
トランプ大統領がイスラム圏7カ国からの入国禁止とシリア難民の受け入れ停止をデシジョン(=決定事項)として示しました。即日有効となったため、すでにアメリカに着いちゃった人は宙ぶらりんになっちゃった。3月1日以降とかやれば良かったんですがね。
あっという間にアラブ連盟やアセアン諸国で大反対の渦が起きて、インドネシアやマレーシアでも「アメリカやべーぞ」となってます。英語で読めるインドネシアの新聞「ジャカルタポスト」も、国際面はその話題ですね。中国企業がインドネシア新幹線を着工したことも話題ですがね。
なぜか良く分からないのですが、トランプ大統領は言い訳をはじめました。
「私たちの指定した7か国はオバマ政権がテロの源と指定した国」
「11年にオバマ氏がイラク難民の受入れを6か月停止したのと同じ」
「方針を変更して永住権保有者は適用を当面は猶予する」
「米国は誇りある移民の国。抑圧から逃れる人々に慈悲を示し続ける」
当り前ですよね。どうみても白人ですから、トランプ氏の家系自体が移民です。アメリカなんて原住民を蹴散らして来た歴史なわけで、深掘りすればするほど墓穴を掘るのは明白な国です。ドイツ系やフランス系が偉くてユダヤがダメとか言ってられないぐらい移民だらけ。
イスラム教徒とキリスト教徒は何百年も一緒に暮らしてきたわけですよ。イスラエルがアメリカとくっついて超武装して戦ってるのが諸悪の根源なんで単なる政治問題。テロは日本人がテルアビブ国際空港でやったのを見て、武器を持たない市民が「日本人が我々のために戦ってくれてる」と蜂起したのが最初とされてます。
ある意味、アメリカと日本が諸悪の根源って感じですかねえ。こんな事やったら余計混乱するに決まってますよね。当面の間はアメリカ行くのやめときます。