怒りをコントロールできない人高級路線にシフトしたマツダ

2019年11月24日

最低賃金アップがコンビニを死に追いやる

saitei私が東京に引っ越して来た1999年の東京都における最低賃金は698円。実際には、もっと低い設定での求人も多くありました。都心部でのアルバイトの求人では時給750円から850円というのが多かったと思います。

それが今年10月からは1013円と昨年より28円もアップしました。24時間営業のコンビニにとっては、常時バイトが2名と考えると、1日2700円ほどの人件費アップ。1ヶ月で8万円ものアップです。もっと多くのアルバイトがいる所は、さらに大きなダメージになります。

コンビニが順調に増えてたのは15年以上前で、その後は合併や駅の売店のコンビニ転換などで増えて来た側面があるように感じます。20年前のビジネスモデルで「コンビニオーナー儲かりますよ」と言われてオーナーになった人々は、こんな人件費になるとは思いもよらなかったことでしょう。

やることも増えましたしね。公金や電気ガス電話料金の収納代行なんてやりたくないでしょうねえ。「支払いに来た方のついで買いが増える」なんて触れ込みでしたが、今やぜんぜんウソだとバレてます。電話代をコンビニで払ってるヤツが金持ってるわけがない。

コンビニ本部って失敗した時は次の一手がない。ただオーナーに「頑張れ」というだけ。牛どん屋でスタートしたけど数字が低いので看板架け替えで博多ラーメン店に変更とかできない。脱サラ開業で全面的に資金リスクを背負って開業したのに、開店即死って場合もあり得るわけです。

今は求人も難しくなりましたしねえ。マイナビ・タウンページ・バイトル・anに小さく求人広告入れるとして2週間10万円。4つやると40万円ですよ。それで問い合わせ数件とかですからね。24時間営業を継続するには、人が埋まらない時間帯にオーナーが出るしかないんです。

コンビニ利益の大半は弁当です。100円のおにぎりで原価が70円。本部が店舗を用意するタイプの店だと、本部が20円取ってオーナーは10円が手元に入る。レジ横の揚げ物は100円なら原価30円。本部が50円取ってオーナーは20円。薄利多売が基本です。自分で土地と建物を用意できる人は、もっと利益が多いですけどね。

まあ、深夜営業は強盗も多いんで売り上げが低い店ならやめたほうがいいでしょうねえ。オーナーさんは契約時には24時間営業の条件を飲んでたかもしれませんが、ここまで人材難と人件費高騰が直撃すると致し方ないと思います。

gq1023 at 07:14│
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