脱ダム宣言から19年諸悪の根源東京

2020年07月11日

脱都心オフィス

うちの会社は何度も港区に事務所を設置して来ました。芝2丁目、芝4丁目、浜松町1丁目と設置する度に、税理士事務所から「区をまたいでの事務所設置は税金の無駄遣いだ」と言われ続けて来ました。

それでも多くの経営者層の皆さまが「都心に事務所を構えたほうがいい」と言うので設置して来ました。だけど、正直言って一度も必要性を実感したことはありませんでした。それ以上に、満員電車で通勤する辛さを感じる日々でした。

自分は7時前に出社するからいいのですが、スタッフは満員電車で超疲弊して出社することに耐え兼ね、昨年12月にはオフピークで11時から16時までの勤務としました。新型コロナと関係なく時短勤務を導入していたわけです。

そして今回の件で在宅ワークの導入となり、グループウェアをマイクロソフトのOffice365にしたおかげで、全く出社の必要性がなくなりました。掲示板やチャットやテレビ会議を活用すれば、誰とも会う必要性がなくなったわけです。

もともと事務所で誰かに話しかけられるのが嫌いでしたので、サラリーマン時代から、事務所ではヘッドホンをしてました。コピー1枚ですら人にやってもらうのがイヤでした。

それでも申し訳ないので、経営者となってからは、郵便物のポスト投函だけはスタッフに任せてました。でもそんなの人にやらせる必要ありません。無理やり仕事を用意して来ただけです。今どき交通費の精算ですら紙ベースって会社は減ってると思います。

時間制の貸ワークスペースや貸会議室が増えて来ました。都心には個室を備えたマンガ喫茶も山のようにあります。誰にも会わず静かに集中して仕事できる環境が用意されてるわけです。しかも、毎日持ち運べる超軽量ノートパソコンの性能も急速に上がりました。

そんなわけで昨年春から都心の事務所不要論が出ていました。元々、品川区内に3拠点もあったので、港区はいらないはずでしたが、第一京浜沿いの田町駅や三田駅から徒歩5分以内の一等地に事務所を設置していました。

結局、ステイホーム期間中に私1人だけが毎日出社するようになり、無駄のレベルに拍車がかかったので、全面的な見直しを図りました。港区から撤退し品川区内の拠点も見直しました。とはいえ、都営浅草線戸越駅から徒歩5分ですので便利さは変わりません。

世の中では多くの企業で脱都心オフィスの流れが加速しています。オフィス需要の消失ですね。単身赴任や異動のムダが顕在化してきたわけです。私もサラリーマン時代に岡山支社勤務を経験しましたが、毎月7万円もの地方勤務手当てが支給されてました。ムダですよ。

移転しての実感ですが、事務所が自宅から徒歩圏内であることもありチョー快適です。満員電車に乗らないので精神的にも良い。あとは自分のワークスペースを区切る壁さえあれば最高です。仕事の合間に自宅でランチしたり、家で寝たりもできちゃう。

何万円もするコピー機を3カ所でリースしたりムダでしたねー。光回線を4回線も引いてました。今ではリースのコピー機は1台で、安い家庭用ファックスで1回線対応して解決。光回線も2回線で良くなりました。いらない物はいらない。

もちろん事務所の原状回復や撤退費用は必要ですが一過性の物です。月額では30万近くダウンしました。150万程度かけても5カ月でクリアできます。新型コロナが生み出した働き方改革は大きな変化を産んでいると実感してます。

大手企業も脱都心オフィスを宣言するようになりました。IT系はすでに実行している会社が多くなってます。今後はオフィス自体や通勤の全廃へ向け、いろいろ検討したいと思ってます。

gq1023 at 04:33
脱ダム宣言から19年諸悪の根源東京