HIPPO大野の雑記帳

ヒポポタマス社長のお仕事&プライベート日記

2012年09月


これ、いずれ広告で使ってやろうと暖めてた企画なんですが、ユーチューブですでに流されてました。権利が切れるの待ってたんですがねえ。デジタル時代おそるべしです。

654094ab.jpg昨日の報道特集で、日本側の現状をぶっちゃけてました。簡単に言うと「日中国交正常化にあたっては尖閣問題を論議しない」それが両国共通の理解だったと言うことです。そう、だから各国漁民による相互交流は、目をつぶられて来たのです。

周恩来総理は、日中国交正常化交渉の中で田中角栄首相が切り出した「尖閣諸島の問題は?」という話しに対し、一瞬で「その話しを切り出すと解決できなくなるので後で」と言ったと言われています。

これは様々な文献に記されており、当時の担当者達が何度も証言してました。それが「報道特集」というテレビ番組の中で放送されたのです。その証言は周恩来総理の通訳、日本外務省の中国担当者といった、その場に実際に居合わせた人々です。

周恩来氏は日中国交正常化を実現するため、国家による賠償請求権を放棄する選択をしました。多感な時期に日本に留学し、明治大学にまで通った彼が、高卒の日本の総理大臣に譲歩まで見せ、万難を排して実現させた日中国交正常化。

日中両国の先人の努力が無駄にならぬよう、現代の人々は生きるべきなのではないかと感じてます。

NHKはいい番組やってますねえ。今日の「深読み」では、「中国人は謝らない」って説明してます。こんなの外務省チャイナスクール出身者は知ってて当たり前ですが、民間出身大使じゃ分からないですからね。そう、中国人は人前では絶対に謝りません。メンツに生きる人種なのです。

尖閣国有化を中国側が納得できる理由は日本側が用意しないといけません。なぜなら胡錦濤主席が「国有化はやめてもらいたい」と表明したのですから、日本側は「一時国有化しますが、海洋研究の象徴として世界遺産登録をめざしましょう!」なんて形を言ってやらないとダメなのです。

そのためには「密室会談」が不可欠です。日中国交正常化させた時の首相の娘さんはその密室協議事項を「伏魔殿」と呼びますが、表立って会議して結論を出すことはできません。昔は日本もそうでした、つまり「根回し」です。これナシではダメなんです。

間違ってもらいたくないのは、この漁場は日本・中国・台湾の漁民たちが自由交易する場所だったのは事実です。といってもお酒を交換したり、たばこを分け合ったりの程度ですがね。それを徹底的にかつ一方的に禁止したのは日本です。難しいでしょ。

まあ、隣国とこれだけ対話しない国は日本ぐらいです。内閣自体が毎年交代するんで、継続的対話が全くできないのです。長期政権を国民が用意しない限り、これは永遠に続きます。

この問題の根源はグラグラ揺れ動く民意にあるのです。しかし国民は全く反省せず、問題は政府にあると思っているのが、日本という国の凄さです。

ロシアともそうでした。鈴木宗男さんが逮捕されるまでは、カニだってウヤムヤでロシアから日本に入ってたんですが、ところがこれをガツンと禁止した。おかげでカニの価格は劇的に高騰しました。

もう少し国民が安定的政権基盤を用意し、政治家もいろんな政党を渡り歩いたりせず、外交担当者は隣国との両国間協議を常時しっかりおこなって、ちゃんとした外交の仕組みづくりをつくるべきだと思ってます。

cd1e80ae.jpg2週間ほど前から流出されていたCBR500の写真。やっと一般雑誌でも同じ写真が出始めたので書くのですが、ほとんどの部品はCBR250Rのようですね。シート・シートカウル・ミラー・ウインカー・スクリーンは同じようです。

NC700用の部品からブレーキ周り、ステップ関係を流用して、ヘッドライトは旧CBR125を流用すれば、こんな形にはなりますよね。エンジンはCBR250Rのボア&シリンダーを2つ使えば500ccってことですね。このストロークを短くして400も出るようです。

もう開発も海外なんですね。なんか複雑だなあ。でも、ひさびさの400クラスは楽しみにしたいと思います。そう言えば、日本では新しいV4プロジェクトも動いているようなんで、こっちも楽しみにしてます!

25a69c6f.jpg元世界GPチャンピオンの片山敬済さんのFacebookに「理性の眠る夜に見る夢」というコメントがあり、ちょっと思った事をメモ。

人は安易に「限界に挑戦せよ」と言うが、それを実際に行動に移す人は限りなくゼロに等しい。レースファンは多いがレースを実際にする人は少ない。「お金」「ケガのリスク」「自分には出来ないと思う心」「家族」など、レース参加を阻む常識的で理性的な理由が多いのは分かる。

それでもそこに参戦してトップを取り、世界の頂点で戦うというのは、それらの理性を眠らせるということのようだ。人の中に必ず潜むという狂気を意図的に引き出し、片山氏はそこで戦っていたのかもしれない。

その世界を彼は「驚愕と喜びの世界」と称している。この程度の装備を身につけ、サーキットの安全装備もタイヤバリアに牧草フェンス程度、それで非常に敏感な車体を操り、貧相なタイヤが路面を離さない事を祈り続けるのは簡単ではないはずだ。

「理性の眠る夜に見る夢」は、常識と理性を眠らせ、「絶対無理」な領域にアクセル全開で飛び込むぐらいの領域だったであろう。そんな事を感じた。「ごめんねバカで。でも賢く生きるというのが、常に常識の範囲内に留まり続けるという意味なら、つまらなくないか?」って言われた気がした。

「常識的に考えて無理ってことをやれよ」と、この「理性の眠る夜に見る夢」は、強いメッセージを贈ってくれた。ありがとう。

05acc0d1.jpg中国の方の考える事には、だいたい若干のズレがあるものです。ルイヴィトンやカルティエやトヨタやロールスロイスも、ソックリに造っても製造者が異なっていれば模倣ではないと思っておられます。国境についても、若干のズレがあるのではないかと推測しております。

日本の方々は、尖閣に集まった台湾漁船が帰ったのは、日本の海上保安庁が徹底的に放水で戦ったからと思ってるようですが、実際には台風17号の影響による大シケで帰ったようです。

その昔、2度にわたる元寇で元軍を全滅させたとされる暴風雨=神風(しんぷう)。またコイツが吹いたのか?それとも、日本に壊滅的な打撃を与えるのか、いよいよ激しい戦いの火ぶたが切られそうです。

まず今日は石垣島。日曜日には関西から関東が直撃されそうです。はあ、心配だなあ。


「識別不能機、領空進入の可能性アリ、スクランブル!」「HOT S/C!」で戦闘機が飛んで行っちゃう現実。民主党政権になってから、その回数が劇的に増加してます。

基地「まもなく領空。領空侵犯機と判定する!左旋回し西への警告を開始せよ!」
パイロット「了解、警告1回実施、領空外へ移動!」

こうなればいいのですが、なるかどうかが分からないのですよ。

パイロット「領空侵犯機発見!僚機ロックされた、空域から離脱する!」
基地「離脱了解、領空侵犯機による攻撃行動アリ!第二陣スクランブル!」
パイロット「1機撃墜、パイロットリジェクト!」

なんてことになっちゃうとですなあ、一応日本の自衛隊潜水艦は装備してないことになってるハープーンミサイルを発射して、領空侵犯機を撃ち落しちゃう可能性もあるわけですよ。

そんな事は、日中双方のメディアは放送できないよなあって思ってたら、アメリカの中国人向けメディアが、しっかり戦力分析&放送してました。すごいねえYouTube。

b048a1ea.jpg昨日「北朝鮮に自動車メーカーってありますか?」って質問を受けました。どう考えても質問する相手を間違ってますが、ありますって答えました。ただ、私が知ってるのは統一教会グループの「平和自動車」だけです。

実際には、この乗用車を組み立ててる平和自動車より大きな企業があり、そこが北朝鮮で最もニーズのある「トラック」を製造しているはずだし、昔はそこがメルセデスベンツ190Eのニセモノを製造してたのですが、今もあるかは分かりません。

ただね、ミャンマーがあれだけ劇的に変われたわけだし、中東も激変してる事を考えると、北朝鮮も激変する可能性は十分にあるわけで、「北朝鮮にパソコンメーカーってあるのかなあ?」って思っちゃいました。

平和自動車

54db385d.gif日本は1945年8月14日にポツダム宣言受諾を通告し無条件降伏。8月15日には玉音放送がおこなわれた。

旧ソ連が千島列島に侵攻したのは8月18日であり、宣戦布告もなく一方的に侵攻した上、多くの住民を捕虜として拿捕した。9月2日に日本は連合国の降伏文書に調印し、南部樺太および千島列島全域の行政支配権を失った。

日本はサンフランシスコ講和条約に従って千島列島を含む一定の地域の行政支配権を失ったが、旧ソ連はサンフランシスコ講和条約に批准していない。そして、千島列島がロシアの物であると国際的に認められた事実はドコにもない!

つまり、南部樺太および千島列島全域は、旧ソ連の違法かつ一方的で暴力的な侵略行為により勝手に占領され、その旧ソ連が経済的に破綻し滅亡した今も、何らの反省のないままロシアという新興国が不法占拠を続けているのである。

しかもシベリア抑留や強制労働への投入といった野蛮行為を行い、ろくな食事や宿舎を与えず大量に死者を出したにも関わらず、それに対する正式の謝罪もないどころか、それを正当化するかのような発言まで行っている。

この「千島列島全域はロシアが不法に占領している」という考え方はEU議会やアメリカの多くの人々が支持しており、世界の大勢を占める考え方であるにも関わらず、日本では日本共産党しか、この普通の考えを主張していない。

では、その他の政党の言う「北方四島」とは何なのか?その根拠はどこにあるのか?こういう事を書く事を「彼は右翼的だ」と言って終わらせるのか?全く持って不思議に思っていた。やっと平然と書ける時代が来たのはうれしいが、だからといって正論は展開できないようだ。

ロシア国立軍事公文書館にある抑留者のリストは76万人。日ソ国交回復に伴って帰還した抑留者は47万人。見て見ぬフリするには無理があるのではないだろうか?

言うべき事を言うのは政府である。北朝鮮の拉致問題もそうだが、拉致家族や抑留帰還者は相手国に何も言えないのだ。それをやらないとするなら、それは政府の怠慢でしかないと思うのは、そのへんのオッサンのたわ言なのだろうか?不思議な国だ。

0b4f99ea.jpg24日に与那国島で行われた与那国町臨時議会をご存知でしょうか?「自衛隊配備問う住民投票条例案が反対多数で否決」という重要な議会でしたが、組閣と自民党総裁選にかき消されました。

与那国町議会は全体で6名。ただし1名は議長なので多数決となると3名いれば決まりです。今回は「与那国島への自衛隊基地建設の民意を問う住民投票条例案」の審議が行われ、賛成2・反対3で否決されました。

町長は住民投票すべきと言ってるんです。でも、なし崩し的に自衛隊の配備が決まりそうなんです。なぜか?じつは与那国島上空の制空権は日本にはありません。防空識別圏の境界で言うと与那国島上空は台湾なんです。

台湾側は、何十年も前に防空識別圏の境界線で与那国島上空だけは日本としたのですが、日本側が「周辺国との緊張を避けるため」と称して放置して来たのです。だから与那国島へ飛ぶ国内線は、台湾が「ココを飛ぶときだけは見て見ぬフリをする」と言ってる場所しか飛べません。

この状況をなんとか打開しなければいけないってのが、日本における長年の課題でした。今はそのビッグチャンスなのです。

写真は与那国町議会選挙の結果です。まあ150票あれば当選します。そこに100人以上の自衛隊員が来るわけです。その家族もいるでしょうし、その仕事をもらう人も出ますよね。議員を何人か送り込めるぐらいの大勢力がやってくるのです。

「仕事とお金と防空識別権がやってくる!」って事で良いのでしょうか?私たちは重要な日本の領土問題を、こんな議員6名の町議会に任せて知らんぷりで良いのでしょうか?なんだかとても複雑な気分です。

ffb6f639.jpg9月16日のブログ「原発ゼロの幻想」にも「原発ゼロは絶対にアメリカが許さない」と書きましたが、なんとアメリカが日本政府にかけた圧力って報道されてたんですね。22日の東京新聞がスクープとして出してます。

そうなんです、アメリカは絶対に許してくれない。そんなの官僚なら分かるはずですが、所詮普通の国民に毛が生えた程度の与党では分からない。だから「原発ゼロも検討」なんて出来ない事を平然と口に出すわけです。

「日本は独立国なんてのは幻想」です。アメリカの属国なんです。その大前提は表面的には言う必要はないですが、国をつかさどる人々は理解しないといけない。アメリカが了承してない発言は、決して言ってはいけないのです。

国連でアメリカの決議に反対するなんてあり得ないのが日本です。「高校卒業時に英語を話せるようにする」という教育制度改革すら許してくれません。属国がフィリピンやサイパンを含む北マリワナ政府のように英語話すようになるとやっかいですからね。

核はアメリカの国力の象徴です。日本はロシア・中国・北朝鮮・インド・パキスタンという核保有国に囲まれているにも関わらず、過去の「非核三原則」というバカな発言のおかげで核兵器の開発も保持もできず、アメリカ頼みになってます。

アメリカの兵器ビジネスは国家を左右するほど強大なパワーを持つ業界で、そのトップが核関連グループです。アメリカがアジアの東端にある離島の集積地みたいな小国に、原発ゼロなんて言わせるわけないのです。

それにしても東京新聞はよく報道しましたね。あとの各紙は小さな記事で追随したようですが、大したもんです。別の言い方をすると、「日本はアメリカから核兵器を購入して核保有国になります」なんて発言すれば、アメリカは「(尖閣も竹島も)日本が領土だって発言してる場所は全部日本のものだ!」ってなることでしょう。物事は単純なのです。

6f97ce41.jpgロシアから買ってきたオンボロ空母のワリャーグを改造して運用中だった中国海軍。なんでか分かりませんが、このタイミングで就役を発表しました。艦名は「遼寧」だそうで全長約300m・6万トン超で約20機の艦載機を搭載可能な堂々たる巨艦です。

中国海軍で実際に就役する船は3桁の番号をつけています。ただこの船は2桁番号「16」ですので練習艦です。就役を発表するなら、前後にもう1つ数字をつけて発表しても良かったのですが、とにかく発表を急いだのでしょう。

この船の問題点はエンジンが遅いこと。元々のエンジンだと蒸気タービン4基で最大30ノットと言われていますが、ロシアで売りに出される前から「その速度に達しない」との噂があり、本格的に運用するにはエンジンの換装が必要と言われていました。どうしたんでしょうか?

飛行機は鳥と同じで向かい風に向かって離陸します。アメリカ軍空母はカタパルトで射出されるので、向かい風でなくても離陸できますが、このタイプの滑走してジャンプ台で飛び立つタイプは強い向かい風が不可欠。つまり速度が高くないと運用できません。

艦載機はJ-15。ロシアのスホイ33を違法コピーしたものです。どうやって入手したかと言うと、この空母自体をウクライナからクズ鉄として買ったのですが、その時にウクライナが持ってたスホイ33の試作機もクズ鉄として買ったのです。ひっどい国でしょ。

ちなみに横須賀基地所属のアメリカ海軍空母ジョージ・ワシントンは、10万トン超で艦載機は85機まで搭載できます。長さは同じですが、艦載機と搭載可能兵器量は4倍の規模となります。

この発表によって中国海軍はこの「遼寧」を使った演習ができるようになります。別の言い方をすると、大規模海洋軍事演習で、これが出て来なければ、まだ運用する技術や艦載機が完成してないことを露呈することになります。海軍の偉い人にとっては、ここ数ヶ月で大義名分が立つ程度の要員育成が必要ですので、相当胃の痛い日々になることでしょう。

最後に、内緒にしてましたが日本も空母建造してます。22DDHプロジェクトと言われる物で、当初は固定翼の離陸できる軽空母(といっても当初計画だと旧日本海軍の赤城より大きかった)でしたが、まあ自衛隊なんで一応ヘリ空母のレベルに留めてます。(それでもミッドウェーで沈没した飛龍よりデカイ!)

東西冷戦が終わった今、アジア冷戦がはじまるのでしょうか?日中の距離なら空母なくてもなんとでもなるわけで、「何で両国はこんな物を欲しがってるのだろう?」と疑問に思うばかりです。

17f5b70a.jpgこの石垣市ならびに尖閣諸島が緊迫した環境の中、名古屋に行ってきました。CBCラジオさんだったのですが、石垣出身のやなわらばーや夏川りみさんのサイン入りポスターがあって、なんとなく和みました。

やなわらばーは、大阪のCATミュージックカレッジ出身らしいのですが、僕も何度か授業やりに行った専門学校です。「やんちゃな子供」って意味の琉球方言で、本来の石垣方言では「やなふぁーなー」と言います。「みーふぁいゆー」は「ありがとう」のを意味します。

夏川りみさんは、先日の「銀座わしたショップ」での石垣島フェアでも一日店長やってもらいました。

「あーこんな所にも石垣島」って思った瞬間でした。

181803d4.jpg中国って世界有数の高速道路網を有する国ですが、10年前にはそのほとんどはありませんでした。最初に高速道路ができたのは上海。でもたったの15kmほどでした。1990年でも200kmなかったんですよ。

だから、ほんの10年前は上海市内であっても、移動にパリダカみたいな道なき道を激走しないと着かない場所がいっぱいあったんです。その昔は、カップ焼きそばの景品に使う寝袋の縫製見本取りに行くのに、VWサンタナのタクシーでスピンした事もありました。

ちょうど10年ほど前に、急に高速道路の建設が本格化しました。本格化といっても、すでにある道を平然とぶっ壊し、田畑や住居も遠慮なくぶち壊す形で進められ、あっという間にできて行きました。

普通の道路工事って区画を分けて順番に工事するでしょ。中国は違うんです。路線全部で工事がはじまって、1区画の工事終了が全区間の開通を意味する。鉄道も同じですよ。上海のリニアモーターカーなんて、「工事始まったな」と思ったらもう走ってました。

5年ほど前は、まだまだ牛車や大八車で移動する人も多く、それが高速道路を通行したり横切ったりするので、やたらと死亡事故が発生しました。

まあ今も時速20kmぐらいのトラックや原付バイクの後ろに巨大な荷台つけてトロトロ走る三輪車や、ノーヘル・無灯火・ナンバーナシで走る電動スクーターが走り回っているので、いまだに死亡事故は毎日見ることができるのですがね…。

日本の高速道路は全部開通しても約9千kmに対し、今や中国の高速道路網って約7万km。それをたった10年ほどで建設したわけですから、工事の手法もノウハウも日本では比較にならないほど中国のほうが優れています。中国が世界中の道路工事を落札できるのも、このノウハウのおかげです。

運転免許制度もちゃんとしたのは最近です。先に自動車の普及が進んだので無免許運転だらけとなり、免許証を買えるようにして普及させ、無免許運転の罰則が罰金だけだったのに拘留15日の罰則を加え、今のような日本同様の免許制度に昇華させました。

とはいえ、お金払えば手に入った時代の人や、全く交通ルールを学んだことのない人も多い上に、交通事故の場合は大きい車の人のほうが悪くないという特殊ルールのおかげで、大きい車の方ほど運転マナーが悪いという状況も続いています。まあしょうがないですね。

よく「中国のバブルが崩壊する=チャイナリスク」と言われますが、そんなの幻想です。今はやっと普通のインフラを整えたというだけなのです。中国にはまだバブルは来ていないと思っています。なぜなら中国発の国際ブランドが育ってないからです。

近年、たくさんの大卒者が出るようになった中国。その若者たちが、明日のホンダ・ソニー・任天堂・ソフトバンクといった企業を興すかも知れない。その時こそ、チャイナバブルが始まる事でしょう。(残念ながら、まだまだ平気でデザインぱくりますがね)

中国はまだまだ発展する。そして多くの中国人は勤勉で努力家である。多くの日本人の視点とは異なるかもしれませんが、私自身はそう思ってます。日本が素直に中国と向き合えるようになる時が来れば、その中国発展の波に日本も乗れるかもしれません。

9f5f9dd7.jpg‎2009年1月7日に社内および周辺関係者の人々に状況を理解させるために作成した画面です。当時のスタッフは全員見た記憶があるはずです。

時は前年に北京オリンピック、アメリカ大統領選でオバマ氏が勝利し就任目前、4月には北朝鮮がミサイル実験、5月に韓国の前大統領自殺、6月GM倒産、8月衆院選で民主党圧勝という時期です。私に現在のような中国との対決が予見できていたのですから、政府関係者や国会議員なら分かっていて当然の事です。

実際の画面は「見本」表示もなく、クリックした先には、もっと詳しい記事があるので、相当恐ろしい感じがします。今の世代の人は、こういう画面で見るとリアリティが感じられるんじゃないかと思って作成しました。もう4年近く前の話しですね。

今日は昨日に引き続き「HARAJUKU KAWAii!! FES 2012」開催です。13時からは原宿クエストホールにて武智志穂ちゃんが書籍「武智志穂と行くかわいい石垣島&八重山諸島」の発売を記念したトークショーを開催。こちらで石垣島のいろんなお菓子を販売しまーす!

中国の台頭により右翼化する日本

日本は緩やかではあるが、大戦後のどの時期より明らかに右傾化している。

その変化は、外交政策や軍事戦略ではなく社会の風潮として感じ取れる。理由は「中国の急速な海洋権や領土に対する主張による敵対心」と「(経済的停滞により)20年間に渡り失い続けた影響力を回復せよという社会の怒り」の2つによる。

日本の右傾化が顕著なのが東シナ海における自衛隊の権限強化への動きだ。とくに平和憲法の重要な部分を改訂し中国と対決すべきであるとする政治的動きもあり、アメリカ国防長官のレオン・パネッタ氏は今週を振り返り「紛争を懸念した」と語った。

日本のアナリスト達は、日本は世界で最も平和主義的国家として10年後世界の中心に向かっているとの考えを前提にして、今後より右傾化が強まったとしても、軍事的に明確な態度が取らない姿勢にストレスを感じている。

東京の政策研究大学院大学准教授で安全保障の専門家であり、穏健派を自称する道下徳成氏は、「大戦後の日本の政策は低調と協調だった」と言う。「私たちは周辺諸国との対立や摩擦を徹底して回避しようとして来た。しかし日本人は美しい心だけで接しても分かり合えないことがある事に気づいてしまった」とも語っている。

世論調査によると、日本人は周辺国との安全性に不安があるとする国民が増加していることが読み取れる。今年初旬に政府が収集したデータによると、日本の軍事力を高めるべきだとする層は25%に達しており、3年前の14%や1991年の8%と比較しても、圧倒的に増加していることが分かる。

思考の右傾化シフトは日本のトップにも表れている。そこには日米安全保障同盟の復元を図ろうとする自衛官の息子でありタカ派の野田佳彦総理大臣も含まれる。そのシフトは3年前「(米国抜きでの)中国を含む東アジア共同体の創造を!」と発言した当時の鳩山総理のネクタイが擦り切れた時にさかのぼる。

しかし野田総理は、不人気から数ヵ月後の選挙突入が確実視されており、その地位を獲得しそうな人々は同じように緩やかな右傾化の姿勢を見せている。

有力な候補者の自民党の石破茂氏はウォールストリートジャーナルの取材に対し「自衛隊は海上侵入者や略奪者に対し、海上保安庁同様に警告射撃ができるはず」と語った。

もう一人の有力な候補者の石原伸晃氏は、中国に噛み付いた石原慎太郎東京都知事の息子で、「日本が油断している場合”国の一部は強奪される”こともあり得る」と語っている。

この夏における強硬な話しの多くは、中国の領土主張によってもたらされている。そしてそれらは国粋主義的な一部の小さなグループに話題を提供して来た。しかしそれらの話題であっても、「より一般の人々の興味と関心を引くようになっている」と国際政治学者で慶応大学教授の細谷雄一は語る。よって野田総理に代わる首相が誰であっても、「日本はより右寄りに傾斜する」とも語った。

緊張のエスカレート

この安全保障上の問題のほとんどの兆候は、菅政権下の2年前に読み取れた。中国海軍の増強と拡大を目の当たりにし、南西諸島における海上境界線の明確化や権利の主張が急務であることが分かり、近隣諸国との緊張が高まりはじめたのがこの時期であった。

国家の安全保障上重要な拠点として北京を位置づけ、人が住むには適しない島や周辺の海域を題材に、この夏は徹底的に緊張感を高めていった。

これらの島々に関する論争は1世紀も前にさかのぼる。それに対し、日本は明確にクレームを伝え、その海域を艦船・ヘリ・航空機で監視し、自衛隊の派遣も辞さない構えを見せると言う、かつてない強硬な態度を見せている。

さらに2015年には東シナ海の与那国島に自衛隊を駐屯させる計画も存在する。防御省スポークスマンは「これが日本にとって最初の国端の島への陸上部隊配置になる」と語っている。沖縄本島から台湾の間には尖閣諸島が含まれるが、日本が所有を主張しているのに対し、中国と台湾は異論を唱えている。

防衛大臣の森本氏は「これは日本の南西部を守る上で最重要課題である」とインタビューに対し語っており、「列島に沿った最初の島に自衛隊を今後も配備する」ことを示唆している。

しかしながら森本氏は、「日本の行動は武力行使ではなく、右傾化についても断固としてない」と語っている。同時に「周辺国に対して不必要な脅威を生み出す軍事活動」を行なうことは、「地域の安定性を単に破損する」とも語った。

中国は「すでに日本は別の方法で決定的な損害を引き起こした」と言う。それは日本政府による尖閣諸島の買取=国有化である。中国は爆発し、日本の水域に6隻の船を送り、50以上の都市で日本バッシングのデモをおこなった。

中国国営の新華社通信は「日本は過去の侵略に対する真実の後悔を示さず、かわりに敗北名声の回復を試みている」と尖閣諸島国有化を評した。

憲法9条改正?

第二次世界大戦後の日本は、敗戦時のいきさつから憲法第9条の2つの項目に縛られる。「戦争の放棄」と「陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない」である。

第9条は改正されなかった。日本がその解釈を劇的に緩めたのは1954年に自国領土を守る目的で自衛隊を設立した時だけであった。

自衛隊は組織されても、それは防衛のみのユニットであるがゆえ、深刻な制限に直面している。そこには長距離ミサイルや航空母艦がないのだ。平和維持任務での海外参加でも、同盟国を防御するためだけに限定され戦闘参加はできない。

しかし、「集団的自衛権」に対するこの制限を変更する動きが強くなっている。日本で最も人気のある政治家である橋下徹氏が憲法9条改正を表明し、野田総理は変更に賛成を表明した。その橋本氏は新しい政党を結成した。

時期政権を担うとされる自民党は、さらに大胆に一歩進め、「第9条を改正し集団的自衛権を明確化させ、日本を真の主権国家にする」と表現している。

日本の憲法は一度も改正されていない。そして国民は、改正するためには国民投票同様に衆参両院で3分の2以上の賛成を要求するだろう。一部の政治家達は、何十年にも渡って憲法9条改正の必要性について論じているが、彼らはそれに対する反対意見が小さくなって来たと言っている。

財団法人平和 ・安全保障研究所理事長で国際政治学者の西原正氏は「私には憲法改正への転換点はまだ見えない」と言う。それはどんな改正であっても非常に深く大きなコンセンサスを要するかららしい。しかし「私たちその方角に動いている」とも言ってる。西原氏は、日本の変化を示すいくつかの小さなステップを指摘した。

まず昨年、武器輸出の長年の禁止を緩和したこと。また今年6月に、これまで禁止されていた軍事衛星および他の監視を許す法則を可決したことである。そして今月、自衛隊はホルムズ海峡でのアメリカ軍による国際機雷掃海訓練に参加している。

西原氏は「平和主義者はまだ十分に強く日本政府にインパクトを与えるまでに至っていない」と言い。「よって、政府は注意深く、非常にゆっくり移動しなければならない」と語った。(記者:ワシントンポスト 織田有希)

kubo「web-rider555さん」から素晴らしい質問をいただきました。それは「米国が尖閣諸島を日米安保の適用地域だと中国側に正式に伝達した記事を読みました。オスプレイの配備も急いでるようですし。中国の空母が太平洋に出ると、どのような事態が予想されるのか、教えて頂けないでしょうか?」というものです。

じつはまだ中国には艦載機がなく、パイロットもいません。空母用の戦闘機は中国製となる予定で開発中です。そしてパイロットについては、ロシアから買ってきた空母を土台に育成中です。

ただ、空母のアスファルトは有事で湾岸戦争のような運用だと3ヶ月程度でダメになるので、現実的に1艦を定期的に運用するには2艦が必要となりますし、燃料補給の手間とコストを考えると原子力空母しか選択肢はないですから、原子炉の開発技術も磨かなければいけません。

さらに中国に足りないのはカタパルト技術。アメリカ軍の空母は、艦載機の離艦時はカタパルトと呼ばれる射出装置で打ち出すのですが、これは中国にはないため、船首側にスキーのジャンプ台のようにそり上がったスペースが必要になる上に、助走距離も必要となります。

アメリカ軍の空母は、甲板から離艦させるカタパルトがあり、船首から船尾にかけての斜めに長いスペースは、着艦専用となっていますので、本気でやる気になれば、交互に離艦と着艦もできます。このような運用は、中国海軍の空母にはできません。

そして重要なのはコストです。アメリカ軍は空母を11艦持ってます。常時6艦を運用するためですが、6艦運用するためには11艦分の乗組員を常時雇わなければいけません。1艦に必要な乗組員は2500名以上ですので、これも大変なことです。ロシアでも1艦しか運用してませんからね。

ですので、中国海軍が空母を正規運用できるまでには10年は必要で、まだまだ差し迫った危機ではありません。

アメリカが「尖閣は日米安保の枠組みの中にある」と言っても、武装した13隻もの漁業監視船と大量の漁船を動員し、尖閣周辺海域での操業に多額の補助金をつける作戦については、相手は漁師ですから、日米安保の枠組みの外側になります。

今、日本がとるべき対応は、石垣島や宮古島の漁師に「尖閣海域での操業に補助金」っていう施策であるのは当たり前ですが、なぜか日本は「周辺海域での操業禁止」や「上陸禁止」を打ち出してます。

中国人が上陸しても無罪で帰らせてますが、日本人が上陸すると書類送検されて10万円以上の罰金ですからね。しかも、石垣島にいる海上保安庁の船って4隻ですからね。まあ実質的にはすでに中国に取られたようなもんです。情けない限りでしょ。

中国の空母が正式運用されて、公海上に自由に展開することになると、アフリカ等は一気に危険にさらされることになります。アメリカは、中国がアフリカを攻撃するのを止めにいくほどのモチベーションはないのです。アメリカ軍が攻撃する場所は、石油の出る場所と決まってますからね。

今、中国が必死に狙ってるのはアフリカですからね。金とダイヤモンドを確保して、そこからアラブに進出するわけです。鈴木宗○さんが狙ってた利権だったんですが、逮捕収監されてるうちに、とりあげられちゃいました。

ちなみに核保有国ですし、大陸間弾道弾も持ってますので、空母が運用されるということは、核兵器も搭載され、中国製トマホーク(核弾頭搭載可能)も装備されます。キャー怖ーい!

つまり、太平洋に自由に出るということは、中国の攻撃対象が隣国だけに限定されなくなり、とっても世界中というかアメリカ軍が大変になるってことです。

最後に、今の日米安保の枠組みは完全に壊れています。中国海軍の艦隊が沖縄本島と宮古島の間を堂々と通過しているのです。津軽海峡を通過されてるも、アメリカ軍はピクリとも動かず、日本だってP-3C飛ばす程度の対応しかできないわけですから、恥もいいところですよ。そんな中で、日米安保の話しをクリントン氏が持ち出しても、中国共産党は「へとも思わない」ってのが現実です。

6d1c2aab.jpg中国が航空母艦を建造中なのはご存知でしょうか?ちゃんと党大会で発表され、正式に建造が始まっているはずです。

じつは以前、ロシアからキエフ級のキエフとミンスクを買っていて、キエフは天津で空母ホテルに、ミンスクは深圳で軍事博物館の展示品になっています。さらにロシア海軍が建造中だったヴァリャーグを買って、今年中に練習艦として運行開始すると発表しています。

しかし、現時点で中国海軍が空母を持っても使い道がありません。なぜなら、中国軍が太平洋に出るには、目の前にある日本海やフィリピン海をはさんで向こう側にある、無数の小島が邪魔なのです。

だから、このようなことになるのは、当初から分かっていたのです。なのに外務省人事に政治主導と言って民主党は介入し、民間から丹羽大使を連れてきた。おかげでこの有様ですよ。

一番中国に詳しい小沢一郎を多くの国会議員がバッシングしてこけおろしてますが、今の状況を打開できるのって、彼しかいないわけでしょ。もう、ちゃんとしてくれと言いたい私です。

2a803687.pngNHKのニュースで「熊が人里に出没する」って言ってました。

だけど、熊社会には「熊生活可能エリアマップ」なんてものはないわけで、熊の生活圏は熊が自由に決めていいはずなわけですよ。でも、人間ってのは傲慢な動物なので、人里に出てきた熊へには「射殺」って対応をします。それって、正しい対処法なんですかねえ?

カナダでは、自動的に空砲を撃って熊を追い払ってましたが、それでも当たり前のように人里に熊は出てました。写真はバンクーバーでゴミ清掃車に乗って降りられなくなった熊を警察官が降ろしているシーンですが、これは珍しいにしても、まあコヨーテなんかはよく出て来てました。

熊と共生しないってのは、間違いじゃないですかねえ?カナダでキッズキャンプやる時は、ゴミ袋は必ず紐で結んで木の上に吊り上げてました。地面に置いてあると熊が出てきて食べちゃう。一度食べた熊は、またそれを食べに来るからです。

それでも山間部に行くと、毎朝必ずゴミ箱の近くで熊を見ますがね。草食のブラックベアだと怖くないんですが、肉食で人を襲う事もあるグリズリーベアの時は、いつもビクビクしてました。

もう少し日本のでも、熊と共生するための知識を小さい頃から植えつけたほうがいいんじゃないかと感じてます。

e3517276.jpg発表以来、やたらと聞かれる「iphone5どうですか?」の質問に、めんどくさいのでブログ上で答えておきます。

「なんとも思いません!」

そもそも一度もiphoneを持ったことも、手に入れることを検討したこともありませんので、分からないのです。

SIMカードがNano-SIMになって、チップがA6になって、画面がアイコン一列分長くなって、LTE3対応になって、テザリング対応になって、コネクターが小さくなったという変化が、私に与える影響は全くありません。

私の携帯に必要な機能は、「電話」「メール」「Cメール」「お財布ケータイ」「画面を見ないで文字を打つためのボタン」「万一のためのテレビとラジオ」「microSDが使える」なので、全くもってapple製携帯電話では役不足なのです。

エンタメ機能などは充実していて、音楽を聴いたり、映像を見たり、Macとの連動にはメリットがありますので、そういう方向けのものだと思います。そんなことで、これについては終わりにしたいと思います。

テレビの報道を見て中国を嫌いにならいでください。中国の人々も、こういう中国が大嫌いなのです。こういう共産党のやり方はあまりにも古く、もっと近代中国に合った新しい進み方があると、みんな思っているのです。

このデモは、政府がやっていることだと思ってください。このデモの中で大暴れする人々は、必ず大量の石や鉄パイプを積載したバスでやってきます。つまり何者かに動員されているのです。そのことは大半の中国人は知っています。

新聞の論調も党つまり政府が主導します。ですから、新聞に書いてあることが必ずしも中国人の考えと思わないでください。中国人は新聞に書いてあることやテレビで放送されることがウソであることは百も承知です。そういう国なのです。

中国には上海派・北京派・団派などのグループがあり、それらが常に綱引きをしています。今は指導部交代のタイミングですので、それらの権力争いが活発化しています。前回の指導部交代の際は、上海の幹部たちが次々と更迭されました。

こういう時に中国は「愛国」を使うのです。これも中国人は知っています。そしてそれを、非常に嫌っています。なぜなら、彼らは今の中国は昔の中国ではないと思っているからです。

しかし、国の歴史が浅いため、指導部にノウハウがない。国民党と戦ってまだ60年ほどの歴史であり、その間に紆余曲折しすぎたので、全く国家運営ノウハウがないのです。そのため、こんなバカげたデモなどを主導したりするのです。

どうか報道を見て中国を嫌いにならないでください。もっと中国は素晴らしい国であり、中国人は素晴らしい隣人です。それだけは知っておいてください。

「デモの場所と時間が発表される(発表されるということは当局は認めている、中国では認めていなければ消されるのだ)」

「公安警察がデモの場所に整列する」

「発表を見た普通の平和的参加者が集まる」

「バスで動員された石や鉄パイプを持った若者がやってくる」

「デモ行進がはじまる」

「歩きながら"みんなも参加しろ"と呼びかけてデモ隊が大きくなる」

「公安警察と武装警察のバリケードの前に来る(最初から目標が決まっている)」

「投石や破壊工作がはじまる」

「武装警察によって催涙弾が撃たれる」

「みんなでおかたづけ」

以上

とある方からコメントをもらいまして、それに対する自分の返信に気づきを与えられて転載しています。

その昔、年越し派遣村ってありましたよね。あれも一種のデモです。多数の労働組合とNPOが、政治的意図を持って作りました。あれは単純にメディアに取り上げさせて話題にするというのではなく、最初から各党の有力議員への働きかけも行っていました。

「派遣村をやるぞ」といった翌日には、すでに議員秘書に連絡が入っている周到ぶり。やるぞと決めた時には何も準備されてなかったと思いますが、リーダーと参謀がしっかりしていると、その方向性が明確になるので、対策も早くなります。

デモというのは、その矛先に向かう道筋が必要です。それにはまず「信頼できるリーダーや組織」が必要で、そこに「論理的な課題解決の道筋」が見えていないといけないのです。

原発デモでは、せっかくデモをきっかけに総理大臣と面会できたのに、新しい電力施策に関する提案や、法改正案といったものを出さず、ただ総理を批判しただけで終わってしまいましたよね。あの時、報道各社は「総理との会談には大物が挑むのでは?」と思っていただけに、かなり肩透かしだったんです。その証拠に、あれ以降報道は急速にトーンダウンしました。原発ゼロを掲げる共産党すら同席してませんでしたからね。

「原発を止め続けるための節電にご協力ください」

そんなメッセージを発し、「毎月20日は20時ライトオフの日」なんてやったほうが、声なき同意者達の心を動かし、政治的メッセージを発することにつながるんじゃないかなんて思ってます。そしてその際は、ニューヨークに住んでるミュージシャンじゃなく、日本に住んでる人に応援してもらうほうが良いのではないかと感じてます。

まずはデモの前に与野党への政治工作と、財界へのルート確保が先だって事ですね。それをやらずしてデモだけやっても、集まった人々に申しわけない結果になりかねませんからね。

44b8c325.jpg尖閣を売名行為に使った都知事と地方議員の皆さん、中国が暴れたら「問題解決は政府で」と言って終わりですか?

外交的に全くの素人を中国大使に起用し、最初の海保と酔っ払い船長の事件で大失態をしでかした民主党さん。手がつけられなくなったら「事態を静観する」で終わりですか?

オスプレイが通常配備されてない以上、すでにアメリカ軍艦船が沖縄から宮古島沖に展開してなければ、中国の漁業監視船と漁船団は尖閣に来ますよ。1000人で上陸をはじめたら、どうするんですか?静観してれば解決するんですか?

こんな人々に放置プレーされる石垣市が可愛そうすぎです。日本人って位置関係分かってますかねえ?政府や政治家って現実を理解してますかねえ。

尖閣を取られたら、次は宮古島と石垣島の間で分断しようとしますからね。昨今、中国海軍の船が航行してるのがこの場所です。なぜなら、彼らが欲しいのは、東シナ海から太平洋に出るルートだからです。

そういう基本的な知識すらない人々が、政治や軍備をつかさどっているようにしか見えない所が、非常に不満であり怖いところです。

近代中国は生産拠点として成長して来ました。安い人件費だけが魅力でした。しかし、人間的にはあまり知的レベルが高くなく、人件費の高騰は即座に生産拠点としての意味を失う方向へと動きました。

今、海外進出を図る日本企業で、中国に生産拠点をなんて言ってる企業はほぼありません。みんなタイ・ベトナム・インドネシアって感じです。政情不安を恐れなければ、スリランカなんて人件費はASEAN各国よりはるかに下がります。

今の中国は、日本をはるかに上回る超高齢化社会の維持と、学生の就職難に襲われています。大卒者を中国で採用した方なら分かると思いますが、非常に離職率が高い。自分が知的階級だという意識が高く、プライドが充足されないと辞めるのです。

でも一度辞めると再就職が難しいのも事実。だって少なくとも我々は大学を出て3年以内に仕事を退職した人なんて採用しませんからね。採用したってロクな事にならないことは目に見えてるし、いくらでも人間はいますから。

今の中国に必要なのは、真の中国ブランドです。日本のパナソニック・ソニー・トヨタ・ホンダみたいなブランド。韓国のサムソン・ヒュンダイみたいなブランドが必要なのです。中国人自体が、いいかげんでウソばっかりの自国にうんざりしはじめてるのです。

かつては日本や韓国もデモ・スト・ピケだらけでした。みんな通る道です。中国も、この困難な状況を打開して、ハイアールやカーシーフーが国際ブランドになっていくように祈るばかりです。

中国にとって一番危険なシナリオは、上海派と北京派による内戦ですからね。

デモやピケなんて言葉は2012年にやることじゃない。中国のデモも、原発デモも、その先がない。それをやるのは自由だが、その先に戦略も策略もないデモは、その趣旨に賛同して集まった人に申し訳ないじゃないですか。

原発デモで首相官邸に行った人々は誰ですか?あんなのが話しに行ったって、日本の政策が変わったり、電力施策が変わるわけないでしょ。デモに参加してる人々は、あんなのに乗せられてるって事ですよ。これは悲しすぎる。

中国のデモも同じ。死ぬほど広い国土を持ってる中国人が、なんであの尖閣みたいな離島を欲しいのですか?そんなわけないんですよ。中国人の若者は大学を卒業しても仕事もなく、暮らすこともできないほど困窮しているのです。

こんな意味のないデモは、本当に無駄ですよね。やはり戦略と策略がないとダメなんですよ。参加する方は、参加する前に「今日の行動は未来につながってるかな?」って考えて行動する方が良いのになあって思います。

いやー、仕事の虫みたいなHIROさんと、いつスケジュール確認しても「空いてます」とか「空けます」ってマネージャーが言う上戸彩さんが結婚しました。きっと彼らなら上手くやっていけますよ。だって二人ともものすごく働き者ですからね。芸能人の結婚って、いろいろ複雑な気持ちになりますが、今回はただただ祝福します。おめでとー!

d6c0ebfa.jpgじつは、凝った機材でした。裕哉さんライブはアナログ機材で組んでみたんですよ。小さなこだわりです。

昨日は、お仕事をすこし抜け出して、お昼から小学校PTAの自転車安全教室へ行き、その後はお祭りの鉢洗いに参加して来ました。

なかなか地元のイベントに参加できず申し訳ないのですが、ちょっとした骨休めというか、ああ地元っていいなあと感じた1日でした。

すでに大量の核燃料を持ち、これを永遠に冷やし続けなければいけないのは現実です。そもそも太平洋でガンガン原水爆実験が行われていた時代は、世界中が福島もビックリの核汚染にさらされていました。

でも、その核汚染された地域に、わざわざ泳ぎに行ってたんですよ。グアムやサイパンで平気で泳いでた。今の福島パニックは、まあ状況を直視してないためにおきてるだけです。

日本が世界と比較して圧倒的に大量のプルトニウムを持っているのは、非核三原則で自ら核兵器を持たないと宣言しちゃったからです。だからいつでも核兵器を製造できるようにしている。核兵器を持ってないけど、すぐに大量に造れるようにしているんです。

そもそも有事の際、日本ではエネルギーを確保する方法がないんですよ。結局核に頼るしかない。私は何年も原子力発電に反対の立場をとってきましたが、それは「低コストの発電が原子力」というウソに対する批判であって、発電そのものを否定してるわけではありません。

この発電方法は、非常にコストが高いのです。そして事故リスクも高い。それを理解した上で、一定レベルの導入が必要だというのが私の考え方です。まあ、元々の原子力依存度は25%程度でしたから、その程度は確保しておくべきだと思ってます。

原発事故のリスクは水爆を投下されるよりはるかに大きいです。だって原発の核燃料は爆弾に乗せて飛ばす必要がないので、その量はものすごい事になるからです。だからこそ考えるべきは、事故対応ではないでしょうか?

はっきり言って、原発立地自治体も文句を言う前に一度も避難訓練してない事を反省すべきでしょ。誘致したわけですし、今回の事故は事前に想定された範囲じゃないですか。今だに日本中の自治体は原発事故を想定した避難訓練やってない。それこそ自殺行為です。

原発推進は国の方針だったのです。東京電力がやったわけではありません。最初から言ってますが、事故の責任は完全に国にあります。有事の際のエネルギー確保は、国家として重要な課題なのです。

原子力発電所の各種テレメトリーデータを、いつでも誰でも見れるようにする。そうすれば事故隠しがなくなります。衆人監視になれば事故に対する対策もどんどん表立ってできるようになる。原発管理技術を世界一に磨けば良いのです。

そもそも、原発ゼロなんてアメリカが許してくれません。ということは、そんな事は日本にはできないってことです。それが現実です。

尾崎豊特別展/OZAKI20の開催にあたって、息子さんであるヒロヤさんが記者内覧会の冒頭で「僕が僕であるために」を歌ったシーンは、報道各社での情報でご存知の方が多いと思いますが、これ決して仕込みではありません。

当初、イベント主催者側から歌って欲しいとの要望はあったのですが、プロデューサーサイドも私たちも否定的でした。否定的というより、昔からのファンと新しいファンの交点となる場の提供というのが目的であったし、無理やりの話題づくりに消極的だったのもあります。

それ以上に全員が一致していたのは、「彼の人生は彼に決めてもらいたい」という1点でした。学生である彼を、お父さんのイベントだからと言って出演させるというのは、プロデューサーならびにディレクターサイド双方が否定的だったのです。

出演が確定したのは2日前でした。これは本人ならびに事務所サイドの意向ということで、ご遺族の強い希望であればということで、急遽設営した展示パネルをバラバラにしてスペースを作り、そこにステージを設営しました。急遽エレクトリックピアノも発注しました。

記者が帰られた後、ヒロヤさんは真剣に展示物を見て、目をキラキラさせながら、「この曲ってフォークですね、これをロックに仕上げて行ったんですか」なんて話しているのを見て、本当に大ファンとして歌ってくれたんだなあと、勝手に感じてました。

昨日のTBS「中居正広の金曜日のスマたちへ」は尾崎ヒロヤさんのDNAに注目した企画になってました。とても素晴らしいコーナーに仕上がってました。そこには尾崎豊のファンであるヒロヤさんが映し出されてました。それを見て「彼が自分の決断で歌ったんだな」と確信した次第です。

昨日は北新地のラウンジのママの30周年パーティーでした。それも広告関係者のみで、関西財界の殿堂「クラブ関西」での開催でした。

私がカナダから帰国してきてすぐの入社面接は、このママのお店「One」でした。父親が行きつけだったからで、そのお店の別の常連さんの社長さんと、御堂筋に近い上通りにあったお店で面接を受け、事あるごとにお店に通ったものでした。

携帯電話もインターネットもない時代、誰かと誰かをつなぐのは、お店のママでした。日経新聞を最初から最後まで読み、財界の上から下までを熟知した上で、いろんな事を教えてくれました。

「それやったらマンダム行ったらええねん、今すぐ紹介したるわ!」そんな調子で紹介いただき、直後には「紹介したら翌日の午前中には電話して挨拶するんやで。その時にアポも取るんやで。」なんてことまで教えてもらいました。

お店は上通りから本通りへ、場所は御堂筋寄りから四ツ橋筋寄りへと変わり、お店も大きくなりました。近くに電通やサントリーがあり、いつも多くの業界関係者で賑わっていました。私は数ヶ月に1回だけ行く、カウンター専門で学割料金適用の小僧でした。

そんなうちに私は広告代理店に転職し、赴任地は岡山となってお店にあまり行かなくなったのですが、その広告代理店を辞めてすぐの頃、衝撃の連絡が来ました。「宇土ママが胃ガンで余命半年らしい」との情報でした。お店に行くと、それは事実でした。

ところが、その状況をも克服されました。あれから10年以上も経過してますから、まさに克服です。今はストーンというお店を経営されています。それすら知らなかった私をつないでくれたのは、広告代理店時代の上司のご葬儀がキッカケでした。

ほんの2時間のパーティーでしたが、いろんな思いが巡りました。得てしてこの種の同窓会的なものは葬儀になりがちですが、今回は次の40周年へ向けてというとても積極的な会でした。お招きいただいて感謝感激です。

宇土さん創業30周年おめでとうございます。これからもよろしくお願いいたします。ママとの出会いとお店でのすべての出会いに感謝します。

be6f27bb.jpg私がパラリンピックを支持する理由は、その道のりが全員違うからです。

オリンピックの道は、ほぼ一つ。一つの競技に打ち込み、周囲の協力と自身の努力によって、各国でトップの成績を修め、オリンピックへと駒を進めるわけです。

ところがパラリンピックは、先天的障害の方も、後天的障害の方と一緒に競う。その理由は交通事故もあれば病気もあるし、当然のように戦争加害者である兵士もいれば、戦争被害者である一般人もいる。

イギリス代表チームには、兵士として戦地へ赴き障害を負った選手も参加。ロンドンの同時多発テロで足を失った選手もいました。今回のパラリンピックでイラクは19選手を送り込み銀メダル2・銅メダル1。アフガニスタンは1選手を送り込みました。

イタリア代表チームには、インディの年間チャンピオンに輝いたアレックス・ザナルディ選手もいました。レース中の事故で両足を失った彼は、このロンドンパラリンピックで金メダルを獲得しました。

選手の中には、現代医学では死へのカウントダウンの速度を緩める以外の方法がない方も多くおられます。だからこそ、生きている今を輝かせる力も人一倍みなぎっているのを感じます。

昔は「身体障害者の方に支援してあげよう」という、どこか上から目線でした。今は「パラリンピックから生きる勇気と元気を授かる」という感じになってます。

それを、ここに書くということは、上から目線が偽善になり売名行為になってるのかも知れませんが、まあブログというか日記なんで許してください。

もっとパラリンピックや障害者競技に対する理解が深まり、その支持層が拡大することで、日本が世界でもっとも進んだバリアフリー国家になる事を祈ってます。

前にも書いたんですが、今一度書きたいことがあります。それは環境保護団体。

どんな田舎の人だって、この町が大きくなればいいと思っていいはずですよね。石垣島だって大空港に高速道路にリゾートホテル群があって、世界中から多くの人々が押し寄せてくるような島になるって夢を持っていいはずですよね。

石垣島に環境保護団体と称する組織や人々がいます。来年3月に石垣島に新空港ができるのですが、この交渉は何十年もの歳月がかかりました。理由は、今の空港を拡張すると環境が破壊されるという理由で、これら団体の人々がずーっとクレームつけていたからです。

海側に拡張するとサンゴがダメになる。山側に拡張すると遺跡がダメになる。なんだかんだとクレームつけて長引かせてきました。

新空港建設の場所は、結果的に島で唯一のゴルフ場がある場所でした。モトクロス場もあったのにつぶされました。

しかも、コウモリの巣がつぶされるからと言って「新石垣空港小型コウモリ類検討委員会」なんて専門委員会までやって、専門家と称する人の意見を全部取り入れてコンクリートのコウモリトンネルまで建設させたんですよ。まあ、結果は見えてると思いますが、コウモリなんて住んでません。

どっかの都会から来て環境保護を訴える人々に言いたい。東京や大阪を元の環境に戻すほうが先じゃないですか?首都高速なんて、めちゃくちゃな構造でしょ。

今の韓国大統領はソウル市長時代、河川を埋め立てて造られたソウルの大動脈の道路があったんですが、これを川に戻しました。「清渓川復元事業」って言うんですが、こういう発想を持った方が、もう少し世の中のためになるんじゃないかと思ってます。

「仲間を売るヤツはダメだ!」と思う。

部下の失敗を部下のせいにする時は、上司は部下に「お前のせいにするぞ」と言わなきゃいけない。その上で「もう一度チャンスをください」を取引先に言わなきゃいけないし、部下にも「もう一度チャンスをもらった」と言わなきゃいけない。

その「もう一度もらったチャンス」は、部下だけに任せなきゃいけない。上司として、もう一度部下が失敗したら、それは上司の責任になることを覚悟して任せるのが絶対条件だ。上司がとりつくろって頑張って、結果をチャラにしちゃいけない。

上司のグチを上司のいない所で言っちゃいけない。本人のいる所で言えないグチは負け犬の遠吠えである。たとえグチであっても、本人に言えば改善提案になる事もあるし、お互いの理解促進になるかもしれない。

相手が上司でも部下でも、「お前はダメだ」というのは本当に大変だ。だからといってカゲで言ってはいけない。とにもかくにも、本人に伝えなければいけない。

仲間を売るヤツはダメだ。

政権末期に何の追求も受けてないタイミングでの自殺。別に苦しければ、総選挙目前なわけで、引退すれば良かったはずだが、何かあるのだろうか?国民新党にまで、政治の闇は広がっているのだろうか?

9日夜、NHKでは「追跡 復興予算19兆円」という番組が放送された。でたらめな予算執行。通常国会でカットされた予算分を、いいかげんな理由をつけて復興予算と称して使う。結果的に被災者支援には、ほとんどの予算が回らないという番組内容だった。

阪神大震災の時もそうだった。復興支援は被災者支援ではなく、国会議員の称する「平等に」という訳の分からない言い分によって、47都道府県に復興予算が分配された。復興というのは単なる言い訳だったのだ。

調査捕鯨の継続、離島の警備増強、国立競技場の補修…。東日本大震災の復興予算の使途だ。そこに心を痛めての自殺だろうか?そんなわけがない。郵政事業での住宅ローン取り扱い開始が、引き金になっているのだろうか?いい加減な政界の中で、命まで失うのはあまりにもバカバカしい。

今まで何人の議員や元議員が自殺してるんだ。北海道のヒグマと呼ばれた中川一郎氏の自殺は、秘書の殺人でないかとまで言われた。その長男である昭一氏も泥酔記者会見の後に自殺。親子で自殺なんてことがあるのか?

政界はとても不思議な世界だ。

私、地元小学校のPTA会長やってて、さらに以前から地元の祭りの夜店をやる会にも入っていて、そこの会計もやってたりします。だから、子供たちと相対できるお祭りを、とても楽しみにしていました。

しかし残念ながら、今年は仕事のため参加できませんでした。事前準備には出ることができたのですが、本番当日に行けませんでした。会員の皆様におかれまして、非常に重要な日に参加できずすみませんでした。それどころか、いろいろお気遣いいただき、恐縮いたしました。

昨年は、お祭りは参加できたのですが、翌日にはインディージャパンに出発してしまう、片付けや鉢洗いに参加できませんでした。仕事柄、何週間も週末に稼動するのが難しいので、こういう時は毎回残念だなあと思ったりもします。

お祭りにご参加くださった皆さま、本当にありがとうございました。タイムテーブルを見ながら、「今、こんな感じかなあ」なんて連想しておりました。

来年は、ちゃんと参加させていただきたいと思います。今後ともよろしくお願い申し上げます。

アルフィーの公式サイトで知ったのですが、あの有名なフリップサイドが営業停止のようです。以下はアルフィーの公式サイトの文言です。「フリップサイドは、現在、法的理由により業務を継続できない状況にあります…。

ってことは倒産ですかねえ?ついこの間もTUBEツアーやってましたよね。ものすごい有名なコンサートプロモーターなんですが、突然の業務停止?ホームページは見れなくなってますねえ。

うーん、心配です…。

今日、お手伝いのアルバイトさんが「尾崎豊って反社会的だったんですか?」って聞かれたので、いやいや「社会的すぎたんじゃないの?」って言いました。

学校に行けという親の言うことを真面目に聞く子供じゃないと、学校に行って何を学ぶのかなんて考えないですよね。学校で勉強ができるからといって、それが社会の何の役に立つのかなんて考えます?考えないですよね。

異常にまで、社会的で常識的だからこそ、10代のカリスマと呼ばれるようになったんじゃないかなって感じてます。

正直、20代以降になると、打算的な生き方になるんですよ。楽な方へ、安定的な方へと進んじゃう。10代の時は「ミュージシャンになるぞ」とか「バイクレーサーになるぞ」なんて思ってたのに、なんかあきらめるというか、挑戦しなくなるんですよ。

こうやって、尾崎豊のお仕事に取り組ませてもらって感じるのは、「いかん、10代の納得いかない何かと戦う気持ちを思い出そう!」ってこと。だからって行動に出せるわけじゃないけれど、そんな気持ちだけは取り戻せそうな気がしてます。

長らく準備を続けて来た「尾崎豊特別展/OZAKI20」の初日を迎えることができました。今日からはじめての週末となります。

記者内覧会では、息子さんのヒロヤ氏がお越しくださり、「僕が僕であるために」を熱唱してくれました。あまりにも似た声に、背筋が凍るほどの緊張や感動を覚えました。これは、参加した記者や関係者すべてに共通することだと思います。

最後に「お父さんとは仕事をしたことあるんですか?」と聞かれたので、「同じ時代の世代ですが、尾崎ワールドには踏み込まないようにしてました」と言うと、彼は「アンチも死ぬほど多いですからね。でも僕は大ファンなんですよ!」と言ってました。

「親父のファン」って正直に言えるなんて、本当に素晴らしいですよね。ものすごく真剣に展示物を見て、グッズも沢山買って帰られました。

EXILEのATSUSHIさんやキャイーンの天野さん(&ウドさん)も来てくれました。脳科学者の茂木健一郎さんも来てくれました。みなさん本気でファンで、必死に展示物を見て、グッズも買って帰ってくれました。EXILEのATSUSHIさんからはお花も頂戴しました。皆さん自発的にお越しくださいました。

久々の音楽業界の皆様との仕事で、尾崎さんが生きていた頃は、自分も音楽をやっていたのもあって、わざわざ見ないようにして来た尾崎豊。それを、正面から見つめなおす機会をもらったことは、本当に感謝してます。やっぱ尾崎すごいです。

昨日の初日は、あまりにも若い人々が多く、本当に驚きました。尾崎の強いメッセージは、今の世代にも伝わっているようです。ありがとうございます。今日も頑張ります!

携帯電話に番号を登録しないのは、登録しないでも生きていけるから。パソコンやスマホを持ち歩かないのは、持たないでも生きていけるから。

頭に記憶する事をあきらめて、脳の仕事を機械にやらせるのは、あまりにももったいない。せっかく人間やってるんだから、人間にしかできない事をあきらめないようにしたいと思う。

電話番号を覚えるって、動物の中で人間にしかできないのになあ。

c301b249.jpgいよいよアメリカでの納車がはじまったテスラのモデルS。かっこいいんですよねー。電気自動車の4ドアセダンなのにスーパーカーで、それが誰が見ても分かるデザインになってる。うーん、こんな素晴らしいものは買うしかない!

しかも、アメリカ国内価格は、なんと驚きの5万ドルからなんです。つまり400万円でこの最新電気自動車が買えるってことです。

とはいえ、まだまだ納車速度が上がってないので、簡単には手に入らないのですが、これを何とか手に入れたいと思ってます。何年ローンなら買えますかねー?

当ったり前でしょ!アメリカ球界に認めてもらう最大のチャンスですよ。何年間も活躍続けなくても、あそこで活躍すれば、アメリカから億単位の金で引っ張られるかも知れない。サッカーだって、日本代表になることが海外移籍へのビッグチャンスになってるでしょ。

相変わらず金にうるさいねえ。スポンサーマネーについて、ごちゃごちゃと口を出してくるスポーツ選手ってのは、WBCセールスの上でもマイナス要因なの分かってるのですかねえ?

「日本プロ野球機構と選手会が対立していて、そのもめ事の中心にあるのが○○社の負担する○億円です。」って言われたいスポンサーってのはないわけですよ。だったら、早々のうちに「WBCの出場選手はプロからは選出しない」ってやったほうがいい。

テレビ放映すらほぼないほぼ落ち目のプロ野球界なのに、相変わらずトラぶってるなんて、情けない限りです。

まあ、これだけ偉そうに発言した以上は、NPB側もファン側も「当然世界一だろうな」って見方しますんで、覚悟しておいてくださいねって感じです。

それにしても、なんで選手会ってこんなにケンカ腰なんですかねえ。誰の金でいい歳した大人なのに野球なんかで食わせてもらってるのか、もう少し考えたほうがいいと思いますけどねえ。ノンプロの選手じゃチーム批判や組織批判なんて考えられないでしょ。

まあ、プロ野球選手の自意識過剰というか、常識の欠落なのかも知れませんね。

アンケートっていうのは、事前に答えを決めてから設問を作成するのが大半です。例えば、「良い・ふつう・悪い」って選択肢の設問があれば、多くの答えは「ふつう」に集まるので、その回答が都合の良いものになるように設問をつくるのです。

例えば、2030年度の原発依存度のアンケート。「0%」「15%」「20〜25%」って3つありましたよね。これで「0%」に答えが集中したそうです。これは平時の回答傾向ではないので、アンケート自体が無効です。ヒステリックになってる。

通常の傾向なら「15%」が一番多く、次に「0%」となることで、世論は15%以下を求めているなってなるわけです。

ただ私が思うのは、この設問3択にしたのが間違いですね。私なら「50%超」「30%」「20%」「10%未満」「ゼロ」の5択にします。なぜなら、アンケートの特性上「50%超」という回答も集まるし、低いところで3択にすることで、ゼロの回答を減らせるからです。

ちなみに事故前の原発依存度って25〜26%でした。中越沖地震での柏崎刈羽原発事故を受けて東電の原発を全部停止させた時、真夏にも関わらず電力不足パニックなんて発生しませんでした。国民は正しい知識を持ち合わせているのでしょうか?

東京電力は企業向けの電気料金を17%ほど上げると言ってましたよね。大きなホテルだと月に30〜50万円は変わります。工場ならもっと大きい金額になります。これ、立派なリストラ要因になってまして、日本中で大企業の工場閉鎖が続出してます。生産の海外移転を加速させているのです。

私たちが目指すのは、クリーンで安全で貧乏なアジアの離島でしょうか?核のごみを大量に持つ豊かな大国でしょうか?それとも、この国をあきらめることでしょうか?

今の世論は「クリーンで安全な大国を目指せ!」と無理難題を押し付けているだけのように見えます。それは「戦争のない豊かで幸せな世界を築け!」と言ってるようなもんですが、なんか方策でもあるんですがねえ?それとも言いたい放題言ってるだけですかねえ?

昨年3月に発生した原発事故を受け、原発推進側の経産省が規制や保安も受け持つのはおかしいと言い出したのって、すでに昨年4月頃でした。そして新組織をつくることで与野党が合意してました。それから約1年半が経過していますが、まったくできそうな雰囲気すらありません。

本当は4月の発足でした。政局に巻き込まれて設置が遅れ、与野党の折衷案で国会を通り、本来なら6月27日から三ヶ月以内に施行されることになってます。ところが、また政局に巻き込まれて人事が決まりません。

毎週金曜日のデモ行進もいいのですが、規制する組織すら構築できない人々に何かを訴えても、無駄に感じるのですが、これって私の勘違いですかねえ?

f7d1f6d0.jpg困難って言うか、上陸調査すると石垣市とか八重山漁協とか書いてある石碑があって、日本の領有権が明確になるから、実施できないのです。

中国は指導部の変更が予定されており、韓国は大統領交代目前(=逮捕目前)というややこしい時期な上、日本の内閣も死に体ですから、今感情論で話しをしても意味はないのです。

しかも与那国島への自衛隊駐屯も、石垣島への自衛隊派遣も、アメリカ海兵隊へのオスプレイの実戦配備も行われていないまま、こういうタイミングで、何千万円もかけて騒ぎをおこす東京都のやり方は、周辺住民を危険にさらすだけです。

ましてや、ぜんぜん関係のない地方議員が徒党を組んで上陸するなんて行為は言語道断。安全保障の問題を売名行為に使うのは全くもって許されません。

八重山の漁師たちは、国境の隔たりなく台湾や大陸の漁師と交流し、ほんの数十年前まで物々交換を続けてきました。国や国境という概念が、その歴史的交流すら阻み、いがみ合う構造を作り出しています。それで良いのでしょうか?

その場所を中心に交流する人々は、そんな問題とは全く関係のない世界で暮らしているのです。なのに国家という枠組みが、無理やり地元の人々を対立の構図の中に投げ込んでいます。それが国や東京都や地方議員のやるべきことでしょうか?

近代中国の歴史はまだはじまったばかりです。ブランド品の偽物を平然と販売し、自動車ですらデザインから構造までパクって販売する国に、常識なんて通用しません。まだ天安門事件から数十年しか経ってないのです。

世界にとって一番怖いのは中国国内で内戦がおきることです。それを防ぐため、共産党指導部は民意統一のための領土問題をおこしているわけです。「愛国無罪」という中国政府による貧民ガス抜き用の国策です。そんな程度の事に日本国は振り回されることなく、冷静に自国領土を守るという観点に立った行動を示してもらいたいと切に願います。

c0e0c0ce.gifあのー、橋下旋風って本当におきると思ってるんですかねえ?ウソみたいな人が当選するのって、東京と大阪だけですよ。青島幸男先生や横山ノック師匠なんてのが知事になる場所と全国を同じ感覚で考えられても困るんですよ。

今回のは参議院選挙じゃないですからね、あれは芸能院と呼ばれるほどタレント議員が誕生する所なんです。まあ、「行列のできる法律相談所」からは丸山和也先生が参議院議員になってますから、次は北村晴男先生なんかも出るんでしょうし、橋下先生も国会議員になりたいのは分からないでもない。

だけど、衆議院選挙で旋風なんておきませんよ。残念ながら地方は磐石です。組織選挙を展開しちゃうんですよ。農協・漁協・公務員・後援会組織と山のように支持団体があります。しかも、本格的に橋下旋風がおきそうになったら、また自民党は小泉パパ出してくるでしょ。これに石原軍団セットにすれば自民圧勝です。

残念ながら年金改革に賛成している老人はいません。国民皆保険制度を本人5割負担させたいなんていう人もいません。誰も国の借金を負担するつもりはないのです。ただもらって使うだけで払わない。それを国民といいます。

その国民が選挙で選ぶのは、未来を担う子供たちに借金を押し付けて、医療の高度化により死ななくなった老人に現金を運んでくる政治家です。非常に残念ですがね。

今、維新の会が日本中の秋祭りに候補者を派遣してるとは思えません。対する自民党は野党のメリットと国会空転のタイミングを最大限活かして、必死にどさ回りしてます。「10人以上の会合があったら必ず教えてね、絶対顔出すから!」ってなもんです。

残念ながら、この国は変わらない。それが私の考えです。

c1de283a.jpg飲食店における料理の味は何で決まるか?これは店員なんです。フランチャイズ店などでは、誰が作っても同じ味になるように努力してますが、残念ながらどんなに頑張っても同じ味にはなりません。

飲食店ってのは、基本的に対話が商売なんです。味を決める決定的な部分は、その店員が発する言葉で決まります。対話って言っても、牛丼チェーン店で会話されても困るって思われます?いえいえ、そんな事はありません。

私の事例では、そんな牛丼チェーン店で立ち行かなくなっている店舗のオーナーがいました。立ち直ったきっかけは、単に厨房から配膳担当に料理を渡す際に「おいしい」を付け足しただけです。「おいしい牛丼特盛出まーす!」なんてやったんです。

これ、効果てきめんでした。毎日来店客が5%づつ増えたらどうなると思います?2週間で倍になるんです。ついでに当店店長おすすめ調味料」と書いて柚子コショウを置いたらこいつが大ヒット。撤退どころか今や多店舗展開してます。

飲食店の味は店員で決まります。その店員がやるべきことは、お客様に聞こえるように身内でおいしいと言うだけ。これ、ブログで公表するのはもったいないぐらい私の宝刀です。これならどんな店員もお客さんと話すわけじゃないので、すぐにできます。

たとえば喫茶店で「ホット」って頼まれたら「おいしいサイホンレギュラーいただきました」なんてやるだけ。あとはテーブルに「自動コーヒーメーカーとサイホンの違い」なんてのを書いておいて、文字でチェーン店をけなしとけばOKです。

大庄グループという居酒屋チェーンがあります。私の良く行く「やるき茶屋」って店には、やる気のなさそうな店員がいるのですが、このチェーン店は注文すると、必ず「ハイ!よろこんで」と言います。ぜんぜん喜んでるように見えないけどそう言われるだけで、なんとなく美味しいような気になるのは不思議なもんです。

だいたい流行ってる店に行ってみてください。店員はお客さんと話してます。そしてこう言います。「今日、飛びっきりのが入ってるんですよ!」ってね。そんなのウソでいいんです。そう言われるだけで、ただの料理は飛びっきりの料理に変わるのです。

お料理の一番の調味料は「言葉」だってお話しでした。

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