
高校を卒業して上京して、まず行ったのは上野のバイク街。100軒以上のバイクショップが建ち並び、広い歩道がバイクで埋め尽くされている姿に感動しました。
その中でも光輝いていたのは光輪でした。なんといっても圧倒的な品揃えと店舗面積で、バイク少年の心をしっかりとつかんでいました。
ところが今日行ってみたら「自己破産」してました。何軒もあった店舗は、すべて貼紙と労働組合の旗で覆われていて、どこも開いていません。「う〜ん子供のヘルメット買いに来たのに・・・」と思っていると、そこに1軒だけ開いている店があるではないですか。中に入ると新品ジェットヘルが2千円という破格の値段。そうです差し押さえを逃れた品物を従業員の方々が売っていたんです。
いろいろ見て、お店の方も「できるだけ買ってください」と言ってくれたので、家族3人分のヘルメットを買って来ました。新品のヘルメット3個で5500円と激安でした。
負債総額は160億円以上。確かに年商6億円の会社には返せる額ではないです。
上野開発をぶち上げた西武鉄道の手先として、バブル期に上野周辺で地上げで動き回った時の借金ですね。まだ銀行は返済を迫ってたんですね。
コーリンなくなったのか〜。寂しいな〜。いつの日か、また上野に往年のバイク街としての賑わいが戻ることを祈っております。