
今回の8時間耐久レースは30周年の記念レースでした。私がはじめて行った鈴鹿(たぶん23年前)は、観客席のほとんどは野原で、ピット上のVIPスペースに屋根もなく、大型映像もなくいさみしい場所でした。
でも、1962年ホンダが日本初の本格的専用サーキットとして建設した頃は、もっともっとさみしい所だったと思います。そもそも1960年にホンダは鈴鹿工場を稼動させてもいて、本気で鈴鹿を世界のホンダの街として発展させる覚悟だったのだろうと思います。
そこから市民とともに歴史を積み重ねて来たサーキット。今回の大会は、歴史の持つ重みをしみじみと感じさせられました。F1は富士に移動してしまいましたが、これからも鈴鹿には、発展して行ってほしいものです。