日本医師会は黙っとけ!何を今さら言い出してるんだ?

2020年04月24日

客観的事実に基づいて冷静に怖がるということ

daiまず最初に「客観的事実に基づいて冷静に怖がりましょう」と書かせてください。

これ私がこのブログに2月2日に書いた記事です。武漢からのチャーター便に乗ってたのは日本人ですよ。中国人との濃厚接触が大してないはずなのに1%以上が感染してたわけ。怖い!

中国政府が武漢を封鎖したのは春節前日の1月23日。日本に例えていえば「大晦日に愛知県の封鎖を宣言」みたいな感じですよ。超ビックリしたし、武漢に駐在してる人々は「えっ!明日から日本だったのに」と、もっとビックリしたことでしょう。これも怖い!

この時、WHOは緊急委員会を招集してました。全世界的にこの会議は「緊急事態宣言が出されるか」が注目されていましたが、11年前に新型インフルエンザで緊急事態宣言を出したのに、感染が限定的だったこともあり、全世界的な感染は認められないとされて見送りになりました。超怖い!

では、いつWHOが緊急事態宣言したでしょう?翌週1月30日ですよ。この時点で全世界的な感染の可能性について言及しました。ただ、この時点でも世界がこの決定を無視したんですね。客観的事実を無視して「WHOはオオカミ少年だ」的に扱ったんですよ。

この時点で、台湾は中国からの入国者への検疫強化を開始して1ヶ月が経過し、とっくにマスクの安定供給(健康保険証の提示で一定数販売/在庫が一目でわかるアプリ提供)を開始し、外出すれば感染すると徹底して告知してました。

だけど、日本では「通常のインフルエンザ対策で大丈夫」と言ってたじゃないですか。政府もメディアも言ってた。唯一、テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー 」だけは違ってました。客観性が欠けてるし危ない対応だと言ってた。

まあ、テレ朝社員なのに表現方法に問題がある玉川さんがいるから拒否反応出るのは分かりますよ。普通の大企業なら新入社員研修で「ネガティブなワードには相手もネガティブに対応する」って習いますよね。なのに玉川さんってネガティブにしか言えないからね。でも羽鳥さんの番組なんで、玉川さんは談志師匠みたいなもんだと思って許してくださいな。前にも書きましたが、私は玉川さんの切り口は好きなんですけどね。

政府や自民党は「不安をあおる」とか言って、このモーニングショーを名指して攻撃してましたからね。なんだよ、結構気にして見てるんじゃんと思ってましたが、全くこの番組の提言は聞き入れないって姿勢になっちゃったみたいです。

そこが大人げない。

紆余曲折があって、WHOの緊急事態宣言から2週間以上も経ってから専門家会議が招集されました。一般人は横浜でのクルーズ船報道があったから大変なウイルスのことを理解してたと思いますが、当時は国会中でして国会議員は桜を見る会とかモリカケの話しで忙しかったんです。

そこも大人げない。

いつからか政府専門家会議の内容って公表すらされなくなりました。今発表される専門家会議の見解ってのは、その後ろにあるデータというか根拠すら分からなくなりました。どんどん適当で場当たり的な対策になってます。さすがにそれはついて行けないですよね。

でね、昨日なんですが「羽鳥慎一モーニングショー 」は頑張ったんですよ。白鵬大学の岡田先生は「先生方に詳細なデータをお示しいただきたい」と発言し、玉川さんは「3月のNHKスペシャルで押谷先生が言ってるPCR検査を抑えることで日本は踏みとどまっているから、PCR検査を増やしましょうとなった経緯について説明するべきですよ」と発言しました。

ここは大人だね。(この番組には珍しく)

ここからは品川区の50過ぎのオッサンが書くことなんで大人げなくなりますが、要するに「政府の専門家会議は信用できない」「クラスター対策班は信用できない」ってことですよ。これって、もっと簡単に書けば「安倍政権は信用できない」ってなるんですね。

「桜を見る会」も「モリカケ」も「アキエ夫人の天真爛漫なふるまい」も否定されたら反論していいですよ。だけど未知のウイルスとの戦いは客観性が命です。保身に走るとか、過去の失敗を認めないなんて姿勢で、私の生活が脅かされるのは納得いかない!

俺が何千万円も借金しなきゃいけなくなったのは政府の責任だろ!

単純にそういうことですよ。客観的に書くとですけどね。うちの社員全員が生きるか死ぬかの危機に瀕してる。コンサル業、広告企画業、イベント業、屋外広告業、学習塾、物産店、レーシングチーム、いろいろやってるけど、全滅ってあり得ます?これ日本中ですよ。

「羽鳥慎一モーニングショー 」に専門家会議のメンバーとか西村大臣が出ればいいじゃん!ちゃんと過去の経緯を説明して、建設的な話しをして方針変更すればいいじゃん!前に向かいましょうよ。

岡江久美子さんの訃報を受け取りました。

あんなに仲の良かった家族が、濃厚接触者として全員別々に隔離されたままで久美子さんの死を受け止めようと戦ってることでしょう。命の危機に接しても、その家族から肌の温もりを感じることは一切許されないのです。

あんなに素敵な笑顔の久美子さんが、誰にも会えないまま霊安室にも行けず遺体袋に入れられ、時間外の斎場で灰にされる。そして、その灰を家族で受け取ることもできない。それがこのウイルス感染の怖さです。

政府とやらの皆さん。専門家とやらの皆さん。国会議員と称するみなさん。客観的事実に基づいて動けませんか?メンツにこだわってる場合じゃねーだろ!「スーパーマーケットや公園に行かないでください」とか言ってる場合か?

政府も政府専門家会議も野党も信用できないっすよ。そんな状況じゃないもん。国会議員さんは立法府なんだから、もっと強制力ある制限が出来る法案整備してくださいな。安倍政権批判は今やる場合じゃない。

客観的事実に基づいて冷静に怖がって、客観的事実に基づいて冷静に戦って欲しいと思う、そのへんのオッサンの戯言でした。

gq1023 at 04:10│Comments(0)

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