
とはいえ、ずば抜けて大きなグループですから平昌でも何かやると思ってたんですが、会場にはしっかりと巨大ブースを構え、莫大な人員を空港から駅ならびに会場まで動員して、さすがのホスピタリティを演出していました。
USA TODAYの記事にもありましたが、これはまさにマクドナルドやコカ・コーラが行ってきた手法で、それらにアリババがなっていくというか、なり替わっていくんだろうとさえ思える感じでした。なんといってもEスポーツの普及に超熱心ですしね。
それでも「アリババって何じゃい?」って人もいると思いますのでがっちりマンデー風にザックリ説明すると「中国の杭州に本社があるスンゴイ会社」。
何がすごいかというと時価総額はアジアで最大!
16年3月期にはリアル店舗を持たないのに、自社の通販サイト売買代金だけで、アメリカのウォルマートやフランスのカルフールを抜いて小売業世界一!
今ではIT系企業をどんどん買収して、中国トップのIT系総合企業へと成長しているのです!って感じ。
でも知らないってあなた「支」ってマーク見たことないですか?これ、QRコード決済「アリペイ」が使えますよーってサイン。中国では爆発的に普及して、今やコインや小額紙幣は使われなくなってます。露天商や自転車シェアリングだってアリペイですよ。
小さい会社でも使ってるのがアリババドットコム。これは世界中の企業と企業をマッチングさせるビジネスサイトで、日本企業でもここからサンプルを取り寄せたり、発注交渉する事例が増えてます。
そんなアリババなんですが、アリペイがこの春から本格的に日本上陸です。もともと創業者と孫正義氏に縁があり、ソフトバンクはアリババと並ぶ大株主なんで、日本に上陸すれば一気に普及するでしょう。東京オリンピックではアリペイが常識かもですね。
それにしても10億人超の人口規模ってすごいですね。決済システム処理の規模だってけた違い。そりゃバグ出しもすぐ終わるし信頼性の高いシステム構築ができるわけですよ。これからはアリババに注目ですよー!