
まあ共産党の消費税撤廃とか自衛隊は違法なんて意見は言うだけ自由ですが主義主張としては滅茶苦茶だし、税金は金持ちから取れってのは税負担の公平氏から言っても理不尽極まりない話しです。
まあ、先日のNHKの日曜討論で共産党の藤野保史氏が発言した「軍事費は戦後初めて5兆円を超えた。しかし人を殺す予算ではなくて、人を支えて育てる予算を優先していくべき」と言った発言に注目が集まってますが、だいたいいつも共産党の発言は極端です。
できもしない極端な発言であっても、意見を言う事は大切だし、それを叩くのはおかしいと思うのですが、自衛隊は違憲だとしながらも災害派遣は必要だとする党の姿勢には大いに疑問があるし、その上で憲法改正も反対してるのは、かなり理論矛盾があると思ってます。
何党でもいいんですが、今の急増する社会保障費をどうやってまかなうかについて「未来の世代に借金をつけ回して今の大人は知らんプリする」ってのが正しいのかどうかってのは議論すべきですよね。
選挙権のない世代に借金を付け回すのは、選挙権ある世代の行動として正しいと思えないですもん。橋本政権下で待ったなしだった課題が、今も放置されてるってのは、いくら何でも凄すぎると思うのですよ。
今の国会議員って、元自民党と現自民党議員が大半なわけでしょ。自民党内で多数派になれなかった人が出て行って、外で笛吹いてるわけでしょ。だけど、笛吹いてるけど国民は踊らないし、自党内の現役議員もついて来ないわけでしょ。党内対立だらけね。そりゃダメでしょ。
そんなに課題って難しいんでしたっけ?予算がないので年金を下げて各種税率を増やすってだけでしょ。「今の予算を削減して物から人へ回す」って言ってた民主党に政権渡しても出来なかったことで、それは幻想だって分かったわけですよね。
みんなでバランスよく当選者出そうと思ってます?何か極端な意見が出て来てないように感じるのです。「安倍政権の暴走にストップ!」って何を暴走と言ってるの?各政党でどんな経済政策があるの?アホなんで分かるように説明して欲しいなあ。
党首討論でガリガリ君を政治資金から払ったとか払わないとか指摘した党首もいるそうですが、ガリガリ君はダメでホームランバーはOKなんて話しを党首討論でやって欲しいわけじゃないんですよ。企業なら社員へのお菓子って福利厚生費で処理するでしょ。普通ですよ。
自民党支持者の私ですら自民党を支持する明確な理由がみつかりません。ただ今の野党に投票するぐらいなら自民党の方がましってレベルでしかないのですが、そうならないように現実的な意見を提示すべきでしょ。
18歳選挙権ですよ。若者に対して「ない袖は振るな!年金支給の維持は若者への死刑宣告!」とか「怒れ若者!STOP現役世代の付け回し!」なんて主張する政党ないの?「政党助成金・政治献金・政治家の給料、全部にNO!政治家は無償のボランティア活動であれ!」なんて言えばいいじゃん。
なんかいまいち争点が見えてないのですが、このまま10日まで行くんですかねえ?そこで当選した人が、また6年も国会議員やるなんて世も末だと思ってるんですが、「今」の話しじゃなく「未来」を語れる政党や人が出て来て欲しいと思ってます。