとも関東では定番化しているようです。

私は例年カウントダウン作業やイルミネーションの電源オフ作業があって、年越しって家にはいないし、食事って支給されるお弁当かコンビニおにぎりが定番なんですが、自宅でお正月を迎える方はそんな生活だったんですね。

年末年始ですが、カナダ時代は旅行会社勤務だったので当然休みなし。大阪のイベント会社時代はダイエーの初売りイベントやパチンコ屋の打ち初めイベントで大忙し。広告代理店時代はビブレ担当だったので年末年始は大忙し。そして今もカウントダウンライブ・イルミ・初売りで大変です。

私たちはみなさんが楽しくお休みしている間に稼ぐ商売でもあるので、新型コロナが落ち着いて来たと言うか生活者がWithコロナ生活になれて来た今回は、少し例年に近い年末年始になるのかなと思ったりしてます。

ちなみにここ20年間で一番多く食べてる年末年始の食べ物は牛丼。それも夜中3時の「すき家幕張店」です。幕張メッセの「COUNTDOWN JAPAN」撤去待ちで立ち寄るんですが、いつも1時間以上休ませてもらってます。

ってなわけで、今年は同じすき家に行くとしても、鍋メニューのある店を探して「すきやき鍋定食(HP)」にしようかなーと思っております。

seibu都心の主要駅はJR東日本が次々と駅舎リニューアルや商業施設開発をおこなって来ています。東京駅、新宿駅南口、渋谷駅、秋葉原駅、原宿駅・・・と様々な駅が次々と姿を変えているのです。

問題は池袋駅。ここは表玄関に西武百貨店がドーンとそびえ立ち、裏側には東武百貨店。JR東日本の駅舎はほとんど姿を見る事ができません。その西武百貨店のビルは古く、奥行きが浅く、増床に次ぐ増床のせいか、ツギハギのような構造になっています。

本来ならとっくにリニューアルされていておかしくないのですが、西武グループの経営不振によるグループ解体があり、西武百貨店の名前はそごうと合体して消滅。そこをセブン&アイ・ホールディングスが買収してロビンソンも一緒になって「そごう・西武」となりました。

(じつは昔の西武百貨店池袋本店は、今は西武池袋店と名乗ってますが、分かりにくいので西武百貨店と書いてます。)

この「そごう・西武」が入札方式で売却されました。この対応がマズかった点はここでは採りあげませんが、結果的にアメリカの投資ファンド「フォートレス・インベストメント・グループ」が落札となったのです。

セブン&アイHDは当然ながら2023年2月決算までに売却を完了させて数字に反映したい。でも簡単には決まらなさそうなので海外の投資ファンドに売却。当然ですが海外ファンドは売却益しか考えないので、裏には下打ち合わせの終わった企業がある。

それがヨドバシカメラHDでした。買収代金の一部も出資していて、当たり前ですが駅前どころか駅直結の場所へ出店するための投資であることが誰にでも分かる状況です。

ところがここに来て、豊島区長が「ちょっと待ってくださいよ」と言ってるとの報道がありました。豊島区長に何の権限があるんだと言う感じではありますが、確かにビックカメラの街というイメージもあるわけで、何に憤ってるのかと思って調べてみました。

よく分かったのは「西武が無くなってヨドバシカメラになったら困る」って話しであって、そうなると「ルイヴィトンやエルメスが無くなってスマホ売場になっちゃう」と心配されてるようです。

ただ、海外のスーパーブランドって百貨店にとっては売上貢献度はありますが利益貢献度は無いんですよ。イメージ向上のために入れてるだけなんです。収益性を考えたらオンワードやジャヴァが入ってるほうがいい。

そもそも旧来型の家電量販店に未来なんて無いでしょ。ビッグカメラだろうがヤマダ電機だろうがオワコンですよ。地上波テレビやパソコンと同じです。老人しか使わない。ヨドバシが家電から脱皮して百貨店戦略を狙う気持ちは分かります。

私自身はあの汚い池袋駅のビルが再開発されるのは正しいと思ってます。それに向けては、西武・ヨドバシ・豊島区でしっかりと話し合うことが大切で、品川駅リニア開通や渋谷リニューアル完成が見えて来た現状において、何の再開発プランも無い池袋駅周辺は黙って没落するのを待つのかどうかを決める必要があるのではないでしょうか。

今の池袋がいいと思っている方は、そのままだと他に勝てませんとしかいいようがありません。大資本が資金を投下してくれた今こそ、ビッグチャンスだと思って動くべき時だと思ってます。

jii2020年8月28日朝7時のブログ「17時安倍総理記者会見へ向け」では、同日17時に設定された安倍総理記者会見について書いてます。

体調不良により休養は間違いなく辞任もあり得ると書いてますが、この時点でそんな記者会見になると予想している報道機関は無く、かなりミスリード的なブログであったことが分かります。なぜこんなことを書けたのかは自分でも分かりません。

ただ、間違い無かったのはこの会見で新型コロナを指定感染症2類からインフルエンザと同じ5類に引き下げる検討を指示したという発表がされるはずだったんです。でも実際の会見は辞任についての話しで埋め尽くされました。

今回、政府が来春の「5類移行」の検討を指示しました。何度も検討しているので、今さら何かをやる必要は無いでしょう。過去の検討資料をコピペして、あとは直近感染動向が減少になるタイミングを計って会議をやればいいだけです。

ただ、ここ一週間の感染者数増加は異常ですね。先週は皆さん飲み会や宴会をやったのでしょうか。信じられないぐらいのレベルで感染拡大してます。感染力は今までで一番強いのではないでしょうか。ただ症状は軽いですがね。

5類になればPCR検査は有料になるでしょう。もちろん入院やホテル療養も有料。そうなれば検査に行かない人も増えるので感染者数は減少するでしょう。やっとですよ。

この決め切らない期間に、菅政権が発足し何も失敗しないまま退陣。そして岸田政権が発足し安倍総理が殺されたり円安が一気に進んだり閣僚の辞任が相次ぐなど様々な失敗をし続けながらノロノロと続いています。

日銀の長期金利政策は引き上げに転換したので、変動金利で住宅ローンを抱えている人々は一気に生活に窮する事になるでしょう。国債の利払いも大変になります。そんな状況下で来年の通常国会のネタって、新型コロナの部類見直しぐらいしか無いのかもしれません。

首都高ひとつ再整備も出来ない首都東京。リニアモーターカーはJR東海が一社負担。国会の存在が弱ってますねー。そもそも国会議員の一人一人が小粒なんですよねー。政党助成金のせいで資金集めが出来る野武士がいなくなった。残念な限りです。

今日が仕事納めって方も多いと思いますが私共はお休みナシ。30日の年内最終決済日へ向けてなんとか頑張りたいと思います。

katsumaうちの子供は幼稚園がインターナショナルスクールだったのですが、家の中も英語にしていたら本当に日本語が話せなくなり、ゆで卵の作り方を「エッグをボイルドウォーターにスマッシュ」等と英語も無茶苦茶になったので、小学校から公立に切り替えました。

そんな中で、偶然にも業界では俳協(HP)と呼ばれる東京俳優生活協同組合って老舗で有名なタレント事務所をお酒にまつわるトラブル他で辞めざるを得なくなった1人がPTA会長をやってまして、諸事情により私が会長職を引き継ぐことになりました。

プチ情報ですが、その事務所を同時期にもう一人辞めているのがいるのですが、そっちは私共の結婚披露宴に参加した方しか分からない話ではありますが、あそこで司会を務めていた者です。

着任してすぐに始めたのが業務のスリム化。執行部の会議はすべて学校が休みの土日に。時間は子供達が野球やサッカーに行ってる朝10時から11時半に設定しました。

近所に居酒屋が多数ある地域なので、午後7時から会議をやって終了したら飲みに行くと言う流れが常態化していたのですが全部廃止。会議資料や生徒への配布資料はすべて会長である私が作成して、各クラスへ配布する部数ごとに仕分けして各担任の先生方に届くようにしていました。

それに付随する活動もあったのですが、品川区の行事などは全て冒頭の区長挨拶終了で即退場。品川区小学校PTA連合会という他校PTA会長との交流活動は、活動は積極的にやるけど飲み会は1次会までとさせてもらいました。最後の歓送迎会だけカラオケ行ったなー。

これやった人は分かると思うんですが、もう就任した瞬間に地元の有名人なんですよ。路上で立ちションどころか鼻をほじったり信号無視も出来ない感じ。そして町会役員やお祭りの会役員といった様々なボランティア活動を兼務することになります。

じつはその頃に石垣島への移住計画があったのですが、このPTA会長就任で一気に品川区荏原第一地区という場所にドップリ浸かる事となり現在に至ってます。

父は愛媛の松山、母は東京は明大前出身。私は、生まれが宝塚、育ちは3歳から18歳が神戸、19歳から22歳がカナダ・バンクーバー、22歳から27歳が尼崎、阪神大震災の前2か月と後9カ月だけ運悪く神戸、31歳までが岡山、32歳まで大阪で、32歳から54歳の現在まで品川区武蔵小山。

これぐらい拠点を転々としていると地元と思える場所は無く、強いて言えば出稼ぎに来た東京が人生で一番長く住んでる場所になりました。今は「周囲の目があるからちゃんとしよう」なんて思わなくなり、平気で飲んだくれられるようになってます。

そろそろ会社を次世代に引き渡すといった年代になりましたので、5年後を見据えて老後をどうするかという課題と向き合い始めました。PTA会長やってなければ物価の安い国への移住一択でしたが、経験したおかげで東京に住み続けると言う選択肢も考えるようになりました。

いま思い返すと、PTA会長就任はいろんな意味でターニングポイントになったなーと思う年の瀬です。

sankichi私の住む武蔵小山って所は、お笑いタレントとプロレスラーが山ほど住んでる町でして、そんな関係でボリューム満点でおいしい食事が食べられる場所が豊富にあります。

ミシュランガイド東京で2014年以降連続でビブグルマンに掲載され常に行列の出来てる「もち豚とんかつ たいよう(HP)」って店があるのですが、じつは私はそこに行った事がありません。そのお店を正面に見て右側に道路を挟んですぐの場所にある「さんきち(参考)」ってお店がお気に入りの定食屋です。

つい先日YouTubeのはいじぃ迷作劇場でこのお店が採り上げられていて(動画リンク)、850円から2000円で山ほどのサラダと激うまフライ・ハンバーグ・焼肉・ステーキといった定食が食べられる素敵な雰囲気をバーチャルではありますが味わうことが出来ました。

徒歩5分で行ける所なんですが、歳を取るというのはさみしいもので、こういうデカ盛り系の物が食べられなくなっちゃうんですよ。最初のうちは健康診断の数値で医師から制限しましょうと言われる程度ですが、そのうち胃腸が弱って食べられなくなる。

朝は5時に目が覚めちゃうし、好きな食べ物をたらふく食べる事も出来なくなっちゃうし、おいしい店だからって並んでまで行く気は無くなっちゃうし、昼食は一人だったら食べなくなっちゃうし、夜も高い店なんて行く気もおきない。さみしい話しですよ。

12年前までは「毎週月曜日はオフ会」といって朝3時まで飲んでたんですけどねー。いろんな人が来て名刺交換会的な感じでした。アメーバピグでチャットしたりね。もうオフ会って言葉自体が古めかしく懐かしい感じですがね。

そんなわけで、少しばかり胃腸の元気を取り戻して「さんきち」に参戦したいと思っているので、今日の昼はビジネスランチがあるので、夜から2日程度のファスティングに入って、年内にチャレンジしたいなーと思っている朝です。

lockいよいよ年末ということで、とある国会議員と飲みに行ったのですが、そこで「何か気になることがあったら言ってください」と言われたので、「それに気づくことこそが政治家の仕事だと思います」とお話しさせていただきました。

例えばですが、日本でオートロックと言われる物は、集合住宅にある暗証番号を押して開ける鍵のことだったりします。でも海外では家だろうがモーテルだろうが鍵って全部オートロックが当たり前。鍵を室内に置いたまま出かけたら入れなくなる。

あれを日本でも義務化すれば犯罪が減るんじゃないかと思ってます。うちの事務所なんて出入口が3か所もあるんで、毎日3か所を開けて3か所を鍵かけしてる。無駄な感じするんですよねー。

少子高齢化社会のせいか、フラフラで電動アシスト自転車に乗ってる高齢者をよく見かけます。あんなの危なくて仕方ないし、歩いたほうが健康のためにもいいですよ。

そもそも自転車が平然と歩道を走っている国も日本だけでしょ。さすがに中国でも韓国でも歩道を自転車なんて走らせませんよ。自転車のヘルメットだってやっと努力義務になりますが義務化すればいい。国民の命を守るのは政治の役割ですからね。

自動車ってバッテリーが付いてるわけですからGPS付ければ盗難時に追跡ができます。いわゆるスマートタグやスマートトラッカーやスマートタグってヤツを車の天井裏等に入れておくだけでも追跡できる。こういうのを義務化すれば盗難車も見つけやすくなりますよね。

以前から山道の登坂車線はアホで作るなら追い越し車線だと書いてますが、薬だって病院から処方箋をもらうと保険適用っておかしいですよ。年間20万円を超えたらマイナンバーカードを持っていって申告すれば薬によっては戻って来る形でいい。抗生物質と一緒にビタミンCや胃薬が出される今はアホとしか思えません。

誰でも気づく程度のことも改善されないのは何故なんですかねえ。何のために国会ってやってるんですかねえ。浮気の追求とか不正な金の話しをしている時間があったら、国を良くする会議をやってもらいたいもんだと思っている私です。

tottori我が家から徒歩3分の場所にある公立小学校で学級閉鎖が出ました。理由はインフルエンザの集団感染です。いよいよ恐れていた事がおき始めました。

先日厚労省から出された資料では、インフルエンザと新型コロナの重症化率と致死率は同等とされています。

ただ、高齢者は重症化するとほぼ死に至るわけで、しかも感染力が非常に高いことを考えると、結構怖い病気であることはどちらも同じ。しかもどちらも治療薬は無く、あえて書けばインフルエンザにタミフルがある程度でしかありません。

インフルエンザ予防接種による免疫効果は2回目の予防接種から2週間経過後に現れるとされています。1回目と2回目の間に2週間から4週間あけるので、今から予防接種を受ける場合の免疫効果は1月末から2月中旬になってしまいます。

受験生を抱える家なら来年の大学入学共通テストは1月14日と15日なので免疫効果が出る前になってしまいます。いろんな意味で後手後手に回ってしまっているように感じるのは私だけでしょうか?

全国旅行支援とやらで日本中が旅行ブームになってます。そのおかげなのか新型コロナも全国各地に広まっていて、その最中にやってきたインフルエンザ流行期。

地方はすでに病床不足で苦労しているというのに、これから医療関係者の年末年始休暇に入る時期に不気味な動きとしか思えません。

とくに最近よく見かけるアルコール濃度60%以下の抗菌アルコール液はエンベロープウイルスへの効果が無いので、手洗い&うがいが大切なんですが、その注意喚起って忘れられてる気がするんですよねー。

私共の町内では3年ぶりに夜警がはじまりました。防犯防火警戒をして回るのですが、アルコール消毒液は用意されず、巡回後は小さいテントの中で各自が酒瓶を直接触って紙コップに酒を注ぎ、それを飲みながら井戸端会議をやってます。のど元過ぎれば熱さ忘れるの典型ですよ。

そんなわけで、高齢者の命を守るためにも今一度感染症対策を見直そうと思っている私です。

kitaシジミに北朝鮮産が出回っているとして全国で一斉捜査が行われているとの報道が出てますよね。出回っているどころか、アサリだってほとんどが北朝鮮産ですよ。これって以前にもこのブログで書いてます()よね。

海産物ってのは輸入品が国産とされて出回ってるのは当たり前。これを産地偽装して売るわけですよ。利尻昆布とか北海道のカニとか三崎のまぐろみたいな感じ。今年北海道にカニが無いのは不漁なんじゃなくロシアから入らないからです。

海産物には歴史ある3国間貿易ってのがありまして、輸入出来ない国からブツを入れるために他の国を迂回させる手法がとられます。例えば卵や稚魚は輸出できるけど成魚は輸入できない人件費の安い国があるとします。そしたら、その国で養殖して輸入時は第三国を迂回させて輸入するんです。

東京近郊に潮干狩りスポットが結構あるのですが、あんなの天然物だと信じてる人は気が狂ってますよ。有料で潮干狩り場を運営する人々が沖で撒いてるだけです。それも中国産や韓国産と称した北朝鮮産を撒くわけです。

北朝鮮産と言っても今は禁輸措置が取られているので沖合取引されます。洋上の船舶間で物資を積替えすることを「瀬取り」というのですが、今は瀬取りも禁止されています。

よって、アサリやシジミは北朝鮮籍の船が採って来たブツが入った網を国境付近で投下。引き上げた中国船や韓国船が現金を投げる形の取引。まあ漁民同紙による物々交換ですな。

国産シジミの漁獲高って島根4割、青森3割、茨城1.5割で、その3県で85%も占めてるんです。これは10年前ぐらいの朝日新聞記事ですが、今もこんなの横行してます。魚沼産コシヒカリなんて大半が偽物ですからね。

そんなわけで、産地偽装なんて世のなかに横行してるし、スーパーマーケットで売ってる安い食物なんて最初から信用に値する物では無いので、普通の人は気にせず暮らして行くのが良いんじゃないかと思っている私です。

oono私の仕事は経営コンサルタントというもので、その中でも英語で言うコントラクター(Contractor)という業務請負人になります。なぜか日本ではコントラクターって建設業者とかゼネコンを指す場合が多いのですが、日本は英語がヘンテコなのでココでは深掘りしません。

当然ですが広告系&販促系コンサルなんで、会社案内の作成から営業戦略の構築やセールスマン表彰式、周年行事、販売代理店説明会、販路開拓、販売用ツール提案&製作、通販事業構築、遊休スペース活用提案といった様々な事をやります。

具体的な例を挙げれば「店頭に空きスペースがあるならガチャガチャや自販機置きませんか?」ってのもお仕事。ホテルや漁協に「独自のレトルトカレー出しませんか?」ってな事もあります。時には事業部を丸ごと請け負うこともありますしね。

経営コンサルって職業の方には投資案件を紹介したり口ききする人もいます。それと同じと思われるのか「不動産投資ってどうか?」とか「金融資産の持ち方について」なんて相談をしてくる方もいるんですよ。

ただ、それらって法律的に士業免許を持ってる方しかできません。不動産なら宅建免許とか不動産鑑定士の免許が必要ですし、公認会計士や税理士の免許が無いのに法人や個人の資産を差配する権利なんてありません。できるのは軽く話しを聞いて専門家を紹介するだけ。

間違い無いのは、その法人や個人が大金持ちで無い限り金融機関や不動産屋が持ってくる話しは投資家が見向きもしない案件です。不動産で言えば利回り8%未満で再開発の話しも無い最寄り駅から徒歩10分以上の物件なんて投資家は買わない。そういうのは普通のサラリーマンに売りつけることになります。

不動産投資してないんですか?とか株はやってないんですか?って聞かれることもありますが、やってません。だって不動産デベロッパーの開発した案件をドーンと価値を高めて売るとか、企業の株価を上げるために販促プラン作るのが仕事ですからね。

よく知り合いや先輩から紹介されて投資やってるなんて人がいますが、それって紹介者は紹介料貰えるからやってるわけでしょ。本当に儲けてる人は誰にも言いませんよ。最近のワンルームマンションやリフォームマンションの投資話しなんて大半が詐欺まがいですもん。

儲かってるのは20年以上前に競売などで買った人だけですよ。今なんて競売物件の価格自体が高すぎてプロは手を出しません。それだけ知識の薄い素人が競売に手を出してるって事でしょう。

個人資産が5億円未満の人に舞い込んでくる投資話しにはロクなもんが無い。それを肝に銘じておくだけで、世の中にある詐欺の大半は防げるんではないかと思ってる私です。

korea韓国・ソウルへ行くと、とんでもない数のマンションに圧倒されます。でも最も圧倒されるのはその価格。韓国のKB国民銀行によると中古を含むソウルのマンションの平均価格は昨年9月で約11億2400万ウォン(約1億1000万円)。

いくら収入が日本人より多いとは言え、マンション価格が東京より高いのはソウルのマンション市場が投機的になっていた証と言えるでしょう。新築マンションの平均価格は9千万円を超えてましたからね。

それが10月あたりから下がり始めました。1週間で0.1%から0.7%近い下げ幅。韓国の人々は買ったマンションが値上がりする前提で次々と投資していたので、一度下がり始めると日本のバブル崩壊と同じ現象がおきるかもしれません。ここ4年で価格が約2倍になってましたからね。

中国では12月初旬に中国恒大集団の創業者で会長の許家印氏の自殺説がSNSで流れました。それはフェイクだとしても、ロイターは香港にある許会長の邸宅(資産価値約120億円)が中国建設銀行に差し押さえられたと報じています。これも土地バブル崩壊の影響でしょう。

中国は人口15億人に対して住宅が34億人分あると言われているので、どこかでリセッションが入るのは当たり前。人の住んでないマンション群の場所に広大な駅を建設して誰も乗らない高速鉄道を走らせてるのが今の現状です。

インドネシアのジャカルタ、マレーシアのクアラルンプール、ベトナムならハノイとホーチミン、フィリピンのマニラ、ここ数年はどこもとんでもないマンションの建設ラッシュでした。そしてマンションが増えても増えても価格は上昇して来ました。

価格が上昇するのは誰かが買うからです。ただし値上がりする前提で買っていますので、値下がりするなら売る事になる。今まさにそのターニングポイントにあると言えます。

さすがに韓国の基準金利引き上げはヤバいですよ。7月に1.75%から2.25%、8月に2.25%から2.50%、10月に2.50%から3.00%、そして今は3.25%です。去年は0.50%でしたから、住宅ローンを抱えている人は一大事です。

同じようなことは日本でもおきてますからね。東京のマンション価格は異常ですよ。日銀が長期金利の上限を0.25%から0.5%に引き上げました。来春に日銀総裁が変わったら韓国同様に一気に利上げとなるでしょう。上げた瞬間に長期で住宅ローンを組んでる人は爆死ですよ。

借り入れ元金7千万円を35年フルローンだとして、金利1%なら月々の返済は20万円弱。これが3%になると27万円近くになります。ボーナス併用だと金利1%なら月々146,788円でボーナス月305,398円が、月々200,122円とボーナス月417,102円になります。ヒエー!

中国が風邪をひくと世界に伝染する。新型コロナで経験したことがマンション価格でも再現されるのではと警戒しております。

04著名人の生い立ちを追うNHKのファミリーストーリーって番組ありますよね。あれを見ていると、多くの人々が自分の親の成り立ちも知らなければ、祖父や祖母の歴史なんて知らないってことに驚きます。

著名人ですら分からないんだから、私のような普通の人間だともっと分からないわけで、以前ここに父の歴史について教えて欲しいと書いた際には「歴史学的にこういう一族です」なんて説明されて驚いたこともありました。

私自身が50代中盤なので親族もどんどん減っていて、いろいろ分からないことが分からないままになることも増えてますが、断片的な記憶と様々な経験からちょっと書いてみます。

まず阪神大震災時は私とおばあちゃんは神戸市東灘区に住んでいたのですが、その避難中に分かったことが「226事件の時は俳優の徳大寺さんと麻雀をやっていた」「兵隊さんが来て監禁状態になった」「当時は東京都の女性で運転免許を持っていたのは4人でそのうちの一人だった」といったこと。

ものすごく興味深い話しだったのに、そんなことを深掘りしているより、日々の飲料水や食事の確保が大変で、軽く聞き流してしまいました。

以前にも書きましたが、倒産した巨大商社の安宅産業については個人株主で上位だったのに倒産で全財産が吹っ飛んだとか、中央競馬の設立と近代化に尽力した故ヤマモトマサオ氏が親戚で、目黒あたりに持っていた土地はすべて競馬で溶けたとかも言ってました。

東京・武蔵小山に引っ越して来る時は「近所にトミノモリさんって親戚がいるので行ってみれば」と言われ寄ったところ、なんと赤穂浪士の富森助右衛門さんの直系でした。

おばあちゃんが亡くなって20年が経過していて、母ですら何も知らないというので、今となってはすべて分からない話しになってはいるのですが、私の母が「東京で生まれ育ったけど小さい時にお父さんを亡くしてから神戸に移り住んだ」と言っているので、波乱万丈だったのでしょう。

冷静に思うのは、父が亡くなった時に「現有財産は300万円」と言われたり、私が家を買う時に100万円すら出してもらえなかったので、両親を含め私の親族や先祖にはお金を溶かす神が宿っているのでしょう。

かくいう私も住宅ローンの返済が年間140万円弱なのに、バイクレースにはもーっと投下してますので、お金を溶かす神は受け継いでいると思います。そんなわけで、いよいよ今年もあと数日を残すのみですが、来年のレース予算計算を始めたいと思います。

odyいきなりの報道に驚きましたが、ホンダが中国生産のオデッセイを日本に輸入販売するとのニュースが飛び込んで来ました。

昨年末、狭山工場が完成車生産を終了した際に整理され廃止となりましたが、確かに中国の広汽ホンダでは超豪華版のオデッセイ(HP)が今も製造されてます。自動車工場は生産ラインが新しければ新しいほど良いわけで、中国の各工場はその意味でも環境は上々です。

ただ、日本人の中に中国製に対するアレルギーがまだあるような気がしてるのは私だけでしょうか?とはいえ自宅の家電は大半が中国製だし、日本で組み立ててる自動車だって相当なレベルまで中国部品が使われてるのも事実。トヨタなんてエンジン丸ごと中国から輸入してる車種ありますしね。

車はスゴイですよ。ダブルムーンルーフで、最高級車種だと本来は2列5人乗りのスペースをキャプテンシート2脚にしてビジネスクラスみたいに仕上げてます。アルファードのExecutive Loungeみたいな感じ。

ホンダは中国製造車の日本販売ではすごく苦労されて来てます。2002年に発売開始された原付スクーターのToday(AF61・リリース)は酷かった。リコールやサービスキャンペーンの嵐で定価94800円のバイクに10万円以上かけたのではないでしょうか。

だって外装の色がハゲルので全交換とか、キャブレターとCDiを交換とか、メーターケーブル交換、ブレーキワイヤー交換・・・、まさに全とっかえって感じ。

スーパーカブも中国生産時代は凄かったんです。2012年に中国に生産移管したんですが、これがトラブルの連続。中国から輸入した車両を日本でバラして再度組み立てて出荷する状態になり、最後はカウンターシャフトというエンジン内部の部品がダメで、新品エンジンに交換というリコール(ブログ)が出て、2017年に熊本工場生産に切り替わりました。

広州の広汽ホンダ・オデッセイもあるのですが、兄弟車で少し高級な感じの東風ホンダ・エリシオン(HP)ってのもあります。あの武漢がコロナで最初にパニックになった時に大被害を被った会社ですね。

どちらにしても、ホンダが上級ミニバン市場に再参入ってのは素晴らしい話題なので、世界企業ホンダのお手並み拝見といった感じです。これが成功したらトヨタも中国生産車を輸入するんでしょうね。こうして国内の空洞化が進んで行くってお話しでした。

最後になりましたが記事を載せていただきました。よろしければお読みください。

YOSHIMURA-SERT-MOTULスズキがMotoGPと世界耐久選手権からの撤退を発表して以降、来年のヨシムラはどのメーカーと組むのかに注目が集まっていましたが、スズキからの支援が継続され、世界耐久選手権への継続参戦が発表されました。

スズキがシーズン真っ最中の7月13日にワークス参戦終了を発表した時、ヨシムラはすぐに「2023年に向けてできる限りの準備をする」と発表してました。でも資金的な支援が無ければ話しにならないわけで、どうなることかとハラハラしておりました。

いやー良かった。ワークスマシンじゃないけどセミワークス体制。そうでなくっちゃ!今あるマシンは使えるし手元にあるパーツは提供するぞと。金額は減っても資金も提供するぞと。素晴らしい決定ですよ。

来年はMotoGPにスズキが参戦しないってことは、正真正銘スズキ代表はヨシムラですよ。ってことは開発のために全日本ロードレース選手権にもスポット参戦してくれるでしょうから、一安心しております。来年も一緒に頑張りましょう!

campその昔、私が20代の頃は「イベントタイトルにキャンペーン/バーゲン/フェアをつけるなよ。あれは裏方が使う戦略用語だ」と口すっぱく言われたものです。

確かに英語で言えば「Campaign=政治的・ビジネス的・軍事的な活動」です。いわゆる政治用語で、アメリカ大統領選では「Donald Trump presidential campaign(ウィキ)」なんて形で使われます。どこにも「お得な」や「安売り」みたいな意味は含まれていません。

同じように「Bargain=安売り品」の意味であって安売りイベントを指す言葉ではありません。それを表すのは「Sale」です。ましてやバーゲンセールなんて英語はありません。あえて使われる場面を探すとしたら「Bargain Price=値引き価格」ぐらいでしょうか。

フェアに至っては「Fair=巨大屋外イベント」って感じなので、イヤーエンドフェアなんてネーミングだとカウントダウンフェスティバル的な感じになっちゃいます。

そんなアホみたいなワードが街中にあふれています。これ、単純に広告コピーを書く人間が雑になってるからなんですよ。もちろん商業施設の人も雑になってるし、広告代理店の人雑になってる。これは深刻な状況だと思ってます。

コピーって重要な要素なんですが今はデザイナーにまとめて丸投げが多くなってます。昔はデザインはデザイナー、コピーはコピーライターに頼むのが当たり前でした。それだけ今は言葉を大切にしない広告主と広告請け負い業者が増えたって事なのかもしれません。

昔の使われ方を挙げるとこんな感じでした。「年間キャンペーン構造を考えるには、セール期間とプロパー(値引きしない)期間を設定し、アニバーサリーに応じたタイトルを決めよう」って感じ。キャンペーンがセール期間のタイトルではありませんでした。戦略とか企画って意味だったんですよ。

我々の世代が現場に「こういう言葉を棄てるような行動をやめよう」と口出しすればいいんでしょうがね。有名タレントを起用して1カメ長回しの簡単なCMも異常なまでに増えていて、日本クリエーティブ界の危機を感じているのですが、日本にもカンヌ広告賞を狙うような人材が増えていくことに期待してます。

den電通本社ビル地下は商業施設になっていて、地下鉄新橋駅や汐留駅から直結する入口部分にはマクドナルドが入居しています。

このビルで働いていた時は、各部署に割引クーポンが大量に置かれていたので、結構な頻度でお店を利用していました。大げさじゃなく週1回は行ってましたよ。たぶん2020年の3月までは行ってたと思います。

電通が在宅ワークを取り入れたのはどの会社よりも早い2020年2月20日(リリース)でした。これ、まじで導入されまして、毎日のように行っていた私も、それから現在に至るまで20回も行ってないと思います。それぐらい過激なまでのリモートワーク導入でした。

と言うのも今どきの新しい高層ビルのアルアルなんですが、どこにも窓が無いんです。窓が無いんだから換気なんて無理。それが理由かどうかは分かりませんが、出社率50%未満とか言われた時点で、すでに80%は出社して無かったと思います。

このビル、電通グループ以外のテナントはほぼ入ってませんから、マクドナルドが窮地に立たされるのは当然。それでもいつかは通常勤務に戻ると思っていたのでしょうが、結果的にはリモートワークは社会の常識として定着してしまいました。

来週火曜日の12月20日で閉店だそうです。マクドナルドは創業者の藤田田氏がいた時代は西日本地区本部の新入社員入社式典を何度もやらせてもらった会社だし、以前はオリンピックパートナーだったので、オリンピック作業も多数いただいて来た会社です。

そういえば三井アウトレットパーク横浜ベイサイドの向かい側にあるマクドナルドも閉店しちゃったんですよねー。閉店が相次いでるなあ。とても残念ではありますが、新橋には駅前にもマクドナルドがあるので、今後も使い続けたいと思います。

ItemID4520広告企画の仕事をやっていると、結構な頻度で勘違いヤロー&ネーチャンに巡り合うのですが、基本的に流行の言葉を使って会議やっていれば仕事してると思ってる人種なので、ぜんぜん言葉の意味を理解しないで話して来ます。

「企画の要素としてDX的な視点は必要だと思うんですよ」
「メタバースに対応するフックは必要ですよね」
「5G時代なんでスマホ活用はより立体的に考えたい」

こんなのを聞いてると「やってる感はいらねーから意見を言え!」って感じになるんです。プロセスはいらないから結論を出せ的な感じですよ。最終的に企画書にまとめる作業を誰がやるかによって変わりますが、自分でまとめる時は会議不要。企画用チャットを立ち上げて各自が意見を書き込んで終わりです。

すこし前は「ストラテジックな視点」とか「コアコンピタントを重視」とか言ってやがるのが結構いましたが、リモート会議が当たり前になって、そういう勘違い系の人と直接会わないで良くなったのは、素晴らしい変化だと思います。

そもそも今どきパワーポイントで企画書作るって時点で前時代的。どこの世界にA4が10ページもある企画書を読む人いると思います?いまどき企画書なんてスマホページ作ってQRコード提示したら各自がアクセスして見てもらって終わりですよ。動画も簡単に作れるので動画プレゼンも増えました。

音声認識技術が上がったから、もうキーボード叩く必要もない。スマホに話したら文字になるんで、あとはコピペしたら終わり。ブログなんて音声入力で十分ですよ。

リアル会議でよく「大野さんはパソコン持ち歩かないんですか?」と言われるんですが、iPad miniだけです。それだけで会議の内容は録音できるし各発言は即座に文字変換してくれるので十分。

逆にプロジェクターに企画書を投影して会議されるの嫌いです。簡単に紙にまとめて手元に渡して欲しい。渡せないならQRコードで出してくれれば手元の端末で見ます。

リアルの企画会議でノートパソコンをずーっと打ち続けてるヤツって何やってるんですかね?今どきなんでも録画・録音できるんだから議事録なんていらねーよ。そのヒマあったら発言しろと思ってる私です。

naoya昨夜、ボクシングバンタム級4団体統一王者を賭けた井上尚弥選手vsポールバトラー選手の一戦がありました。結果は井上選手が圧倒。史上9人目の4団体統一王者を成し遂げました。

配信したのは「dTV」というエイベックスグループの子会社でNTTドコモも出資する動画配信会社の独占でした。来月中に全株式をNTTドコモが買い取ると発表されていて、NTTドコモが配信したようなもんです。

井上尚弥選手の試合は、6月のノニトドネア選手との3団体王座統一戦がアマゾンプライム独占配信。同じ6月には那須川天心選手vs武尊選手で話題となった「Yogibo presents THE MATCH 2022」がABEMA独占。4月の村田諒太選手vsゲンナジーゴロフキン選手の試合では日本はアマゾンプライム/海外がダゾーンと、格闘技界では地上波放送ナシが当たり前になって来ました。

6月に自身のブログ「THE MATCH 2022はスポーツ地上波中継不要論を引き起こす(コレ)」に書きましたが、あの一戦で地上波より動画配信だとみんな気付いたんですよ。少なくとも地上波の提示する1億円程度では無理とね。

個人的には「dTV」は生配信を有料化しても良いのにと思ってましたが、結果的にdTVに登録しなくても見られるように無料開放していたので、会員登録や課金のシステムが脆弱なのでしょう。そういうシステムはエロ動画配信やってる会社が圧倒的ですから見習ったほうがいい。

サッカーワールドカップカタール大会では、放送権をNHK・フジテレビ・テレビ朝日の3局のみが購入しました。ところがほとんどの放送が無いんですよ。でも動画配信サイトのAMEBAは全64試合無料生中継。サッカーファンがどちらを見るかって明らかでしょ。

広告収入で生活してる私ですら、動画配信サイトは全部有料会員になってます。CMナシで動画を見るのが当たり前になってるので民放は見るに堪えない。これ50歳代の私でそうなんだから、若い世代はNHK受信料を払ってまでテレビ受像機なんて自宅に置かないでしょ。

じつは品川ケーブルテレビはマックスという地上デジタル13ch+BSデジタル9ch+専門チャンネル55chのに加入していて、スカパーはプレミアムパックという59ch見放題ってのに入ってますが、ネットフリックスとユーチューブで十分になっちゃった。時代の変化ですねー。

井上尚弥選手 vs ポールバトラー選手の試合は凄かったですねえ。1ラウンド目から井上選手が圧倒していて、毎ラウンド終了直前にラッシュ気味に打ち込んでたので「もしかして1ラウンド毎にファイトマネーの上積みあるのか?」と勘繰っちゃいました。

ポールバトラー選手は井上選手の左ボディフックを何度もくらってましたが、ここまで倒れなかった選手って初めてでしたよね。防戦一方だったとはいえ判定目前まで立ち続けただけでもスゴイと思いました。

選手を含めすべての関係者のみなさまは、素晴らしい試合をありがとうございました。一視聴者として生で楽しませていただきました。まだ試合から数時間ですのでいろいろ大変だと思いますが、また素晴らしい試合を楽しみにしています。

bmwその昔の私は自動車ローンを組んで外車を買っていました。理由を簡単に書くと、いい車に乗ってる人がカッコイイと思っていたから。ほぼ毎年買い替えてました。

ただ偶然なんですが阪神大震災直前の年末に、マニュアル車に乗りたくなって、それまで乗っていた1988年型BMW5シリーズを売って、1988年型フォルクスワーゲンゴルフのディーゼルに買い替えたんですよ。下取りで追い金どころか逆にお金をもらっての買い替えでした。

パワーウインドウも無い右ハンドル車で、エンジン音は昔のディーゼルらしくガラガラと大きな音を立てていて、しっかりマフラーからは煙が出る感じ。それまで乗っていたBMWと全く違う車ですよ。

ただ、こいつが最高に良かった。まず単純に小さい車は乗りやすい。さらにディーゼルはトルクがある上に燃料が安く燃費がリッター30kmと強烈に良い。そしてドイツ車らしく高速道路で120km/h巡航なら余裕で出来る。

オーディオに20万円ほどお金をかけてボディや内張りもデッドニングして音楽を楽しめる車にしちゃったので、マニュアル車ならではの操作する楽しさも組み合わさり、絶対速度が高くないので他の車と張り合うなんてことも皆無。目からウロコの体験でした。

神戸市東灘区に住んでいて震災直撃でしたので、燃料が軽油ってのもありがたかったですね。物資輸送するトラック用に軽油だけは被災地までしっかり届いてましたし、ガソリンスタンドでも軽油のコーナーは空いてるんですよ。

高級外車に乗ってた時は、どこかで「俺を敬え」的な意識があって、借金で買ってるクセに「いいだろ外車」と考えてたと思うんですよ。ただ、身の丈にあってない事の苦しさや辛さをわざわざ背負ってたような気がします。

正直、高級外車なんて上には上があるわけで、中古外車ごときで誰もスゴイなんて言ってくれるわけが無い。あと、東京や大阪の中心部で運転するなら小さい車が圧倒的にストレスフリーなので、道具として使うだけなら、小さいほうが便利ってことに気付きました。

ただ最近はカーシェアリングの普及で、週2日ぐらいしか運転しないなら自己保有する必要性すら無くなって来て、冷静になってみると自分で運転することで感じるストレスや、事故を起こすリスクを考えると、タクシーって便利だなーと改めて感じるようになりました。

最近は、スマホで呼んで行き先も事前に伝えられ支払いはキャッシュレスというアプリが出て来たので、頻繁に利用するようになったので、車はいらないかもと思うようになって来ました。

そんなわけで、最近は車を売って楽しいバイクでも買おうかなーとか思ったりしてます。HONDA CBR1000RRは乗車姿勢がしんどいですからね。それか空冷ポルシェやフェアレディZもいいかも。少し車を保有する意味を考え直している今日この頃です。

kaku先月ブルームバーグから楽天に関する記事が出たのですが、その中身が信じられないことだらけだったので、ブログに書くことは避けてました。

というのも、見出しに「楽天Gがドル建て債(中略)格下げリスク警戒の中で約700億円」となっていて、記事の中には「S&Pが現在の格付けBB+を格下げ方向に見直す」とも書いてあったからです。BB+から格付けが下がったら地位が「投機的」になるので、ドル建て債の発行は自爆行為です。

ただ結果的にその記事は事実(日経新聞記事)でした。その2年物の年利は驚異の12%。発行額は5億ドル(約700億円)。200億円近くも金利&手数料を払って700億円を調達するわけです。

楽天Gは、すでに去年11月に3000億円を、今年5月にも個人向けに1500億円を起債しているので、すごいペースで資金を確保していることになります。ただ、カネ余り&超低金利の日本で起債すれば金利1パーセント程度でも資金は集まったでしょうから、なんでドル建て債なんでしょうね?

個人的には、楽天Gは楽天銀行や楽天証券の上場があるので、少々の起債は大したダメージにならず、移動体通信市場での設備投資が一巡すれば、収益性は低くてもリスクは少ない債権だと思いますけどね。

先週「楽天はどうなるのか」的な記事を書いた際に「なにか怪しい兆候あります?」といった質問をされたので、金融的にはこんな話題が出てるってお話しでした。それにしても楽天モバイルを軌道に乗せるのは大変そうですね。がんばってください!

toguchiその昔、都議会で当時の石原知事に「なぜ誰も乗らない大江戸線を作ったのか?」という質問をした議員がいましたが、いまでは「なぜフル規格でつくらなかったのか?」と言われています。

鉄道インフラって旅客ベースで考えると、人の本格的流入は鉄道が整備されてからってのが常識。先に人がいる場所に鉄道を整備するってのは、用地取得や都市計画の見直しといった面で考えれば分かると思いますが、とてつもない手間・苦労・費用がかかるのは当然です。

今年、JR東日本がはじめて地方路線の収支状況を開示しました。ざっくり説明すると「利用者が少ない35路線・66区間はすべて赤字」というもの。だけど、国鉄時代の鉄道整備が貨客一体だったのに対し、今は貨物が別会社なので、人口密集地以外の旅客路線が赤字ってのは当然です。

そもそも鉄道ってのは貨物輸送に適していて大量に格安で輸送することができます。しかも環境性能が求められる現在の物流環境では、排気ガスを出さない鉄道はまさにピッタリ。長距離ドライバー不足の解消にもなるので、非常に可能性の高い領域です。

しかし、現在のJR貨物(日本貨物鉄道)の在り方では、旅客路線を持つJR各社の線路を間借りしてすき間に貨物列車をねじ込む的な運用なので、抜本的な改革は期待できそうにありません。

昨年1月に発表された2030年ビジョンでも、10年間の成長戦略投資として1,770億円しか使わないことが発表されました。私の住んでる武蔵小山駅の地下化工事って883億円でしたからね。全国で1,770億円じゃあ、お話しにならないってのが正直なところです。

これと同じ話しで、JR北海道やJR四国なんて絶対黒字化しませんよね。絶対黒字化しない事業を赤字を垂れ流して延々と続けるのは理由が必要なわけで、そろそろ鉄道は社会の重要なインフラだという前提で、全国JR事業の経営統合が必要な時期ではないかと思ってます。

若干は貨客混載の取り組みも始めてますが、拠点間の貨物列車は札幌ー函館ー仙台ー東京ー名古屋ー浜松ー名古屋ー大阪ー広島ー福岡に2時間に1本走らせればいいじゃないですか。貨物コンテナでの積み下ろしじゃなくカゴ台車で運べばいい。

昔はどの国鉄主要駅でも運搬用ターレットトラックと手押し台車が行き交ってましたけどねえ。車いすの方なんて配慮する以前にエレベーターはあって当たり前でしたからねえ。ヤマト運輸や佐川急便に丸投げするだけだから、やろうと思えば簡単に出来ますよ。

どうせ自民党議員なんて地方の人だらけなんだから、JRの地方路線を廃止できないわけでしょ。だったらダイナミックな改革を提案するべきと思ってます。
tale

station中国人指導者は「新区」を作るのが大好き。小平氏は深圳新区を、江沢民氏は浦東新区を、胡錦涛氏は浜海新区を作りました。当然ですが習近平氏も作りたいと思ったのでしょう。その指示は2017年4月1日に突然出されました。

結果論ではありますが、ここ20年における中国の経済発展により香港に近い深セン新区と、上海の浦東新区は上手く波に乗れましたが、浜海新区は天津と言う場所の複雑さもあって話題にすら上がらなくなって久しい時期でしたので、これ以外に新区を作る意味には正直疑問符という環境でした。

北京市や天津市から100km程度と近く、高速道路と高速鉄道によって結ばれる事で、200万人以上の都市が生まれるとされていました。東京23区の人口が約970万人。北京市の人口が約2100万人なので、まあ実現できそうなプランだと思った人は世界中にいたと思います。

成功とは呼べない新区構想が中国各地にある中で、国家戦略上は深センや浦東新区と同レベルとされ、発表直後から賛否両論のあった計画発表から5年8カ月が経過しました。

2020年末には中国最大の鉄道駅「雄安駅」が完成。ところが数か月後の昨年8月には新区の位置づけが格下げとなり、高速鉄道は1日1往復しか走っていません。自治体の公式ホームページ(参考)からも威勢の良いコメントなどは影を潜めています。

中国にはこういう無理な開発に伴う鉄道&高速道路建設や都市開発が多々あって、潜在的な赤字が大量にあるとされています。中国が風邪をひくと世界が震え上がるわけで、ロシアが自爆し続けている中で、中国の無理な開発が社会問題化すると、いずれは危険な流れになるのでは?と思ったりしてます。

中国人は、新型コロナにおけるゼロコロナ政策をデモ行進や暴動で撤回させちゃいましたんで、今後の経済動向によっては、中国国内で暴動などが発生するのではないかと危惧しております。

それにしてもサッカーグラウンド66面分の駅に列車が1往復って末期的状況だと思うのですが、それでも中国人は怒らないんだから、大した国&国民だなーと感じてます。

raga渡辺徹さんが敗血症で亡くなられたとの報道が出ていました。報道によると発熱と腹痛があって病院へ行き、胃腸炎の診断を受けた直後から体調が急変したとのこと。

人間としての免疫力がほぼ失われた状態で何らかの菌が体内に入り、それが一気に全身に広がって、腎不全や脳梗塞や心筋梗塞等を多発させたのだと思います。故人のご冥福をお祈りすると同時に、ご家族の方々が気を落とされないことを祈ります。

結婚当時から刑事ドラマでデビューした時とは全く異なる見た目に変化した太りっぷりが話題でしたが、30歳で糖尿病の診断を受けたとの報道から、健康的に太ってるんじゃなくて病気だったんだという空気になりました。あれは確かにターニングポイントだったかと思います。芸能界的にも「痩せるまでは仕事を頼むの控えよう」って感じになりましたしね。

その後は「食事療法ですっかりよくなりました」といって普通に仕事しておられましたが、9年前に膵炎で入院。6年前からは人工透析患者に。昨年は大動脈弁狭窄で心臓手術という過程を知ると、典型的な重度の2型糖尿病患者であったことが分かります。

私の先輩諸氏にも糖尿病になった方が数人いましたが、血行障害で手足を切り落としたり、心筋梗塞や脳梗塞をおこしたりしてました。なにか一つ菌に侵されただけで全身に回るとかいって、外出すらできなくなった方もいました。怖い病気です。

幸いだったのは介護が必要な状況になる前に亡くなられたこと。高齢になって手足を切断され、車で週3回の人工透析に連れて行くといったご家族を何度も目にしてきただけに、そうならず天寿を全うできたことは良かったのかなと他人事ながら感じております。

そうはいっても自分も50代中盤ですので明日は我が身。できれば死ぬまで介護に必要がない形で生きていたものだと思う土曜日の朝です。

pepperうちの家には「Google Home Mini」というスマートスピーカーがありまして、「OK Google 今日の天気を教えて」とか語り掛けると「今日の品川の天気は・・・」といった形で教えてくれます。

教えてくれるとはいえ最低限の働きしかしないので、結局詳しい情報が欲しければ自分で検索する必要があるし、音楽を鳴らすにしてもスピーカーはモノラルで音質も悪いので、実用には堪えない製品であることは事実です。

アマゾンも「Alexa」に対応したスマートスピーカーがあって、こいつに至ってはテレビ台下の引き出しに収納されて以降、電源すら入れてません。これらに、Googleやアマゾンはいったいいくらの投資をしたのでしょう。

そういえばアマゾンの電子書籍用端末キンドルってのもあります。最初は軽くて何冊も本が持ち運べるので便利と思って使ってましたが、スマホが高性能になって電子書籍ぐらいならスマホで読めるようになってからはゴミ扱いになってます。

フェイスブックの電子マネー事業って消滅しましたよね。社名をメタに変えてまで挑戦したメタバース事業はどうなったんでしたっけ?気が付けば、フェイスブック自体を使わなくなっちゃいました。

ソフトバンクが提供していたロボットの「Pepperくん」ってのもありましたよね。ロボットとか言ってましたが、足場は車輪で歩行機能はナシ。目が光ったり手が動いたりするけど、実際には胸についたタブレットが全てって感じの機械でした。しかもよく壊れる。

とっくに廃止されてると思ってる人もいますが、まだ現役(公式サイト)でして、次々リリースされる新機能(参考)が、痛さ炸裂で哀愁を感じさせてくれます。もうやめればいいのに・・・。

ホンダもアシモってロボット事業をやり続けてましたが、今年手じまいしてましたよね。ただ会社に深刻なダメージを与えるプロジェクトじゃなかったので良いですが、フェイスブックのメタバース事業、アマゾンのアレクサ事業、Googleのクラウド事業はえらいこっちゃですから、今後の動きから目が離せないと感じてます。

fami自分にビジネスの才覚が無い事は100も承知ですが、分からないのがQRコード決済の未来像。ぜんぜん普及しないですよね。いつか普及するんですか?

もう、正直言って牛丼チェーンの自販機だろうが、コンビニのセルフレジだろうが全部一緒なんですけど、決済方法がアホみたいにあり過ぎて本気でアホになってますよね。しかも利用者シェアって交通系が圧勝でしょ。QR決済って普及しないですよね。

購入金額が万単位になれば確実にクレジットカードになりますよね。交通系やQR決済なんて使いませんもんね。ファミマはファミペイ、ドン・キホーテはマジカってな感じでチャージして使う決済システムも乱立。意味あるんでしょうか?

QRコード決済最大手ってPayPayだと思うのですが、ずっと赤字。2022年3月期の発表では「決済回数は前期比78%増の36億回」「決済取扱高は前期比67%増の5.4兆円」とか発表してましたが、経産省の資料(参考)では「クレジットカード27.7%、デビットカード0.92%、電子マネー2.0%、コード決済1.8%」だそうです。

以前からヤフーってマネタイズが下手で、せっかく検索窓口トップシェアなのに、商品販売窓口はアマゾンや楽天に逃げられちゃってました。今はZホールディングスって持株会社化してますが、ZOZOとかLINEとかPayPayといったマネタイズ失敗グループを買収して、巨大弱者連合になってる気がします。

PayPayの2022年3月期(第4期)決算は、営業収益574億4200万円(前期比91.6%増)、最終利益マイナス600億2300万円(前期マイナス712億4600万円)と発表されてました。2021年3月期の累損が1931億円でしたので、事業開始4年で赤字が2500億円を突破と言うことになります。

他のQR決済は順調なんでしょうか?楽天ペイ、d払い、メルペイ、au PAY、LINE Pay等々ありますが、使ってる私自身が使いこなせないんですよ。

出光のガソリンスタンドで出光のクレジットカードを入れると「楽天ポイントカードorポンタカードをお持ちですか?」とか出て来て、楽天カードを入れると「楽天ポイントを使いますか?」とか出て来る。今どきカードを2枚入れるとかアホでしょ。

こんなの山ほどあるんですよ。コンビニでスイカ払いと言ってるのにナナコカードをお持ちですか?とか、Tポイントカードはお持ちですか?みたいなこと言われる。何が何だかよく分かりません。

メルカリも基本的に赤字体質ですよね。昨年6月期に「初の黒字化57億円」と言ってたのに今年6月期は86億円の赤字に逆戻り。それら企業の経営陣には黒字化する未来が見えてるから続けられるのでしょうが、私には全く分からないのです。

QRコード決済って普及するんでしょうか?最終的には誰かが取りまとめるんですよね。最後に残るのは1種類なんですよね。それってソフトバンクグループと楽天グループが巨額損失を出してる環境下では誰になるのでしょう。

意外と「NTTグループ、楽天買収で合意!」とか出て来て、「NTT社長、仙台のプロ野球&神戸のJリーグ体制は維持する。」なんて見出しが躍る未来が近いのではないかと思ったりしている今日この頃です。

kawaguワールドカップサッカーカタール大会は、残すところ10日となりました。連日素晴らしい試合を見せてもらえることに毎日感謝の連続です。

サッカーの仕事については結構な年月に渡ってやってまして、Jリーグの創設前から神戸ウイングスタジアムの3年目までやっていたので、1990年から2004年まで14年間。今から18年前までやっていたことになります。

最初の頃は日本代表戦といっても世界のA代表が日本になんて来てくれるわけもなく、それどころか1989年と1990年は強化試合であるキリンカップサッカーですら開催できない状況に陥ってました。

1991年に再開されたキリンカップサッカーは、 ブラジルの「ヴァスコ・ダ・ガマ」、イギリスの「トッテナム」といったクラブチームに、タイ代表を加えた3チームと日本代表で争われ、日本代表が優勝。翌年のバルセロナオリンピック予選に期待が集まりましたが惨敗。

翌1992年からユニフォームのメーカーがアディダスとなり、襟が廃止されて青いサムライブルーへと変更され、オフト監督時代となりました。ちなみに1989年から91年のユニフォームカラーは赤でした。

ドーハの悲劇後の1997年ワールドカップアジア予選は早々に1位通過が無理な状況となり監督が加茂さんから岡田さんに交代。ギリギリ最終節にジョホールバルで開催されたアジア第3代表決定戦へのチケットを手にするも、最後の最後までもつれる試合となりました。

延長後半13分過ぎ。完全にPK戦だと思われた状況を変えたのは野人と呼ばれた岡野選手。この当時の延長は、どちらかがゴールを決めた時点で試合終了となる仕組みだったのですが、中田ヒデの放ったシュートのこぼれ球を見事に決め、初のワールドカップ出場を果たしました。

韓国代表のワールドカップサッカー初出場は1954年。連続出場は1986年から現在も続く10大会目なので、日本は韓国から40年以上も遅れての初出場。それが今や今回で7大会連続出場ですよ。

さきほど日本選手団が帰国したとの報道を見ました。大会出場すら出来なかった日本代表が、決勝トーナメントに進出し「悔しい」なんて言葉を発してる事に感激しました。昔は「プロ選手なので主戦場は所属チーム」なんて言う選手が多かったんですがね。

代表に選出された皆さんは日本への帰国おつかれさまでした。まだまだワールドカップ決勝リーグは続きますが、遠足はおうちに帰るまでが遠足ですから、各チームに戻るまで気を抜かず安全にご自宅までお帰り下さい。

日本代表戦に深く関わったのはトルシエ監督時代。主催国でしたので、何から何までやらせていただき、今はラブズスポーツと呼ばれるキリンのスポーツドリンク「侍」を、ドブ漬けで冷やす事までやらせてもらいました。フィリップはいつも怒ってたなー。

今もカタールで頑張ってる日本人達がいます。リフティングは5回すら出来ないかもしれませんが、日本が決勝戦に出る可能性を信じて現地に渡ったサムライ達です。その立場はテレビ制作であったりファンであったりと様々でしょうが、絶対忘れられない時間になりますから、全力で楽しんでください。

そういえば三浦カズさんが昨夜ポルトガルに向かったそうです。ポルトガル2部のオリベイレンセ入団とのこと。先月、横浜FCのオーナーであるONODERAグループが買収したとの発表があったので、横浜FCから鈴鹿にレンタル移籍中のカズさんならあり得ますよね。ワクワクする話しに感動してます。

shokudo新幹線に食堂車があったと言うと驚かれて久しくなりました。東海道新幹線で食堂車が廃止されたのが2000年なので、それからしばらくして東北新幹線や山陽新幹線でも廃止になったのだと思います。

食事だけでなくたばこまで吸えたわけで「食事しながらたばこって非常識」って人々が普通になった今となっては時代の変化を大きく感じますが、自分がパシリの頃は「乗ったら食堂車の席を確保しろ」と命令される場合も多々ありました。

結構有名なタレントさんと一緒にお酒を飲みながら移動したものですよ。昔は個室ってのもあったので、せっかくグリーン個室を取ってるのに、食堂車でワイワイ騒いで東京ー大阪間を移動ってことも多々ありました。

飲んだ後はトイレ横に設置された冷水器の水をペラペラの紙コップで飲むとか、お弁当にはポリ茶瓶(参考)のお茶をセットにするとか、旅に風情がありましたねえ。携帯電話が無い時代は、移動中はどうせ連絡がつかないので、いい意味で自由な時間があった気がします。

劇的な変化は新幹線にテレホンカードが使える公衆電話が導入された時ですね。1990年頃から新幹線に導入されはじめ、90年代半ばの全国対応版ポケベルの普及とともに新幹線でゆっくり出来なくなって行きました。会社から「8451(はよ来い)」とか連絡が来ると即折り返すようになりました。

今や1000円を超える駅弁を買う事すらなくなり、駅構内売店で買う数百円のコンビニ弁当を食べるほうが多くなりました。味気ない話しですが、これが時代なのだとしたら寂しい限りですよ。

グリーン車でヘッドホンをして車内音楽サービスを聴いていた時代が懐かしいですねー。今や自分のタブレットでNetflixやYouTube見るからグリーン車の価値も減って来てますしね。

こうして時代と共に様々な物が消えてゆき、時代に取り残されたオッサンやオバサンが昔話をすればするほど、若い人から嫌われて寂しく消されて行くのだろうなーと体感している朝です。

wonder写真は3代目シビックとなるワンダーシビックに1984年末に追加された「Si」グレードのエンジンルームです。ZC型DOHCのカムカバーデザインがホンダF2エンジン(参考)を連想させる事にしびれました。

今の若いメカニックだと「エンジンルームがスカスカ」と思うかも知れませんが、これが出た時はみんな「ギチギチのキツキツじゃん!どうやって整備するんだ?」とビックリしたもんです。

レースでは85年にホンダが全日本ツーリングカー選手権にワークスっぽく参戦(参考)。しかもドライバーがF2に参戦している中嶋悟/中子修ペアというスゴイ組み合わせでデビュー。87年には「MOTUL 無限 CIVIC」として中子修/岡田秀樹ペアが全戦優勝を成し遂げました。

これ新車で130万円台だったんですよ。1トンを切る車重とハイパワーなDOHCエンジンはスゴイ加速を見せてくれました。前からボンネットを見ると右側に少し膨らんだパワーバルジがあって、これがSiの証でカッコ良かったんですよねー。

忘れちゃならないのがステッカーチューン!フロントガラスやリアガラスに「Powered by HONDA」を貼り、両サイドには「PROGRAMMED FUEL INJECTION DOHC」が定番。貼ったところで1秒も速くなりませんが、男は黙って貼っとけって感じでした。

走りはというと大変なグダグダ度合いで、リアのハッチが大きい上にフロントが低く車体がグニャグニャで、さらにサスペンション容量も足りていないので、フロントとリアにタワーバーを入れるとか、サスペンションをCONI等の社外品に交換する必要がありました。

意外とノーマルステアリングが良かったのが珍しい車でした。当時はみんなハンドルをモモやナルディに換えるのが当たり前だったのですが、スポーツ走行だとグローブつけて乗るんで、肌触りとか質感って無用の長物ですからね。

それにしても、あんなのが130万円っていい時代ですねー。車重なんて1トンを切ると書きましたが900kg以下ですよ。パワーウインドウなんていらないですよね。オーディオだっていらない。Bluetoothスピーカーとスマホがあれば十分ですもん。

ああいう車ってまた出てこないですかね。車好きの若者に当時の雰囲気を感じさせるようなスポーツハッチが出て来ることを期待している私です。
dohc

3ma_blackバブル前後に超絶すごいバイクブームがありまして、その頃250クラスには2stレーサーレプリカ競争が行われていました。

ホンダはNSR、カワサキがKR、スズキがガンマで、ヤマハがTZR。その中でも排気が後方からとなったのが3MAと呼ばれる機種でした。

簡単に書くと見かけ倒し。純粋レーサーTZとうり二つの外観。市販車ではあり得ない前傾姿勢。気持ち良くパーンと吹け上がるエンジン音。フロントダブルディスクブレーキ。光り輝くアルミ製デルタボックスフレーム。でも全然走りませんでした。

じつはTZ250って1987年に後方排気になっていて「TZRも間もなく」と言われてたんですがなかなか発売されず、88年後半に発売と言われていたのが引き渡しが遅れて1989年発売になった経緯があり、ヤマハファンが待ちに待ったモデルだったのです。

このバイクは並列2気筒なので排気が後方なら吸気が前方。空気とガソリンを取り込んでエンジン内部に噴射する霧吹きであるキャブレターってのがエンジン前方に来るわけです。

走行してない時に空ぶかしで調子が良くても、走り出したら走行風が勢いよく入って来るので調子が変わるのは当たり前。しかも風で冷やされてオーバークールにもなりがち。根本的なパワー感でもV型2気筒のガンマに大きく水を開けられた感じでした。

当然ダメダメでは話しにならないので、V型エンジンに倒立フロントフォーク等が採用された3XVに変わったのですが、今になって思うのですが、単なる所有欲を満たすだけのために自宅駐車場に置いておくなら後方排気かな?と思うようになって来ました。

見た目は最高だし、少々ボコボコ言っててもエンジンが止まるわけじゃないので、普通に一般道を走る事は可能。とんでもなくレーシーな乗車姿勢も、どうせ年に1000kmも乗らないので良いかなと思ったりしてます。

2度ほど購入してバラバラにしてピカピカにして組み上げたのですが、そうなると欲しいと言う人が必ずあらわれて、結局手元に1台も無いので、いつかまた入手したいと思っている1台です。

china0中国でゼロコロナ政策反対デモの発生が報じられたのが約2週間前。そこからあっという間に各地へと拡大し、ここ数日は暴動に発展している場所もあるようです。

中国で暴動を発生させれば徹底的に叩きのめされ罰せられるので、普通は当局側に反抗するなんてあり得ないのですが、公安に食ってかかる映像や柵を壊してる映像が次々とアップされているので、11月30日におこなわれた広州市のロックダウン解除以降、実力で解除させようという動きが拡大しているようです。

先日から各地で次々とPCR検査場が撤去され、北京市と上海市では今日からコロナ規制の緩和を発表。屋外の公共スペースにいる時に必須とされてきた陰性証明がいらなくなるそうです。そもそも毎日PCR検査を受けろと言う命令に問題があるんですがね。

私自身は上海での検品作業があったので現地入りしようとした事で、はじめて上海の規制を知ったのですが、成田・羽田からの直行便が無いだけでなく、北京に入ったら北京で隔離。北京から上海に入ったら上海でも隔離なので現地検品は無理と言われたのがキッカケでした。

ただ、どんなに中国国内の動画サイトで暴動やデモ行進動画を規制してもドンドンTouTube等にアップされ、それが情報感度の高い人々に波及するので、今までだと封じ込めることが出来た意見や行動が停められなくなってる。アホみたいな隔離政策が批判されるのは当たり前に感じます。

これがゼロコロナに対する抗議活動に収まっていればいいのですが、あの国は人気漫画キングダムじゃないですが動乱&内乱の歴史ですから、これが「打倒共産党政権・打倒習近平」となって来たら大変な事になるので、上手く舵取りして欲しいものです。

中国共産党や各人民政府はゼロコロナ政策とかロックダウンと言ってますが、住民への言論統制や行動抑制のリハーサルになってるわけですよ。それがバレてるから多くの人々が怒ってる。どこかでガス抜きすべきなんですがねえ。

ワールドカップサッカーを見ていればノーマスクだし誰も隣の人と距離なんて開けてない。しかもサッカーアジア枠でイラン・韓国・日本・オーストラリア・サウジアラビアに開催国のカタールが出場してるのに中国は出てない。これは政府の誤りだと感じる人がいるのも分かります。

毎年11月11日は中国で「独身の日」と呼ばれる大セールの日で、毎年アリババが公表する売上総額が世界で話題になって来たのですが、今年は「前年実績並み」としか発表してません。普通に考えて劇的に売り上げが低下したんだと思います。

中国の混乱は世界の混乱。中国で爆買いが収まると世界で物が売れなくなる。変化は急激では無くゆっくりにしてもらいたいと思ってます。

suzuki昨日はバイクレースでお世話になっているモトバムの40周年記念と2022年の忘年会的宴会を開催させていただきました。全国各地から多くの皆様方にお越しいただき、まことにありがとうございます。

コロナ感染拡大期ですので、会社員の方々の中には、不特定多数が集まる宴席への出席自体がNGとなってると思うのですが、「公人としてでなければ個人的には出席できると」言って参加してくださった方々も多かったので、とてもありがたい事だと感じております。

我々は来年も活動をするのですが、スズキは今週1日にレース情報のグローバルページ閉鎖を発表しました。MotoGPと世界耐久選手権から今年限りで撤退したとはいえ、世界各国でスズキユーザーは様々なレースに参加しているので、とても残念な話しだと感じています。

二輪事業の数字を各メーカー発表から引用すると、2021ー2022年数字は以下の通りです。
・ホンダ  2兆1,852億円(全社売上14兆5,526億円)
・ヤマハ発動機 1兆1,797億円(全社売上1兆8,125億円)
・川崎重工業 4,479億円(全社売上1兆5,008億円)
・スズキ 2,534億円(全社売上3兆5,684億円)

これを見ると各社における二輪事業の重要度が読み取れると思います。つまりヤマハにとっては二輪は無くてはならない存在で、スズキにとっては売上貢献度が低いだけに利益が出なければ意味のない存在ということが分かると思います。

すでに原付スクーターはヤマハが生産から撤退していてホンダ製ヤマハが販売されてる状況。スズキはアドレスとレッツという原付スクーターを出しているのですが、ホンダ&ヤマハ連合vsスズキなので、圧倒的に分が悪いのが予想できます。

その上の原付2種は一番売れてるゾーンになるのですが、ここになるとホンダのカブ系と呼ばれるカブ・ハンターカブ・C125といった人気車種に加え圧倒的シェアのスクーターPCX等に対し、スズキはスポーツモデルのGSX125とスクーターのADDRESSとAVENISです。

ラインナップを見るだけでレースをやっても売れなさそうなのは分かりますが、スズキの400ccクラスってバーグマン400というスクーターのみなんですよ。ちょっとココで感じるのは「事業継続する意思あるのか?」ってこと。

スズキはどうなっちゃんだろうと正直思ってます。会社は昨年より1兆円も売上が伸びる見込みを発表しているので絶好調みたいですが、全体が好調になればなるほど二輪事業の小ささが際立つわけで、難しい状況なんだろうと言う事は想像できます。

スズキは全国のディーラーにやさしいメーカーなのですが、その優しさがあだになってメーカー色の強い洒落た店舗が少ないのも事実。ホンダのドリーム店、ヤマハのYSP、カワサキのカワサキプラザのような店が無いんですよねー。

ファンも多く歴史も古いメーカーだけに、マーケティングとマーチャンダイジングを考えた展開をすれば十分可能性があると思うのですがねー。今後の行く末が気になっている朝です。

labo_cap今年8月末に自己破産となった「脱毛ラボ」を経営していた「株式会社セドナエンタープライズ」の倒産劇は、藤田ニコルさんを広告起用していた会社だけに大きな驚きが走りました。

脱毛サロンとしては全国に47店舗を展開する大手だったし、昨年6月に親会社であったドクターシーラボが全保有株を「中国中信集団公司」という中国の国有投資会社に売却されたので、このままビジネスモデルが中国に移植されるのだろうと思っていました。

その前の7月頃に脱毛サロン・キレイモを運営する株式会社ヴィエリスの窮状についてこのブログでも書きましたが、その後は沈静化していると思っていたら11月にテレビ朝日で話題(リンク)が出て来て、まだまだ終わってないことを知りました。

脱毛サロンって5回から50回の脱毛パックを10万円から50万円ぐらいで先払いするんですね。当たり前ですが肌を露出するまでに脱毛を終えたいと思う人が多いので稼ぎ時は10月から3月になるんです。4月の時点で契約が低迷していればアウト。そういうビジネスモデルです。

個人的には、こっちのほうが霊感商法より関わる人が多いだけに法的に制限を設けるべきだと思うんですよ。電車に乗ると広告の半分ぐらいは脱毛系で、そのどれもが「体験無料」と出してるんですが、結局10万円以上の商品を売りつけるわけで、何らかの制限が必要なのは明らかです。

かくいう私はお取引先の美容皮膚科の先生に「鼻毛に白髪が出てるから脱毛やるなら早めにしたほうがいいですよ」とナゾのアドバイスをいただいてます。白髪はレーザー脱毛出来ないらしいんですよ。ホリエモンは全身脱毛したらしいんで、やってみよっかなーって思ってます。

今の若い世代は男女を問わず脱毛が当たり前らしいので、若い人々が被害を受けないように、入口で無料をエサにした広告を禁止するとか料金を明示するといった規制を設定すると同時に、破綻時の受け皿組織を作るとか、政治に出来る対策構築を図って欲しいと思ってます。

20221202_054534やりましたねー。おめでとうございます。じつはお風呂で観戦しておりました。眠すぎるとの酔い過ぎてるのが合体していてどうなることかと思いましたが、Amebaさんのおかげで楽しく観戦できました。

すっかり体も温まってるので仮眠してから会社に向かいたいと思います。サッカー日本代表おめでとうございます。最後の「アディショナルタイム7分」って瞬間は気絶しそうになりましたが、頑張って観戦して楽しい時間となりました。すべての皆さんに感謝。

jeko自宅近所にある複数の飲食店で値上げがありました。値上げといっても各メニュー50円か100円づつのアップですが、経営者側とすると苦渋の決断のようです。

まず値上げすると顧客が離れるんじゃないかという不安があるそうで、簡単には上げられないと言います。また値上げするとメニューの書き換えが発生するのも実際の手間もそうですが、心理的な面で「めんどくさい」という気持ちとの戦いがあるそうです。

当然メニュー価格を変えるとなると、座席に置くメニューだけでなく、ホームページの価格表やウーバーイーツ等の出前メニュー、ショーケースの価格表示に加え、ラーメン店等では壁面のメニュー看板まで変更しなければいけないので、心理的だけでなく実際の手間と費用もハンパないそうです。

そういえば国立競技場前にあるラーメン店「ホープ軒」が50円アップにする時も、結構大変そうだったのを思い出しました。黄色いプラスチックの板に赤の文字で書かれているのか切り文字が貼られているのかといった壁面看板にも張り紙されてた記憶があります。

政府は「物価上昇に伴う値上げはある程度仕方ない」と思うかも知れませんが、値上げする側は大変なわけで、パソコンも出来ない飲食店店主からすれば「価格変えるだけでどれだけ出費があると思ってるんだ!」って感じになるかもしれません。

一般的な料理原価30%の飲食店だとして、今のように食用油・肉・調味料・麺・練り物といった食材で中心を占める原価が3年で2倍ほどになってるわけで、ここにガス料金や電気料金が来年度から3割以上アップすることを考えると、1メニュー100円程度の値上げで良いわけがありません。

850円のラーメン・半チャーハン・餃子3個セットを例に挙げると、食材原価250円が350円に、1ヶ月にかかる光熱費を注文数で均等割りした原価光熱費が50円から70円に上がってるわけで、最低賃金の上げ幅を無視したとしても料理原価が120円も上がってる。

普通に考えれば原価が120円上昇したらメニューは360円上げるべきだし、今後も価格高騰の流れは変わらないので500円は上げておきたいところです。そうすると、850円だったランチが1210円から1350円になるわけですよ。そうなると牛丼チェーンや大手中華料理店に太刀打ちできない。

町中華が値上げを思いとどまれば大手も簡単には値上げ出来ない。リンガーハットの長崎ちゃんぽんは東京だと11月から740円になったのですが3年で100円程度の値上げ幅に抑えてます。吉野家やすき家といった牛丼は50円アップでしょ。丸亀製麺なんて20円。そりゃあ個人店が勝てるわけない。

ただ、さすがにやせ我慢にも程度があるって状況になってると思います。サラリーマンやOLにはランチ1000円の心理的ハードルがあるのは分かりますが、一般飲食店の窮状を考えると一気に1500円までアップして、クオリティや量を増やす時代が一気に来るかも知れません。

正直、餃子の王将なんて1000円未満のランチセット廃止してもいいですよ。東京だと餃子297円ですが400円でもいい。炒飯550円も750円でいい。そうやって従業員の負担を軽減しつつ、スターバックスのように生活にゆとりのある顧客を取り込む方が有利なのではと思ったりしてます。

かくいう私は格安の立ち食いそばが大好きなので、かけそば650円・かつ丼&そばセット1200円までなら一気に上昇しても付いて行きます。ですからクオリティを下げないようにお願いしたいと思ってます。

おっと田中が勝ち越しゴール!しばしサッカー観戦とさせていただきます。

roihoTBS系全国ネット「ジョブチューン」の11月26日放送分で、大手ファミリーレストラン「ロイヤルホスト」のメニューをフレンチ料理人7人がジャッジするというコーナーがありました。

ちょうどホンダサンクスデーでもてぎに向かう車移動中だったので、カーナビ画面で珍しく地上波放送を見ていたのですが、番組制作者側の「ロイヤルホストメニューが否定される場面を象徴的に取り扱おう」と言う意図が明らかで、非常に嫌悪感のある作りになってました。

この種の番組は毎回審査側がバッシングされるので出演してくれる方が激減していて、超有名店のカリスマシェフは消えて行っていて、審査側も強烈なコメントは発しないようになってると思うのですが、番組制作者が意図的に批判してる部分だけを切り取って放送するので、嫌な空気感が延々と漂ってました。

メニューは「ロイヤルホスト従業員イチ押しメニューTOP10!」となっていて、フレンチ料理人7人中4人以上が合格を出せば良いという仕組みで、結果は以下の通りでした。

1位 黒×黒ハンバーグ190g ブラウンバターソース目玉焼き付き 1408円 満場一致合格
2位 海老と帆立のシーフードドリア 1518円 6対1で合格
3位 厚切りアンガスサーロインステーキ 3058円 満場一致合格
4位 パンケーキ 495円 1対6で不合格
5位 ナスと挽き肉のボロネーゼ 1078円 2対5で不合格
6位 ビーフジャワカレー 990円 満場一致合格
7位 ホットファッジサンデー 858円 5対2で合格
8位 ケールサラダ ピーナッツオイルドレッシング 638円 5対2で合格
9位 ビーフシチューハンバーグ 1738円 5対2で合格
10位 チキンのジューシーグリル バター醤油ソース 858円 1対6で不合格

この中で5位のボロネーゼは生パスタ使用だったのでジャッジが割れるのは当然。10位のチキンはバター醤油で和風に振ってるのでフレンチシェフは分からないかもって感じ。4位のパンケーキはアメリカンダイナーなのでフレンチの人は分からなくて当然。他は合格してるので大したもんです。

パンケーキについては「なぜ3枚?」とか「焼き色にこだわってると言うが何で焼いてもこのようになる」等のコメントが流れたのですが、個人的には「アメリカは3枚が基本」と感じてました。GHQの置き土産ですから。有名な帝国ホテルや横浜ホテルニューグランドのパンケーキも3枚です。

ニューグランドで1320円、帝国ホテルで2300円のパンケーキがロイホだと495円ですからね。しかも全国で食べられる。ニューグランドや帝国ホテルだとビーフカレーだけで3000円超えるのに、ロイホならビーフジャワカレーとパンケーキを食べても1500円でお釣りがくる。スゴイですよ。

「テレビってのは批判でいいから注目を集めて視聴率を取るもんだよ」なんて言ってる人がまだいるんでしょうね。審査側がバッシングされても「収録で言った事を流してるだけ」と気にも留めて無いんでしょうね。だから見る人が減り続けるんですよ。

私がYouTubeで見てる「はいじぃ迷作劇場(リンク)」や「わっきーTV(リンク)」なんて否定ゼロですよ。料理人の方が作ってくださったものを美味しくいただくってのは基本中の基本でしょ。それを料理人がケナスって番組を作るのは良くないかもなーって思いました。

「嫌なら裏番組を見れば良かったのに」って思われる方いますよね。チャレンジしたんですが、日テレがみんなの動物園2時間スペシャル。テレ朝がワールドカップサッカーのオーストリアvsチュニジア。フジテレビが貞子軍団。テレビ東京が山間部で映らずで断念しました。今考えたらNHKでブラタモリとカネオくん見れば良かったかもですね。

個人的には目黒のヤマハ音楽振興会に行った時は、向かい側のロイホで「海老と帆立のシーフードドリア 1518円」と「パンケーキ 495円」にドリンクバーをつけて楽しみたいと思っております。

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