いつかはクラウン払下げ警察車両の話し

2021年03月05日

ヤンタン金曜日

youngtownその昔、関西の若者を虜にした伝説のラジオ番組「MBSヤングタウン」というのがありました。今も金・土・日は放送してますが東京収録。私の聴いてた年代は千里丘放送センターで22時からの生放送だったんですよ。

その中でも金曜日がエロトーク炸裂でして、パーソナリティには歌手の谷村新司さん&ばんばひろふみさん(以下バンバン)。そこにMBSアナウンサーの佐藤良子さん(以下よしこ)という3人の軽快なソフトエロや自虐ネタに、10代の私の心は引き込まれました。

35年以上前ですので、谷村さん&ばんばさんは30代半ば。よしこさんは何歳だったのかなー。よしこさんは、今も嘉門さんの番組に出られてます。

例を挙げれば谷村さんが言った「仕事と性は家庭に持ち込まない」ってのにバンバンが「俺もそう!同意するわー」と言ってた部分。「メンバーの音楽性について嫁に言うとか、急に家で嫁にSMやってみない?とか言われへんもんなー」等と当時は盛り上がってました。

今となっては、おっしゃるとおりです。家で仕事の愚痴とか取引先の悪口なんて言えないし、新しいセックスへのチャレンジなんて家庭でやるもんじゃないってのは、その通りだと思います。

他にもバンバンが「小便のキレって悪ならへん?」って聞いたことに対して、谷村さんが「チノパンにデカパンやと靴下までツーっと滴が伝わるの感じる時あるよね」とか、よしこが「女性はみんなキレ悪いと思う。切るための棒が無いもん!」とか言ってました。実際にキレが悪くなるのは体感してるし、CMで尿もれパッドとかやってるので女性はそうなんでしょう。

結構多かったのが白髪トーク。谷村さんが「白髪って鼻毛から来るよね」って話しからバンバンが「そう!鼻毛から髪の毛で髭に来たら陰毛やね」みたいな話し以降、リスナーのハガキに「まだ鼻毛のみ白髪の若輩者です」等と現在の白髪度が書かれていたりしました。

この番組で常に語られていたのが「性(SEXや差別等全般)」「成長(含む老化)」「仕事」「家庭と外」といったテーマでした。これ、40歳超えてからの10数年間において、じわーっと染み出して来てます。最近中高年の陰毛脱毛が流行中ですが、これも老いを視覚的に感じたくないって事なんでしょうかね。

当時の子供たちは、こういう深夜放送を聴いて育ったんですよねー。以前に「つるべ・新野のぬかるみの世界」って番組についても書きましたが、今まさに当時を思い出して聴いてみたいですよ。

今は検索しちゃうからなー。耳から入って来る未確認情報にワクワクなんてしないんだろうなー。AMラジオで「RG250ガンマの音」とか流されただけでワクワクしましたけどねー。FMの番組なんてオーディオタイマーで録音してましたよねー。

インターネットも無ければ検索もない時代。青少年は路上に捨てられた雑誌のヌードグラビアや深夜ラジオ放送に心をときめかしながら大人になって行った事を、今の若者達にも教えてあげたいなーって思ったりしてます。

gq1023 at 05:38│Comments(0)

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