買いだめ!?それとも特需!?3月10日 成田空港国際線中国(台湾を除く)・韓国到着便

2020年03月11日

〇〇保健所の者ですが

「夜分遅くに失礼いたします。〇〇保健所の者ですが大野さんの携帯電話でよろしいですか?」そうやって濃厚接触者への連絡と調査が行われます。昼夜問わず日本中の保健所で行われています。これが出来なくなると緊急事態宣言となります。北海道がまさにそうですね。

「2月24日に(会社名)に行かれましたよね。その際に利用された7号会議室で14時からお使いの方に陽性反応がありまして、会議に同席された方々へも感染が確認されました。大野さんはその2時間後に同室を利用されているので検査をお願いいたします」って来ます。

即座に検査が行われると同時に自宅待機を依頼されます。結果が出るまで3日間は必要なので、おそらくトリプルチェックぐらいやってるんでしょうねえ。念には念を入れてやってる。

検体の取り方から特殊で、インフルエンザの検査みたいに鼻の中やのどの奥では正確な診断ができないから、肺の入口で検体採取してるんですね。まあ肺がんの検査と同じなんで極端に困難ではないですが、普通のクリニックではできない。

これらについては次々とマニュアルが出されていて、この指針に沿って各都道府県ならびに地方自治体の保健所職員が対応してます。本当に大変な作業です。

検査会社で検査できるという専門家やテレビ番組がありますがウソです。検出キットも怪しいのが多い。日本はロシュ社等のキットではなく国立感染症研究所が作った遺伝子検査試薬を使ってました。だから検査は正確でしたが、陽性陰性に関わらず何度もチェックしてたから時間がかかった。

今も濃厚接触が分かれば保健所の方が連絡してます。地道な戦いをひたすらやってる人々の努力に思いを傾け、世界中で病気と闘ってる患者や医療機関の人々の努力を案じ、クソみたいなワイドショーネタに踊らされず、毎日を安寧に過ごして行こうと思ってます。

gq1023 at 08:14│Comments(0)

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