ＨＩＰＰＯ大野の雑記帳

引き続き昨日の首相動静を見てみました。公邸に入られたのは午後1時46分。そこから約3時間後に開催されたミーティング1つのみで議員宿舎に戻られてます。

1月3日 午後5時〜6時19分(79分間)
・加藤官房長官
・田村厚労働大臣
・赤羽国交大臣
・西村経済再生担当大臣
・和泉首相補佐官
・藤井官房副長官補
・厚労省・樽見英樹事務次官
・吉田新型コロナウイルス感染症対策推進室長
・福島医務技監。

赤羽国交大臣も入られてますね。赤羽大臣は公明党ですから重要ですね。梶山経産大臣が入ってないのが気になりますが、まあ西村大臣がいるから大丈夫って話しなんでしょうね。今日からの「緊急対応」方針についての認識一致が図られたのでしょう。

・経済を止めない場合の答弁
・緊急事態宣言を発出する場合の条件
・新年挨拶の言葉遣い(おめでとうと言うなよ等)

じつは優秀な官僚は年末年始にしっかり休みます。理由は1月下旬(今回は18日開始予定)には通常国会が待ち受けてるわけですから、その日に向けて万全の状態を整えるのが当たり前だからです。本日は新年官庁御用始め。各大臣が新年挨拶をしたら本気モード突入です。

1月16日には新しい大学入試の仕組みである共通テストが予定されてます。文科大臣は萩生田先生。東京選出の議員なんで危機感の共有は問題なし。予定通り実施させるには早期に人の動きを止める必要があるのは間違いない。

というわけで、早朝から内閣官房には全員が勢ぞろいして「緊急対応」ですよ。現状分析と通常国会開始までの手順を確認。現行法下で実施可能な形での制限を検討すると共に、経済界には大型店舗や飲食店の営業時間短縮や在宅ワークの徹底が要求されるでしょう。

今日は、経済を止めるかそのまま行くかを決める天下分け目の1日になりますが、さすがに風邪系ウイルスのピークは2月なんで、まだまだ経済は止めないという方向で進めてくれると思ってます。どうなるか心配ですが、私共も仕事始めなんで頑張りまっせー！