ヤンタン金曜日東急電鉄の野望

2021年03月05日

払下げ警察車両の話し

police先日ブログにニューヨークのタクシーが警察の払い下げ車両だらけだったと書いたのですが、「警察車両の払い下げ!?」という驚きの声があったので、ちょっと説明です。

私は警察車両オークションがどういうものか詳しく知りません。ただ経験でお話しすると、89年にバンクーバー市警のオークションで6年落ちのシボレーインパラを3000カナダドル(約25万円)で買いました。カナダやアメリカは車検制度がない国なんで、警察車両は数少ない程度の良い車両が手に入る機会です。

問題は、北米のポリスカーは穴だらけなんですよ。rcmpこれRCMP(雰囲気で言えば連邦警察って感じ)ですが、バンクーバー市警も同じ感じです。パソコンとかショットガンスタンドなんかが太いネジで遠慮なく取り付けられてる。だからタクシーには良いですが、普通に乗るにはなかなかにハードです。今も各所(動画・音アリ)でオークション自体はやってるようです。

久々にRCMPを書いたので説明すると、これはRoyal Canadian Mounted Policeの略で、日本語に直すと王立カナダ騎馬警察。本当に馬に乗った騎馬警官もいます。

バンクーバー市内だとブリティッシュコロンビア大学(UBC)の敷地内とスタンレーパークという公園だけがRCMPの管轄。あとはバンクーバー市警の管轄になります。日本人には分からない警察制度ですよね。バンクーバー国際空港はリッチモンド市なんでRCMPです。

警察によっては天井のピカピカライトや拡声器まで付いたままで処分する所もあるようなので、欲しい方は探して見るのもいいかもしれませんね。

gq1023 at 17:00│Comments(0)

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