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2021年04月04日

電気自動車ランキング

ev日本が電気自動車で中国から100歩遅れてると先日のブログに書きましたが、2020年販売台数ランキングTOP10は以下の通りです。

1位 テスラ(アメリカ) 499,535
2位 フォルクスワーゲン(ドイツ) 220,220
3位 BYD(中国) 179,211 比亜迪(独立系)
4位 SGMW(中国) 170,825 上汽通用五菱(GM系)
5位 BMW(ドイツ) 163,521
6位 メルセデス(ドイツ) 145,865
7位 ルノー(フランス) 124,451
8位 ボルボ(スウェーデン) 112,993
9位 アウディ(ドイツ) 108,367
10位 SAIC(中国) 101,385 上海汽車集団(中国3大メーカーの一つ)

当然ですが日本車なんて影も形もありません。そして車種別ランキングTOP5を見ると、もっとすごいことが分かります

1位 テスラModel 3(アメリカ) 365,240
2位 宏光MINI EV(中国) 119,255
3位 ルノーZoe(フランス) 100,431
4位 テスラModel Y(アメリカ) 79,734
5位 ヒュンダイKona EV(韓国) 65,075

この「宏光MINI EV」ですが、発売日は2020年7月末ですからね。たった5か月間で世界2位ですよ。こいつの登場で世界は大きく揺れ動いてます。ソニーやアップルコンピューターや出光興産が自動車産業参入を発表しましたよね。この車を見れば当然そうなります。

ベースグレードの価格は2万8800元(約45万円)。ただしバッテリーは9.3kWhで空調は暖房のみ。エアコンが付いてバッテリーが13.9kWhのグレードになると3万8800元(約60万円)です。三菱の電気自動車ミニキャブミーブがバッテリー16kWhで240万以上ですから大違いです。

しかもメーカーはGM系ですからね。車体はしっかりしてるわけですよ。正直言って軽自動車に47万円でスズキアルトが登場したのと同じ感じですが、あんな鉄板ムキ出し&手回し窓じゃないですよ.
内装はフルトリムでパワーウインドウ標準装備。なんとオーディオも付いてます。太刀打ちできねー。

こんな物を中国では量産してるわけですよ。バッテリーはリン酸鉄リチウムなんで値段も安いし安全性も高い。電気自動車だから組み立て簡単。さらに装備が最小限だから、さらに組み立て簡単。

日産がリーフで様々な事を追い求めちゃったのと真逆の攻めです。すべてが最小限。中国の人件費はかなり高騰してますが、それでも60万円で販売できるって事は、世界中同じ価格で出せるってことですよ。そんなわけで、世界の自動車メーカー&電気メーカーがこいつを買ってバラバラにしてます。

やっぱ日本の電気自動車はヤマハなんですよ。どっかで本気出してくれませんかねえ。電動アシスト自転車の時はちょっと本気出したんですがね。ヤマハパスのデビュー時は新婚の江角マキコ氏を起用して主婦層への浸透を狙ったんですがスピード離婚しちゃったんだよなー。

ただ、トヨタはヤマハとダイハツを傘下に持ってるから、いつでも電気自動車出来るんですよねー。もうダイハツは新しいの製造してないですけど、日本中の電動ゴルフカートってヤマハとダイハツで9割以上でしょ。そういう意味でトヨタの底力はスゴイ!

世界の電気自動車ランキングなんて簡単に塗り替えられます。ここで日本が出遅れないことを祈ってます。

Mini EV試乗記(音アリ注意)

gq1023 at 04:57│Comments(0)

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