2010年08月31日 ヤフオクで古いモトバム発見! おー、懐かしいカウルですなあ。今日の23時51分終了のオークションですかー。まさにモトバムカウルです。レーシングサプライって大きく書いてますねえ。オークションによると「車種不明」って書かれてます。 これ、若井選手がGP挑戦した時のゼロ戦カラーのアンダーカウルですねえ。こんなの、どこに眠っていたのでしょうか?すげー!落札しちゃおっかなー。 http://page6.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/f95576511
2010年08月31日 ホンダコレクションホール「SPIRIT HONDA 201C」 先日、打合せでツインリンクもてぎに行ったのですが、11時半からの打合せだったので、11時到着目標で行こうということになり、高速道路の乗り口までに30分&首都高渋滞1時間に通常の移動時間2時間をプラスして7時すぎに出発しました。 ところが、予想に反して渋滞はなく、なんと9時半前にツインリンクもてぎに着いてしまったのです。そこで、めずらしくホンダコレクションホールという、自動車とバイクの展示館を観に行きました。 そこで感動したのが、この「1983年 SPIRIT HONDA 201C」です。80年にV6の2,000ccエンジンでF2というF1の一つ下のカテゴリーに突如参戦したホンダ。ラルトチームにエンジン供給して81年にチャンピオン。82年にはマーチカーズから主要メンバーを引き抜いて、ホンダ出資のチームが設立されました。それがこの「スピリット」です。 これ、83年のシーズン途中で出て来たF1カーです。シャシーはまるでF2で、小さなシャシーに大きなエンジンが付いているだけの代物でしたが、言ってみればオールホンダでのF1復帰が実現した瞬間でもありました。 スピリットホンダとステファン・ヨハンソンのパッケージは、全日本JAF鈴鹿GP等にもスポット参戦していたので、そのパッケージがF1を走るってことに、すごく感動したのを思い出しました。 ステファン・ヨハンソンって、金髪のスウェーデン人でカッコ良いのですよ。当時スウェーデンと言えば「ノーカットポルノ」とか「無修正」の代名詞みたいな時代(エロ本の広告には必ず「スウェーデン直輸入」って載ってた)だったのですが、このカッコ良いレーサーを見て、「そりゃ女もエロくなるわなあ」と思ったのも思い出しました。 じつは、このデビュー直後にホンダが支援を打ち切って、エンジンの供給をウイリアムズに変更。結局は、85年のシーズン序盤にスピリットってチーム自体がなくなってしまいました。 昔は全日本F2ってのもカッコ良かったんですよ。青白のカシオカラーのラルトに、マルボロカラーのスピリット、黒に金のJPSカラーの中嶋悟、ピンクのトライデントに乗る清水選手は歯医者さん、日本勢はみーんなマーチのシャシーだったのに、黄色と黒のエクイップカラーで走る浅井選手のマウラーもカッコ良かったっす。 いろんなことを思い出したコレクションホールでした。
2010年08月31日 退職した社員の問題行動ってどうする!? 10年弱の知り合いで、本人から頼まれて入れてやった30歳越えたばかりの社員。履歴書には幼稚園から大学まで一流の一貫校に行ってて、さらに英語が話せるとかドイツ語が話せるとか書いてました。職歴は派遣社員として勤務していた派遣先の大手広告代理店を「社員として働いていた」と書いてましたが、まあ入社させました。 ところが、1ヶ月に10日も定時出社できないのです。「電車が遅れた」とか「電車を乗り過ごした」とか「祖母がどーの」とか「免停講習だ」とか言って遅れるのです。さらに勤務中に1時間以上の離席が多々ある。ダメでしょ。六本木の一流ビルの常駐業務をいただいていたのですが、とにかく定時出社できない。 入社後、英語を使う場面があったので「行ってくれ」と頼むと、ビジネス英語は無理だという。履歴書上はハーバードに短期留学したとか、広告代理店最大手に入社したとか、メルセデスじゃないドイツ大手自動車メーカーの広告プロモーションをバッチリやって仕事をゲットしたとか書いてるのに、英語ムリらしいんですよ。 うちの家族は、子供とは半分英語で話すのですが、その会話にすら参入してこない。それどころか「えっ!英語話せるんですか!?」って聞かれちゃいました。4年近くもカナダに住んどったんじゃ話せるワイ! 年末だったか年始だったかに、キャンギャルの方から連絡が来ました。「あのー○○さんって知ってます?」もちろん社員だから知ってるわけです。それが「お取引先の広告代理店の名刺を出してました」というのです。でもその時は、彼は以前その会社に派遣社員として勤めていたので、名刺ぐらい持ってるだろうと軽く考えてました。 ところが、六本木の飲み屋でも女の子からその話しが出ました。それどころか、飲み屋のホステスさんのスカウトやってる友人から「店の女の子が相手した客が社員さんでしたよ。やばい名刺出してましたよ。やばいっすよ」とまで言われました。行動半径近すぎで、バレまくりです。 それでも、何も言わなかったのですが、とうとう大手広告代理店○通って書いてある名刺の実物を見てしまいました。それは彼が休んでいる時に、外注先の名刺を探してデスクを開けたら、いきなりありました。脇が甘い!しかも超偽造です。電話番号なんて自宅になってる。超ダイヤルインっす。 すぐに代理店側に通報。さらに謝罪に行きました。私、その代理店からの仕事が最大の収入源ですよ。昔グループ会社の社員だったんですよ。知り合いも500人近くいるんですよ。いくらなんでもまずいでしょ。 もともと、労働基準監督署に相談して、入社2か月目と3ヶ月目に解雇予告出してました。ただ今回は、懲戒解雇に値する状況です。でも、ちゃんと解雇予告日から1カ月分の給与(欠勤分は引いて)を払って退職してもらいました。未来がありますから、解雇の形にはしなかったのです。 それが、退職後に六本木の常駐先のお客様電話相談窓口に、なぜかいたずら電話をかけて来ました。それも私達の部署に対するクレーム電話です。うちの会社もそうですが、固定電話のトーク内容って自動的に録音されるんですよ。問題が発生しなければ2年で消えて行きますが、問題が発生したら聞き直せるのです。 今回のクレームは私どもに対することでしたので、その録音を聞くことになりました。そこに飛び込んで来たのは、その彼の声でした、もう声紋鑑定なんていらないぐらい、間違いなく彼の声です。 その1カ月ぐらい前から私の携帯に、度々いたずら電話があったんですよ。それも彼でした。発信元って電話会社には特定できるんですね。被害届を警察に出そうとしてたのですが「心当たりのある方の中に入ってますよ」と指摘されて取り下げました。 でもね、今だに8耐のキャンギャルさんのブログに「行けば良かった」とか「行く事になってたのですが」とか「来年は一緒に」なんて書き込んでるそうです。キャンギャルファンの方から「おたくの社員さん良くないねー」とご忠告いただきました。 くそー、何なんだよ。なんでオレの耳に入る所で行動してんだよー!バレるに決まってるじゃねーか。キャンギャルの皆さんは「来ていただいてる」わけで、「気軽に声掛けたりブログに書き込んだりするな!」っちゅーんだよ。それはお金払ってサーキットに足を運んでくれた人だけの特権なんです。 は〜あ、なんちゅう行動なのやら。一度連絡を取る必要が出て来ました。あ〜めんどくさい。 今日のことわざ)「立(た)つ鳥跡を濁さず」 立ち去る者は、あとが見苦しくないようにすべきであるということ。退きぎわのいさぎよいことのたとえ。(出典:大辞泉)
2010年08月30日 政治と経済の分からん内閣は最悪だ! あのー、エコノミクスが分かる人って内閣にいましたっけ?あのー、ねじれ国会なの分かってますか?自民党とは国会対策委員長が調整したんですかね?官房長官が調整したんですかね?勝手に発表しても意味ないっすよ。大統領制でしたっけ?政治の基本的知識って分かってますかー!? はっきり言います。今日の経済対策は、せいぜいこんな手しかなかったって世界中に発表したのと同じことです。自民党時代と同じで、とにかく目先の対策しかやってない。どっかの有名な経済アナリストに指摘されてるのではなく、だたのレース好きのデキの悪いオッサンに指摘されてるわけですよ。こんなんじゃいかんのです。なんで分からんのですかねえ。レースに興味ないからですかねえ? いいねー、政治家。いいねー、日銀。庶民はじーっとしながら、ブログで文句書くぐらいしかできないっすよ。こんなので世界中の資産が日本から流出して行って、円高が解消すると思ったんですかねえ? 自動車以外のエコポイント制度は期限延長ですって。エコポイントで家電買ってる人って誰っすか?雇用対策で、職場実習や既卒者の体験雇用人数を3倍増やすんですって。何っすか体験雇用って?大学に配置する相談員も倍増させるんですって。使えない相談員を倍増させたら4倍使えないでしょ。 予算は「経済危機対応・地域活性化予備費」で残ってた9,200億円を活用するそうです。もともとあった予算での対策だから、ここまでは市場は織り込み済み。だから効果は出ません。 はー、バカバカしいなー。
2010年08月30日 なぜ国債がバカ売れしてるのか いやー、目からウロコとはこのことです。昨日、サーキットでこんなことを聞かれました「なんで円高なんですか?」なんていう、ものすごいマクロな質問です。 だから、ざっくり答えました「ゼロ金利だからです」とね。そしたら「ゼロ金利って何ですか?」って聞かれました。「テレビでよく言ってるでしょ」と言うと、「よく聞くけど分からない」ってことでした。 そうなんです。分かってないのです。そこに自分が気づいてなかった。これこそ目からウロコです。ただ、お話しする場所が悪かった。ひたすら「ブオーン!ヒューン!パーン!」なんて言ってるサーキットですから、声もどんどん大きくなって行ったのに聞こえてないことも多くあり、結局「ブログに書くね」と言って、その時の会話は終わらせました。 この国債のカラクリ、すごく簡単です。金融機関は日銀からお金を借りられるから、金利ゼロでお金を借りて国債を買うと、その差額が丸ごと利益になるのです。しかもリスクゼロ。簡単な話しでしょ。 例えば、ほんの100億円を短期市場から1年間借りるとしましょう。金利は0.095%ですので、1年間で負担すべき金利は950万円となります。 この資金を1年満期の国債で回せば、金利0.13%ですので受け取り金利は1,300万円。差額350万円が利益です。5年満期なら金利は0.29%ですので、年間2,900万円が入って来る。差し引き2千万円近くの利益となります。単純すぎてバカバカしくなるでしょ。だから銀行は儲かるわけです。 当然、世界中の金融機関もマネするわけです。各金融機関には、最低限保有すべき円があるわけです。これを、全部国債にしちゃうわけです。そうするとリスクないですよね。 こんなこと、ちゃんと説明してない新聞やテレビはダメですねえ。でも、大多数の国会議員さんはもっと分かってないかも知れませんね。いやー、目からウロコっす。
2010年08月30日 ドコモが仕掛けた!「spモード」9/1スタート! どこの携帯電話通信事業者がはじめるかとワクワクしていた、各種スマートフォン向けソフト提供ですが、いよいよドコモが仕掛けました。名前は「spモード」で、CMもバンバンやってます。 これ、いったい何かというと、いろんなメーカーのスマートフォンごとに対応したソフトを提供することで、iモードのアドレス「@docomo.ne.jp」を使えるようにするサービスです。 しかも、ダウンロード決済もできるようにするそうで、これで一気にスマートフォンの時代が日本にも来るかも知れません。サムスン製のSC-01Bでもドコモメールができるのだ!
2010年08月30日 2010年・石垣島マグロレーシングライダーの皆さん 各チームから、8耐では一時的に移籍して来ていただいた皆さんですが、今回はもちろん元のチームに戻ってレース参戦されてました。 じつは、ずーっと我々のチームは第1ライダーが全日本フル参戦ライダーではないのです。だから第2・第3ライダーのほうが有名ってのが多々あります。 まずは第2ライダーの大木選手。ST600クラスで予選9番手でしたが、決勝では稲垣誠選手との6位争いを制して、みごと6位入賞を果たしました。 第3ライダーの清水郁巳選手は、予選で3セッションまで進出する大活躍。じつは第1&第2セッションでは1分30秒台をバンバン出してました。このままだと「第3セッションでトップ10だ!」と思っていたのですが、そこまでのアタックはなく、予選12位でのスタート。決勝も12位でした。 両名とも、みごとポイントゲット。大木選手は入賞です。みなさんおつかれさまでした。
2010年08月30日 菅井選手とタンデムライド MotoGPでマルボロ主催で行われているタンデムライドですが、なんと菅生でも行われてまして、こちらはマルボロではなく「奥の松酒造株式会社」提供です。 お酒のメーカーがバイクの協賛ってのもおもしろいですが、企画内容がチョーおもしろい。だって、抽選で選ばれた人が、日本のトップライダーで地元仙台出身の須貝義行選手の後ろに乗って、レーシングコースを一周できるってものなのです。 それも、ただの二人乗りじゃないですよ。いきなりウイリーしてストレートエンドまで行って、そこからバーンとバンクして行っちゃいます。見てるだけで「怖わー!」って感じです。大迫力のイベントでございました。
2010年08月30日 白バイのデモ走行 今回の菅生ラウンドでは、白バイのデモランがありました。いろんなバイク雑誌では見た事あるのですが、実際に自分の目で見るのははじめてでしたので、楽しんでしまいました。 それにしても緊張してましたねー。そりゃそうですよね、普段は人知れずやってる練習風景ですが、今回は多数の観客に見守られての走行ですから、絶対に失敗できないわけですよ。緊張が手に取るように伝わって来ました。 それにしても、ビッグマシンをアップハンドルで見事に操りますねえ。こんなデモランなら、毎回でも見たいなーと思ってしまいました。スポーツランドSUGO様と宮城県警様、どうもありがとうございました。 ちなみに、昨夜指摘されたのですが、あのロードレース界の超有名人、GP-MONOの優勝ライダーとお父様も写真に写ってますね。
2010年08月29日 大盛況の菅生 昨年より5割り増しの観客にお越しいただきました。晴天に恵まれ、最高の盛り上がりをみせております。 しかし、企業スポンサーが少なく、配り物が非常に少なくなっております。昔はピットウォークに参加すると、紙袋いっぱいのお土産をもらえたのですがねえ。 今、サンプリングやったら効果絶大ですよ。
2010年08月29日 山口辰也選手がST600とJ-GP2 昨日の予選は、今年限りで引退を表明している伊藤真一選手が、驚きの1分27秒523というコースレコードでポールポジションをとったのですが、それよりも驚いたのは、ST600マシンでST600とJ-GP2という2つのクラスに出場している山口辰也選手。両方でポールポジション。しかもタイムは1分31秒台です。 あとね、もう一つビックリしたのが、ST600にスポット参戦して来たタイ人の選手が、予選2番手と4番手ゲットです。 菅生ってヤマハのコースですよ。そのヤマハ系のエースといえば、当然ながらSP忠男の大崎選手です。その1分31秒873を上回るタイムでチャランポル選手が2番手。デカクライサート選手も、変わらないタイムでの4番手です。 筑波の時も「速いなあ」と思ってましたが、こりゃ「超速い!」です。大丈夫なのか日本人!?って感じです。 まだ4時半ですが、いろいろ楽しみに今日のレースを観戦したいと思います。まずはジョギングだ。 そういえば、下記アドレスの写真に「ヒポポタマス」って文字が、バッチリ写ってました。ちょっとうれしいっす。 http://www.superbike.jp/news/2010/08/post_192.html
2010年08月28日 暖気 何十年も続く2サイクルエンジンの暖気です。早朝から走行までひたすら続きます。ガソリンと2サイクルオイルが、ただひたすら消費されながら、最高のセッティング探しが続きます。 時代の波に取り残され、世界的にこの構造のバイクは消えていってまして、全日本も来年で終わりです。 パーンパーンパーンという音と、オイルの焼けるにおいがサーキットの象徴だったのですがねえ。
2010年08月28日 ロードレースのみなさん 昨日から菅生に来てます。全日本ロードレースの第4戦菅生ラウンドです。まだ5時前ですが、こんな時間から皆さん始動します。 ほとんどが5時半集合とか6時集合で、コンビニに寄って朝食+昼食+1日の飲み物+氷+おかしを買って、6時から6時半にサーキット入りします。そしてブーンブーンとかパーンパーンとかエンジンをかけて、本番に挑みます。 8耐では何十人ものスタッフとともに戦った人達も、今日からはまた元のチームに戻って、ライダー+メカニック2名なんて贅沢なチームからライダー+ヘルパー1名やライダーのみなんてチームまでが戦います。 もてぎは東コースでもてぎロードレース選手権です。ネオスタも開催されます。明日はもて耐マスターズ7時間耐久です。みんな頑張りましょう。あー眠い!
2010年08月27日 縦割り行政 住民票上は100歳以上の人が4万人もいるそうです。その方々には年金が払い続けられているそうです。そして、それらの大半は、生存確認が取れていないのだそうです。 そんなもん、はっきり言って「ふざけるな!」です。 年金で食べている家族たちにとって、最も困ることは「年金受給者が死ぬ」ってこと。だから、死んだ事を隠すってのは分かりますが、そのためにご遺体を放置したり、捨ててしまうのは死体遺棄です。年金を不正に受給するのも犯罪です。 だけど、年金の受け取りに際して、本人確認の手順がないってのは、あまりにも滅茶苦茶じゃないでしょうか? 年金ってのは、言ってみれば給与みたいなもんですよ。にも関わらず、生きてるかどうかの確認もせず支給してるなんて、あり得ないでしょ。支給してるヤツは誰なんじゃいって話しです。 これ、ちゃんと確認せず払ってる公務員も自治体も社会保険事務所も年金機構も厚生労働省職員も同罪ですよ。職務怠慢なんてレベルじゃない。まさに税金のタレ流しです。だって、絶対分かってたはずですから。 みーんな知ってたんですよ。100歳以上だけじゃないっすよ。年金受給している人の中に、大量に不正受給している人がいることを知ってたんですよ。もちろんチェックできないのも知ってたんです。 「政治家はバカだから分からない」「公務員は政治家が決めた法律に則って処理だけすれば良い」「何か良いことを提案しても、それを法案にして議会に上げる議員の手柄になるのだから、事を荒立てず静かに暮した方が良い」ってことです。 「住民票があれば年金は支払われます」って国が言えば、地方は「住民票はあくまで生存しているかどうかではなく居住地の証明です」って言うのでしょうか?えーい、全部まとめてクビにしちまえ!今まで知ってたのに言いださなかったヤツらも全部クビだ!って、民間企業だったら言われますよ。 なんで、そんなことになるのでしょうか?さっぱり分からん!
2010年08月27日 記者会見のマイク 最近思っていることがあるのですが、記者会見のマイク、本数少なくなってません!? 昔はマイクにも放送局や新聞社のロゴが入っていて、場所の取り合いは壮絶を極めてました。「てめーがそこにマイク置いたら、うちのが見えなくなるだろーがバカヤロー!」なんて感じで、場所の取り合いとなってました。 会社に帰ってからも、先輩に「映像(写真)見せろ!」とか言われて「お前のマイクはどれだ?」なんて聞かれるわけです。「左から2番目です」なんて言ったら「てめー、センター取れって言っただろーが!殺すぞ!」なんてことを、平気で言われてたわけです。コメントをまともに受け止めれば殺人未遂です。 もちろん今も、ぶら下がり取材(立ったままで政治家の話しを取材する)は、記者の数だけマイクが出て来ますが、どうもちゃんとした記者会見では、マイクの本数は減少しまくっているようです。取材社数が減ってるのかな? 実際にはマイク1本あれば十分です。そのマイクから、ミキサーを介して各社に音声を渡せば良いだけなのです。だからマイクが何本も立っていたら「すいません、○○通信社の○○ですが、共同取材の形でマイクとりまとめさせていただけますか?」なんて声が出たりします。 でも、我々の時代は「どうする!?」なんてコソコソやってると、ベテラン記者が「もうマイク立ってんだから、このままでいーんじゃないっすかー。」なんて発言した上で、ADに「後から来たヤツにごちゃごちゃ言われたぐらいで起こすなバカ!オレは寝てるんだよ!」なんて大きな声で叫ばれたりして、簡単にマイクをまとめることはできませんでした。 最近の記者さんはどうしたんですかねえ。カメラ位置の取り合いも少なくなってますよね。記者まで草食系になったのでしょうか? ちなみに、海外では今もマイクの場所の取り合いは壮絶です。日本の取材陣がセンターにマイクを置いていても、平気で両サイドに押しやられます。肉食系ですから、草食系は勝てないのです。
2010年08月27日 多いもん勝ちじゃんけん 多いもん勝ちじゃんけんってのは、根回ししたら多数派が勝つようになってまして、与党最大派閥のトップが根回しをはじめたら、圧倒的多数になるようになってまして、中国のトップもアメリカのトップも、そんな名実ともに強い権力者が日本に登場することを待ってまして、ねじれ国会には何のメリットもないと経済界は思ってます。 そんな中、与党最大派閥のトップは「自民党との大連立なくして日本の未来はない」という発想を持ってるわけでして、それを福田政権の時に話しをまとめて来た人でして、それが実行に移されていれば、第1党がかわっても、日本の政権基盤はかなり安定的だったわけです。 国会の運営というのは多数決でして、それは多数決に行く前に「1問目は賛成」「2問目は賛成」「3問目は賛成」なんて形、答えは事前に決められていて、多数決の頭数として参加するってのが、国会議員の役目です。 多数決が仕事なんだから、誰が多数派かってのは事前に分かりそうなもんですが、民主党の代表選へ向けて「オレ立候補したい!」って人々が乱立しそうな雲行きです。 都知事ジュニアやガンダム&軍事ファンとかが立候補して、マンガ好きのおぼっちゃまが当選した時の○○党代表選ですな。大騒ぎしたけど密室選挙みたいな多いもん勝ちじゃんけんで決まりました。 今回も、○○党代表選は大騒ぎしてるけど密室選挙みたいな多いもん勝ちじゃんけんで決まるのですよね。 小沢さんが立候補を決めて多数派工作をして、その後で菅さんと圧倒的多数の力をみせつけながら電撃会談して、翌日の記事には「小沢立候補断念・菅支持へ!」「挙党態勢構築へ小沢決断!」「菅・鳩山・小沢体制で通常国会へ!」なんてなるわけですよね。 ここに入れなかった人達は離党か、冷や飯くらうことを覚悟するかってことになるわけです。あー、数の力で仕事してる人は怖いですわー。
2010年08月26日 おばあちゃんが亡くなりました 私の母側のおばあちゃんが亡くなりました。95歳でした。これで、おじいちゃん&おばあちゃんは、みんな亡くなったことになります。おかげさまで、亡くなる順番を逆転させることなく、孫として最低のことだけはできました。 親戚のおじさんが、大きな葬祭場をちゃんと借りてくれて、偉い住職さんに来ていただき、お見送りは近しい近親者だけでしたが、とても盛大にすることができました。大変な苦労だったと思います。 10年ほど前に、今の奥さんと結婚する時、じつはぜんぜんお金がなくて、東京のアパートの敷金30万円を、おばあちゃんに借りました。 3カ月ほどで35万円にして返せたのですが、その時にルイ・ヴィトンの大きなガマ口の付いたお財布を、お礼にプレゼントしました。今考えると、42年も付き合って来て、それぐらいしか大きなプレゼントはできませんでした。 でも、返しておいて良かったなと思いました。プレゼントもしておいて良かったなと思いました。 あと、今年のゴールデンウイークに急遽予定を変更して、おばあちゃんに会いに行きました。病院に入院してたけど、普通に会話ができて、私の名前も息子のことも分かっていて、「お小遣いをあげなくっちゃ」といってくれました。 これも、会いに行っておいて良かったなと思いました。 本当は、こんなもんじゃなく、もっと沢山会いに行って、もっとプレゼントもしなきゃいけなかったのですが、良いご葬儀というのは、後に残された人々の心を癒すものなのかもしれないと、強く感じた次第です。 できり限りのことをして送ってあげることが、きっと送る側の人々の心を落ち着かせ、それが故人を安らげさせることにつながるのではないでしょうか。 おばあちゃん。これまで見守ってくれてありがとう。合掌。
2010年08月26日 24時間営業 今やなんでも24時間営業の時代。石垣島のココストアだって24時間営業。東京では雑誌だってCDだってテレビだって24時間いつでも買えます。 うちの会社に来る仕事で、一番受注が多い時間帯は17時から21時です。曜日でいうと木曜日か金曜日が多いです。一般企業や公務員が終業しようとする時に、積み残した仕事を私達に投げてくれるのです。 その仕事って、いつまでに上げれば良いでしょう?一番多いオーダーは「なるべく早くだといつですか?」ってものです。そのオーダーの裏にある真のオーダーは何だと思いますか?じつは「明日の早い時間に上げてください」なのです。 「11月上旬に冬限定のカップ麺が出るのですが、それの斬新で話題性に富んだプロモーション案を3案ほど出してください」なんて調子。しかも「予算は、良い案なら上限決めずにOKです」なんて感じで、「私は全体像をつかんでません」なんてオリエンテーションをしてくる人も多くいます。 だからといって、せっかく話しをした時間を無駄にするのでは意味がない。「もう少し情報がないと書けませんね」なんて言わず、「頭の中が空っぽなので、そのまま書いてみますね」といって引き受けちゃいます。 なぜかというと、時代は24時間営業なんですよ。私が若手社員の時代はバブルの時代で、栄養ドリンク「リゲイン」のCMでは「24時間戦えますか!?」って問いかけてました。24時間営業が当たり前だったのです。 パソコンなし、インターネットなし、メールなし、携帯電話なしで戦うわけですから、まあ24時間営業になりますよ。だから、今でも徹夜の仕事や夜中に働くことが、あまり苦にならないのです。 よく入ってきたばかりの社員に「寝てますか」って聞かれます。もちろん寝てますよ。ただ「君よりは寝てない自信がある」ってだけです。 今はインターネットや携帯電話でいろんなことが調べられます。別に会社に24時間いなくても、いろんな形で仕事ができるわけです。24時間戦うべきは、昔より今の方だと思うのですが、どうでっしゃろか?
2010年08月25日 財務大臣は大丈夫っすか!? なんで財務大臣は緊急記者会見開いたんでしょうか?おかげで全世界が「為替介入に踏み切る」ということで注目しました。予測記事もネット上には出ていました。 そして出て来た言葉は「重大な関心を持って極めて注視」でした。 これには全世界がビックリ!「当ったり前だろーが!あんたが重大な関心を持って注視するのは、別に円高じゃなくても当たり前だよ。だって財務大臣なんだからさー!」ってなわけで、世界中で爆笑がおきてしまいました。 世界中の金融が不安視されている時に、ここまで能天気なことを言ったら、当然のことながら「日本の財政は安定している」って思われますよねえ。だから全世界から資金が急速に流入してます。 ついこの間、大韓航空機爆破事件の実行犯を日本に連れて来てましたよね。あれも今の政府でしたよね。そして何の成果もありませんでしたよね。総理大臣が実行犯と会談したなんてのもありませんでしたよね。 普天間だって何の変化もなかった。事業仕分けで結論が出たものも、実効性はほとんどないじゃないですか。中止を決めたダム工事だってバンバン進んでる。要するに、この政権は何もしないのです。 頼みますから、何もないのに大騒ぎしたり記者会見したりするのはやめませんか。オオカミ少年ですよ。次の記者会見なんて記者も集まらないんじゃないっすか!?何かやるときだけ、騒いで欲しいのですが、何か間違ってますかねえ。 いやー、記者じゃなくて良かった。記者だったら「あのー、急に私を呼びつけておいて、何もしませんって何様のつもりで発言されたのか、お気持ちをお聞かせ下さい」なんて質問していたに違いまりません。 それとも、円高促進が政策だったのでしょうか。いやー分からん。
2010年08月25日 阪神尼崎駅「餃子の王将」にて感じた事 昨夜行った阪神尼崎駅の「餃子の王将」にあった紙細工。実際にはない屋台のお店をイメージしたミニチュアだったのですが、かなり魅かれて写真に撮ってしまいました。 この紙細工が直接的にお金を生み出すことはありません。ところが、この紙細工は「この店にはお店をこよなく愛する従業員がいる」ということを、密かに静かに発信しているのです。 このお店では、紙細工のまわりに「お得なセットメニュー」を展示していました。紙細工がなくてもメニュー訴求はできますが、ここに紙細工が展示されているだけで、美味しいお料理がさらに美味しく感じられるのです。 これこそがビジネスで最も大切なこと。「商売の神は細部に宿る」なのです。こんな工夫が何点あるかで商売の成功は大きく変わって来ます。 メニューだって、もちろんちゃんと印刷された1種類でも機能は十分です。でも、お得なセットメニューは別にして、さらに大皿メニューなんてのも別ページで作成して、それらは手書きの文字にプリントした写真を貼って手作りで仕上げるなんてことをやると、さらに魅力的になります。 これ、自動販売機やコンビニにはできない芸当です。そこが魅力を発揮するのです。スーパーのPOPだって、POPプリンターもありますが、手書きにすると劇的に売上はアップします。でも、ほとんどの人は気づいていません。 会社対会社のビジネスをしている方でもそうです。例えば「ファックス送信書」を手書きにすると、密かに好感度がアップします。それどころか、最近はメール全盛の時代ですから、ファックスを使うだけで、先方への到達率がアップします。 私なんてメールは1日600通以上来ますので、目を通すなんてことは無理なのです。でもファックスは別。せいぜい1日に5〜10通で合計20ページもありませんから、目を通す事になるのです。 昨今「ビジネスの効率」ってのを口にする若い世代が増えて来ました。「メールの方が良くないっすか!?」とか「ワードで打っておきます」なんてヤツ。確かに効率ってのは大切なことです。だからといって「楽をする」って方向に行ってる気がしてます。 「商売の神は細部に宿る」ということを、再認識させてくれた紙細工でした。
2010年08月25日 人は身の丈にあったことしかできない 人は身の丈にあったことしかできません。火事場の馬鹿力なんてのは、いつも出て来るパワーではないのです。ただし、それは大きなことにチャレンジしてもムダとか、人生はコツコツやるしかないという意味ではありません。 ではどうするか。それは、大きなことをやるために、自分の身の丈をいち早く大きくするのです。その基本部分は知識。「分からないことは教えてもらわないと分からない」なんて人は成功できません。「分からないことがあったら必死に学ぶ」しかないのです。 私もいきなり女性用下着の広告プランを依頼された時は困りました。でも、困っていても仕方がない。依頼主の社運が掛かっているわけですから、真剣に取り組まざるを得ません。 そんなわけで、化粧品やトラック用タイヤやコンタクトレンズなんて物の知識までついてしまいました。物知りという人もいますがとんでもない。仕事の依頼が来るたびに必死に学んだのです。 知りたい情報を良く知っている人から学ぶってのも一つですが、基本的な各界の常識的知識を学んでいかないと、知識のある人もちゃんと教えてくれません。そもそも、教えてもらったことが事実かどうかの見分けもききません。 「考えたって分かるわけない」ってのは「クサってる」とか「あきらめてる」ってのと同じです。考えたって分からないのだから、勉強しなきゃいけないのです。それもできるだけ早く、できるだけ多くの知識を得ないといけません。 とはいえ、40歳を何年か越えてみて実感するのですが、学んでいく知識は増えて行くものの、自然と入って来る知識量が劇的に減少してきました。今だにAKB48の曲なんて2曲ぐらいしか知らないし、メンバーの顔と名前が一致しません。いったい身の丈は伸びているのやら、縮んでいるのやら…。
2010年08月24日 正社員が減って行く日本 「R25」という都市部で無料配布されているフリーペーパーに、OECD(経済協力開発機構)が調査した「各国正社員の解雇の難しさ」という指標が出てました。 それによると、イギリス1.4・アメリカ1.67に対し日本は3.80だそうで、「日本はOECD諸国の中で実質的に最も解雇規制が厳しい国のひとつ」で「正規雇用への保護が手厚すぎる」とまで指摘されているそうです。 昨年6月に初版がPHPから発行された「正社員クビ!論」でも、そのことに明確に触れていて、これからは正社員が劇的に減少していくことや、解雇が認められる懲戒解雇が飛躍的に増えて行くことを予想しています。 企業というのは、必要な人材を必要なときだけ採用したいのです。アメリカでは正社員でも比較的容易に解雇できるため、非正規社員の比率は劇的に低くなってます。 これ、徴税制度に問題があります。サラリーマンの税金は会社が社員や公務員に代わって給与の中から預かり、帳簿を作成し年末調整をして源泉徴収票まで発行した上で、国や市区町村に払ってます。 こんなもん、常識的に考えたら滅茶苦茶です。なんで雇ってやってる側が、徴税の手間まで負わなきゃいけないのか、誰からも何の説明もありませんが、ルールだからという勝手な論理が通っちゃってるのです。 海外では自分の税金は自分で払うのです。税金というものは、それぞれの人が自分で払うべきものなのです。 日本では会社と個人が折半となっている健康保険料や社会保険料だって、会社が折半なんてのは建前で、実際の内部資料では社員が払っている形になっていて、給与35万円の人でも、社内資料では「収益期待値43万5千円」なんて形で、会社負担分の社会保険料が足し上げられた数字が、人件費の試算表に組みこまれています。 「正社員になったらクビにならない」ってのは、何の成長に役立つのでしょうか?「ちゃんと仕事しないとクビになる」ってヤツが頑張るのは当たり前。そうすると、正社員が働かず非正規社員が働くようになります。 当然、経営者側とすれば「非正規でOKじゃねーか。正社員採用は中止だ!」なんてことになります。誰でも分かりますよね。 何か政策に納得いかないのですが、他の方はどんなもんでっしゃろか?
2010年08月24日 「カッコつけるな」&「カッコ良くなれ」 じつは私、大企業のサラリーマン辞めた時、銀行から借金して事業を興そうとしました。ところが、とある社長さんが「カッコつけるなよ、カッコ良くなれ!」というアドバイスをくれました。 これは、ガツーンと頭を叩かれた気分になりました。「社長はエエ車に乗ってないとアカンとか、見映えする事務所が必要とか、そんな見栄は何の金も生みださへん。自家用車よう買わんとか、事務所借りる金ないから自宅が事務所やとか言うてても、頑張ってるヤツはカッコええんや」と言われたのです。 まあ、おかげで見栄も張らずに平気で自宅のリビングを事務所と称して名刺つくったし、お客様をお招きする時も「すいません自宅の食卓が打合せテーブルなんですけど」といって仕事をやってました。今もあまり変わりないですけどね。 あの時、1,000万円なんて大金を借りて会社を興していたら、今ごろ大変なことになっていたことでしょう。だって、返せるアテなんて何もなかったのですから。使い道もないのに見栄だけでローンで車を買うようなもんです。 昔は、ただの見栄っぱりだったんですねどねえ。本当にいいアドバイスを、いいタイミングでいただきました。
2010年08月23日 VT250SPADA VT250SPADA。キャステックフレームに40馬力のエンジンと乾燥重量140kgというバイクでした。広告キャラクターはアイルトン・セナ。それが20年以上前の話し。 対する現行型VTR250はパイプフレームに30馬力のエンジンと乾燥重量155kgで、広告キャラクターは知らない男女。馬力も車重もキャラクターも圧倒的に20年前のバイクの方が勝ってるわけです。 実際に「もて耐」の現場を見ていても、ストレートでの速度差は歴然。とても同じクラスとは思えない速度差がありました。この速いバイクをコーナーで詰めながら、我々「石垣島マグロレーシング・モトバム」はひたすら7時間半走ってました。 問題はココで、直線で速度差があるバイクをコーナーで詰めるということは、ストレートで抜いた人からすれば「よし抜いた!」と思った瞬間に次のコーナーで「ズバッ!」と差されるわけです。 当然差されたほうは「くそー!」となりますよね。だから直線で再度抜き返す。でもコーナーでまた差される。抜かれたほうはムキになる。走行ラインがずーっとクロスするのです。でも、長い直線のあるもてぎなので、結局はそこにいくと離されちゃう。ところが、離されると次の新たな敵が後ろから登場して、次のバトルがはじまります。 遅いバイクで速いバイクを抜くには、ライン変更を最小限にとどめる必要があります。コーナーで差していく時も鋭い抜き方になる。抜かれたほうは「遅いクセにキワドイことやりやがって!」ってな感じです。 そんなわけで、とっても危ないシーン満載のもて耐でした。それにしても、コーナーで抜かれるのって、ムカっと来るんですよね。コーナーで速いバイクを抜くのって気持ちいいんですよね。 よーく分かるのですが、大の大人がムキになってやりあっている姿を見て「本当に素晴らしいレースだなあ」と思いました。 全く性能が違う「自称市販車改造マシン」で中指立てながら「バビューん」と遅いバイクを抜くようなライダーがいる8耐とは、全く違う世界です。どっちが良いのやらですなあ。私個人としてはコッチが好きです。
2010年08月23日 アンブッシュマーケティング 世の中にはアンブッシュマーケティングという広告手法があります。言ってみれば「待ち伏せ広告」とか「タダ乗り広告」とか「だまし討ち広告」みたいなヤツでして、ちゃんとやるとお金がたくさんかかるものを、安くやるために頭を使うというものです。 大笑いしたのは、長野オリンピックのエムウェーブ正面にある写真現像屋さんの看板。オリンピック直前に、急に巨大化して公式スポンサー以外の看板がドカーンと取り付けられました。 私は道義的に嫌いなのでいっさい手を出さないのですが、それを積極的にやる広告プランニング会社もあったりします。 「公式スポンサーになるには最低5億円必要ですが、それだったらイメージだけパクれば良いじゃないですか!」なんてことは、さすがにプランナーとして口が裂けても言えません。 ただ、うまいパクり方もあると思うのです。一般的なのはパクり方が下手。学生レベルのものもよく見掛けます。VISAカードが公式スポンサーの大会周辺で、路線バスをラッピングして走らせるマス○ーカードなんて、つまらないですよね。 冬のオリンピック時期に、林家ペー&パー子師匠を起用して、大したことないスケート場を舞台に「イナバウアー」とか言わせば注目集めますよね。荒川静香ともオリンピックとも言ってない。思いっきりアンブッシュです。 なんかサッカーワールドカップの時期って、やたらサッカーに関連した広告やイベントを見るじゃないですか。「大学合格に向かって本気のシュート!」みたいなヤツ。何かレベルが低い。その大会イメージをパクるにしても、もっと考え抜いてパクって欲しいと思います。 昨日聞いたのですが、どこかのバイクショーでは、公式展示にはブースを出さず、その会場近くのガソリンスタンドや大規模ショッピングセンターで、バイク販売会をしているハーレーってメーカーがあるそうです。 「公式展示ブースではバイクは買えない。だったら買いたい人が集まるのだから売れる仕組みをつくってあげよう」という事です。お見事! 写真は大阪のギャレの広告ですが、ちゃんと冬ソナのキャラクターを使用する権利を確保してますので、これはアンブッシュではありません。これはプロらしいアンブッシュ風切り口を活用したプロモーションです。ちゃんとお金を払って、おもしろおかしく仕上げるなんて、さすがですね。
2010年08月22日 もて耐を終えて 8耐のライダーがピットクルーになって、ピットクルーがライダーになるという企画。昨年は賞典外での参加でしたが、今年は一般参加という形での参加になりました。 予選落ちギリギリでの決勝進出。そこから圧倒的にストレートで遅いバイクをコーナーで速く走らせて、モトバム岡部店長は2分30秒台で走ったりもしてました。皆さん御苦労さまでした。 まあ、イエローフラッグ無視があったそうで、最終スティントで3分間のピットストップペナルティがあって、簡単にいえば4分半のロスですから、結局2周ほど周回が減った計算になるので、最終的に150周でしたので、152周走れていたら、シングルフィニッシュでした。 8耐もノントラブルだったらシングルフィニッシュでしたって形で終わったので、どちらも幻のシングルフィニッシュだったというオチです。 とはいえ、8耐&もて耐に参加した全ライダーが、一度の転倒もなく無事完走できたのは、とても素晴らしい結果だと思います。 あと、もて耐に参加された全参加者の皆さま。本当にご苦労さまでした。この舞台に参加することが一生の夢で、必死の思いで参加された方も沢山いらっしゃったと思います。おつかれさまでした。 オフィシャルの皆さまや、スタッフの皆さまもお疲れさまでした。今年も素晴らしいレースを楽しませていただきました。2010年の石垣島マグロレーシング・海人のレース活動は、これにて終了となります。それではまた来年!
2010年08月21日 ギリギリ予選通過 予選46位でギリギリ予選通過しました!明日の決勝走れます。 岡部さんと寺岡さんという超有名メカニックの二人がライダーとなって、予選終了後に本気で通過を祈ってました。レースはスポーツなのです。 リザルト表は読めるかな〜?
2010年08月21日 もて耐エントリー台数94台 それにしても、8耐と比較して、エントリー台数は圧倒的に多いもて耐。ロードレース界の未来をしょって立つレースといっても良いのではないでしょうか。 「日本最大の草レースをめざす」って形で始まったもて耐。一時は8耐をはるかに超える人気でしたが、同時に危険なレースになってました。 そこから何度もレギュレーション変更がありまして、250ccがメインのクラスになりました。ハイエースがずらり並んで、みんな楽しそうです。いろいろ考えさせられますなあ。
2010年08月20日 フランチャイズ店のオーナー 最近はサラリーマンの独立開業が多くなってます。その中に、なぜかフランチャイズ店のオーナーという選択肢が増えています。 昔の脱サラといえば、喫茶店オーナーってのが大半でした。食品衛生責任者の資格(1日座ってればもらえる)さえ取得すれば何でもできる。内装にお金をかける必要もなく、立地さえ間違えなければ、生活できるって選択肢でした。 ところが最近は、せっかくの独立なのに、本部の指示や命令が来るフランチャイズ店のオーナーになるのがブームなのです。ラーメン屋を開業するのに、店構えと麺とスープを自由にやる権利をはく奪されて、何が楽しいんだと思うのですが、そうなっちゃう人が多いのです。 昔からフランチャイズって仕組みはありました。どさん子大将(北宝商事)やダスキン愛の店なんてのは、昔からある仕組みです。フランチャイズが良いのは、手っ取り早く独立できること。何も考えないでも仕組みがあるので、そのとおりにやれば開業できるのです。 ただね、開業リスクはオーナー自身が負ってるわけですよ。しかも人件費リスクも自分で負ってる。それに対し、フランチャイズの本部は何のリスクもないのです。それで本部に命令されるのって、サラリーマンより納得行かないですよね。 今日は100円の利益でも、明日を200円にすれば良い。そんな小さな倍々ゲームを15日間続ければ、10日目の利益は5万1,200円になります。そして15日間続ければ163万8,400円になります。これ1日の利益数字ですからね。数字ってのはそんなもんなんです。 「オレなんかダメだったからラーメン屋なんだよ、安定なんて狙ってラーメン屋やるヤツはバカだよ」なんて言う知り合いがいます。小さな店が1軒しかないのにフェラーリに乗ってます。 その彼は、よく「一期一会だよ、来てくれた人に誠心誠意やるしかないよ」って言ってます。「お客さんを裏切れないから店舗改装もメニュー変更もできないんだよ」ともよく言います。「お前、毎日狭い空間でネギ5箱をミジン切りしてみろよ」とも言います。車は自分へのご褒美だそうです。 偶然のバカ当たりではなく、コツコツやって来ているわけです。明日のスープを2日前から仕込むってのを何年も続けているわけです。フランチャイズでも努力は変わらないのなら、誰にも頼らないほうが良いのになーって思ってます。
2010年08月20日 沖縄・八重山・石垣島のお店はじめます まだ「いつ」って決まったわけじゃないけど、八重山のお店はじめることにしました。島の方々が、いつも言ってる「東京で売る所が欲しい」ってのを実現できる場所です。 今までは、漁協の産品は細々と通販&卸で売ってました。でも、今回は領域を拡大します。というか、もっと事業レベルを小さくして、会社の入口にチョコっとだけ売店を設置します。 家賃払って、人件費負担して東京で商品販売するなんて、遠く石垣島からじゃ簡単にはできません。だけど「テスト販売ぐらいはやりたい」って人は山ほどいます。東急百貨店での沖縄フェアでは石垣島のハムなんて飛ぶように売れてました。 私のお店を通じて、なにか一つでも島にずーっと残る産業ができたらいいなーなんて思ってます。商品を置くだけなら手数料も何もとりません。まずは商品を送ってもらって、先方の指示通りの価格で店頭に並べて、売れたら手数料を引いて代金を支払うだけです。 まずは、こそっと始めたいと思います。とはいえ、許認可が必要なので、魚や肉の販売許可をとるための内装工事や保健所との折衝からです。
2010年08月20日 さあ「もて耐」だ! 石垣島マグロレーシング・海人withモトバムの、夏の活動がいよいよ終盤に入って来ました。昨年に引き続き「もて耐」に参戦です。 もて耐といっても7時間耐久レースですから、暑くて大変なのは8耐と同じ。違うのは排気量と、これで食べてる人達が参加していないからこその楽しい雰囲気にあります。 もう8時半から早い組は練習走行開始です。
2010年08月19日 コンサート演出と屋外広告 私はコンサート演出や企業の総務系イベント運営といった業界から広告の世界に入ったので、広告系イベント業界や屋外広告業界の慣例にビックリすることがよくあります。 コンサート系や総務系イベントというのは、とにかく許認可の取得だらけです。催事申請に警備計画書の提出に裸火の使用申請に…なんて感じで山ほど届け物を提出します。 そもそもコンサートホールってのが都道府県や市の持ち物なので、ホール打合せにいって、いきなり言われるのが「許認可はそちらで以下のリストの所で取得してください」なのです。 スモークマシンでもロスコは裸火許可はいらないけど、MK-Vは必要ってな感じで、誰でも当たり前のように分かっていて、日本中で申請が行われています。灰皿を設置するのも裸火なので、自由に設置できないのです。 ところが、広告系イベント業界の人は、ほとんどの方が知らないのです。「警備計画書ってどうやって書くんですか?」とか「裸火って何ですか?」なんて調子。下手すると電源容量なんてことすら知らない人もいっぱいいます。 コンサート業界では当たり前の演出システムでも意外と知らない。だからイルミネーションの奥田イルミカとか舞台の日本ステージなんてのは、広告系作業では会う事すらありません。 私、思うのですが、コンサート演出の手法を使ったら、もっと屋外広告もイベントも楽しいものにできると思うのです。ローカロリー花火なんて人間が火傷しない花火もあり、そんなもん30年以上前から使われてます。 真夏に雪(のようなもの)だって降らせられるし、カセットコンロのボンベで仮設のかがり火を設置することもできます。 「花火って音が出ますよね」って言われることもよくありますが、いえいえ、あれは音玉の音です。入れるから音がでるわけで、入れなきゃシューで終わりです。音の大きさや音質によって音玉も変えられます。 水だって打ち上げられるし、噴水だってつくれます。TUBEなんて20年も前からドッカンと水を打ちあげたり、ステージ上の飛び込み台から飛び込んだり、甲子園球場の芝生がボロボロになるぐらい水浸しにしてました。 安全性バッチリ。実績豊富。許認可に詳しいスタッフも豊富。なぜ、イベント系とコンサート系の融合が進まないのか、とても不思議に思ってます。一緒にやればいいのになー。
2010年08月19日 働かせてもらえない今の人々 大学新卒の就職率が60%程度。それ以外に留年が10万人で大学院進学が7万人もいるそうです。しかも、就職しても働かせてもらえません。残業もさせてもらえず、パワハラ対策で先輩に無理言われることもない。働けないのです。 「てめー新入社員だったら1時間前に出社せんかい!」「朝から掃除ぐらいするのは当たり前だろ」「先輩より早く帰るなバカ」「何にもできないクセに残業つける権利あると思ってるのか!」「年に10日も休みがあればいいほうだ!」 私なんて、若い頃はこんなことを毎日言われていたのですが、今は全部パワハラだそうです。だから今の若い人たちは、自助努力で自然に仕事ができるようになるしかありません。 銀行や証券会社なら9時始業ですが7時出社は常識です。でも「7時に来い!」って言えないそうです。来れないスタッフは、こっそり「バカ」という評価がついて、バカを集めたセクションに追放されるそうです。 国会で決めることって、何かずれてませんかねえ。採用側が思いっきりスタッフを働かせられる仕組みがないのなら、当然採用しませんよ。働いたことのない若者に、命令も指示も出せず、あうんの呼吸で仕事覚えろって難しすぎですよね。 私は経営者です。経営者は中間管理職と違って、もっと命令できません。「○日が事務所開きです」は言っても良いですが「○日が事務所開きだから直近の数日間は徹夜で頑張ってもらうぞ!」とは言えないのです。 結果をいうと、なんと事務所開きの早朝から出て来た社員は誰もいませんでした。前日も前々日も何のお手伝いもやりに来ませんでした。自分で事務机を運んでビジネスホンつないで、お花を持って来てくれた取引先にも運んでもらって…。 「○日までに仕上げろ」って指示を出しても仕上げないとしますよね。その場合、私にできることは本人の評価を下げるだけです。「やれって言っただろ」とは言えないのです。これはパワハラなんだそうです。 今回、来年新卒のスタッフを採用することにしました。うちはいつでもそうですが、採用した人にはチャンスを与えます。責任も自由も与えます。でも今回はそうしません。昔のやり方でやりたいと思います。よろこべ、オレが働かせてやる!
2010年08月19日 今の40歳以上が元気なわけ 自分が20代のころ、インターネットなんてなかったし、パソコンなんて買えなかったし、エクセルもワードもパワーポイントもありませんでした。あるのはワープロという文字を打つ機械だけです。 何か調べ物をしたくても検索なんてできないので、まず基本的知識レベルをあげて人間力を高め、それでも分からないことは図書館で調べるって程度しかできませんでした。 私が働いていたのは大阪の会社だったので、図書館と言えば府立図書館や市立図書館でしたが、それでも足りない書籍は、東京の国会図書館に行くしかありませんでした。 企画書を書く時は、とにかく自分の知識力が重要で、その上でさらなる知識をつけるには、本を読むしかない。しかも本に書かれていることは事実とは限らないので、ウソを見抜く力も必要です。 国会図書館は書籍を貸出してません。昔はコピーもできなかった。だから書き写すのです。とにかく必死で書き写すのですが、読みたい本が20冊あっても、そんなことして読めるのなんて、せいぜい3冊程度。いつも悲しく閉館時間を迎えてました。 バンドやるにはギターマガジンやヤングギターやGBを読むしかなかったし、バイクレースやるにはライディングスポーツやサイクルワールドを読むしかありませんでした。何をやるにも本を読むってのが基本だったのです。 今の若者は、情報入手経路はとても豊富です。しかも自分の想いを表現する手法も豊富です。検索すれば山ほど情報が手に入るし、ネットに上げれば映像だってアニメだってゲームだって世界中に公表できます。 ところが残念ながら、そこに幸せを感じていないから反応しないのです。検索があるから調べた事を覚えない。だから基本的知識がつなかい。そして表現手法も覚えない。動画なんて編集できない。3Dソフトなんて使えない。そんなのホームページすらつくれないし、ブログなんてやってない…なんて次第です。 やってなくて良いんです。やれる技術だけを身に付ければ良いじゃないですか。やらなきゃいけなくなってからじゃ、基本的知識が足りなくて間に合わないのですよ。もったいないっすよね。 オッチャン達は検索がうれしくてしょうがない。表現を披露できる機会があるのもうれしくてしょうがない。自分でアニメ作ってYouTubeにアップしたりできる時代なわけです。だから何でもどん欲に覚えて、チャレンジするわけです。 しかも、そのベースにある知識力が全然違う。そりゃ差が出るわけですよ。もったいないなあ。幸せを感じられない若者は本当にもったいない。そんなことを感じております。
2010年08月18日 社会保険料の督促状 自動引き落としにしている社会保険料なのですが、なんと督促状が来ました。これ、社員5人の会社でも毎月50万円じゃきかないぐらいの金額となります。 確かに7月末は残高が極端に少ないのです。なぜか?8耐やってるからですよ。でも残高が100万円切っているとは思ってませんでした。 それにしても、早いですねえ督促状。まだ18日だというのに届きましたよ。払わないといけません。あー、50万円ってけっこうな数字だよなー。
2010年08月18日 ウォルターウルフカラーの水谷勝選手 その昔「このレースに勝ったら世界GPにスポット参戦させてやる」って約束が横行していた時代に、「前年86年に続いて今年87年もやってやる!」ってライダーがいました。それが水谷勝選手です。 87年全日本第9戦筑波サーキット。予選は58秒台でポールポジション。決勝でも先頭に立つが転倒。でもすぐにバイクを起こしてコース復帰、そして再度追撃開始するも、4位争い中に転倒。とても激しい走りを見せてくれる「東海の暴れん坊」とまで称された、80年代の大スターでした。 その転倒、じつは世界GP挑戦のキップが掛かった転倒でした。優勝すれば世界。でも優勝できなければ…。水谷選手は翌88年を最後に、全日本ロードレース選手権最高峰500ccクラスから姿を消しました。 と過去形で書きましたが、今年の8耐に水谷選手は帰ってきました。3年ほど前にサーキットでの事故で瀕死の重体となっていて、体にも麻痺が残るかもと言っていたのですが、奇跡の復活を遂げて帰ってきたのです。 帰ってきたと書いてますが、そもそも8耐はずーっと挑戦しつづけていました。でも、あの事故で二度と8耐に戻ることはないだろうと思っていたのですが、今回は本気で戻って来たのです。 その年齢たるや60歳。還暦ということで、赤いチャンチャンコならぬ赤い革ツナギで鈴鹿サーキットをレーシングスピードで走ってました。 水谷さんカッコ良すぎるぜー!あー、あんな還暦迎えたいわい!
2010年08月17日 ロッシ移籍の驚きから1晩明けて ロッシがドゥカティに移籍するってのは、毎年フェラーリF1に乗ってテストドライブしてたりしてたので、何となく「あるかも」なんて思ってはいましたが、さすがにこのタイミングでの発表は驚きました。 転倒して大怪我した所から驚異の回復を見せて復帰。しかも復帰直後からトップクラスの走りを見せていましたが、ドゥカティっすか。 これでマシンもライダーもイタリアンなチームの完成です。ヤマハに移籍した時も「似合わねーなー」と思っていましたが、こんどのドゥカティも似合わないんでしょうねえ。 今年から、ドゥカティが不等間隔燃焼のビッグ・バンに変えて来ましたけど、これってロッシ用に開発したんですかねえ。そういうことだったのかーって感心している次第です。
2010年08月17日 スポーツ選手のコンディショニング 8耐&300km耐久に帯同いただいたヤマガタ整骨院の野田先生。昨年の袴田先生もそうでしたが、体をパッと見て少し触ると「まずは歪みを矯正しましょう」となって、ものの1分ほど体の向きを変えたり、足をちょっと動かすと「治りました」となっちゃいます。 そして「もう少し」というと「痛くなっても大丈夫ですか!?」となって、そこから15分ほどで、前の状態がどうだったかを忘れるぐらい、完全な状態になります。ウソのような話しですが、実際にそうなのです。 だって、今回の8耐ライダーは、レース翌日でも筋肉痛もなくピンピンしてたそうです。私は左足の故障から脱出できました。ヒザも足首も全く痛くありません。その時、どう見分けるかをちょっと教えてもらいました。 昨日、昔からの友人夫婦と息子さんで食事に行きました。息子さんは体操をやってるらしいのですが、どうも足の筋肉の形に違和感があります。左足の筋肉のほうが、右足の筋肉より高い位置に筋肉がついています。 「足首痛いでしょ」というと「痛い」という。たぶんそんなに痛くないはずですが、走ると痛いはず。だから踏み切りがつま先の先になって全体的な跳躍力が右足寄りの荷重となって、それを飛んだ後で是正するために左上腕の筋肉が大きくなってます。ちょっとした変化なのですが、体にはあらわれるのです。 「足の向きを直すといいんだけどなあ…」と思いつつ、さすがに直し方は分からず、そのまま分かれちゃいましたが、こんな分に体の変化は見えるものなのです。体は柔らかいけど筋肉が固いなんてのも分かるのです。 ファイテンさんは、それらを科学的に分析してます。そしてトレーニングからコンディショニングまでをやってます。でも、それを受けられるのは、ほんの一握りのトップ選手だけ。 ところが、ウイダーさんはトレーニングラボってのをやってます。東京・芝浦と兵庫・尼崎にあって、カウンセリングからコンディショニングおよび治療までやってくれます。1回1〜2万円(治療やトレーニングは要予約)でみちがえるほどコンディションが良くなります。 ほんとうはヤマガタ整骨院が良いのですが、東京&大阪の方は、こんなスポーツを科学する施設を利用してみてはいかがでしょうか http://www.yamagata-group.jp/ http://www.yamagata-group.jp/_trainer.html
2010年08月17日 チャンスはピンチの顔をしてやってくる よく言われる言葉に「チャンスはピンチの顔をしてやってくる」というのがあります。自分があり得ないようなチャンスに恵まれるのは、得てしてピンチの顔をしているものです。 会社のビッグプロジェクトの責任者に、先輩社員を差し置いて自分が選ばれたら、当然ピンチです。でも当然ながら社を代表するプロジェクトですから、もちろんチャンスだと分かります。 でも、実際のチャンスは、全くピンチともチャンスとも分からない顔をしてやって来ます。じつはそこが問題です。人間はチャンスを毎日逃しているのです。 「あなたは大金持ちになっていいんですよ」なんて言ってくれる人はどこにもいません。ところが、実際にはなっていいんです。しかも大金持ちになるチャンスは街にゴロゴロしてます。 「あなたは農家の友人を何人持ってますか?」って聞くと、一番多いのは「ゼロ」と「山ほど」ってヤツです。同級生の半分が農家って人も多いですが、同級生に農家なんていないって人も多いのです。 知らない人がたくさんいるのなら仕入れ値もばれない。リンゴなんて1個10円なんて価格で出荷されてるのに、100円以上で販売されてます。チャンスでしょ。 つまりチャンスってのは、「知る」って努力の先に生まれるものです。知らなきゃチャンスにすら気づけないのです。そのためにな「なぜ」って思う気持ちが大切です。エジソンが大発明したのは「なぜ」って気持ちからですよね。 毎日の買い物に、疑問を感じていないとしたら問題です。誰かにあなたの財布の現金を奪われているのですから。だったら、誰かのかわりに自分がお金を抜く役に回った方が良いですよね。 そう、チャンスはピンチの顔してやってきません。だって毎日がチャンスなのですから。まず何気ない毎日の中に「なぜ」ってのを持ち込んで、そこに「知る」って努力を付け加えましょう。チャンスが目の前まで近づいて来るかもしれません。
2010年08月16日 オーバースペック是正の動き スペックというものがあります。日本語にすると仕様や諸元ってものでして、いろいろな物の品質を指す言葉です。大手メーカーは、下請け各社に対して「SS400(鉄)の削り出しで精度誤差0.03%以内」なんてオーダーするわけです。 このスペックなのですが、ここ20年ほど、ずーっとレベルアップしっ放しでした。今の要求は異常なまでのレベルに達してます。ところが、中国でスペックの低い低価格品が市場に出まわるようになって、徐々に下がり始めているのです。 例えば鉄ホイール。自動車を走らせる上でとっても大切なものですが、じつは時速300kmでも壊れない強度が求められてたりします。この上限設定を時速180kmにするというような動きが、世界的には主流になりつつあります。 鉄の強度が変わるということは加工も容易になり、プレス機の性能も低スペックで良くなり、ホイールのデザインもやりやすくなります。もちろん低価格。 オートバイをバラすとよーく分かるのですが、ホンダの市販車の部品なんて、みごとなまでにオーバースペックです。とにかく簡単には壊れないようになっているのです。修理屋さんはお手上げです。 携帯電話にワンセグのテレビがついて、お財布ケータイの機能がついて、今じゃ防水も当たり前になって来ました。でもiphoneにはすべての機能がついてません。オーバースペックだという考え方です。 最近発売されるカーナビって5万円以下のシンプルナビが増えてますよね。あれもオーバースペック是正の動きといえるでしょう。携帯電話も、じつは密かにブームとなってるのは簡単ケータイだったりします。SMAPの中居さんもそうですね。 スペックを下げるというトレンド。これは必要最低限てことではありません。必要十分ってことです。お葬式だって旅行だって、今のトレンドはみーんなそう。ぜひビジネスの中で活かしてみてください。
2010年08月16日 イチロー あなたの給与が、年棒1,200万ドル(1ドル=85円で10億円)の5年契約。さらに500万ドル(1ドル=85円で4.25億円)×5年分は、引退後に年利5.5%が付いて20年分割で毎年1月30日に支払われる(20年間毎年2億円以上)ことになっているとしたら、あなたは仕事をがんばれますか? ここまでの待遇が用意され、驚くような成績を上げても、彼のチームは下位低迷が当たり前になっています。プレーオフにすら進めず、チャンピオンなんて夢のまた夢。それでも頑張るイチローってプロ野球選手がいます。 日本で彼がオリックスに入ったばかりの頃、あまりに整った野球環境と、素晴らしい体制に感動したそうです。朝から晩まで野球やり放題で、トレーニングルームも使い放題。だけど、先輩達の大半は正規の練習時間しか練習しなかったそうです。 私がプロ野球人だったら、その先輩達と同じようにしますよ。だって練習しんどいですし、練習しなくても十分に上手いからプロなんですもんね。 ところが彼は、練習しまくったそうです。それは周りが迷惑するほどの練習だったそうで、本当に早朝から夜まで練習してたそうです。 「鈴木一郎/愛工大名電高校・投手 91年ドラフト4位」は指名された時、すでに在学中の交通事故でピッチャーとしては投げられない状態でした。もちろんオリックスも野手として指名。登録も野手でした。最初から厳しい環境でのプロ生活だったのです。 でも、高校時代の打率は地区大会で25打数18安打の7割2分。プロでも練習すれば絶対に打てると思ったそうです。フォームはさすがにプロに入って少しづつ変わって来てますけどね。 練習でも試合でも、グラブとバットは使い終わったらちゃんと拭いてからケースにしまってます。プレーに影響しない部分だと思うのですが、気持ちの持ちようがちがうのだと思います。 オリックスの年棒更改で「宿舎とグランドを移動するバスって禁煙にできませんか」なんて発言したそうです。「だめなら禁煙車と喫煙車に分けてもらえませんか」と言ったそうです。そしてロッカーまで禁煙になりました。野球のレベルを上げるためのことなら、先輩でも経営陣でも遠慮なく発言するわけです。 私は会社から2千万円ももらったら、何も不満なんで言えないし、来年も2千万円が保障されてるなんてなったら絶対に頑張れないのですが、イチローは5年契約の3年目をプレーしていて、今日も連続200本安打への挑戦を続けています。 あの誠実さとハングリー精神は是非とも見習おうと思った今日の私でした。
2010年08月16日 彩帆(サイパン)島玉砕 昨日は朝から事務所の壁を一部壊して構造を調べたり、改装計画を組みたてていました。途中、少し終戦記念日だなあと思う程度で、何事もなく時間はすぎていきました。 家族は海水浴に行っていて、19時半ごろ自宅の最寄り駅に帰着。自宅近所のラーメン屋に行くというので、そこに20時すぎに合流しました。 そこにいたのは町内の少年野球のコーチの皆さん。そこで楽しく話しをしていると、そのうちの一人の方のお父さんが通りかかりました。そして合流。 石垣島の話しをしていたら、急に「オレのオヤジはサイパン出身だからさあ」なんて話しが出てきて、そのお父さんが御殿場出身だけど、生まれてすぐサイパンに移住し、12歳で終戦を迎えたことを知りました。 ご両親をサイパン玉砕時に亡くされてるそうです。ご本人は、日本の兵隊さん6人が「ぜったいに生きろ」とずーっと守ってくれて、アメリカ兵につかまるまで必死で守ってくれたそうです。 何の武器も持たない兵隊さん。最後は全員が捕らわれ、目の前というか、体の触れ合う状態で6人の兵隊さんは次々と銃で撃たれて亡くなられたそうです。 「次は自分だ」と思った瞬間。民間人ということで収容所へ移送され、何もない島なのに毎日2回の食事が出される収容所で終戦を迎え、引き上げ船で本土へと帰って来たそうです。 ご両親の記憶はサイパンというか彩帆にしかないそうで、毎年行くとのこと。戦後65年といいますが、サイパン玉砕は66年前の夏です。そこから1年以上も同様の悲惨な戦いは続きました。う〜ん重い。 お風呂屋さんも駄菓子屋さんも八百屋さんも全部艦砲射撃で破壊され、住んでいた家も家族もお友達もみんな失ったそうです。う〜ん重い。 「必死」という言葉の重さを思い知りました。「歴史」は過去を指すのではないことを思い知りました。「人と語る」ことの大切さを思い知りました。とても重く、そんな事実の上に生きている自分を実感した終戦記念日でした。