閉店が相次ぐ東京中心部飛沫感染のメカニズム説明が足りてない

2020年12月08日

年末年始の医療機関を救うのは今だ

tsp飲食店の時短要請ですが、札幌すすきの地区での時短要請は11月27日までだったのが12月11日まで延長。大阪市中心部の時短要請は12月11日までだったのが15日まで延長。東京は17日までとなっています。

今日は12月8日。政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会は先月25日の第17回が最後になっています。理由は明白で「尾身会長が官邸に忖度しなくなった」から。忖度してない提言はこちらをお読みください。

よっぽど各自の発言を知られたくないのか、ホームページ上に議事内容すら載せない徹底ぶり。どの大臣がどんな話しをしたのか不明ってことですよ。だけど、今はそんな時じゃない。感染症対策分科会を毎日開催してもいいぐらいですよ。バカでしょー。総理を近所の小学生が「Go To おじさん」って呼んでましたからねえ。

そんなプライドの戦いは別として、年末年始はお医者さんや看護師さんの多くが休みます。小さな診療所やかかりつけ医の多くも休診です。ちょっとした発熱でも地元医師会や休日診療している病院に患者が行くわけです。それを防ぐには2週間前の対応が重要なんでしょ。

まず重要なのが発熱外来の準備。画像はTSP太陽さんのレンタル設備ですが、今発注しないと12月28日の仕事納めまでに設置できませんよ。別の言い方をすれば、各地の医師会で情報集約して確定発注するまで10日間として締め切りが18日金曜日。全都道府県に展開するには間に合いませんね。

28日の2週間前というと14日。つまり来週月曜日です。感染症対策分科会を10日木曜日に開き、11日金曜日には政府の方針を固めて、専門家の指摘通り高等学校(行動半径が広い)への休校指示をださなきゃいけない。義務教育を含めた指示でもいいかもですよね。

そこまでやるならGoToは完全ストップですよ。これだって専門家は「GoToだけじゃなく幅広く行動を制限しろ」と提言してますからね。無視してるのは政府ですから。その上でステイホーム期間として14日月曜日から1月11日までの行動制限かけるべきだと思うんですよねー。

これ私の意見じゃないですからね。政府が任命した専門家の意見ですから。その意見にスケジュールを付けてみただけです。

正直、この先の混乱が目に見えるんですよねー。

今週10日金曜日に公務員にボーナスが支給されて、そこから医療機関もボーナス支給が相次ぐと思うのですが、激減が確実視されてますから、年内いっぱいでの退職も多いと思うんですよ。そうすると、有給消化の関係で辞表出した当日から休む感じになります。

逆に公務員はボーナス支給されたら当然のように宴会やると思うんですよ。公務員って全国に330万人以上もいるんですよ。22時までの宴席だとしても、その中からクラスター出しますよね。全然テレワーク出来てないから当然のように感染拡大する。

年末年始に小さい子供が熱を出したら地元医師会に行きますよね。例年大混雑ですよ。そこには親もついてるわけで、まあ普通に考えたらクラスターになる可能性がある。発熱があればコロナを疑う必要があるのに発熱外来がなければ当然そうなります。

やっぱ政治って想像力なんですよねー。空想じゃなくて現実的な先を読む力。「GoToで日本中がうるおって総理に感謝する」なんて幻想じゃなく、「GoToで需要の先食いがおきて終了後に売上が激減する」っていう未来。

はい、とっととやらないと今週土曜日にはすすきのでボーナス後の忘年会が始まっちゃいますよー。週明けには大阪も時短終了になりますよー。

私はバッチリ自粛してます。先週平日は夕食時の飲酒ナシ。土曜日は忘年会でしたが、日曜日はくら寿司、昨日はサイゼリア。みんなが静かにしてくれればいいんですがねー。そのためには政府の姿勢が問われていると思います。


gq1023 at 06:15│Comments(0)

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