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2021年01月22日

飲食店ってダメージ受けてるの?

okoじつは知り合いに出前専門飲食店をやってるのが2人いるのですが、どちらも「飲食店ってダメージ受けてるの?」と同じ反応です。1人はキッチンカーも持っていて、昼のランチ営業と土日の催事出店でしたが、出前館とウーバーからの注文が忙しすぎてキッチンカー営業を止めてます。

牛丼チェーンの動向を見ても明らかなんですが、都心の駅前立地の店は厳しいけど、持ち帰り需要が中心の郊外型は数字を伸ばしてます。結局、吉野家&松屋は厳しい状況になって大量閉店してますが、郊外型が多いすき家は絶好調なんですよ。

同じように餃子の王将も順調なんですよねー。あそこも確かに都心の繁華街店舗は苦しんでますが、郊外型店舗が多かったので順調。というより消費増税時に持ち帰り強化シフトしてたんで絶好調です。EPARKでネット予約できますしね。

餃子の王将は持ち帰り容器がオリジナルで、汎用容器を使ってる他社より容器代も安い。メインの餃子容器は紙箱なんでストック場所が最小限で済む。昨年春にお子さんのいる家庭向けに250円のお子様弁当やってメディア露出を獲得したのも上手かった。この冬も先日までやってました。

ケンタッキーフライドチキンも絶好調。なんといっても高畑充希の「ケンタッキーにしない!?」CMと500円ランチ導入にプラスして、在宅ワークで家にいるお父さんが家族を連れて行く場所の典型だったケンタッキーは、平日のファミリー需要が激増してます。

マクドナルドも同じですね。平日昼間からファミリー激増。うちはダメージ受けて夏には飲食業は閉めちゃったんですが、上手くやってる店はあるわけですよ。

最近サイゼリヤも出前館での出前が始まりました。うちの近所だと旗の台店に注文できるのですが、人気のミラノ風ドリアは店で300円ですが出前だと510円。さらに送料もかかる。まあ高くは無いんですが、ガストやバーミヤンだと店頭価格のままだし配達料無料なんですよねー。

先日、自宅で配信ライブ上映会をやったのですが、ガストのパーティーセットA1,990円を注文しました。これで十分ですよ。バーミヤンの年末年始スペシャルプレート4,500円は大きな中華ちまき2本付。あとはカクヤスで缶チューハイを届けてもらえば万全の態勢で楽しめます。

正直、居酒屋行かないっすよ。行かないライフスタイルが定着して来ましたもん。横に喫煙者がいたり、大声で話す人がいる環境にわざわざ行って、さらに出前より高い金額払う意味無いですもん。

昔(と言っても昨年春まで)は、全身がタバコ臭と店の料理臭まみれになって帰るのも当たり前。終電を逃してタクシーに乗るなんてまだまし。乗り過ごして埼玉まで行って、そこで一晩明かすなんて事もありました。

ただ、その顧客層に支えられてた都心の居酒屋は難しいですよ。だって顧客の中心層は在宅ワーク併用で出勤が激減してるだけでなく残業の消滅で所得も激減してるんで外食する余裕がない。家族を持ってる場合だと、酔って帰れる環境も無い。

すでに閉める余裕のあった店は撤退してるでしょうからねえ。今も開けてる店は閉めるに閉められない事情があるわけですよねえ。私も毎日のように新橋や六本木に行ってた時代が懐かしいと思えるようになってしまいました。今や20時帰宅が当たり前ですよ。

でも、まだまだ飲食業界にはチャンスありますよ。そんなわけで、デリバリー時代ならではの次の一手を考えてます。事業開始時はここでお知らせしたいと思います。

gq1023 at 07:59│Comments(0)

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