無症状&軽症感染者を把握してるのに・・・ガス爆発の恐怖

2020年08月02日

今こそ「リスク・コミュニケーション」を

これは首相官邸のホームページに掲載された記事「専門家、行政関係者の皆さん、 今こそ「リスク・コミュニケーション」を」というものです。福島第一原発事故に対し、データを開示して正しく恐れることの重要さを説いてます。

総理大臣ってのは、例年なら1年に6回も記者会見やれば多い方ですが、今年に入り安倍総理は多くの記者会見を実施しています。ただ、最近は少なくなりぶら下がりだけになってます。直近のぶら下がり会見は7月31日の「新型コロナウイルス感染症の感染者数増加への対応等についての会見」でした。

この中で「徹底検査、早期発見&治療、重症化予防に取り組む」と発言し、さらに「本日も専門家の皆様から御意見を伺いましたが、地方自治体としっかりと連携を取りながら必要な対応を講じてまいります」としていました。しかも遠回しに「国会は開かない」とも言ってる。

ところがギッチョンチョン。新型コロナウイルス感染症対策分科会において、専門家が「具体的数値をもって感染拡大を表現すべきだ」とした意見を官邸が封じたことが報道されています。要するに、「どんなに感染拡大しても事実はひた隠しにする」と言ってるわけです。

5月の宣言解除時も数値目標の提示を拒否して、大阪府の吉村知事にコケおろされてましたが、今回もリスクマネジメントは都道府県知事に丸投げ。リスクコミュニケーションは事実を隠しとおすことで実施すると、今までの安倍政権どおりの姿勢を見せた格好です。

この総理大臣は「何事も隠しておけばいつか忘れ去られる」と思ってるんでしょうねえ。民主党政権下で総理大臣も経験した菅直人さんって「イラ菅」と呼ばれてましたが、安倍さんはもっとイラチで有名です。国会答弁で切れる姿はよく見られますが、街頭演説のヤジにも切れてましたからね。

切れたら回りが黙るってのを何年も経験してるうちに自分で自分を直せなくなったんでしょうねえ。だけど、国民から感染拡大の恐怖心を取り除かないまま経済再開しても、経済活動が以前に戻ることはないんですよ。リスクマネジメントはリスクを開示することから始まるんです。

今の首相官邸はリスクコミュニケーションどころかリスク隠ししかやってないように見えます。ただ、それで経済が回るならいいんですが、今回はそうならないですよ。

明日の月曜日には大手企業で「オフィス不要論」が議論されるでしょう。直接費カットなんで反対意見も出ないでしょう。どんどん都会でオフィス需要が消滅して行く。オフィス需要がなくなればオフィスビルの飲食テナントや周囲の繁華街も消滅ですよ。

具体的な数値があったほうが頑張れるけどなー。必要な法整備はせず、具体的な数値によるリスクコミュニケーションを避ける。首相官邸は「運を天に任せる」作戦のようです。

それ、ずーっとですよね。経済の数値が上がったら「アベノミクス効果」と言い、数値が下がれば「災害だ」とか「中国減速の余波」と人のせいにする。ある意味一貫してて気持ちいいなーって思ってます。

gq1023 at 04:34
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