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2020年02月01日

ドラッグストアの生き残り争奪戦

london最近近所にココカラファインってドラッグストアが増えてたんです。戸越銀座駅前のセイジョーも、店舗改修されたら店名がココカラファインに変わってました。

この店、どういう成り立ちか知らなかったのですが、大阪のセガミ薬局と東京のセイジョーが経営統合してできたブランドだったんですね。他にも数社が合併してできたそうですが、このたびマツキヨとの経営統合が発表されました。競争熾烈ですねー。

うちの近所には星薬科大学と昭和大学があって、当然ながら薬剤師の卵ですんでリクルーティングに各社必死ですんで、ものすごく狭いエリアに大手ドラッグストアが目白押しで出店してます。

品川区荏原エリアには、コクミン・マツキヨ・カツマタ・ドラッグフタバ・スギ薬局・ココカラファイン・サンドラッグ、ツルハ、オーエスドラッグといった感じで何店舗もあるんですよ。意外とウエルシアがないんですけどね。

とはいえオーバーストアは事実です。だって全店同じ商品を売ってるんだもん。価格競争だけでなく人材争奪戦も熾烈ですよ。同じ仕事やるなら給料が多い方がいいですもんねえ。

常に売られたり買われたりしてるドラッグストア業界ですが、なかなか決定打がないようで、イオン系のウエルシアが抜け出すかと思うとツルハが抜き返し、今回マツキヨが経営統合でまた首位に返り咲くという形になります。

注目はJR九州子会社のドラッグイレブン。東京進出を果たし、とうとう蒲田の商店街にも出店しました。九州では100均やヘアサロンも併設していたりして、沖縄は石垣島や宮古島にも出店。7年連続増収増益で大手の10分の1規模とはいえ売上500億超を誇ります。

後ろ盾が完璧ですんで、いつ大手買収に動いてもおかしくない気がしてます。何よりも強いのが九州の薬剤師を採用できる基盤。小さな薬局経営が厳しくなる中、地域薬剤師の受け皿としてドラッグイレブンの果たす役割は大きいし、人材激戦地の東京より採用環境は良好でしょう。

カナダに住んでた頃はロンドンドラッグスという店によく行ってました。ロンドンと言ってますがカナダの会社です。家電・本・たばこ・服・薬・時計・洗剤・化粧品・食料品となんでも売ってて、日本のドラッグストアはこれをお手本にすればいいのにと今も思ってます。

新型肺炎でドラッグストアでは高額化粧品を買う人々が来なくてマスクばっかり売れて大変だと思いますが、まずはマツキヨさんの次の一手を楽しみにしたいと思います。

gq1023 at 06:20│Comments(0)

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