沖縄では当たり前の島民割引ジョン・ルイス氏の葬儀を終えて

2020年07月25日

新型コロナは指定感染症

kansen新型コロナウイルスは指定感染症と国が認めたことで、この病気はPCR検査で陽性と判断されたら即入院&隔離とされました。そしてそれは現在も続いています。

このウイルス伝播は無症状の方でも感染を拡大すると分かっています。問題は、PCR検査陽性でも発症してない方は普通なわけで、それをどう扱うかが各地の保健所任せになってます。

前回の感染拡大期は保健所がパンクしました。多くの医療機関が発熱者の受け入れを拒否。受け入れを許可した一部の医療機関に、大量の患者が押し寄せ医療崩壊の危機と言われ、ステイホームへと流れ込みました。

当時は体温37.5度以上の発熱が4日間以上続いた人と、PCR検査で陽性が確認された方の濃厚接触者のみがPCR検査の対象でしたから、感染が確認された方の大半は発症している方だったわけです。それは陽性=入院or隔離で良いでしょう。

ところが、現状はPCR検査を積極的に実施するという方針に従って、様々な所で検査が行われた結果、無症状の陽性者が大量に出ています。法律的には指定感染症だから入院が必要ですし、陽性と判断されれば即座に保健所は聞き取り調査をして、濃厚接触者の特定する必要があります。

例えば東京都の例を挙げると、現在入院中は1,040人。うち重症16人で軽症・中等症1,024人と発表されています。それに対し、陽性だけど入院してないのが1,234人。自宅療養389人、入院・療養等調整中845人です。半数以上が入院or隔離出来てないことになります。

無症状で自宅にいる389人はいいとして、ある程度の症状が出てるのに入院出来てないのが845人もいる。それが普通に町をウロウロしてるわけです。そんな状況ですから、当然ながら濃厚接触者の調査とPCR検査の実施も遅れていく。

6月10日に公務員と一部の大企業にボーナスが、7月10日には多くの企業でボーナスが支給されました。企業や個人事業主には持続化給付金や雇用調整助成金が振り込まれました。感染拡大と経路不明者の割合が増えるのは当然です。

キャバクラやソープランドで感染していても、職場に「家族がPCR検査陽性と診断されたので10日ほど自宅待機を命じられました」と報告し、家族に「会社で陽性患者が出てそこから感染した」と言えば事実は全く闇の中。いつまでたっても感染拡大は収まりませんよ。

指定感染症から外したほうがいいんじゃないですかねえ。このまま陽性者数が高どまりすれば、今でも手一杯の保健所は対応できないわけですから、陽性は判明してるけど放置って方が増えるわけでしょ。だったら全く指定感染症にしている意味がない。

陽性と判定されたor濃厚接触者と判断されたのに、外部の人と接触したと認められたら最高1,000万円の罰金とか法律を定めた方がいいですよ。感染予防をしない経営者にも罰金とかね。効力のあるルール作りが必要だと思いますけどねえ。

官僚のみなさんは賢いでしょうし、官僚出身の加藤厚労大臣や西村コロナ担当大臣もいるわけですから、よろしければ検討してみてください。週明けにはミヤシタパークが開業なんで、私は都内限定で商業施設を視察して回ります。

gq1023 at 07:54│Comments(0)

コメントする

このブログにコメントするにはログインが必要です。

沖縄では当たり前の島民割引ジョン・ルイス氏の葬儀を終えて